スタンダードブックストア
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【サイン本予約】佐々木里菜『近く訪れる彗星』
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。11/15頃発送予定です。 隕石にもふるさとがある。そして、私にも。 --------------2025年6月17日の日記より抜粋 誰にも頼まれていないのに一人で日記の本を作り続ける著者・佐々木による約3年半ぶりの長編日記本「近く訪れる彗星」。運命が壊れ、本が売れ、テレビに出て、那須に逃げる。さなぎを見守り、羽化させ、旅立たせ、静かに壊れていきながらも走り続けた日々の記録。旅立っていった小さな命たちにはもう二度と会えない。そして、もう二度と来ない日々を記録した、もう誰の元にも戻ってこない2025年の日記。 ページ数:208 判型:B6判変形アジロ綴じ 装丁:佐藤豊 【著者プロフィール】 佐々木里菜 写真家。1991年宮城県仙台市生まれ。2019年より商業写真家として活動する傍ら、日記を中心とした文筆活動を細々と行う。主な著作は『パートタイム・コメット』(2022年)、『Between Timid and Timbuktu』(2024年)、『ロイヤル日記』(2024年)、『料理未満日記』(2025年)、他。 【装丁者プロフィール】 佐藤豊 福島県生まれ。桑沢デザイン研究所専攻デザイン科卒業。有限会社服部一成を経て2020年よりフリーランス。 http://yutesato.com/
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【サイン本予約】ひらりさ『まだまだ大人になれません』
¥1,760
※ 著者直筆サイン本です。11/10頃発送予定です。 仕事も恋も友情も大人になればうまくいく? 大人になるには練習が必要? 仕事、友情、恋愛、自分探し…未解決問題ばかりの毎日を乗り越えるためのメンタルリカバリーエッセイ 目次 Chapter1. 日々を生きのびる、息継ぎの技術 Chapter2. 30代、からだと付き合いなおす Chapter3. 生活を愛せなきゃ、自分も愛せない Chapter.4 小さな曲がり角が人生を作る ページ数:224 判型:四六判並製 【著者プロフィール】 ひらりさ(著) 平成元年、東京生まれ。女子校とボーイズラブで育った文筆家。オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動。オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイ、インタビュー、レビューなどを執筆する。単著に『沼で溺れてみたけれど』(講談社)、『それでも女をやっていく』(ワニブックス)など。
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【サイン本】石川直樹『最後の山』
¥2,420
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 23歳でエベレストを登頂して以来20年余。世界で最も高く危険な山々への挑戦はついに「最後の山」シシャパンマへ。人間を拒む「デスゾーン」でぼくが見たのは、偉大で過酷な自然の力と、我々はなぜ山に登るのかという問いへの答えだった──中判カメラを携え、人類の限界を超えようとする仲間たちと共に登った生の軌跡。 【目次】 プロローグ 第一章 新世代シェルパ ガッシャブルムII峰+ダウラギリ 第二章 間違ったルート カンチェンジュンガ 第三章 執念の山 K2+ブロードピーク 第四章 真の頂上とは マナスル 第五章 悲痛な報せ アンナプルナ 第六章 楽園と地獄 ナンガパルバット+ガッシャブルムI峰 第七章 白い闇 チョオユー 第八章 二つの雪崩 シシャパンマ 第九章 生還者 第十章 最後の山 シシャパンマふたたび エピローグ 判型:四六判変型 頁数:272ページ 装幀:yukino kayahara/カバーイラスト、新潮社装幀室/装幀
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【サイン本】川野芽生『月面文字翻刻一例』
¥1,870
SOLD OUT
