スタンダードブックストア
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TENNOJI BASE
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左右社編集部・編『雪のうた』
¥2,200
同時代の歌人100人がうたった 100首の〈雪〉の短歌アンソロジー さようならが機能をしなくなりました あなたが雪であったばかりに――笹井宏之 どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/秋月祐一/左沢森/天野慶/阿波野巧也/飯田彩乃/飯田有子/石井僚一/石畑由紀子/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/江戸雪/大辻隆弘/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/笠木拓/上篠翔/川野芽生/北辻一展/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/紀野恵/くどうれいん/栗木京子/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小池光/神野優菜/小島なお/小林朗人/佐伯紺/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐原キオ/柴田葵/島楓果/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/竹内亮/竹中優子/立花開/田中槐/谷川電話/谷川由里子/田丸まひる/田宮智美/田村穂隆/俵万智/千種創一/千葉聡/辻聡之/土井礼一郎/堂園昌彦/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井祐/永井亘/中村森/錦見映理子/西村曜/早坂類/橋爪志保/はだし/初谷むい/服部真里子/東直子/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/光森裕樹/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉田隼人/吉田恭大/渡邊新月 (あいうえお順・敬称略、全100名) 判型/ページ数:四六判変形 上製 136ページ 装幀/脇田あすか
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桃を煮るひと
¥1,760
SOLD OUT
『桃を煮るひと』 くどうれいん ※「くどうれいん辞典 二〇二三」が付いてます。 四六判並製変形 136ページ 衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに、書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 くどうれいん 作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『うたうおばけ』(書肆侃侃房)、『水中で口笛』(左右社)、『氷柱の声』『虎のたましい人魚の涙』(以上、講談社)、『プンスカジャム』(福音館書店)、『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)がある。
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わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版
¥1,000
『わたしを空腹にしないほうがいい』改訂版 くどうれいん 文庫判、78ページ ・おいしいひとりぐらし 2016年6月 ・満腹は遠く 2017年6月 ・おかわり対談 改訂版を記念して、二人でごはんを食べました おかわり対談 一日目 毛蟹×くどうれいん おかわり対談 二日目 吉田玲奈×くどうれいん ・あとがき
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【送料無料】亀鳴く
¥1,650
