スタンダードブックストア
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【サイン本】勅使川原真衣『働くということ 「能力主義」を超えて』
¥1,070
※ 著者直筆サイン本です。 他者と働くということは、一体どういうことか? なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか? 著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援中。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。 そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊。 「著者は企業コンサルタントでありながら(!)能力と選抜を否定する。 本書は働く人の不安につけ込んで個人のスキルアップを謳う凡百のビジネス本とは一線を画する。」――村上靖彦氏(大阪大学大学院教授、『ケアとは何か』『客観性の落とし穴』著者)推薦! ◆目次◆ プロローグ 働くということ――「選ぶ」「選ばれる」の考察から 序章 「選ばれたい」の興りと違和感 第一章 「選ぶ」「選ばれる」の実相――能力の急所 第二章 「関係性」の勘所――働くとはどういうことか 第三章 実践のモメント 終章 「選ばれし者」の幕切れへ――労働、教育、社会 エピローグ ◆著者略歴◆ 勅使川原真衣(てしがわら まい) 1982年横浜生まれ。 組織開発専門家。 東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。 外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門とする「おのみず株式会社」を設立。 企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援する。 二児の母。 2020年から乳ガン闘病中。 「紀伊國屋じんぶん大賞2024」8位にランクインした初めての著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)が大きな反響を呼ぶ。 新書判 264ページ
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【サイン本予約】ササキアイ『花火と残響』
¥1,870
※ 著者直筆サイン本です。8/10頃発送予定です。 予定通りに上手くいかなかった思い出ほど振り返ったときになんだか愛しかったりして、そういう微妙な心のさじ加減はまだAIなんかに悟らせるものか、と思ってしまう。 (「その思い出、私にくれない?」より) 誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある――。 作家・燃え殻、こだま 絶賛!! 大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編。 「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。 (装丁:飯村大樹、装画:原倫子) ---------------------- 【応援・推薦コメントが続々届いています!】 アイさんとおしゃべりしているような気分。 「それでここだけの話さ」って。(燃え殻/作家) 日々の営みや淡い思い出をそっと闇夜に打ち上げるような、綴る悦びに満ちている。(こだま/作家) 自分は何者にもなれなかったと言う人が、こんなにも美しく乾いた文章を書いた。それは彼女が日々を大切に生きてきた証だ。(爪切男/作家) 記憶の中の忘れ物をふいに届けてもらえたような感動。すべてのエピソードをドラマ化したくなりました。(佐藤佐吉/映画監督) スマホはないしニトリもない。何者でもない。そんな何かが満ち足りなかったあの頃をかくも輝かせて見せるのだ。記憶を背負って生きる人間の本能と、日々の生活で磨かれた才能を見た。(高石智一/編集者) ちょっと切なくて、懐かしくて、愛おしい日々。 その残響が、きっと読む人の過去も未来も花火のように照らしてくれる。 心に染みる、ちいさなお守りのようなエッセイたち。(鈴木永一/本屋イトマイ 店主) 人生はいいものなのかもしれないな。 アイさんの本を読んでいたら、なぜかほっとして涙が出た。(渡辺愛知/雑貨と本gururi 店主) 34年間住んだ東京を離れて九州に戻ったのに、こんなことを書かれるとまた青春したくなって帰りたくなるじゃん!(神田裕/本と羊 店主) あなたの声は消えてしまっても、その響きはわたしの中に残り続けてる。 ササキさんの言葉で、思い出した。(熊谷充紘/twililight 店主) まだ見ぬこれからに不安を添加して想いを馳せるのもいいが、過去をゆったり振り返ることにより、未来に想いを馳せることもできる。毎日がかけがえのないものだ、そんな気持ちになる一冊。(中川和彦/スタンダードブックストア 店主) 大きさ:182x115 x 12 mm
