スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
-
【サイン本】古賀及子『好きな食べ物がみつからない』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。サインは選べません。 やっぱりみつけたい。「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。「好き」をめぐる自分観察冒険エッセイ。 「好きな食べ物は何ですか?」 この問いに、うまく答えられないあなたへ。 “やっぱりみつけたい。 「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。” 自分のことは、いちばん自分が、わからない。 どうでもいいけどけっこう切実。 放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を 濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。 ☆上白石萌音 解説 古賀及子さんの文章に私が感じるのは、 母のような安心感と、親友のような愉快さと、恋人のような刺激である。 どんなふうに物事を考えたら古賀さんのようになれるのだろう。 ☆ヨシタケシンスケ 推薦 美味しい食べ物にも面白い文章にも、「大きな驚き」と「確かな納得」がある。 私も「好きな食べ物」は決めあぐねていますが、「好きな文筆家」なら迷わず言えます。 古賀及子さんです。 ――いつだって私たちは言い切れなさのなかにいる。 「おいしいものは世の中にいくらでもある。 ほとんどそれは海だ。 おいしいものの海原から、私はいま、独特の価値観を確立させて、なんらかの強い理由でもってこれが一番と叫ばねばいけない」 【こんな方におすすめ】 □プロフィールに好物を書きたいが永遠に迷っている □夢中になれるものがない □自分の本音がわからない 「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位に選ばれた名作『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者がおくる、初の食エッセイ。 Step0 憧れのあのひとたちには「好きな食べ物」がちゃんとある Step1 好きな食べ物のなかから好きな食べ物を探す Step2 血に聞き、形から入る Step3 フェティッシュを爆発させてみたい Step4 ラグジュアリーという鎧を着て自分を強くしたい Step5 私よりも私を知っているひとたち Step6 好きな食べ物を、ここで一旦ぶっこわす Step7 脳内ではなく世の中に聞いてみる Step8 可能性のその先の景色を見に行こう Step9 私は好きな食べ物とマッチングしたい Step10 好きを因数分解する方法があった Step11 嘘でもいいから好きと言ってみる Step12 私が好きな私はどんな私ですか 判型:四六判 サイズ:188mm x 128mmx15mm ページ数:287ページ
-
【サイン本】古賀及子『気づいたこと、気づかないままのこと』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。サインは選べません。 ※ 特典書き下ろしエッセイ付 他にはない味わいの名作日記を日々生み出すweb日記の第一人者、古賀及子さん初の本格エッセイ集。 note「シカクのひみつマガジン」の連載を中心に、過去に古賀さんがブログで公開していたものや書き下ろしを加えました。 幼少期のニュータウンでの暮らし、おばあちゃんや恋人との思い出、産まれて育つ子どもたちとの日々ーー。 人生のあらゆる場面を縦横無尽に切り取った、日記とは違う古賀さんの魅力や人間性が詰まった渾身の1冊。 【解説・帯コメント 長嶋有(芥川賞・大江賞作家)】 向田邦子や武田百合子に伊丹十三、 僕が名エッセイストのそれと感じる文章がここにあった。 アプリに頼り、ミールキットで多忙な家事をいなしながら心の中だけがずっと豊かな、新しい時代の、待望のエッセイストの誕生である。(一部抜粋) 【仕様】四六版/並製/184頁
-
【サイン本】古賀及子「おくれ毛で風を切れ」
