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音楽が本になるとき

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『音楽が本になるとき』聴くこと・読むこと・語らうこと
木村元

四六変型判 縦194mm × 横124mm
184ページ 上製

“音楽を聴くこと”と“本を読むこと”はともに、「音楽や本」を前にしながら「わたし」と「あなた」とが、あらゆる属性を捨て、時空を超えて触れあう体験といえるでしょう。その「三角形」が浮かびあがるとき、あたらしい共同体が生まれます。

本書は、“音楽の本”を人文書のひとつのジャンルとして位置づけた編集者/出版人(アルテスパブリッシング代表)が綴る「共体験」型エッセイです(各篇にBGMがついて、書き手と読み手、読み手と読み手がつながることができます)!

目次
序奏 京都の道とタブラチュア 

01 泣くのは恥ずかしい 
02 孤独の共同体 
03 本のリベラリズム 
04 音楽と物語 
05 〈わたし〉が〈わたしたち〉に出会うとき
06 音楽は書くもの/読むもの 

間奏 書かれていないことを読む 

07 夜空の響きを聴く 
08 音楽は三角形をしている 
09 音を出さない音楽家 
10 向き合うよりも、ともに歩もう 
11 音楽との「出逢い」はどこからやってくるのか 
12 皮膚感覚について 

終奏 寺子屋のギタリスト

前書きなど
孤独だけどひとりじゃない

音楽を聴いていて思わず泣きそうになると、「あの人だったらどう感じるだろうか?」と思う。本を読んでいてむくむくと勇気がわいてきたとき、「あの人にも読んでもらえたら……」と希う。

わたしにとって、音楽を聴いたり本を読んだりすることは、心のなかの誰かとの対話にほかならない。そんなふうにして、音楽と本は、具体的な個人とセットになって……

版元から一言
この本の著者:木村元(Gen)さんの語り口には、どこか、わたし(担当編集者)の敬愛する精神病理学者:木村敏(Bin)先生の1970年代前半の筆づかいを思い出させるところがあります。こんな風です。

「そのとき、わたしたちは語り合っている。その音楽を、その本をふたりの前に置いて、ことばではできない親密な語らいが始まる。……彼/彼女は、もう会うことのできない過去の人かもしれない。あるいは、これから生まれてくる子どもたちかもしれない。……創り手と受け手のちがいや、時代をともにしているか否かにかかわりなく、わたしたちの前に置かれた音楽や本は、わたしたちのどんな属性をも取り去って、親密な語らいを始めさせてくれる。」

木村元(キムラゲン)
音楽書籍の出版社:アルテスパブリッシング 代表
1964年、京都生まれ。
滋賀県水口町~アルトルスハイム(西独ハイデルベルク近郊)~岐阜県高山市に暮らしたのち、小学校入学と同時に愛知県名古屋市に移住。中学時代にジョン・デンヴァーの音楽と出会い、作曲を志す。高校時代はクラブで合唱に打ち込むいっぽう、フュージョン・バンドでギターを担当。
上智大学文学部哲学科に進学。以来、現在まで東京に定住。大学で合唱活動を継続するかたわら、学外のバンドでヴォーカル、ギター、キーボードなどを担当。さまざまな音楽ジャンルの作曲・編曲を独学。
1988年、株式会社音楽之友社に入社。一貫して書籍編集に従事し、大中小の音楽辞典をはじめ、200点を超える音楽書籍を担当。サラリーマン生活と並行してバンド活動、作曲活動を継続。コンピュータと多重録音機器をもちいて数多くの楽曲を制作。
2007年、音楽之友社を退職。元同僚の鈴木茂とともに株式会社アルテスパブリッシングを創業し、共同代表に就任。以来、音楽書を中心に旺盛な出版活動を展開。「音楽書と人文書を融合。独自ジャンル創出」〔『新文化』2017年6月15日号〕と評される。
2015年、学校法人国立音楽大学評議員に就任。2018年より「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口」および「北とぴあ国際音楽祭」アドバイザーをつとめる。
父は精神病理学者の木村敏(きむら・びん)。

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