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【サイン本】青木真兵『武器としての土着思考』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 青木君の文章と思考はつねに揺らぎ、葛藤している。決して単一原理に執着すまいというつよい決意が彼の文体に『過剰なまでの節度』(そんなものがあるのだ)を与えている。――内田 樹 奈良県東吉野村への移住実践者で、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者による「土着」論。「都市の原理」と「村の原理」に折り合いを付けながら、いかに世間へ「ルチャ」(格闘)を仕掛けるか。若き在野研究者が綴る、生きる勇気が湧いてくる「逆」自己啓発書。 相手と関係をつくり、その関係の中でいかに生きていくか。この「相手」には、自分の中の「うまくコントロールできない自分」も含まれています。この相手とともにどう生きていくか。それこそ、僕が考える「闘い」(スペイン語でルチャ)です。だから本書で述べている武器とは、相手の技を受け、さらに強い技で返すことで生命力を高め合うような、「相手がワルツを踊ればワルツを、ジルバを踊ればジルバを」というかの名言にもあるような、「相手があってこその生」を築いていくための思考法のことなのです。本書では、相手との競争に勝つための武器を個別具体的に提示するのではなく、さまざまな事例を取り上げながら、「僕たちの闘い方」を一緒に考えていくことを目的としています。――「はじめに」より ある程度長く生きていれば分かるように、競争した相手が味方になったり、時には味方が敵になったりすることがあります。もしくは大切なプレゼンや試験や試合の前の日に限って眠れなかったり、うまく話しかけたいのにその場に行くと言葉が出てこなかったり、「自分のことが嫌い」という人は「自分こそが一番の敵」だと思っているかもしれませんね。むしろ、相手がいるからこそ僕たちは闘うことができる。相手がいるからこそ僕たちは生きていくことができる。この考え方こそ、巷で「茶番」の比喩として使われるのとは全く異なる、本当の意味での「プロレス的思考」です。馬場がいたから猪木があった。長州と藤波、小林と佐山、山田と佐野、棚橋と中邑も同様でしょう。決して二人ではなく、武藤、橋本、蝶野などといった三人の場合もあるかもしれない。分かる人にしか分からない例えですみません。――「はじめに」より 大きさ: 188×133×17 mm
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【予約・サイン本】せきしろ自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』
¥2,530
※ 著者直筆サイン本です。8/8頃発送予定です。 発送は『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹とともに自由律俳句作家として活躍するせきしろ・初の単独句集。郷愁の極北をゆく全320句。 枠の中で生きられなかった俳人が定型ではなく自由律を志すことに必然性を感じるが、せきしろさんも平穏無事に社会生活を送れる感性ではない。やはり、せきしろさんも自由律を選んだのではなく、魂の形がすでに自由律だったのだろう。――又吉直樹(解説より) 【収録句より】 走る春の小学生に追い抜かれる シンクで水が跳ねて響く内見 免許証コピーしただけで熱いサドル 盆踊りをやっている気配がすごい 風やんで夏がもうない お湯が沸いて憂鬱が中断 漫画のスカジャンを着た人が怒っている あなたの牡蠣は小さいから二個と仕切る人がいる この静けさは雪だろうと窓へ 死が約束を破る 消える前に一句 誰もいなくなったとしても故郷 大きさ:178x120x20 mm 248ページ
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【サイン本】光嶋裕介『これからの建築』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 街、ターミナル、学校、橋、ライブ空間、高層建築… 過去と未来をつなぐ、豊かな空間。 その手がかりを全力で探る! 「つくる」ことに意欲のあるすべての人へ 建築を語っているのではない。この本では建築が語っている。 ――いとうせいこう氏 「建築とは」と書かれると引いたり怯んだりしてしまうのだけれど、この本を読んで「建築」は社会や文化や誰かの人生や日々の生活や、その一つひとつの比喩でもあるんだということがよくわかりました。 ――後藤正文氏(ASIAN KUNG-FU GENERATION ) ミシマ社創業10周年記念企画 建築の希望を見つけるべく、さまざまなテーマで「これからの建築」について考えた文章をここに書いていく。同時に、スケッチを描くつもりだ。そうした文章やスケッチの断片が空間に宿った建築の意志を発見し、ひとりの建築家としてのマニフェストになるのではないか。そんな想いを胸に、筆を進めてみたい。――プロローグより 大きさ: 188×130×127