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。サインは選べません。 「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者による日記エッセイ まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾 母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々 「暮らして、暮らして、暮らしきる」 【推薦】 日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。 ――牟田都子(校正者) 実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。 古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。 ――藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家) 目次 2019年2月〜2020年12月 2019年 宇宙がすごい広いんだが 車窓を見る人は黒目がカクカク動く 「はい、論破」みたいに幸せを 猫をさがしていそうな人たちだった 燃えるごみよりも資源ごみのほうが多いでしゅよ 情報は目でとまって頭にまで到達していなかった 目の前で大福が売り切れて誇らしい 悔しがるころは過ぎた 「ねえ見て!」があるから人は連れ立ってどこかへ出かける 全力で走りそしてふたりは出会った 人間社会で成長することそのもの まあまあ家 気づかないまま傷つく これからほっぺたをバンバンにふくらませる宣言 こういうものなんだからとだまっていた 伝えたい豆知識があるんだ 別れのメールをローマ字で書いた 同じ家に同じ気持ちの人がいる 腐りゆくのを見るのがいやで腐る前に捨てた それは個人の感想だろう 氷を揉み溶かしとがらせる こっそり水道水を飲む 背負ったネギが夕日を受けて輝く 2020年 私いまかなりドラえもんっぽいことになってないか もしかして楽しかったの? くれぐれも家を燃やさないように カーっとした量のハンドクリーム ここに真の卒業がある よくない予感を共有する 同じ家でも今度ははじまる スポークが折れて感心感心 ポップコーンをはぜさせる人を離れたところから見る 鳩サブレーを食べる自分の様子をふと思う 感激して「優しい!」と冷やかす 新しいカードに無を移行する 気安い友人や家族だけが目撃する ふんわりではなくふっくらしている顎 もしフィクションで描かれてなかったらどう思ったろう 消費はむずかしい 血管が動くのを見あう 事情を誰かに話すときはいつも自信がない 冷えた生卵を持ち続けて手がつめたい 意識の私を無意識が急に起こす 赤や緑や青が次々に色を変え光っている テトリスでこんなに遊んでしまう 2022年3月〜2023年8月 2022年 これだ漫才の起源 有象無象のドーナツ お菓子が配られているのではないか 新入りバイトの態度で生きる 13で割る! 中2の景色 これはさては呪術だな 「まあいいか」が「まあよくない」をチョイスする 水漏れを飼う ミロがなくなる ふすまに海を きっとうまい肉だ 大人に連れていかれる このまま無印良品に飲み込まれる 悪口は味 黒か紺か そんな個性的な営業時間 夜のとばりのようですね このままはやく朝にしてしまいたい わたしではないあなたたち おれはひとりしかいないのに 思考のあさましさに感じるハングリー精神 無機物ばかりが登場する人生の走馬灯 わたしたちのアイコンタクト ふりかけが大好きな人たち 2023年 おくれ毛で風を切れ 突然一生会わない人になる 夢のもたつき 布団をならべて夜ねむるよう 楽しみにしている人がいると心強い 家は家であり、家っぽいものでもある 人間が自由だとよく知っている 孤独な意地汚いお祭り 抜けも飛びも刺さりもしない きみの名前を知ることそのもの ひとつの世界の終わり まんじゅうにどこまでも盛り上がってしまう 小枠も小枠な生き方の多く 手のひらで光ってはじける塊の時間 いちばん大きな音のカッター 本気の餓鬼でもなかったようで 尊び信じて優しく 弁当の責任と関心 今日は一緒に行けてよかった 現実だったらあんまりだ 畏れることない不公平感 バレエと敬礼 判型:B6判ソフトカバー 頁数:304頁
-