『亀鳴く』 A5、56ページ CD-R付き 2020年10月30日発行 ※送料無料です。 春には、鳴かないはずの亀が鳴く―― 不思議な俳句の季語「亀鳴く」をめぐる書き下ろし・録り下ろし作品、5篇と4曲を収録した、CD-R付ZINE。 ■参加作家 オカヤイヅミ @okayaizumi くどうれいん @0in9d トオイダイスケ @daisuketoi 中村さやか @Lebe_mann 福嶋伸洋 岬ロカ 山口優夢 ゆnovation @UWannasing yohei @we_are_myhawaii (*あいうえお順、夫々の簡単なご紹介はこちら) 写真=金本涼子 イラスト=カニコーセン @kanikoosen 編集=酒井匠 ■収録内容 巻頭グラビア [小説] 三月の海/福嶋伸洋 [小説] ハイパースプリングタートルナイト/くどうれいん [漫画] 夕亀/オカヤイヅミ [エッセイ] 亀が鳴くように/山口優夢 [短詩(自由詩)] 亀鳴くにまつわる、彼女の傍点/中村さやか [ミニコラム] おとな科学電話相談室「亀って本当に鳴くんですか?」 [ミニコラム] 「亀鳴く」のプレイリスト [音楽] Tortoise Head/yohei walkin’/ゆnovation days of carapaces/トオイダイスケ Sometimes Turtle Sings In April/岬ロカ ■「亀鳴く」とは? 古くから俳句に用いられている春の季語で、「春になると亀の雄が雌を慕って鳴くというが、実際には亀が鳴くことはなく、情緒的な季語」(角川書店『俳句歳時記』)と説明されています。 春ののどかで、ぬぼーっと間の抜けた感じや、少しロマンチックな感じ、同時にどこか不穏さや、SFのような趣も感じられる、おもしろい言葉です。 亀鳴くや人に魔のさすときのあり(鈴木真砂女) あそびをり人類以後も鳴く亀と(田中裕明) 亀鳴くや身体のなかのくらがりに(桂信子) 大丈夫づくめの話亀が鳴く(永井龍男) 亀鳴くや事と違ひし志(安住敦) 亀鳴くや皆愚かなる村のもの(高浜虚子) 亀鳴くや行きしことなき本籍地(小川軽舟) 『亀鳴く』(CD-R & Magazine)は、9人の書き手・音楽家のみなさんに、この「亀鳴く」という言葉をテーマに、小説・エッセイ・音楽etc.を作りおろしていただき、それをまとめたものです。 (※本書およびCD-Rには、俳句作品・句評・俳論は一切出てきません。) ■編集・発行者プロフィール 酒井 匠 1983年2月東京生まれ、神戸在住 フリーランスで編集、企画、イベント制作、コーディネーター等を務める ゲストと共に神戸の街を巡る吟行句会イベント「Gabarito KOBE」主催 『real local神戸』にて「神戸音楽カレンダー」連載中
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【S様専用】あんまりすてきだったから
¥1,540
SOLD OUT
※注意!! こちらはS様専用です。他の方が購入されてもキャンセル扱いとなり、返金の際は手数料も差し引いてのご返金となります。 『あんまりすてきだったから』 くどうれいん さく / みやざきひろかず え ※Wサイン入りです。 ※一筆箋が付いています。 A4変型判、32ページ 歌手のうたごえがあんまりすてきだったから、こんちゃんはお手紙をかきました。こんちゃんの心のこもったお手紙をはこぶゆうびんやさんは、なんだかうれしくなって、くちぶえをふきました。くちぶえをきいたやまめは、なんだかうれしくなって、しぶきをあげてはねました。こんちゃんのうれしい気持ちが、ふしぎとみんなに伝わって…。 すてき! と思った人にはお手紙を出しましょう。 うれしい気持ちがどんどん広がる、くどうれいん初めての絵本。 くどうれいん 1994年、岩手県生まれ。作家。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)『うたうおばけ』(書肆侃侃房)。歌集に『水中で口笛』(左右社)。小説『氷柱の声』(講談社)で第165回芥川賞候補。創作童話に『プンスカジャム』(福音館書店)がある。 みやざきひろかず 1951年、奈良県生まれ。絵本作家。北海道教育大学特設美術課程卒業。『ワニくんのおおきなあし』で第1回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞を受賞。主な作品に「ワニくん」シリーズ、『チョコレートをたべた さかな』(共にBL出版)、『ほんのにわ』(偕成社)。さし絵を手がけた作品に『ひらがな だいぼうけん』(第19回椋鳩十児童文学賞、偕成社)『ドレミファどうぶつコンサート』(文研出版)などがある。
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01失恋
¥1,100
SOLD OUT