誰もが探していたのに見つからなかったお話たちが、 こうして本に育っていたのをみつけたのは、あなた。 ────────円城塔 第65回現代歌人協会賞を受賞した歌集『Lilith』など、 そのみずみずしい才能でいま最も注目される歌人・作家、川野芽生。 『無垢なる花たちのためのユートピア』以前の初期作品を中心に、 「ねむらない樹」川野芽生特集で話題となった「蟲科病院」、 書き下ろしの「天屍節」など全51編を収録した待望の初掌編集。 四六判、上製、224ページ 装丁 ミルキィ・イソベ+安倍晴美(ステュディオ・パラボリカ) 【著者プロフィール】 川野芽生(かわの・めぐみ) 1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科在籍中。2017年、「海神虜囚抄」(間際眠子名義)で第3回創元ファンタジイ新人賞の最終候補に選出される。2018年、「Lilith」30首で第29回歌壇賞を受賞し、2020年に第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房)を上梓。同書は2021年に第65回現代歌人協会賞を受賞。2022年、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社)を刊行した。
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【サイン本】碇雪恵『本の練習生』
¥1,320
※ 著者直筆サイン本です。 本書は、ライター・編集者の碇雪恵さんが、双子のライオン堂で開催した多和田葉子『雪の練習生』の連続読書会に参加した記録エッセイです。 読書会を通して、難解な小説と格闘しながら、多様な人々との対話を通じて「わかる」ことの価値を問い直す、真摯でユーモラスな日々の記録。本書を通じて、読書会を追体験してもいいし、読書や小説との向き合い方を考えてもいい。 ・目次 少し長めの前日譚 第一回 読書会の練習生 2024年10月17日(木) 第二回 地面師の練習生 2024年11月21日(木) 第三回 年の瀬の練習生 2024年12月12日(木) 第四回 百合の練習生 2025年1月23日(木) 第五回 ラジオの練習生 2025年2月20日(木) 最終回 ふたたび、読書会の練習生 2025年3月20日(木) あとがき 碇雪恵(いかりゆきえ) 北海道札幌市生まれ。出版取次会社、出版社勤務を経て現在はフリーランスでライター時々編集など。自身の出版レーベル「温度」よりエッセイ集『35歳からの反抗期入門』、二村ヒトシ『AV監督が映画を観て考えたフェミニズムとセックスと差別と』などを刊行。新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」金曜店番。
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【サイン本】小谷実由『集めずにはいられない』
¥1,980
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 収納は、まだギリいける。 “おみゆ”ことモデル・小谷実由による、2作目のエッセイ集。 モデル・ラジオ DJ・エッセイストとして活躍する著者の習性は「集めること」。そうして集まったTシャツ、ぬいぐるみ、猫の髭、ミンティアなど愛する物との日々を綴る、24篇の書き下ろしエッセイ。 ・・・・・・・ ふと、手に届くところにあるのが大事なんだ。 満足しないこの気持ちを、抱き集めた「モノ」が満たしてくれる。 それはきっと、自分を肯定してくれる"自分自身"だから。 ――ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) ・・・・・・・ ○ 目次 はじめに 生涯Tシャツ/服の家出/特別な朝ごはん/愛おしいニット/気になるほくろ ピラティス/時間無制限自己 PR /デニムが相棒/ストック買いの才能 エブリタイムぬいぐるみ人生/初めてのダウンコート/ミンティアとリップクリーム 着かけの服、靴下の洗濯/ご自由にどうぞ/猫の髭発見! コーチと殿に支えられて生きている/収納、どうにかしないと/ What's in my bag/鏡の中の自分/お願いアクセサリー 赤い口紅/靴で保つ自信と自尊/本のこと/最初の好き蒐集倶楽部 大きさ:190x122x14mm / 184ページ 【小谷実由 プロフィール】 を始める。自分の好きなものを発信することが誰かの日々の小さなきっかけになることを願いながら、エッセイの執筆、ブランドとのコラボレーションな どにも取り組む。猫と純喫茶が好き。通称・おみゆ。著書に 『隙間時間』( ループ舎 ) がある。J-WAVE original Podcast 番組「おみゆの好き蒐集倶楽部」ナビゲーター。 Instagram: @omiyuno
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【サイン本】中前結花『ミシンは触らないの』
¥1,870