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【サイン本】朱喜哲『バザールとクラブ』
¥1,320
※ 著者直筆サイン本です。 ローティの論稿「エスノセントリズムについて クリフォード・ギアツへの応答」を「バザールとクラブ」という視点を中心に朱喜哲が解説。 大きさ: 188×128×4 mm 朱 喜哲(ちゅ ひちょる) 1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。前者ではヘイトスピーチやデータを用いた推論を研究対象として扱っている。 単著に『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)。共著に『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(総合法令出版)、『在野研究ビギナーズ』(明石書店)、『信頼を考える』(勁草書房)など。共訳に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(ブランダム著、勁草書房)などがある。
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【サイン本】長嶋りかこ『色と形のずっと手前で』
¥2,530
※ 著者直筆サイン本です。 グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。 (村畑出版) -目次- 想定外の曲線 四角くて軽くて早い まあるくて重くて遅い 期待される自然な形 産まれたての赤 混乱の白い血 見えない仕事 見えない性 母のグラデーション 変形するひと 変形しないひと 命の結び目 色と形 128mm×188mm / 240ページ
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【サイン本】オルタナ旧市街 『踊る幽霊』
¥1,650
※ 著者直筆サイン本です。 【内容】 巣鴨で踊る老婆、銀座の魔法のステッキ男、流通センターのゆで太郎から始まる妄想、横浜中華街での怪異、不穏な水戸出張……街をめぐる断片的な21篇。 わたしたちは瑣末なことから日々忘れて暮らしている。忘れないと暮らしていけないとも思う。わたしとあなたの断片をみっともなく増やしていこう。何度でも覚え直せばいいし、何度でも忘れていい。 インディーズシーンで注目を集める謎多き匿名作家・オルタナ旧市街が、空想と現実を行き来しながら編み出した待望のデビュー・エッセイ集。 “誰の記憶にも残らなければ、書き残されることもない。それはそれで自然なのかもしれないけれど、身の回りに起こったことの、より瑣末なほうを選び取って記録しておく行為は、未来に対するちょっとしたプレゼントのようなものだと思う。”(表題作「踊る幽霊」より) 誰にでも思いあたる(いや、もしかしたらそれはあなたのものだったのかもしれない)この記憶のスクラップ帳は、書かれるべき特異な出来事も起きなければ、特殊な事情を抱えた個人でもない「凡庸」な人々にこそ開かれている。 “いつまででも読んでいられるしどこまででも歩いていけると思った。ずれて輝く記憶と世界、軽妙さと誠実さ、私はオルタナ旧市街を信頼する。” ――芥川賞作家・小山田浩子さん、推薦。 【目次】 踊る幽霊[巣鴨] されども廻る[品川] 反芻とダイアローグ[水戸] スクラップ・スプリング[御茶ノ水] 午前8時のまぼろし[駒込] 老犬とケーキ[東陽町] タチヒの女[立川] 麺がゆでられる永遠[流通センター] アフターサービス[横浜] 大観覧車の夜に[お台場] ウィンドウショッピングにはうってつけの[五反田] おひとりさま探偵クラブ[銀座] 白昼夢のぱらいそ[箱根] 聖餐[吉祥寺] 愛はどこへもいかない[小岩] 猫の額でサーカス[浅草] がらんどう[南千住] さよなら地下迷宮[馬喰町] (not) lost in translation[渋谷] 見えざる眼[秋葉原] テールランプの複製[八重洲] 判型:四六判 ページ数:168
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【サイン本】向坂くじら『犬ではないと言われた犬』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 初小説『いなくなくならなくならないで』が、第171回芥川賞候補作品に。 今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐるエッセイ集。 【目次】 くちぶえ、ソロで 犬ではないと言われた犬 とありますが、どんなこころですか 矮小な手のひら しゃべれない ひとりで学ぶことについて ほら、フレディ ドアノブのないドア ひとの子に お前とポエムやるの息苦しいよ 微調整、微調整 雲のかよひ路 事象がわたしを 湯船に浸かる かわいくはないよそもの 後ろ歩き ミケ あとがき 四六判 216ページ 【著者略歴】 向坂くじら(さきさか・くじら) 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