よむ処方箋『01失恋』 ERIMAKI(襟巻編集室) 128×188mm 50頁 ERIMAKI(襟巻編集室)の代表作とも呼べるこの本(失恋本)は、デザイナーMAKIさんの失恋が引き金になり生まれました。失恋したときに手にすれば、だれかが癒える処方箋のような本の構想は、岩手の歌人・くどうれいんさんをくどくことから始まりました。 表紙は、破れた紙片に失恋の痛みを重ね、実際に手でびりっとちぎったものをデザイン化しています。写真は当時、東北に住んでいた写真家竹内いつかさんを起用。街に沈殿する切なさを捉えた写真と、失恋のエッセイを組み合わせました。失恋本ができあがるころには、MAKIの失恋はすっかり癒えるというオチもあり。ふしぎなことに「この本を読んだら、恋が叶った」という吉報が相次いだことから(これ、ほんと!)、ご利益本とのうわさも積極的に流しています。 ERIMAKI(襟巻編集室)より 目次 「失恋とくどうれいん」くどうれいん 「片想い わずらい」ハタノエリ 「失恋の受けとめ方」羽鳥剛史 「恋より 切ない はなし」池田あけみ 「0人目の恋人」工藤あゆみ 「失恋につける薬」白川密成 「失恋ソングブック」ミズモトアキラ
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氷柱の声
¥1,485
SOLD OUT
『氷柱の声』 くどうれいん 四六判、130ページ 語れないと思っていたこと。 言葉にできなかったこと。 東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。 それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。 第165回芥川賞候補作。 くどう れいん 1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『水中で口笛』がある。
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【サイン本】Neverland Diner 二度と行けないあの店で
¥3,630
SOLD OUT
『Neverland Diner』二度と行けないあの店で ※都築響一さんのサイン入りです。 ※番外編の四折りペーパー付きです。 編者:都築響一 編集:臼井悠 装丁:渋井史生(PANKEY) 体裁:四六判変形/並製/カバー装 頁数:640頁程度(カラー写真頁含) 僕をつくったあの店は、もうない――。 子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。 「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。 もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一による写真でお届けする追憶のグルメガイド――。 著者:総勢100名(掲載順) 都築響一 矢野優 平松洋子 パリッコ いしいしんじ 俵万智 向井康介 玉袋筋太郎 水道橋博士 江森丈晃 土岐麻子 安田謙一 林雄司 古澤健 滝口悠生 遠山リツコ 髙城晶平 内田真美 イーピャオ/小山ゆうじろう 吉井忍 コナリミサト 永島農 谷口菜津子 石井僚一 佐藤健寿 和知徹 九龍ジョー 篠崎真紀 ツレヅレハナコ Mistress Whip and Cane 佐久間裕美子 吉岡里奈 松永良平 劔樹人 堀江ガンツ 見汐麻衣 小宮山雄飛 朝吹真理子 吉村智樹 日下慶太 スズキナオ 益子寺かおり 中尊寺まい 小谷実由 川田洋平 安田理央 上田愛 酒本麻衣 呉ジンカン 小石原はるか 兵庫慎司 Yoshi Yubai ヴィヴィアン佐藤 とみさわ昭仁 伊藤宏子 理姫 大井由紀子 古賀及子 いぬんこ 飯田光平 逢根あまみ 椋橋彩香 菊地智子 マキエマキ 村上巨樹 村上賢司 桑原圭 直川隆久 梶井照陰 高橋洋二 Oka-Chang ディスク百合おん 豊田道倫 茅野裕城子 池田宏 金谷仁美 徳谷柿次郎 島田真人 小林勇貴 スケラッコ 平民金子 本人 鵜飼正樹 石原もも子 たけしげみゆき VIDEOTAPEMUSIC 友川カズキ クーロン黒沢 柳下毅一郎 幣旗愛子 安田峰俊 平野紗季子 村田沙耶香 高野秀行 くどうれいん 田尻彩子 比嘉健二 バリー・ユアグロー 大竹伸朗 都築響一(つづき・きょういち) 1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。 1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。 