タイムトラベル同人誌『超個人的時間旅行』藤岡みなみ編
¥1,650
タイムトラベル・ノンフィクションZINE 「超個人的時間旅行」 エッセイ11篇収録。 上田誠、古賀及子、こだま、スズキナオ、せきしろ、堀静香、宮田珠己、宮崎智之、牟田都子、ワクサカソウヘイ、藤岡みなみ 装画:Ayumi Takahashi テーマソング:ロースケイ A5版 92ページ
-
【サイン本】ちょっと踊ったりすぐにかけだす
¥1,870
SOLD OUT
『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』 古賀及子 ※サイン入りです。 ※サインの横のひとことは、ランダムに発送いたしますので、写真のもの異なる場合がございます。 B6判 縦182mm × 横128mm 320ページ ウェブメディア「デイリーポータルZ」編集部員・ライターの著者による大人気ウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より、103日分をあつめた傑作選がついに刊行! 母・息子・娘、3人暮らしの愉快で多感な〈日記エッセイ〉 【推薦のことば】 実験室みたいな、RPGみたいな、部室みたいな親子の時間。 あー、今からでも、古賀さん家の子に生まれたい! ――岸本佐知子(翻訳家) 目次 2018年 心の霧が晴れた隠喩 一緒に普通の量を食べて生きていこう 2019年 どこかの母の模倣だな こんなでたらめな昼飯があるのか 雨のついた網戸に消しゴムなげてみ 「楽しいよ!」と書いてあると泣きそうになる 資産を有効活用して一日気分がいい 鋭角的にかわいい、鈍角的にもかわいい 水筒という家事がある 空気があったまって膨張したんじゃないの 俺はどうなってしまうのだろう 「あるなら食べる」ほど豊かなことはない 今日の3時ごろすごかった クイズの脇が甘い ケーキに隙間をみつけてくやしくて泣いた 0.5人の自分 みんなかわいいかわいいと言って見ています 思えばずっと誰かの歯が抜けていた 冷蔵庫ではないこれはタンスだ フィクションは雑でも平和だが現実は優しいほうがいい それでもサンタは強引に来た 2020年 横からスッとドラえもんが入ってくる ぬいぐるみが助け いつも私をどん欲に確認する ていねいに細かく拾って牽制していく 月ばかりみているがそれがいい 椅子の下を這って通り過ぎた 屈辱要素なくわたしをパシらせて 決めてもらえると楽でありがたい 28年の月日を経て落第がむくわれた 子どもが子どもの世界の情報を交換している なみへい、ふな 今日もかわいいですね 純粋なから揚げの行列 やることがなくて優雅 きっと一生なおらない 体はコンビニに入っていった 送り迎えのことばかり考えていた 気球の絵だ ふたりで絶対に半分 夜中に目を覚ましたいからもう寝る チャーハンに気持ちが集中した いつも自分を気分よくしている 元服である みんな歯を投げているらしい ナンから煙が出ているぞ 心を揺さぶらない映画を見きわめる 塩で召し上がるのは後ろめたい ちょっと踊ったりすぐにかけだす つつみかくさない自意識 誰かが重いな 真逆の「屋」が来てしまったな 知ってるやつ以外ぜんぶうそみたい サンタが誰かを知っている人にも来る 全身に力を込めて体をぶるぶるふるわせるから見てて 意外な思春期の来かたをしている スーコー言わずに飲んでみよ 2021年 あとはエアコンだけある いまいちばんどうでもいいこと 歯が小さいのだが 私だけが実情を知り不明を実感している、わかっている私がいちばんわかっていない 30秒は10秒が3個 歯の皮一枚 腸壁の側を皮膚にする なにも起こらない予感 菓子パンは子にやる 糊を買いにいこうくらいの誘い 世界一の墓 餃子の数を数えて とらわれなさが真実をつかむ コロナ時代の買い食い ピザが食べ足りないのは絶対に嫌だ 本当に家族で楽しいだろうか 午後7時25分、逮捕 らくだだと思っていますか? 