※ 著者直筆サイン本です。 作家・山崎ナオコーラさん、絶賛!! デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを"だいじょうぶ"にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 <書籍概要> 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。 装丁は、話題作を多く手がけるブックデザイナー 名久井直子氏が担当。 装画:oyasmur 装丁:名久井直子 判型:B6判 ページ数:256ページ(予定) <目次> 排水口とラブレター 思え!!! 恋のバナナ ポニーテール 春のぽたぽた ロマンチックとレコーダー エイキ ミシンとオーブンレンジ 寒い国から 道 花束を君に 理想のひと 宝の山 父の作文 <著者プロフィール> 中前結花 兵庫県生まれ。2010年の上京以降、東京で活動。2017年、「ほぼ日」に掲載されたエッセイが話題となったことを機にさまざまなメディアでエッセイを書くようになり、糸井重里氏や麒麟の川島明氏ほか著名人からも注目を集める。会社員、フリーランスのライター等さまざまな働き方を経て作家に。2023年には初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。
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【サイン本】在本彌生『Lithuania,Lithuania,Lithuania! リトアニア リトアニア リトアニア!』
¥5,500
SOLD OUT
自然と自由を尊ぶリトアニア 風景、歴史、暮らしの断片をあつめた写真集 世界を旅する写真家・在本彌生が通い続ける小さな国、自然と自由を尊ぶリトアニア。美と記憶の断片を集め、心惹かれる日常の風景を収録。映像作家・ジョナス・メカスや音楽家であり画家のチュルリョーニスの足跡も辿り、非暴力で自由を勝ち得た国の土地の背景を感じます。小さな国の歩みと姿が、過去と今、他者と自分、世界とわたしを繋ぎ、生き方やあり方を問いかける一冊です。 在本彌生(ありもと やよい) 写真家。東京生まれ。 アリタリア-イタリア航空会社で客室乗務員として勤務するなかで写真と出合う。2003年に初個展を開催、2006年より写真家として本格的に活動を開始。世界各地の衣食住に根付いた美を求めて、手仕事・料理・服飾・デザイン・旅にまつわる雑誌や書籍で撮影を手掛ける。 写真集に『MAGICAL TRANSIT DAYS』(2005年/アートビートパブリッシャーズ)、『わたしの獣たち』(2015年/青幻舎)、撮影担当した共著に『熊を彫る人』、『CALICOのインド手仕事布案内』(小学館)、『中国手仕事紀行』(青幻舎)などがある。
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【サイン本】『随風02』
¥1,980
※ 宮崎智之さんほかランダムに執筆者数名のサインが寄せ書き風に入っています。 ※ サインはお選びいたたけません。 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「好奇心」 アサノタカオ 磯上竜也 今井楓 オルタナ旧市街 清繭子 古賀及子 早乙女ぐりこ 杉森仁香 絶対に終電を逃さない女 西川タイジ 花田菜々子 pha 吉田棒一 わかしょ文庫 批評 柿内正午 佐々木敦 和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集していない編集者の編集後記 吉川浩満 A5判 162ページ
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【サイン本】バリー・ユアグロー/柴田元幸訳『松明のあかり』
¥1,540
SOLD OUT
※ 訳者柴田元幸さんのサイン入りです。 アメリカ合衆国在住の作家バリー・ユアグローがトランプ政権下のアメリカに住む不安を小説に。 『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』からわずか5年。ユアグローから再び届いた「アメリカのいまを伝える」緊急文書。 「ここに収められた物語は心の、思いきっていえば魂の訴えである。」(柴田元幸) “昨年の大統領選で、本書の収録作「彼」で言及される「彼」の元とおぼしき人物が、七千万以上の国民に支持されて大統領に復帰して以来、合衆国から暗い知らせが届かない日はない。そして、七千余万の人たちのうちかなりの人数にとっては、それら暗い知らせも暗くはなく、ひょっとすると喝采すべき明るい知らせなのかもしれない、と思うと気持ちはますます暗くなる。 とはいえ、そんな吞気なことを言っていられるのも、あくまで当方は外国にいて、いまのところは直接、精神的にも物理的にも甚大な害は被っていないからだろう――いまのところは。が、暗さの渦中にいる人々は、どんな思いで生きているのか? バリー・ユアグローから届いたこれらの寓話は、そのひとつの実例を伝えてくれる“ (訳者あとがきより) -- 『松明のあかり』作者からのメッセージ 2020年、コロナ・ウィルスがニューヨークで猛威を振るっていたときに私は『ボッティチェリ』を書きました。