目次 1 大島の漁師屋台=都築響一 2 羽田の運河に浮かぶ船上タイ料理屋=矢野優 3 甘くて甘くて、怖い雲=平松洋子 4 もう二度と味わえない、思い出の「1セット」=パリッコ 5 まちがいなく生きものがいた=いしいしんじ 6 あってなくなる=俵万智 7 北京に捨ててきた金正日=向井康介 8 煙が目にしみる=玉袋筋太郎 9 ホープ=水道橋博士 10 渋谷駅、スクランブル交差点周辺の数百軒=江森丈晃 11 真夏の夜の夢=土岐麻子 12 ホワイトハウス=安田謙一 13 酔うと現れる店=林雄司 14 エスカルゴと味噌ラーメン=古澤健 15 祖父の行きつけのクラブ=滝口悠生 16 YOSHIWARA=遠山リツコ 17 珈琲家族を忘れない=髙城晶平 18 春の頃、私的最果ての店=内田真美 19 池袋ウエストゲートカツ編=イーピャオ/小山ゆうじろう 20 失恋レストラン=吉井忍 21 どん感がすごい=コナリミサト 22 土曜夜新宿コマ劇近くで=永島農 23 呪いの失恋牛すじカレー=谷口菜津子 24 本当の洋菓子の話をしよう=石井僚一 25 北極の雪原で味わった「食」の極限=佐藤健寿 26 六本木シュルレアリスム前夜=和知徹 27 佐野さん、あのレストランの名前教えてよ。=九龍ジョー 28 東京ヒルトンホテル オリガミ=篠崎真紀 29 営業許可のない大久保ロシア食堂の夜=ツレヅレハナコ 30 欲望の洞窟=Mistress Whip and Cane 31 自覚なく美しかった店とのお別れ=佐久間裕美子 32 レインボーズエンドの思い出=吉岡里奈 33 カレーの藤=松永良平 34 レモンライスのあのお味=劔樹人 35 週刊ファイトなお好み焼き屋=堀江ガンツ 36 山口お好み屋=見汐麻衣 37 深夜のドライブと恵比寿ラーメン=小宮山雄飛 38 ばってらと調製豆乳=朝吹真理子 39 謎のカレー屋の店主は、空の雲を自在に操った=吉村智樹 40 孤独うどん=日下慶太 41 道玄坂を転がり落ちた先の洞窟=スズキナオ 42 かけめぐる青春~吉祥寺・シャポールージュ~=益子寺かおり 43 ずっと、チャレンジャー。=中尊寺まい 44 新宿、サグ・パニール、恋。=小谷実由 45 カフェのランチでよく出てくるミニサラダ=川田洋平 46 「浮かぶ」の正しいナポリタンとハイボール=安田理央 47 まんまる=上田愛 48 カトマンズのチャイ店=酒本麻衣 49 「鶴はしラーメン」の絶品鴨スープのラーメンを作る、熊の刺身を食べなかった「チーフ」=呉ジンカン 50 その店は、居間にあった。=小石原はるか 51 究極の「うまくないけど食いたいもの」だった、うどんとおでん=兵庫慎司 52 今はなき廣島文化の最深部=Yoshi Yubai 53 限りある時間を慈しむ=ヴィヴィアン佐藤 54 父と煮込みとバヤリース=とみさわ昭仁 55 凍った英国の庭に行った話=伊藤宏子 56 再築される愛憎=理姫 57 ハマーの味=大井由紀子 58 飯能、おにぎりと磯辺餅だけの店=古賀及子 59 祇園の片隅で=いぬんこ 60 カリブサンドだけは、今でもほんとうのまま=飯田光平 61 最初で最後。すさみの黒嶋茶屋=逢根あまみ 62 深夜の路地で、立ち食いサラダバー=椋橋彩香 63 仙人茶館重慶=菊地智子 64 1980年代前半、サイゼリヤ稲毛駅前店=マキエマキ 65 打ち上げ花火と水餃子=村上巨樹 66 オリオン座の下にあったミヤマ=村上賢司 67 シンプリーのスペカツ=桑原圭 68 神田神保町のめし屋「近江や」と「美学校」=直川隆久 69 修行道場高野山=梶井照陰 70 私がジョン・ヴォイトになった日=高橋洋二 71 夜来香名古屋・栄店=Oka-Chang 72 唐あげ塾=ディスク百合おん 73 永遠の21秒=豊田道倫 74 戦争オカマについて=茅野裕城子 75 白檀の香り=池田宏 76 夢の跡=金谷仁美 77 フリークスお茶屋の話=都築響一 78 松屋バイトで見た十三の景色=徳谷柿次郎 79 北浦和のさらじゅ=島田真人 80 突撃せよ!あさましい山荘=小林勇貴 81 しみいるうどんといなりずし=スケラッコ 82 三鷹アンダーグラウンド=平民金子 83 東京の、みんなのとんかつ登亭=本人 84 大阪ミナミ・高島田=鵜飼正樹 85 スナック・ストーン=石原もも子 86 どこまでも続く森=たけしげみゆき 87 ニンニクのにおい、駅ビルからの眺め=VIDEOTAPEMUSIC 88 イクツニナッテモアソビタイ、と台湾料理屋のママは云った=友川カズキ 89 売女に居場所を潰されて=クーロン黒沢 90 バーニングマンのラーメン屋台=柳下毅一郎 91 終末酒場にて/五反田・たこ平=幣旗愛子 92 マクドナルドと客家土楼=安田峰俊 93 またみんなで行く♪=平野紗季子 94 丸福(仮名)の醤油らーめん=村田沙耶香 95 幻の本場インドカレー=高野秀行 96 見えない餅=くどうれいん 97 ミクシィ時代の「都会の森ガーデン」=田尻彩子 98 なくなったピンパブ=比嘉健二 99 〈タイム〉と〈フェズ〉=バリー・ユアグロー(訳:柴田元幸) 100 シドの酢漬け=大竹伸朗