世の中たいていのことはうまくいかない、なのに ウーバーイーツのみなさんがぜんぶカブの出前だったら まだまだ地力を出してはいないはずです あらぶる群衆 さまざまな感情を一度に持たすなよ ちゃんとしたファンの人が使う言葉 遊んで暮らさず商売を 治る自信のある肋骨 2022年 とりあえず子らにバナナを渡す 来たな待っていたぞ 前提としてとても明るい すべてが謎のトラックが 確認して両替を頼む 安ジャムと高ジャム ペットボトルを海に捨てない 心が遭難している 家のことは、なにもかも忘れてしまう いないと本当にいない 壺のなかのグリーンカレー 奥にある真のおかえり 目にした景色を見せて 夜に帰る 無料のお菓子はかなしいか ぬいぐるみは動の物 じゃあなにを食べていたのか 今日は絶対に死ねない 静かに静かに終わっていく 骨といわれたほうがよかった あとがき 古賀及子(コガチカコ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。ライター、編集者。 2003年ウェブメディア『デイリーポータルZ』にライターとして参加、2005年同編集部に所属。『納豆を1万回混ぜる』『決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで』『アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか ~文化にも通訳が必要だ~』などを執筆。 2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。日記は現在もnoteに不定期で更新している。
-
すねるように眠く
¥1,000
SOLD OUT
『すねるように眠く』まばたきをする2022年3月の体 古賀及子 A5判、60ページ 糸綴じ 初出 まばたきをする体 2022年3月5日~3月31日 一部書き下ろし。また、いくつかの日に振り返っての追記を加えました。 ■まばたきをする体 2000年頃よりホームページとして運用開始。 2018年10月後半より毎日更新の日記ブログに。 2021年4月、毎日更新を終了。現在は不定期で更新中。 古賀及子 こがちかこ ライター、編集者。1979年東京生まれ。神奈川、埼玉育ち、東京在住。 日頃はウェブメディアのデイリーポータルZ編集部で働いています。
-
ちょっと踊ったり すぐにかけだす|古賀及子
¥1,650
SOLD OUT
『ちょっと踊ったり すぐにかけだす』まばたきをする体の2020年8月から2021年4月 古賀及子 A5判、174ページ 装丁:奥山史歩 はてなブログとnoteでまいにち更新中の日記「まばたきをする体」の2020年8月~2021年4月の更新分からご好評回をよりぬいて掲載しました。 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。 2004年よりデイリーポータルZ参加。2005年より同編集部所属。 納豆を1万回まぜたのは私です。 中学生の男と小学生の女の子どもがいます。 好きなものはEDMとローソク足とコンテンポラリーダンスです。 まばたきをする体(まばたきをするからだ) 2018年10月後半よりほぼ毎日更新の日記です。 2000年くらいからホームページ→ブログとして運用してきましたが、2018年から日記ブログになりました。 noteとはてなブログに同じものを投稿しています。 おもな登場人物: 私(わたしです)、息子、娘、友人たち、上司や同僚 ※子どもたちの父親は山にこもり暮らしており普段は登場しません。たまに出てきます。 更新はTwitter(@eatmorecakes)でご案内しています。バックナンバーもTwitterで紹介しています。 Instagram(eatmorecakes)もあるよ!
-
しししし4 特集:中原中也
¥1,980
『しししし4 特集:中原中也』 A5判、272ページ 装画 大槻香奈 扉絵 大谷津竜介 デザイン 中村圭佑 本屋双子のライオン堂がほぼ年単位で発行する文芸誌、早いもので四号目(前身の『草獅子』を含めると五号目)。今回の特集は中原中也です。 <目次> ・特集 中原中也 宮崎智之 / 大崎清夏 / 岸波龍 / 長尾早苗 / 川村のどか / 遠藤雅司 ・コミカライズ くれよんカンパニー ・ 読書会『山羊の歌』 本屋エッセイ賞 受賞作掲載 ・創作 鈴木晴香 / 佐藤yuupopic / 横田創 / 伊波真人 / 浅生鴨 / 太田靖久 / 友田とん / 宗澤香音 / 早助よう子 / 大前粟生 ・読み物 佐々涼子 / 伊井直行 / 皐月彩 / 荒木優太 / 尾崎世界観 / 上原裕美子 / 古賀及子 / 牟田都子 / 結崎剛 / まつしたゆうり / 山本貴光 / 吉川浩満 ・特別企画 「短編小説の愉楽」 早助よう子 × 大前粟生 司会:長瀬海 ・様々な書店の日常を綴った「本屋日録」 HOSHIDO / 自由港書店 / せんぱくBookbase / ポルベニールブックストア / BOOKSHOP 本と羊 / 本屋プラグ ・ 読者によるコラム「本と生活」 伊藤あきこ / うきくさ / 大江祥子 / 大山アラン / ごちょう / 小川純 / 川杉亮 / 倉津拓也 / 鈴木華織 / 高垣ぼす / 竹田信弥 / 田中章久 / 中村圭佑 / 野村知一 / 廣瀬さとる / 藤村忠 / 緑柱古書堂 / 松井祐輔 / 山中麻未
