スタンダードブックストア
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【サイン本】いのっちの手紙|坂口恭平⇔斎藤環
¥1,540
『いのっちの手紙』 坂口恭平⇔斎藤環 ※坂口恭平さんサイン入りです。 四六判、256ページ 雑誌『婦人公論』での対談がきっかけとなり始まった、双極性障害の当事者である坂口恭平さんと、精神科医の斎藤環さんのスリリングな往復書簡。 「いのっちの電話」と称して自らの携帯電話番号を公開し、10年間で2万人の「死にたい」という人々の電話を受け続けてきた坂口さん。電話をしてきた人で、死を選んだのはひとり。その女性も「ずっといのっちの電話をやってください、楽しかったです」という言葉を残していた。 精神療法の「プロ」である斎藤さんが、坂口さんの「実践、創造、そして方法に、はなはだしく興味津々」で、その技術を知りたいと、往復書簡を申し込んだ。人が人を助けるとは、どういうことなのか? 12通の、いのちをめぐる対話。 坂口恭平(サカグチキョウヘイ) 1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。東日本大震災後の2011年5月、故郷熊本で独立国家の樹立を宣言し、新政府総理大臣に就任。その経緯と思想を綴った『独立国家のつくりかた』が話題となった。他の著書に、『現実宿り』『苦しい時は電話して』『自分の薬をつくる』『躁鬱大学』『土になる』など、画集に『Pastel』『Water』がある。音楽、美術の分野でも多彩な活動を行う。 斎藤環(サイトウタマキ) 1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤との共著・小林秀雄賞)など多数。
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特装版『Water』| 坂口恭平
¥11,000
SOLD OUT
特装版『Water』 坂口恭平 ※10月下旬発送です。 B5判上製(布張り) ※仕様変更のお知らせ B5判型変型上製(布張り)ではなく、「函入り・B5判変型上製(PP加工)」となります。 なお、内容は通常版と同じで、価格・特典内容には変更ございません。 276ページ(予定) ※特典 1. A2ポスター 2. トートバッグ 自殺者をなくすためにはじめた「いのっちの電話」活動や、執筆、美術、音楽などの多岐にわたる活動を続けてきた坂口さん。 2020年4月にパステル画を描きはじめ、いまやパステルはライフワークになりつつあります。 今回は前作の『Pastel』につづいて、2020年秋冬から2021年夏までの最新作品200作品以上を収録。本作『Water』では、判型を変更、ページ数も大幅に増やし、イメージを一新しました。 光と陰、抽象と具象、風景と静物が入り混じる、坂口さんの変化の記録をとらえたパステル画集です。 活動拠点である熊本の自然、畑へと向かう道、江津湖、有明海、そして光と影、色彩、温度、空気……世界を徹底的に観察して描き切ったパステル画は、SNSで発表されるやいなや大きな話題を呼び、個展のチケットは即完売、各界の著名人からも注目が集まりました。 僕は空の見方が変わった。それは今日の天気、ではなく、光の動き、水の動き、風の動きで、畑と僕と直結していた。僕は光と水と風も流れている、という当たり前のことに気づいて、彼らも窮屈ではないように生きていたことに気づいた。面白く感じると、すぐに僕は飲み込みが抜群に早くなる、良くなる。風景が風景ではなく、光、水、風という気象と、植物や建築とが変化しつつ戯れている様子に見えてきた。その中で格別な時がある。それを僕はパステルで描くようになった。 だからこの絵は僕の表現ではない、という感覚がある。畑と同じだ。だから、毎日止まらない。僕の表現として、どうすればいいかなんか迷わない。とにかく気象に植物に建築に、それらの戯れに忠実にするだけだ。だから、毎日描くことが止まらない。元々下手だったけど、下手なのは当たり前だ。僕は誰にも絵を習っていないんだから。でもそのことに躊躇せずに、僕は描きたいように描く。無能なんだから、毎日描くよ。少しは上手くなっていたら嬉しい。死ぬまで描きたいと思っているから、90歳で死ぬとして、窮屈さから抜け出したんだから、それくらいはきっと生きているはず。あと50年くらい、このパステル画を続けられる。それは面白いことじゃないか。上手いとか下手とか芸術だとか食っていけるとか、そんなことを平気な顔して飛び越えていく。僕は自分で生き方を見つけ出したと思った。その意味では僕は病気によって研究を始めたので、躁鬱病に感謝だ。そして、さようなら。そして、畑に感謝だ。パステルに感謝だ。気象にも感謝を。 ーー本書収録エッセイ 坂口恭平「死ぬまで毎日描き続ける」より
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【サイン本】Water|坂口恭平