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ユリイカ 2021年3月号 特集=近藤聡乃
¥1,980
SOLD OUT
『ユリイカ』2021年3月号 特集=近藤聡乃 222mm × 143mm 358ページ 近藤聡乃はニューヨークと東京の時差のようにどちらが過去とも未来ともつかないいまここにある現在にそっと送り返す。エッセイマンガ『ニューヨークで考え中』はそれゆえに卓越した同時代の記録を届ける。そしてまた、新たな代表作『A子さんの恋人』が描いた他者という感情の平行、そのマンガとしての静かな持続は数多い2020年の傑作のひとつに数えられるだろう。デビュー20年を経て、近藤聡乃はいま“どこ"で考えているのか。 目次* ❖描き下ろし 「ニューヨークで考え中」ユリイカ出張篇 / 近藤聡乃 ❖対談〈1〉 地味というには不思議な話 / 近藤聡乃 川上弘美 ❖A子さんに連れられて A子さんたちの逡巡をみつめる温かなまなざし / 今泉力哉 UえもとIちこの場合 / 植本一子 ❖近藤聡乃試論――ひとたび『A子さんの恋人』と 近藤聡乃のからくり箱 / 藤本由香里 苦爪楽髪かつ苦髪楽爪な日常 / 中田健太郎 名前と文字の軽さと体温――『A子さんの恋人』の文字を読む / 森田直子 都市の厚み――『A子さんの恋人』について / 三浦知志 ❖マンガ〈1〉――近藤聡乃との遭遇 近藤さんと私(愛の不時着 ver) / 今日マチ子 近藤さんと私 / クリハラタカシ 近藤聡乃さんのこと / 堀 道広 ❖スケッチ 近藤聡乃の消息 / 鈴木康広 ❖詩 三原色 / 最果タヒ ❖キャンバスと鉛筆 タンチョウヅルの頭を撫でる / 髙城晶平 のろいとまじない。/ 青葉市子 ❖カラー口絵 Kondoh Akino Latest Works ❖再録 さようなら/大停電の夜に / 近藤聡乃 ❖近藤聡乃を観る 近藤聡乃主要作品解題 / 選・解説=山田晃子 ❖アルカイックな横顔 聡乃さんのこと / 山口 晃 伝説のタマグラアニメ『電車かもしれない』/ 水江未来 変わり続ける世界で――マンガと美術と近藤聡乃 / 金澤 韻 ❖動く絵と動かない絵 《KiyaKiya》と新しいJapanese Girlの誕生 / 金沢百枝 孤独のかたちを掘り起こすための隙間――近藤聡乃の短篇アニメーションと『A子さんの恋人』/ 土居伸彰 耕されるジェッソ――近藤聡乃の鉛筆画 / 大山エンリコイサム ❖ニューヨークの音を聞く ぼくもニューヨークで考え中だった / 友部正人 ニューヨークで「あんぐり」中 / 巻上公一 電車のきしむ音、レールを曲がる時の音 / 前野健太 ❖マンガ〈2〉――来たるべき線 円に近づく / 山本美希 未踏の線 / 増村十七 ❖対談〈2〉 英語と日本語のあいだのモヤモヤ / 近藤聡乃 柴田元幸 ❖『ニューヨークで考え中』と考える それぞれのニューヨーク / 佐久間裕美子 ネイバーフッドの螺旋歳時記(クロニクル)――『ニューヨークで考え中』のノスタルジー / 吉田恭子 フェイス・イーター――近藤聡乃に教えてもらった日本語/ ライアン・ホームバーグ ❖対談〈3〉 青の時代と黄昏 / 近藤聡乃 原 マスミ ❖おかっぱの女の子 あいまいで朦朧とした、でも強烈な記憶 / 知久寿焼 『デジタル・スタジアム』のころ / 八谷和彦 たゆたう少女たち / 星園すみれ子 ❖マンガ〈3〉――私の向こう側 つれづれ虫 / 丸山 薫 かっこいいなあ、と言うしかできない / オカヤイヅミ ピアノが上手な女の子 / 小口十四子 こがね虫のおとむらい / 本 秀康 ❖『A子さんの恋人』ふたたび――オルタナティブな系譜と私 私の知ってるA子さんのこと――ガロとりぼんとるきさんと / 三浦沙良 マンガの変態――『ガロ』から『ハルタ』へ / 可児洋介 A太郎のベタ、『ガロ』の影……さよなら。――近藤聡乃『A子さんの恋人』論 / 住本麻子 ❖名前を見つける 積み重なっていく日常の先に / 友田とん アドベントレター / くどうれいん 未踏のまなざし / 野村由芽 ❖みたび『A子さんの恋人』――自己愛・作家性・三角関係 愛の時間 / 佐藤雄一 マンガ家としての近藤聡乃と「手」の仕事――『うさぎのヨシオ』と『A子さんの恋人』に見る自己表現としてのマンガ / 竹内美帆 AとVのかたち――『A子さんの恋人』はポリアモリー? / 遠藤麻衣 ❖近藤聡乃を読む 近藤聡乃単行本解題 / 横井周子 ❖連載 私の平成史 13 / 中村 稔 ❖物語を食べる*19802 憑依と観想から擬人法へ / 赤坂憲雄 ❖詩 球体 他一篇 / ゆずりはすみれ ❖今月の作品 鎌田尚美・勝部信雄・夜水 透・藤谷真実子・池田伊万里・高野真佑子 / 選=和合亮一 ❖われ発見せり 遺産と概念的穴掘り/ 岡澤康浩