-
【サイン本】Neverland Diner 二度と行けないあの店で
¥3,630
SOLD OUT
『Neverland Diner』二度と行けないあの店で ※都築響一さんのサイン入りです。 ※番外編の四折りペーパー付きです。 編者:都築響一 編集:臼井悠 装丁:渋井史生(PANKEY) 体裁:四六判変形/並製/カバー装 頁数:640頁程度(カラー写真頁含) 僕をつくったあの店は、もうない――。 子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。 「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。 もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一による写真でお届けする追憶のグルメガイド――。 著者:総勢100名(掲載順) 都築響一 矢野優 平松洋子 パリッコ いしいしんじ 俵万智 向井康介 玉袋筋太郎 水道橋博士 江森丈晃 土岐麻子 安田謙一 林雄司 古澤健 滝口悠生 遠山リツコ 髙城晶平 内田真美 イーピャオ/小山ゆうじろう 吉井忍 コナリミサト 永島農 谷口菜津子 石井僚一 佐藤健寿 和知徹 九龍ジョー 篠崎真紀 ツレヅレハナコ Mistress Whip and Cane 佐久間裕美子 吉岡里奈 松永良平 劔樹人 堀江ガンツ 見汐麻衣 小宮山雄飛 朝吹真理子 吉村智樹 日下慶太 スズキナオ 益子寺かおり 中尊寺まい 小谷実由 川田洋平 安田理央 上田愛 酒本麻衣 呉ジンカン 小石原はるか 兵庫慎司 Yoshi Yubai ヴィヴィアン佐藤 とみさわ昭仁 伊藤宏子 理姫 大井由紀子 古賀及子 いぬんこ 飯田光平 逢根あまみ 椋橋彩香 菊地智子 マキエマキ 村上巨樹 村上賢司 桑原圭 直川隆久 梶井照陰 高橋洋二 Oka-Chang ディスク百合おん 豊田道倫 茅野裕城子 池田宏 金谷仁美 徳谷柿次郎 島田真人 小林勇貴 スケラッコ 平民金子 本人 鵜飼正樹 石原もも子 たけしげみゆき VIDEOTAPEMUSIC 友川カズキ クーロン黒沢 柳下毅一郎 幣旗愛子 安田峰俊 平野紗季子 村田沙耶香 高野秀行 くどうれいん 田尻彩子 比嘉健二 バリー・ユアグロー 大竹伸朗 都築響一(つづき・きょういち) 1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。 1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。 目次 1 大島の漁師屋台=都築響一 2 羽田の運河に浮かぶ船上タイ料理屋=矢野優 3 甘くて甘くて、怖い雲=平松洋子 4 もう二度と味わえない、思い出の「1セット」=パリッコ 5 まちがいなく生きものがいた=いしいしんじ 6 あってなくなる=俵万智 7 北京に捨ててきた金正日=向井康介 8 煙が目にしみる=玉袋筋太郎 9 ホープ=水道橋博士 10 渋谷駅、スクランブル交差点周辺の数百軒=江森丈晃 11 真夏の夜の夢=土岐麻子 12 ホワイトハウス=安田謙一 13 酔うと現れる店=林雄司 14 エスカルゴと味噌ラーメン=古澤健 15 祖父の行きつけのクラブ=滝口悠生 16 YOSHIWARA=遠山リツコ 17 珈琲家族を忘れない=髙城晶平 18 春の頃、私的最果ての店=内田真美 19 池袋ウエストゲートカツ編=イーピャオ/小山ゆうじろう 20 失恋レストラン=吉井忍 21 どん感がすごい=コナリミサト 22 土曜夜新宿コマ劇近くで=永島農 23 呪いの失恋牛すじカレー=谷口菜津子 24 本当の洋菓子の話をしよう=石井僚一 25 北極の雪原で味わった「食」の極限=佐藤健寿 26 六本木シュルレアリスム前夜=和知徹 27 佐野さん、あのレストランの名前教えてよ。