そしていま、別の疫病のさなかに『松明のあかり』を書きました。今回は全米で猛威を振るっている政治的な疫病です。この本に収めた一連の寓話は、切羽詰まった警鐘であり、助けを求める訴えであり、自分が子供のころに移ってきた国でいま為されているさまざまな酷(むご)いことに対する苦悶の叫びです。日々押し寄せてくる、アメリカのみならず世界中を危険にさらしている暴虐、非道、噓のただなかで生きる、その痛みに満ちた経験を、これらの物語は想像力を通して綴っています。ところどころで暗いユーモアを使ってもいますが、絶望に陥らないため、ただ単に絶叫してしまわないために笑うのです。日本の読者の皆さんに、アメリカにいる私たちが、私たちの多くが、いまだ人間でいること、なんとか人間らしさを保ち、私たちの名において日々為されていることに深い恐怖を覚えていることをわかっていただければと思います。『ボッティチェリ』を素晴らしい本にしてくれたチームが、この『松明のあかり』も素晴らしい本にしてくれたことに感謝します。 バリー・ユアグロー 2025年7月20日 柴田元幸訳 -- 目次 松明のあかり ドッキリ 国境 カット! 何か 情報 埃 揺り木馬 光沢 地図帳 ティーカップ のたうつ 彼 ゴヤ 塹壕の日々 気をつけて 飾り戸棚 危険 君は何をした? 墓 逃れる 枕の下に見つかったさまざまな政府のリスト 訳者あとがき 装画・デザイン:横山雄 判型:B6変形 ページ数:88ページ
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【サイン本】十文字青『さよならは言わない』
¥2,530
※ 著者直筆サイン本です。 ともしびの、きえるとき。 医師から末期癌を告げられた作家には、多くの進行中のシリーズがあり、そして別れた妻と子がいた。 誰にも病状を切りだせないなか、彼の前にかつての同級生が不意に現れる。 十文字青が書き下ろしで贈る、「作家」の物語。 あなたの特別な一冊になりたい、「書肆imasu」レーベル第四弾。 判型:四六判変型 ハードカバー 216P 装幀:名久井直子 造本:四六判変型、表紙クロス装、箔押し
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【サイン本】谷川嘉浩『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』
¥1,034
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 「将来の夢」「やりたいこと」を聞かれたとき、なんとなくやり過ごしていませんか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すための道標がここにある 「本当にやりたいこと」「将来の夢」「なりたい自分」こんなテンプレに惑わされないために。 変化を恐れない勇気、あげます。 「将来の夢」や「本当にやりたいこと」を聞かれたとき、 それっぽい答えを言ってやり過ごしたことはないですか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すために スマホを置いて一歩を踏み出そう。 【本書に登場する話題】 魚豊『チ。』/山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』/伏瀬『転生したらスライムだった件』/山口つばさ『ブルーピリオド』/屋久ユウキ『弱キャラ友崎くん』/香山哲(漫画家)/黒澤明/ドストエフスキー/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』/ジョージ・ソーンダーズ(作家)/ジェニー・ホルツァー(現代アーティスト)/空揚げの無料配布/幽霊文化/マーク・フィッシャー/キルケゴール/フロイト/チャールズ・テイラー/プラグマティズム/宇野常寛/小川公代/鶴見俊輔/森田真生/けんすう『物語思考』/ダニエル・ピンク『モチベーション3・0』/クレイトン・クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』/スタンフォード式 人生デザイン講座/「本当にやりたいこと」/キャリアデザイン/OODAループ/言語化/観察 【目次】 序章 なぜ衝動は幽霊に似ているのか 第1章 衝動は何ではないか 第2章 衝動とは結局何ものなのか 第3章 どうすれば衝動が見つかるのか 第4章 どのようにして衝動を生活に実装するのか 第5章 衝動にとって計画性とは何か 第6章 どうすれば衝動が自己に取り憑くのか 終章 衝動のプラグマティズム、あるいは実験の楽しみ 谷川 嘉浩(たにがわ・よしひろ):1990年生まれ。京都市在住の哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。哲学者ではあるが、活動は哲学に限らない。個人的な資質や哲学的なスキルを横展開し、新たな知識や技能を身につけることで、メディア論や社会学といった他分野の研究やデザインの実技教育に携わるだけでなく、ビジネスとの協働も度々行ってきた。著書に『スマホ時代の哲学――失われた孤独をめぐる冒険』(ディスカバートゥエンティワン)『鶴見俊輔の言葉と倫理――想像力、大衆文化、プラグマティズム』(人文書院)、『信仰と想像力の哲学――ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)。