¥3,300
SOLD OUT
『Water』 坂口恭平 絵・著 / エリック・マーゴリス 訳 ※10月中旬発送予定です。→10月20日過ぎに発送予定です。(当店ギャラリースペースにて坂口さんの展示を予定しており、その際にサインをいただいてからの発送となります)→坂口さんの在廊予定がなくなりましたので別の手段でサインをいただき、10月下旬発送になります。 ※ポストカード付きです。 B5判変型並製 276ページ 自殺者をなくすためにはじめた「いのっちの電話」活動や、執筆、美術、音楽などの多岐にわたる活動を続けてきた坂口さん。 2020年4月にパステル画を描きはじめ、いまやパステルはライフワークになりつつあります。 今回は前作の『Pastel』につづいて、2020年秋冬から2021年夏までの最新作品200作品以上を収録。本作『Water』では、判型を変更、ページ数も大幅に増やし、イメージを一新しました。 光と陰、抽象と具象、風景と静物が入り混じる、坂口さんの変化の記録をとらえたパステル画集です。 活動拠点である熊本の自然、畑へと向かう道、江津湖、有明海、そして光と影、色彩、温度、空気……世界を徹底的に観察して描き切ったパステル画は、SNSで発表されるやいなや大きな話題を呼び、個展のチケットは即完売、各界の著名人からも注目が集まりました。 僕は空の見方が変わった。それは今日の天気、ではなく、光の動き、水の動き、風の動きで、畑と僕と直結していた。僕は光と水と風も流れている、という当たり前のことに気づいて、彼らも窮屈ではないように生きていたことに気づいた。面白く感じると、すぐに僕は飲み込みが抜群に早くなる、良くなる。風景が風景ではなく、光、水、風という気象と、植物や建築とが変化しつつ戯れている様子に見えてきた。その中で格別な時がある。それを僕はパステルで描くようになった。 だからこの絵は僕の表現ではない、という感覚がある。畑と同じだ。だから、毎日止まらない。僕の表現として、どうすればいいかなんか迷わない。とにかく気象に植物に建築に、それらの戯れに忠実にするだけだ。だから、毎日描くことが止まらない。元々下手だったけど、下手なのは当たり前だ。僕は誰にも絵を習っていないんだから。でもそのことに躊躇せずに、僕は描きたいように描く。無能なんだから、毎日描くよ。少しは上手くなっていたら嬉しい。死ぬまで描きたいと思っているから、90歳で死ぬとして、窮屈さから抜け出したんだから、それくらいはきっと生きているはず。あと50年くらい、このパステル画を続けられる。それは面白いことじゃないか。上手いとか下手とか芸術だとか食っていけるとか、そんなことを平気な顔して飛び越えていく。僕は自分で生き方を見つけ出したと思った。その意味では僕は病気によって研究を始めたので、躁鬱病に感謝だ。そして、さようなら。そして、畑に感謝だ。パステルに感謝だ。気象にも感謝を。 ーー本書収録エッセイ 坂口恭平「死ぬまで毎日描き続ける」より
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【サイン本】土になる|坂口恭平
¥1,870
SOLD OUT
『土になる』 坂口恭平 ※サイン入りです。 四六判、288ページ 装画・口絵(16ページ)坂口恭平 今、僕は自分自身と完全に一つになったような気がする。それ以上の平安がどこにあるだろうか。それが鳥であり、猫であり、虫じゃないか。地に足をつけるとは、このことを言うのではないか。土に聞くまでもない。僕が土になったのだから――。 有明海を望み、雲仙岳を見晴らし、故郷の河内につながる熊本の地で、師匠ヒダカさんの背中を見ながら畑を始めた。日々畑に足を運び、成長する野菜たちと向き合うこと。それは生まれてこのかた、土から遠く離されていたことに気づき、生命を取り戻していく過程そのものだった。 作ること、変化することをめぐる冒険。 『0円ハウス』『独立国家のつくり方』に連なる著者の到達点。 ヘンリー・ソロー『森の生活』、現代版誕生!! 土になった坂口恭平の目玉を借りて、 僕らは日頃見えないものを目の当たりにするのだ ――土井善晴
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土になる|坂口恭平
¥1,870
SOLD OUT
『土になる』 坂口恭平 四六判、288ページ 装画・口絵(16ページ)坂口恭平 今、僕は自分自身と完全に一つになったような気がする。それ以上の平安がどこにあるだろうか。それが鳥であり、猫であり、虫じゃないか。地に足をつけるとは、このことを言うのではないか。土に聞くまでもない。僕が土になったのだから――。 有明海を望み、雲仙岳を見晴らし、故郷の河内につながる熊本の地で、師匠ヒダカさんの背中を見ながら畑を始めた。日々畑に足を運び、成長する野菜たちと向き合うこと。それは生まれてこのかた、土から遠く離されていたことに気づき、生命を取り戻していく過程そのものだった。 作ること、変化することをめぐる冒険。 『0円ハウス』『独立国家のつくり方』に連なる著者の到達点。 ヘンリー・ソロー『森の生活』、現代版誕生!! 土になった坂口恭平の目玉を借りて、 僕らは日頃見えないものを目の当たりにするのだ ――土井善晴