=九龍ジョー 28 東京ヒルトンホテル オリガミ=篠崎真紀 29 営業許可のない大久保ロシア食堂の夜=ツレヅレハナコ 30 欲望の洞窟=Mistress Whip and Cane 31 自覚なく美しかった店とのお別れ=佐久間裕美子 32 レインボーズエンドの思い出=吉岡里奈 33 カレーの藤=松永良平 34 レモンライスのあのお味=劔樹人 35 週刊ファイトなお好み焼き屋=堀江ガンツ 36 山口お好み屋=見汐麻衣 37 深夜のドライブと恵比寿ラーメン=小宮山雄飛 38 ばってらと調製豆乳=朝吹真理子 39 謎のカレー屋の店主は、空の雲を自在に操った=吉村智樹 40 孤独うどん=日下慶太 41 道玄坂を転がり落ちた先の洞窟=スズキナオ 42 かけめぐる青春~吉祥寺・シャポールージュ~=益子寺かおり 43 ずっと、チャレンジャー。=中尊寺まい 44 新宿、サグ・パニール、恋。=小谷実由 45 カフェのランチでよく出てくるミニサラダ=川田洋平 46 「浮かぶ」の正しいナポリタンとハイボール=安田理央 47 まんまる=上田愛 48 カトマンズのチャイ店=酒本麻衣 49 「鶴はしラーメン」の絶品鴨スープのラーメンを作る、熊の刺身を食べなかった「チーフ」=呉ジンカン 50 その店は、居間にあった。=小石原はるか 51 究極の「うまくないけど食いたいもの」だった、うどんとおでん=兵庫慎司 52 今はなき廣島文化の最深部=Yoshi Yubai 53 限りある時間を慈しむ=ヴィヴィアン佐藤 54 父と煮込みとバヤリース=とみさわ昭仁 55 凍った英国の庭に行った話=伊藤宏子 56 再築される愛憎=理姫 57 ハマーの味=大井由紀子 58 飯能、おにぎりと磯辺餅だけの店=古賀及子 59 祇園の片隅で=いぬんこ 60 カリブサンドだけは、今でもほんとうのまま=飯田光平 61 最初で最後。すさみの黒嶋茶屋=逢根あまみ 62 深夜の路地で、立ち食いサラダバー=椋橋彩香 63 仙人茶館重慶=菊地智子 64 1980年代前半、サイゼリヤ稲毛駅前店=マキエマキ 65 打ち上げ花火と水餃子=村上巨樹 66 オリオン座の下にあったミヤマ=村上賢司 67 シンプリーのスペカツ=桑原圭 68 神田神保町のめし屋「近江や」と「美学校」=直川隆久 69 修行道場高野山=梶井照陰 70 私がジョン・ヴォイトになった日=高橋洋二 71 夜来香名古屋・栄店=Oka-Chang 72 唐あげ塾=ディスク百合おん 73 永遠の21秒=豊田道倫 74 戦争オカマについて=茅野裕城子 75 白檀の香り=池田宏 76 夢の跡=金谷仁美 77 フリークスお茶屋の話=都築響一 78 松屋バイトで見た十三の景色=徳谷柿次郎 79 北浦和のさらじゅ=島田真人 80 突撃せよ!あさましい山荘=小林勇貴 81 しみいるうどんといなりずし=スケラッコ 82 三鷹アンダーグラウンド=平民金子 83 東京の、みんなのとんかつ登亭=本人 84 大阪ミナミ・高島田=鵜飼正樹 85 スナック・ストーン=石原もも子 86 どこまでも続く森=たけしげみゆき 87 ニンニクのにおい、駅ビルからの眺め=VIDEOTAPEMUSIC 88 イクツニナッテモアソビタイ、と台湾料理屋のママは云った=友川カズキ 89 売女に居場所を潰されて=クーロン黒沢 90 バーニングマンのラーメン屋台=柳下毅一郎 91 終末酒場にて/五反田・たこ平=幣旗愛子 92 マクドナルドと客家土楼=安田峰俊 93 またみんなで行く♪=平野紗季子 94 丸福(仮名)の醤油らーめん=村田沙耶香 95 幻の本場インドカレー=高野秀行 96 見えない餅=くどうれいん 97 ミクシィ時代の「都会の森ガーデン」=田尻彩子 98 なくなったピンパブ=比嘉健二 99 〈タイム〉と〈フェズ〉=バリー・ユアグロー(訳:柴田元幸) 100 シドの酢漬け=大竹伸朗
-
ごめん、あれやっぱパンだった|古賀及子
¥1,100
SOLD OUT