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【サイン本】【帯・カバーなし】朱喜哲『人類の会話のための哲学』
¥1,100
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 *こちらは未使用ですが、いったん書店に出荷して戻ってきたものです。若干の焼けや傷はありますが、中は新品です(中まで傷んでいるものは販売いたしません) *カバーと帯をつけません *奥付には「セカンドハンドブック」のシールが貼ってあります *予定数量になり次第、販売終了いたします 「ローティという不世出の哲学者を、〈人類の会話〉の守護者であろうとし続けた人物として再発見する。」朱喜哲は、混沌とした現在の日本・世界でローティが注目されるべき意味を鮮やかに記した。 古代ギリシア以来の伝統につらなる哲学を筆頭として「唯一の真正な声」を求める営みは、ひとびとの小さな声をつぐませる。 「雑多で多様な複数の声たち」、その会話こそが人類が豊かに暮らす希望ではないか。 哲学者ローティは多くの批判を引き受けながら、その声たちを守ることこそを哲学の任務として引き受けた。 本書は、第一部はミサック、第二部はセラーズ、第三部はブランダムを中心的に扱うことで、先行研究から後世の視点も含め包括的なローティ像を描き出している。 また、同時に現代的な意義、政治や社会の状況に対してどのように参照しうるのかを明らかにした。 こうしてローティの思想を中心にプラグマティズムの意義が明らかにしていくことで、本書は古典から未来へ繋がる哲学の姿をも希望をもって浮かび上がらせる。
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【サイン本】杉谷和哉『日本の政策はなぜ機能しないのか? 』
¥924
※ 著者直筆サイン本です。 EBPM(エビデンスに基づく政策)の導入と課題 当たり前のようでなかなか実現できない理由とは 近年、政治の世界では「エピソード・ベースからエビデンス・ベースへ」という掛け声のもと、データやファクトに基づいて 政策を作り、評価する流れがある。EBPM(Evidence‐Based Policy Making)」とも呼ばれるこうした政策のあり方は、いかなる背景から生まれたのか。先駆けである英米の潮流や、EBPM以前の日本にも存在した合理的な政策と評価を目指す動きとは。そもそも、エビデンスとは何を指し、どのように扱えば有益なのか。私たちが見落としがちなこととは。そして、日本の 政策はどうすれば十分に機能するのか。公共政策学の知見からエビデンスと政策の関係を整理した待望の一冊。 【目次】 第1章 EBPMの出現 第2章 日本における政策評価 第3章 日本におけるEBPM 第4章 エビデンスを掘り下げる 第5章 政策の合理化はなぜ難しいのか 第6章 EBPMのこれから 判型・ページ数:新書版・232ページ
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【サイン本】アサダワタル『当時場をつくる』
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 自分が変わってしまうかもしれなというゾクゾク感 足を出すからそこに足場があらわれる 「倫理」と「楽しさ」が出会う場へ ──伊藤亜紗(美学者) 暴力を目撃しそこに居合わせることの当事者性を誠実に考え抜いた一冊 ──信田さよ子(公認心理師・臨床心理士) 支援する/される関係を越えるため「当事者」から「当事場」へ。 当事者性をめぐる困難は「場」で分かち合う。 支援される側と支援する側の垣根を飛び越えるべく、音楽表現を軸にした多彩な活動を繰り広げてきたアーティスト。しかし、勤務先の障害福祉施設で重大なハラスメント事件が発覚。「豊かな日常」を支えるはずの福祉現場にはびこる権力・暴力に直面したとき、何ができるのか? 葛藤し続けた先に著者が見出したのは、〈場〉づくりの重要性だった。 社会の「当たり前」をゆさぶってきた著者が、自身もゆさぶられつつ綴った、福祉・アートについての体験エッセイ。 “私たちはその「当事者になり得なさ」を深く受け止めた先に、もっとふさわしいやり方で「当事者性」を感受し、熟考し、他者と対話をするための〈場〉を創る行動へと移すべきなのではないか。