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【予約】和田 萌『祖父のあつめたメキシコ』

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「祖父の遺品は、家一軒分の“メキシコ”だった。」
画家・伊藤髙義が、1965年から没する2011年までの約50年にわたり、80回以上通い続けた国、メキシコ。その情熱の果てに遺されたのは、家一軒分にもおよぶ膨大な民芸品だった。

残された家族は、その圧倒的な量と熱量の前に途方に暮れる。
『祖父のあつめたメキシコ』は、孫でありドキュメンタリー監督の和田萌が、この“遺品”と向き合い、整理し、1冊の本に閉じ込めることで、祖父の人生と情熱を再発見していく物語。
一人の人間が何かに取り憑かれるように生きた軌跡と、
それを受け継いだ者が「どう終わらせるのか」を描いた、
極めて私的でありながら、誰にとっても他人事ではない普遍的な“人生のドキュメンタリー”。

装丁:吉田昌平(白い立体)
編集:松本知己(T&M Projects)
写真:高橋宗正
仕様:A5・コデックス装/352頁/図版数240点

【著者プロフィール】
和田 萌
ドキュメンタリー演出家として、テレビおよび映画の分野で多数の作品を手がける。
主な映画作品に『であること』(2021年)、『ROPE』(2023年)、『巡る、カカオ』(2024年)がある。いずれも、人の営みや時間の堆積に静かに寄り添う視線を基調としている。
学生時代より、メキシコを巡る画家であった祖父・伊藤髙義の旅に同行し、その文化や精神性に触れる。祖父の没後もメキシコへの旅を続け、映像表現を通して、継承される時間と個人の視点の交差を探り続けている。

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