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【サイン本】最果タヒ『恋と誤解された夕焼け』
¥1,430
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。サインは選べません。 コトバの最尖端を疾走し続けてきた詩人が新たな沃野に向かう第12詩集! 《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》――今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な43篇。 【目次】 流れ星の詩/浜辺の詩/透明な水/大晦日の詩/天国は秋の季語/放課後婚/つらら/星座卿/赤色の詩/薔薇/讃美歌/森/紫陽花の花束/世界線/川じゃない/死なば諸共とろろ/戦争/生前の夏/氷の詩/窓際の詩/机上の体育/パール色/花束の詩/幽霊たち/地平線の詩/波紋の詩/ボランティア/川辺の詩/春一番の詩/爆撃機に乗って/2099/彗星の詩/花瓶の詩/教室/愛になる/さみしい子戦記/満ち潮の詩/薔薇滅/宝石の詩/翼をください/心臓売り/雪化粧の詩/薔薇の棘 あとがき 初出 装幀 佐々木俊/ブックデザイン 判型 四六判変型 頁数 96ページ
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【サイン本】川野芽生『幻象録』
¥1,980
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 わたしの文章に美質があるとすれば、感情と論理が切り離されていないところだろうと思う。(略)わたしは感情を殺すことなく、むしろ研ぎ澄ませて外界と相対し、心が知らせたことを論理的に整理し、分析して、他者と共有可能なかたちにしようとしてきた。わたしはずっと怒っていて、同時に、その怒りを開かれた場に置こうとしていた。そうなのだと思う。 (「あとがき」より) 判型:文庫判 頁数:360頁
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【サイン本】藤岡みなみ『時間旅行者の日記』
¥2,200
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 36年間を366日で旅するノンフィクション日記。昨日は35歳、今日は6歳、明日は22歳。数奇な時間軸を生きる平凡なタイムトラベラーの記録です。 文庫判(A6) 350ページ
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【サイン本】タイムトラベル同人誌『超個人的時間紀行』藤岡みなみ編
¥1,650
※ 藤岡みなみさんの直筆サイン入りです。 藤岡みなみ編集、発行のタイムトラベル同人誌。 前作『超個人的時間旅行』同様現実の中のタイムトラベルというテーマは変わらず、少し社会へのまなざしを強めた号となりました。対話が生まれる内容になったのでは思っています。エッセイが11篇収録されてます。 キーワード:戦争、酒、災害、花、宇宙、音楽、能登、広島、歴史、記憶の継承、など A5/116ページ 寄稿者 : 安達茉莉子、岡田悠、小原晩、小山田浩子、久保勇貴、JUNERAY、瀬尾夏美、pha、パリッコ、吉川浩満/藤岡みなみ編 装画:Ayumi Takahashi 1冊につき100円を能登半島地震義援金として寄付します。
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【サイン本】 今日マチ子「きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく」
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 2023年の5月、「GWはどこへ行きましたか?」と聞かれた。挨拶のことばが「コロナ」から「旅」になった。自分の人生に現れた、一瞬の晴れ間のようなこの機会を忘れないようにしようと思う。また困難のなかにあるとき、支えてくれるかもしれないから。(今日マチ子『きみのまち』より) 今日マチ子、初めてのエッセイ集。 2024年、社会を見渡すと、コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えます。今日マチ子さんはコロナ禍を描き続け、人気シリーズとなった「#stayhome日記」3部作が2023年に完結。そんな今日マチ子さんが次に描くのは「旅ができる日々」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台北ー台中ー台南ー高雄という台湾旅、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。街や人を描いたイラストも66点収録。 B6・224ページ カラーイラスト66点