僕はその〈場〉を、「当事場」と名づける。”(本文より) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【目次】 ■序章 指で覆われる景色 背景コラム❶ 福祉現場における「支援」とは? ■1章 「表現」というレンズで「障害」を考える 句点「。」の行方 この現場から、「考える」を耕す 「壁画」と「まなざし」 背景コラム❷ なぜ「支援」に「表現」が必要か ■2章 支援者は「同志」になれるか?──高崎史嗣という「当事者」と出会って 生きてきた証は電波に乗って 粘る。いても、いなくても 「舟」に一緒に乗り込むこと 背景コラム❸ 「当事者(性)」にまつわる議論を追う ■3章 「当事者性」が溶かされる場──復興公営住宅で編まれたラジオ あのとき あのまちの音楽から いまここへ あなたの「青い山脈」が、私の「青い山脈」になるとき 背景コラム❹ 続・「当事者(性)」にまつわる議論を追う ■4章 どこにも向かわない「居場所」をどこまで続けられるか──再び品川の現場から ■5章 性暴力とハラスメントについて考えた、「そばに居る者」としての記録 これまでのことを思い返す ちゃんと見ようとしなかったことについて書く 「個人」として引き受ける。「変化」のために 背景コラム❺ 「そばに居る者」を巡る「当事者性」 ■最終章「当事場」をつくる 「事件」と「福祉」はどうつながるか? 福祉における「非対称性」と「当事者性」の課題 人に着目した「当事者性」、場を主にする「当事場」 「強い当事者性」だけに囚われないために あとがき 四六判並製 264頁 ◇アサダワタル 文化活動家、近畿大学文芸学部准教授。1979年大阪生まれ。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学、博士(学術)。これまでにない不思議なやり方で他者と関わることを「アート」と捉え、全国の福祉施設や復興団地でプロジェクトやワークショップを実施。その経験を著作や音楽作品として発表している。著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(筑摩書房)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『アール・ブリュット アート 日本』(平凡社, 編著)など多数。CD作品『福島ソングスケイプ』(アサダワタルと下神白団地のみなさん)でグッドデザイン賞2022受賞。ホームヘルパー2級取得者。
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【サイン本】脇川飛鳥『ラストイヤー』
¥1,650
※ 著者直筆サイン本です。 ドーナツは穴があいてるものですしあなたがいればうれしいですし 〈平易なようでときどき、どうにでもなれ、というような勢いのよさが発生するのがすごい魅力の作風〉 ──pha(蟹ブックス・書店員)2024/6/15Xより 〈ずっと大ファンです。〉 ──枡野浩一(『かんたん短歌の作り方』著者) 2024年4月17日に発行され、早々に完売した「私家版」を、デザインや感触そのままに短歌研究社版として刊行! 人間は別れて生きてゆくのです それではルールを説明します ふたりでただビールを飲んで脳みそがあったかかったあれはよかった 新書判/80頁 装画=水沢そら(『ちゃっくん』より) 装幀=ほんだことこ(MARLC) 【著者プロフィール】 脇川飛鳥(わきがわ・あすか) 1979年、長崎生まれ。枡野浩一『かんたん短歌の作り方』(筑摩書房、2000年)に50首の作品集「気がする私」を掲載。『テノヒラタンカ』(太田出版、2002年)に参加。以降の短歌を本書に収録しました。
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【サイン本】坂口恭平『その日暮らし』
¥1,760
※ 著者直筆サイン本です。 ずっと向き合えずにいた寂しさの正体がわかったことで、僕ははじめて、自分を信頼できるようになった。 コロナ禍にはじめた畑。熊本の土地とたいせつなひとたちとの出会い。うれしさも苦しさも分かち合える家族との昼夜をへて、僕は自分のなかにいた、もうひとりの大事な存在と出会った。日々を綴るエッセイの先に待つ、あらたな境地へといたる生の軌跡。 四六判・並製本 144ページ [著者紹介] 坂口恭平(さかぐち・きょうへい) 1978年熊本県まれ。2001年早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。主な著書に『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』『独立国家のつくりかた』『幻年時代』『徘徊タクシー』『まとまらない人』『苦しい時は電話して』『躁鬱大学』『土になる』道草晴子の漫画による『生き延びるための事務』など。パステル画をはじめ絵画作品を多数発表しており、2023年2月に熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催。本作の装画も著者の水彩画作品となる。