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ” 劇場用パンフレット
¥880
SOLD OUT
『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ” 劇場用パンフレット』 B5判 257mm × 182mm 32ページ ・イントロ ・マルタン・マルジェラ年表 ・キャスト紹介 ・監督:ライナー・ホルツェマー インタビュー ・マルジェラが確立した新たな価値体系 深井晃子(服飾研究家) ・革新性と挑戦の源泉:マルタン・マルジェラの「愛」と「勇気」 栗野宏文(ユナイテッド・アローズ 上級顧問 / クリエイティブディレクション担当) ・『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』コメント 浅田彰|批評家 / 片山正通|インテリアデザイナー Wonderwall代表、武蔵野美術大学 教授 / 北村道子|スタイリスト / 坂口恭平|作家、画家、音楽家 / 島津由行|スタイリスト・ファッション・ディレクター / 祐真朋樹|ファッションディレクター / 鈴木親|写真家 / ナカアキラ AKIRANAKA|CREATIVE DIRECTOR / 平野啓一郎|小説家 / 平山景子|ファッションディレクター / 古田泰子|TOGAデザイナー / 渡辺三津子|VOGUE JAPAN編集長 ・マルタン・マルジェラ発言採録
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MOMENT 3:City as a home
¥1,980
『MOMENT 3:City as a home』 B6版変形、164ページ MOMENTは、あらゆる地域や分野を横断しながら、新しい都市のあり方を探索する人たちのためのトランスローカルマガジンです。創刊3号の特集は「City as a home」。自宅と近隣にとどまって過ごす日々のなかで、急速にしぼんでいく街への想像力をいかにして新たな形で取り戻すのか。香港、アムステルダム、埼玉県小川町などを巡って、ホームとしての都市のあり方について考えます。 香港在住の作家 / デザイナーによる書き下ろし小説から、認知症を包み込む都市のあり方を探る寄稿、有機農業のメッカを巡る循環の旅、演劇ユニットPort B主宰・高山明へのインタビュー、磯野真穂と坂口恭平の対談、自宅でつくるゴーストレストラン......などなど、ホームの世界を旅する3号をお届けします。 ◎マイケル・ルンと歩く香港 Michael Leung ロンドン生まれ香港在住のアーティスト/ デザイナーで、都市農業にかかわる多数の活動を展開するマイケル・ルン。超高層住宅とにぎやかな看板が林立する香港市街地の屋上で蜂を飼い、コンポストを置き、週末ごとに新界の農村に通う。 マイケルによる小説とインタビューで香港の日常を巡りながら、都市のマイクロポリティクス(小さな政治)を考える。揺れる香港でときほぐされ、結び直されるものとは。 レニー・ラマカースと話す新しいhomeの時代 Droog Design 1990年代にコンセプチュアル・デザインの流れをつくり出し、ものの見方を刷新し続けてきたオランダのデザイン・コレクティブDroog(ドローグ)。 近年はOpen HouseやDesign + Desiresなど都市にまつわるプロジェクトを次々と展開している。共同創設者のレニー・ラマカースは、激変する世界でいま何を見ているのか。第2の拠点バルセロナの自宅にいる彼女と話すホームのこと。 ◎FOOD FOR TRANS-LOCAL これからの地域の糧を探して 埼玉県小川町篇 そのつもり / PEOPLE / 横田農場 / 麦雑穀工房マイクロブルワリー 自家製酵母のベーカリー、半径5kmの食材でランチプレートをつくる喫茶兼書店、在来種を育て、種の自家採種をする有機農家、自給100%のビールをつくるブルワリー。 街の人が日々行き交い、頭と身体の糧(Food)を得る場を巡る連載第2回は、有機農業の地として知られる埼玉県小川町を巡る。彼ら彼女らの実践から、地域に深く根ざしながらも、その先の風景を形づくるトランスローカルのあり方を考える。 ◎漫画 : 将来の集落 香山哲 最新刊『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』をはじめ、日常生活に起こるさまざまな出来事を独自の視点で切り取る気鋭の漫画家、香山哲による新作連載コミック。 今号では「UVB-76」「すぐれたデバイス」2本の短編を描き下ろし。現在の世界が何度も滅亡した後に人類が形成するかもしれない、さまざまな形の集落を描く。