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【サイン本】幡野広志『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』
¥1,650
SOLD OUT
※著者直筆サイン本です。 幡野広志著、イラスト: ヨシタケシンスケ ほとんどの人に写真の才能がある。でも、多くの人が写真を誤解している――即完売の大人気ワークショップをベースに幡野広志が書き下ろす、できれば触れたくなかった「写真の話」。いい写真とうまい写真はちがう。だめな写真とへたな写真も同じ意味じゃない。うまくてだめな写真もあるし、ヘタだけどいい写真もある。「いい写真」を知り、「いい写真」を撮ろう。写真の価値観が変わる、写真初心者必読の1冊。 <目次抜粋> 【第1章 うまい写真といい写真】 いい写真とは/向いている人と向いていない人 【第2章 写真を撮る理由】 どうして写真を撮るのか/見たものを撮ればいい 【第3章 写真の勉強】 写真の本は間違いが多い/写真以外から学ぶ 【第4章 光と距離】 適切な距離感/撮影者の気持ちと被写体の気持ち 【第5章 写真の誤解】 ほとんどのプロがやってるのに、ほとんどの人がやってないこと 【第6章 カメラの設定】 カメラの選択/レンズの選択/設定をコロコロ変えない 【第7章 現像】 RAW現像/パソコンとデータ保存 <本文より抜粋> たくさんの人が誤解をしているんだけど、うまい写真はいい写真ではない。いい写真というのはもっと別次元の話になる。いい写真の答えは哲学のようにそれぞれが辿り着くものだけど、うまい写真がいい写真ってわけじゃないって答えはほとんどのフォトグラファーと写真家の共通認識だろう。うまいから……で? となる。いい写真の答えは自分で出さないといけない。これまでぼくもいい写真についてたくさん考えてきたけど答えを押し付けるつもりはない。だけど答えを見つけるヒントになればいいなと思う。(「いい写真とは」より) どうして人は写真を撮るんですかね。食事や睡眠のように写真を撮らないと死ぬわけじゃないのに、どうして写真を撮るんでしょう。いい写真は伝わる写真だとぼくは書きましたけど、これは哲学みたいなものなのでいろんな答えがあると思います。(中略)感情を記録して何年後でも思い出せるのが写真の魅力です。写真はいつか宝物になります。自分の宝物にも誰かの宝物にも。人類の生活には写真は必須だと思いますよ。みなさんも写真を撮る理由を考えてみてください。(「どうして写真を撮るのか?」より) 大きさ: 188×128×17 mm
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【予約・サイン本】小原晩『これが生活なのかしらん 』
¥1,650
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。5/25頃発送予定です。 小原晩『これが生活なのかしらん 』 まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。 それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、 たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、 それはもちろん自分の生活であるわけです。 その自分の生活というものを、つまりは現実を、 べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、 みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。 ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した 『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作! まぶしいほどまっすぐで、愛おしい。ままならない生活をめぐる38編のエッセイ。 寸法:188 x 130x 14 mm
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【KT様専用①】【サイン本】たかしまかずあき『ねこ専門店の注文書』
¥2,200
SOLD OUT