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【サイン本】大崎清夏『湖まで』
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 歩いていった先に大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。 ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。 みずからの世界の扉をひらく全5篇。 いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる 初めての書き下ろし連作小説集。 [目次] 湖畔に暮らす 眼鏡のバレリーナのために 次の足を出すところ みなみのかんむり座の発見 二〇二四年十一月三日 四六判変形・並製本 160ページ [著者紹介] 大崎清夏(おおさき・さやか) 2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 〜LOVE HATE SHOW 〜』(25年)の共同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。
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【サイン本】岡本真帆『あかるい花束』
¥1,870
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 2万部を突破した『水上バス浅草行き』に続く第2歌集。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首と、装丁の鈴木千佳子さんによる花の絵を束ねました。 【著者より】 歌集を出したあと、私は東京と高知での生活をはじめた。 二つの場所を行き来する中で、考えたことや思い出したことが、短歌になりました。 岡本真帆 【収録歌より7首】 わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと ただしくよりたのしく歩く 光ってる水が見たくて すこし小走り 本当に正しかったかわからない決断たちよ おいで、雪解け 乱丁のある文庫本抱きしめる 愛すよたったひとつの傷を あなたと過ごした日々は小さな旅だった 空っぽの花器の美しいこと スパイスは火花に似てるわたしからわたしへ送る強い喝采 しゅくふくとはじける泡が光ってる 祝福 きみにはじめましてを 装丁・画:鈴木千佳子 仕様:B6変形 並製 176頁 収録歌:266首
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【古書】大森克己『サナヨラ』
¥6,600
※ 著者直筆サイン本です。古書ですが新品同様です。 ...ヘルシンキのスカンディック・グラン・マリーナのラウンジでビールを飲んでいると隣のテーブルの女性と目が合って、彼女はグラスを軽く上げて微笑みながら僕にいった、「サナヨラ」。思わず僕は吹き出して「サナヨラ」とグラスを掲げてあいさつした...-あとがきより 『サナヨラ』に収められた写真たちは、私たちの目の曇りをとり、新鮮な空気にさらす魂の製法にかかわるかのようである。アイスキャンディーと、それを持つ女の子の髪の毛や服の風合いが共鳴し、溶け合おうとする時、私たちは、この世界がもともと様々な化学変化に満ちた場所であったことを思い出す。ありふれたものの中に潜む思わぬ質感に、自分自身の生命が更新されるのを感じる。「ウォッシュ・チーズ」が作られる過程のように、私たちの世界を見る眼の表面を覆う薄膜がぬぐい取られ、新鮮な息吹を得る。そして、私たちは魂の成熟の階段を上って行く。(茂木健一郎) 2006年11月11日初版第1刷 サイズ:24×23×0.8cm
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【サイン本・古書】大森克己『cherryblossoms』
¥3,980
※ 著者直筆サイン本です。古書ですのでカバーに少し傷みがあります。本の状態は画像でご確認ください。 目に見える桜と目に見えない桜がせめぎあう春の夢~ 写真家・大森克己が、7年の歳月をかけ「桜」というテーマに挑む。 タングステンフィルムという、室内撮影時に使用されるフィルムを多用することで青みがかった桜は、見る者の記憶のなかへとすべりこみ、見たことのない像をつむいでゆく。それは、いつしか「桜」という「記号」から脱し、その気配や出会いの瞬間の煌めきをもつかまえる新しいアプローチへと結ぶ。 写真表現の新たな境地に踏み込んだ意欲作。 A4判 / 184ページ