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【サイン本】躁鬱大学 気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません
¥1,760
SOLD OUT
『躁鬱大学』気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません 坂口恭平 ※サイン入りです。 四六判 縦191mm × 横130mm 272ページ 誰にも言えない悩みだと思っていたのに、そうじゃなかった?! 31歳で躁鬱病と診断され、気分の浮き沈みの激しさに苦しんでいた僕がみつけた、ラクに愉快に生きる技術。みんな、人からどう見られるかだけを悩んでいる。鬱のどうにもならない落ちこみ、自己否定をどう扱うか。はたまた躁の周囲を疲れさせてしまうほどに過剰なエネルギーをどうするか。自らの経験をもとに、ユーモアあふれる対処法を徹底講義! 坂口恭平(サカグチキョウヘイ) 1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。 躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。 12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。最新刊に『自分の薬をつくる』『cook』(晶文社)、『苦しい時は電話して』(講談社現代新書)、『pastel』(左右社)など。
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【サイン本】お金の学校 | 坂口恭平
¥1,650
サイン本『お金の学校』 坂口恭平 四六判 縦188mm × 横132mm 304ページ お金に関する今世紀最大の発見(!?) 「流れ」とは何か。 noteでの無料公開時に30万PVを超え、圧倒的熱狂の1週間を作り出し、その後完全予約制のオリジナル出版で初版5000部を売り切った「お金の学校」が普及版として満を持して登場。 流れがあれば、お金も人も仕事もすべて動き出す。 鬼才、坂口恭平がすべてをさらけ出して伝える「幸福」への道。 【著者より】 お金をみなさん毛嫌いしているところがあります。 明晰な方でも、お金は疎くて、みたいな感じで敬遠してしまう人もいます。それではいつまでたってもお金との関係が良くなりません。 ここはお金の学校です。 まずはお金のことを大好きになってください。 大丈夫、きっとうまくいくよ。 【目次】 1:オリエンテ―ション 2:入学金について 3:まずは企画書を書く 4:お金とは時間である 5:僕の印税についての楽しい話 6:経済=「大丈夫、きっとうまくいくよ」と自分に声をかけること 7:頭の中(お花)畑だよねあんた 8:文藝春秋にとっての王とは何か? 9:模倣を三つ揃えると経済になる――坂口恭平の経済史① 10:健康という経済――坂口恭平の経済史② 11:卒業式:祝辞 たかちゃんへの返礼 坂口恭平(サカグチキョウヘイ) 1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。 躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。 12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。最新刊に『自分の薬をつくる』『cook』(晶文社)、『苦しい時は電話して』(講談社現代新書)、『pastel』(左右社)など。
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【サイン本】『Pastel』坂口恭平
¥3,300
SOLD OUT
『Pastel』サイン入り 坂口恭平 ※ポストカード付きです。 はじめてのパステル画、はじめての風景 画家・坂口恭平、第二章開幕。 個展チケット即完売、各界著名人注目、著者SNSで話題沸騰のパステル画集第一弾がついに刊行。 畑へと向かう道、江津湖、有明海、そして光と影、色彩、温度、空気……世界を徹底的に観察して描き切ったパステル画を厳選して収録。 2020年4月から8月までの風景の記録であり、坂口恭平の変化の記録。 ◉パステル画約120作品を原寸大・フルカラーで掲載 ◉エッセイ「畑への道」収録(日英バイリンガル) ◉著者による各作品紹介 坂口恭平(さかぐち・きょうへい) 1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、絵描き、歌い手、踊り手など、さまざまな分野で活動を続ける。 2004年に写真集『0円ハウス』を刊行。著書に『独立国家のつくりかた』『徘徊タクシー』『現実宿り』、近刊に『自分の薬をつくる』『苦しい時は電話して』がある。 美術家として、カナダのバンクーバー州立美術館にて個展を開催後、現在は展覧会を各地で開催する。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。