※注意!! こちらはKT様専用です。他の方が購入されてもキャンセル扱いとなり、返金の際は手数料も差し引いてのご返金となります。 主人公のマロンは、自由で気ままに暮らすねこに憧れ、ねこになりたいと願うくま。ある日、ともだちねずみのチェリーに「ねこ専門店」というお店が、細い細い[ねこ道]沿いにあるらしいことを訊く。「くまは決してねこにはなれないから諦めなさい」と友人から忠告されるけれど、どうしても行ってみたい。そこで、マロンがとった行動は? マロンの生みの親・たかしまかずあきさん たかしまさんは、文化服装学院を卒業後(株)イッセイ ミヤケに入社、2005年には(株)エイ・ネットから自身のブランド「Né-net」を立ち上げた、生粋のファッションデザイナー。「Né-net」の「にゃー」をご存知の方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。2020年に独立され、多くの人々との関わりの中から生まれるクリエイティブな活動「This is not a cat.」を展開中。 2200円 フワフワねこ耳ヘアバンドつき 体裁/版型20×20cm(正方形)・ハードカバー・中ミシン綴じ・32ページ
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【サイン本】たかしまかずあき『ねこ専門店の注文書』
¥2,200
SOLD OUT
主人公のマロンは、自由で気ままに暮らすねこに憧れ、ねこになりたいと願うくま。ある日、ともだちねずみのチェリーに「ねこ専門店」というお店が、細い細い[ねこ道]沿いにあるらしいことを訊く。「くまは決してねこにはなれないから諦めなさい」と友人から忠告されるけれど、どうしても行ってみたい。そこで、マロンがとった行動は? マロンの生みの親・たかしまかずあきさん たかしまさんは、文化服装学院を卒業後(株)イッセイ ミヤケに入社、2005年には(株)エイ・ネットから自身のブランド「Né-net」を立ち上げた、生粋のファッションデザイナー。「Né-net」の「にゃー」をご存知の方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。2020年に独立され、多くの人々との関わりの中から生まれるクリエイティブな活動「This is not a cat.」を展開中。 2200円 フワフワねこ耳ヘアバンドつき 体裁/版型20×20cm(正方形)・ハードカバー・中ミシン綴じ・32ページ
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【サイン本】fancomi『SMALL STORY 庭師とマルとヘビのしっぽ』
¥2,200
※ 著者直筆サイン、イラスト入りです。イラストは選べません。 みるひとの想像力に問いかける作品が魅力のイラストレーターfancomiさんと一緒に作った絵本『SMALL STORY』の新シリーズができました! 完全描き下ろしとなる3つの小さなお話「庭師とマルとヘビのしっぽ」「石の小屋」「チューリップ」が収録されています。 庭で起こるちょっと不思議な出来事と庭師と相棒のマルの日常が描かれた可愛らしいストーリー。新しい仲間も続々登場!どうぞお楽しみに! 英訳付。 A5サイズ (横長)/ 60p / ハードカバー / フルカラー 英訳:きくちゆみこ 【プロフィール】 fancomi 1980年、埼玉県生まれ。イラストレーター。広告、書籍、雑誌、CD、グッズ展開など幅広く活動している。 絵本に『ガハクとブラシ』『SMALL STORY』、絵を手がけた作品に『あしたもオカピ』『ねこがたいやきたべちゃった』『パンツはかせと はつめいのほうそく』『ぐにゃぐにゃわんわん』など。
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【サイン本】大崎清夏『私運転日記』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めて丸ごと一冊日記の本。 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。 “たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う” “忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる” -- 装画・挿画:nakaban デザイン:横山雄 判型:B6変判 並製 雁垂れ ページ数:168ページ
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【サイン本】橋本倫史『観光地ぶらり』
¥2,750
※ 著者直筆サイン本です。 行列に並んで観る絶景も悪くないが、そこで生活する人々の呼吸を聞き、その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。——又吉直樹 話題作『ドライブイン探訪』の著者が、各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ。旅とは、生活とは、歴史とは、世界とは、生きることとは。 絶景のなかに、何を見るか。 わたしたちの目は、絶景を見慣れている。どんなに美しい景色でも、1時間、2時間と見惚れることは稀で、しばらく眺めたあと、写真を撮って立ち去る場合がほとんどだ。わたしたちは、ちゃんと景色を見つめられているだろうか? 絶景を前に立ち止まり、目を凝らすことで、見えてくる姿がある。じっと耳を澄ますことで、聴こえてくる声がある。そんな偶然の出会いに、「ささやかな未知」が詰まっている。ここではないどこかに、わたしとは違う人生を生きている誰かがいる。そんな誰かを想像することは、世界に触れようとすることであり、それこそが「観光」なのではないかと、僕は思う。(「あとがき」より) 大きさ:18.8 x 12.8 x 2.45 cm