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【サイン本】日下慶太『採U記』(特典ポストカード付)
¥2,530
※ 著者直筆サイン本です。特典ポストカード付 私は聖者になりたい。聖者となって死にたい。 UFOを呼ぶ活動、略して「U活」。コピーライターで写真家の日下慶太が、十数年にわたっておこなってきたU活のなかで体験した不思議なできごとの数々。本書では、UFOという未知の存在に迫る行動そのものについて、ときに冒険的にときに感動的に綴られています。「U活は自分の使命のようにも感じる」と語る日下がその目で見たものとはーー!? UFOを愛し、UFOに愛された男の旅の記録。 UFOを捉えた!?実録写真多数! 【目次】UFOを呼んでみた/UFOを呼べるようになる/誰 がUFOを呼んだのか/足摺岬の遭遇/かみがみに遊ばれ る/山頂の奇跡/宇宙人の翻訳者は私に語りかける/八 百万の神は空より来る/宇宙からの撮影許可/虎穴にい らずんばUFOを得ず/UFOを呼ぶバンド「エンバーン」/ 私は嘘をついていた/人類発祥の地/半島の光/やや銀 河鉄道の夜/既知との遭遇/ゼロ磁場の赤い光/この映 画を見ればUFOが見れる?/活字に広がる宇宙/ゼロ磁 場の会話/みな神である/戸隠の奇跡を再び/天狗の光 /大山の主/ヤンキーとUFO/再び神迎祭/きみも呼べ るはず/天狗との遭遇/流れ星に流される/神と龍の島 装丁・組版:孝学 直 体裁:四六判 頁数:248頁
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【サイン本】井上奈奈『うさぎまでのおさらい』
¥3,080
※ 著者直筆サイン本です。 きみとわたしのさかいめはどこだろう うさぎは なみだを なくしてしまった おんなのこの かわりに あかいめに ぴったりの なみだを ながしてあげました 第28回日本絵本賞受賞作家が紡ぐ祈りのような物語 2018年ドイツにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞し、話題となった絵本『くままでのおさらい』。本作のスピンオフ作品として制作された『うさぎまでのおさらい』が、装い新たにビーナイスより刊行になります。 本文リソグラフ印刷 ALBATRO DESIGN/PRINT+PLANT 造本・製本 有限会社篠原紙工 箔押し コスモテック 校正 山本小蒔 ハードカバー ドイツ装 216mm 128mm 8mm 【井上奈奈】 作家。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。2018年に絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。2021年に作品集となる『星に絵本を繋ぐ』を刊行。2022年『PIHOTEK 北極を風と歩く』にて第28回日本絵本賞大賞受賞。他の代表作に、『ウラオモテヤマネコ』、『絵本を建てる』など。各地で本を作るワークショップを開催。本を建築と捉え、制作を続ける。
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【サイン本】金馬由香『大阪安うま聖地巡礼』
¥1,540
※ 著者直筆サイン本です。 ネット上にあふれるグルメ情報、でも本当に知りたいのは、地元の人が「おいしい」と通うお店、食べているもの。そのリアルな情報を、「関西のグルメ情報は、この人に聞け」と言われている『ミーツ リージョナル』(京阪神エルマガジン社)の3代目編集長・金馬由佳さんが案内。 「安くてうまい」という大阪のイメージを裏切らず、大阪の風情、味を満喫できる「美食の聖地」という切り口で、食べる・お茶する・飲む・買う、安くてうまいものを紹介。王道あり、マニアックあり、早朝あり深夜あり……、大阪のうまいものを食べて飲み尽くしてきた編集者による、大阪グルメガイド。 【目次】 1章 食べる お好み焼き・たこ焼き 聖地の定義/出汁文化満喫(うどん、かやくごはん)/やすうま寿司/大阪来たら、牛肉食べて/ひとり焼肉どうですか?//新世界串カツ2巨頭/新世界グルメ名店/大阪スタイルのしゅうまい/大阪の天津飯(町中華)/スパイスカレー/カレースパゲティ/ちりとり鍋 コラム・天満(やすうま密集地) 2章 お茶する 大阪ストロングコーヒー/1970大阪万博系喫茶/老舗割烹の和カフェ/元祖ドーナツとコーヒー/唯一無二の甘味 コラム・福島(あっちこっちなんかある) 3章 飲む 立ち飲み/大阪大衆居酒屋/日本酒の名店/深夜飲み/関東だきと酒/飲み後のシメ コラム・鶴橋(御幸森コリアンタウン) 4章 買う 大阪寿司/ビフカツサンド/行列コロッケ/豚まん/あんこ系 コラム・帰りの新幹線で食べたい弁当 四六判・168ページ