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ユリイカ 2016年1月臨時増刊号 総特集・坂口恭平
¥1,540
SOLD OUT
『ユリイカ 2016年1月臨時増刊号』.総特集・坂口恭平 『0円ハウス』『独立国家のつくりかた』『現実脱出論』から『家族の哲学』へ-複数のレイヤーを生きる 坂口恭平 / 石牟礼道子 / 藤村龍至 / 石川直樹 他 A5判、238ページ 『独立国家のつくりかた』で一躍注目を集め、 『徘徊タクシー』で第27回三島由紀夫賞の候補になり、 この度『家族の哲学』を上梓した坂口恭平。 彼は一体何者なのだろうか? 作家であり、建築家であり、芸術家であり、 新政府内閣総理大臣であり、そして「水」であるという、 坂口恭平の正体に迫る。 目次 【書き下ろしエッセイ/音楽集/ドローイング】 坂口恭平 【対談】 石牟礼道子×坂口恭平 藤村龍至×坂口恭平 【カラーグラビア】 写真・文=石川直樹 【エッセイ】 いとうせいこう/和多利浩一/跡上史郎/ 本田孝義/中納良恵(EGO-WRAPPIN')/ 七尾旅人/前野健太/川瀬慈/立川吉笑/矢野利裕 【論考】 小倉正史/斎藤環/毛利嘉孝/安藤礼二/ 五十嵐太郎/都甲幸治/柳澤田実/ 杉田俊介/篠原雅武/松家理恵/五所純子/栗原康/ 【資料】 九龍ジョー + 編集部
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【サイン本】坂口恭平 躁鬱日記
¥1,980
SOLD OUT
『坂口恭平 躁鬱日記』 坂口恭平 ※サイン入りです。 A5判、294ページ ベストセラー『独立国家のつくりかた』などで注目を浴びる坂口恭平。きらびやかな才能の奔出の一方で、鬱期には強固な自殺願望に苛まれ外出もおぼつかない。青年期から躁鬱病に悩まされてきた著者は、試行錯誤の末、この病はもはや自分では手に負えないと諦め、「意のままにならない『坂口恭平』をみんなで操縦する」という方針に転換した。その成果やいかに! 著者自筆イラスト77点一挙収載、涙と笑いと感動の当事者研究!
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【サイン本】自分の薬をつくる
¥1,650
SOLD OUT
『自分の薬をつくる』 坂口恭平 ※サイン入りです。 四六判 縦188mm × 横132mm 288ページ 誰にも言えない悩みは、みんなで話そう。 坂口医院0円診察室、開院します。 「悩み」に対して強力な効果があり、心と体に変化が起きる「自分でつくる薬」とは? これは戯曲? エッセイ? 自己啓発? 鬼才坂口恭平、ついに医師になる。 あっという間に読めて、不思議と勇気づけられる! 2019年に実際に行われたワークショップを誌上体験。 「いのっちの電話」では、なぜ電話をかけた人たちが楽になり、元気になれるのか。いったい何がそこで起こっているのか。 その秘密とは。全部教えます。 ▼こんな方にぜひ読んでほしい! ・漠然とした不安がある ・やりたいことが見つからない ・やめられないことがある ・仕事がつらい ・人間関係で悩んでいる ・何をやってもうまくいかない ・誰とも理解しあえない ・話相手がいない ・人生に絶望している ・好奇心がない ・日々に関心がなくなった ・悩みで頭がいっぱいになっている ・何かやってみたいんだけど一歩が踏み出せない ・書きたいけど書けない作家 ・作りたいけど作れない創作家 ・アイディアが枯れてしまったプランナー ▼コロナ禍が蔓延している現代日本に向けて、 「非日常につける薬――あとがきにかえて」 も書き下ろし掲載。 【目次】 0:「自分の薬をつくる」ワークショップのための準備 1:オリエンテーション (1)はじめに (2)薬=日課 (3)しおり (4)自分の薬をつくる――実例:私の場合 (5)つくるということ (6)みんなアウトプットの方法を知らない 2:ワークショップ「診察」 ▼企画書を書くという薬 ▼「否定する力」の使い方 ▼相談してみる ▼将来の夢は今すぐ叶えてみる ▼職業の枠を取っ払っていく ▼気持ちを深く汲み取れるのは特殊能力 ▼やりたくないことをしない ▼声になっていなかったものを声にする ▼個人の悩み、なんてものはない ▼研究する ▼健康の証 ▼適当なアウトプット ▼アウトプットについて、もう少し ▼自分にダメ出しをするということ ▼「自閉」という方法 ▼書けないとき、つくれないとき ▼聞いてくれるひと、見てくれるひと まとめ――私たちにとって最良の「薬」とは 非日常につける薬――あとがきにかえて 坂口恭平(サカグチキョウヘイ) 1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。 