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【サイン本】大前粟生『ピン芸人、高崎犬彦』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 「どうも。安西煮転がしです。僕、歳の離れた小さい弟がいるんですよ。僕が三十で弟が一三歳。八年前に僕の母親が再婚した時の、夫の側の連れ子がその子で。まあ言うたら義理の兄弟ですね。弟は今中学生で、一三歳って、言うたらそのー、多感な時期じゃないですか。こうね、急にね、腕にマジックで傷痕描いてほくそ笑んだり、それからー、なんかいかがわしいものでも見てたんかな、急にスマホの画面伏せたり。まあそういうのも、僕からしたらかわいくて、なんやかんや言うて、弟も僕のこと慕ってくれるんですよ。これは弟から聞いた話なんですけど、弟の中学に旧校舎があって、そこの木の階段が変な軋み方をするんですって。どう変かっていうと、なんか人の声みたいに聞こえるんです。これだけやったら怪談みたいやないですか、階段だけに。でもその声っていうのが独特で、あの……『松たか子ー』って。松たか子さんなんですよ。いや、どういうこと!? ってなって、学校中えらい騒ぎで、それで僕の弟が、いや、流石芸人の弟ですよね、階段の軋みとタイミング合わせて大喜利のお題を出すようになったんですよね。『全国民に聞いた、塩おにぎりをおいしそうに食べてくれそうな有名人、第二二位は?』『松たか子ー』『有刺鉄線の対義語は?』『松たか子ー』いや、なかなか尖ってますよね。それで弟を中心にその学校で大喜利が流行って、もう、とっかえひっかえ子どもらが階段の軋みに大喜利を聴かせてるんですよ。そんなある日ですよ、階段の軋みがね、『そりゃ私だって、私だってピーナッツバターサンドよりベーコンレタスサンド食べたいですよっ、ベーコンレタスサンド。ベーコンレタスサンドッ』って言ったんですよね。みんなぽかーんってなって。一瞬間が空いて、『うわこの階段、松たか子のドラマの台詞言ったでー』って、これまた大騒ぎになったんです。でもね、そんな台詞、松たか子さん、一回も言ったことないんですよ」 ――本文中「安西煮転がしのネタ」から引用 『芸人雑誌』の太田出版が送る、『おもろい以外いらんねん』大前粟生による世界初“ピン芸人”小説! Aマッソ加納の紹介(『アメトーーク!!』)によって業界の話題をさらった『おもろい以外いらんねん』に続く大前粟生「芸人本」の最新作は、これまで描かれることの少なかった“ピン芸人”にフォーカスをあてる。なぜか売れてしまったからっぽの芸人・高崎犬彦とネタ至上主義の芸人・安西煮転がしの10年間を追いかけることで、芸人にまとわりつく「売れること」と「消費のされやすさ」の葛藤を描く。 ※ 199ページ最終行の表記に誤りがございました。 深くお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。 誤 俺のことどうでもよくて。どうだった。あいつのネタおもしろかった? 正 どうだった。あいつのネタおもしろかった? 判型: 四六判上製 ページ数: 224ページ
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【サイン本】佐川恭一『就活闘争 20XX』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 こんな地獄を乗り越えないと就職できない世の中、間違ってないか――? 20XX年の近未来、「ウルトラベビーブーム世代」の大学生たちが、今とは比べ物にならないほど激化した就職活動に挑む――。 主人公の太田亮介は、就職活動に熱が入っていない京都大学三回生。日本を牛耳る巨大企業「Z社」に入社するため、ようやく重い腰を上げて就活に臨むが……。 銃撃をかわしながら出身大学OBを探す「OB訪問」やSNSでの10万人フォロワー獲得をめざす「インターンシップ」、歴戦の就活猛者たちと激論をかわす「グループディスカッション」、そして多くの就活生が命を落とす「面接試験」。生死を賭けた選考に挑む就活生たちの悲劇を克明に描き、現代の新卒一括採用システムに一石を投じる、“就活エンターテインメント”登場! イラスト:サイトウユウスケ 判型 四六判並製 ページ数 320ページ
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【サイン本】山下賢二『やましたくんはしゃべらない』
¥1,760
※ 著者直筆サイン入りです。 学校で一度もしゃべったことがない山下君。 作文を発表することになった山下君は、ラジカセに録音した声を流して発表した。 ちょっと変、だけど気になる男の子のお話。 32ページ 大きさ: 217x275x7 mm