2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。 以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。 2011年5月10日には、福島第一原子力発電所事故後の政府の対応に疑問を抱き、自ら新政府初代内閣総理大臣を名乗り、新政府を樹立した。 躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。 12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。 14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。 16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。 現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。 近刊に『cook』(晶文社)、『まとまらない人』(リトルモア)など。
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苦しい時は電話して
¥860
SOLD OUT
『苦しい時は電話して』 坂口恭平 新書判 、208ページ 死にたいほどつらくて苦しい時、人は何をするのが最も良いのか? 躁鬱病を患う著者が、「死にたい人」からの電話を10年受け続けてわかったこと。 【著者メッセージ】 090-8106-4666 これは僕の携帯電話の番号です。 僕は「いのっちの電話」という、死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービスをやっています。もちろん無償です。本家本元「いのちの電話」がほとんどかからないという現状を知り、2012年に一人で勝手にはじめました。1日に5人ほどかけてきます。なので、1年だと200人弱。もう10年近くやっています。 なんでこんなことをはじめたのか。 なぜなら、自殺者をゼロにしたいと思っているからです。 自殺者がいることが当たり前になってしまっている。そのこと自体が異常なのではないかと僕は思います。もちろん、それぞれの人生はそれぞれに決めることができるので、自ら死にたい人を止めようとするのはどうなのか、それも人間の自由ではないかと思われる方もいると思います。 僕も何度かそう言われたことがあります。そう言われれば、わからないことはありません。いや、どうかな……やっぱり納得できないところがたくさんあります。 なぜなら僕自身も死にたくなるからです。 あなただけではないんです! もちろん、1年に何万人もの電話を受けることはできません。僕にできるのは1日に10人が限界だと思います。そこで、いつも電話で話していることをこの本に書いてみることで、電話だけで対応できない人々にも、死ななくてもいいんだと感じてもらえるのではないか。 そんな気持ちからこの本を書くことにしました。 【目次】 1章 反省禁止! 熱が出ている時と同じ/体からのメッセージ? 2章 24時間、悩める人 すべて僕自身の経験/悩むこと自体は悪くない 3章 不滅のジャイアン 気持ちいいかどうかを確認する/細かな願望に気づく 4章 とても、苦しい時に 10分、悩みまくる/朝ごはんだけ、つくってみる 5章 「いのっちの電話」から 明けない鬱はない/周囲に漏らしていい 6章 自殺者をゼロにする ただの絶望ではない/警察署の刑事からの電話 7章 天下一の生真面目人間だから 暴力をうまく活用する/死にたい人はサボらない 8章 僕の毎日の過ごし方 どんな時も歌を歌う/迷わず仕事をやめていい 9章 苦しみ自体が力となる 企画書をつくる/毎日1時間でいい 終章 悩むのは、才能の一つ 積み重ねが自信につながる/続けることで変化する 坂口恭平(サカグチキョウヘイ) 1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部卒業。建築家・作家・絵描き・歌い手、ときどき新政府内閣総理大臣。著書に『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出文庫)、『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)、『幻年時代』(幻冬舎、熊日出版文化賞)、『坂口恭平 躁鬱日記』(医学書院)、『自分の薬をつくる』(晶文社)、弾き語りCDアルバムに『Practice for a Revolution』などがある。