『ごめん、あれやっぱパンだった』まばたきをする体 2020年2月-7月 古賀及子(こが ちかこ) A5判、90ページ 装画:杉山真依子 組版:山階基 はてなブログとnoteでまいにち更新中の日記「まばたきをする体」の2020年2月~7月の更新分からご好評回をよりぬいて掲載しました。 子どもの中学受験、新型コロナウイルスの感染拡大、一斉休校、緊急事態宣言の発令、子どもたちの進学と進級、緊急事態宣言の解除、学校の再開のなかの、会社員、中学生、小学生の3人暮らしのようすです。 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。 2004年よりデイリーポータルZ参加。2005年より同編集部所属。 納豆を1万回まぜたのは私です。 中学生の男と小学生の女の子どもがいます。 好きなものはEDMとローソク足とコンテンポラリーダンスです。 まばたきをする体(まばたきをするからだ) 2018年10月後半よりほぼ毎日更新の日記です。 2000年くらいからホームページ→ブログとして運用してきましたが、2018年から日記ブログになりました。 noteとはてなブログに同じものを投稿しています。 おもな登場人物: 私(わたしです)、息子、娘、友人たち、上司や同僚 ※子どもたちの父親は山にこもり暮らしており普段は登場しません。たまに出てきます。 更新はTwitter(@eatmorecakes)でご案内しています。バックナンバーもTwitterで紹介しています。 Instagram(eatmorecakes)もあるよ!
-
会社員、中学生、小学生、3人暮らしの緊急事態宣言日記|古賀及子
¥770
SOLD OUT
『会社員、中学生、小学生、3人暮らしの緊急事態宣言日記』 古賀及子(こが ちかこ) A5判、70ページ 装幀:大伴亮介 組版:山階基 日記ブログ「まばたきをする体」から https://mabatakiwosurukarada.hatenablog.com/ 2020年4月7日~5月25日分を全録しました。 ブログで毎日つけているタイトルをなくし、日付だけ振って並べたところかつてなく日記の本らしくなっています。 大伴亮介さんによるコンセプチュアルな表紙デザインと山階基さんによる読みやすく美しい組版もぜひ手にとって見ていただきたいです。 2020年4月7日、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が出されました。実施すべき区域とされたのは「埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県」でしたが、16日には全都道府県に拡大され、5月4日には当初5月6日までとされていた期間が延長。その後一部区域で解除になりつつ5月25日に全国で解除されました。 私たち家族は東京に暮らしており、4月7日から5月25日が緊急事態宣言下の期間でした。これはその48日間の日記です。会社員の私(40代の女性)が書いています。一緒に暮らすのはこの4月に中学生になった息子と小学校中学年の娘です。 もともと日記を毎日ブログに更新しています。日々、どうということのない家族との暮らしを書いています。よし緊急事態が宣言されたから様相を後世のために記録にのこすべやと奮いたって書いたものではなく、続いていくまいにちの、緊急事態宣言期間だけをすっと抜き出し載せたかっこうです。「編む」というのもおこがましいくらい、本当にすっと、その場所だけ抜いて本にしました。 宣言以前から私はほとんどの仕事を在宅で行い、子どもたちも3月2日の臨時休校要請以降ずっと外出を控え自宅学習を続けていました。 おおむね2月のなかばくらいからじわじわ緊急事態だぞこれはという気持ちが高まっていったように記憶していますが、日記を読むとたとえば今や当たり前になったコンビニやスーパーの店員さんとの間にビニールカーテンが垂らされ出したのは宣言以降のことだったのに気づきます。品切れの続いたトイレットペーパーはもう買えるようになっていましたが、ホットケーキミックスが売り切れました。 新型コロナウィルスは残念ながらこれを書いている今も終息したとは言えず、むしろ再度の緊急事態宣言もあり得るのではという状況です。でもあの頃のようなあまりにも突然に様々なことが起こり生活が変わる、日常に並走しながら非日常が分け入りそれが日常に代わるようなことはもうないのではと思うのです。 2020年7月 古賀及子 (序文より) 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。 2004年よりデイリーポータルZ参加。2005年より同編集部所属。 納豆を1万回まぜたのは私です。 中学生の男と小学生の女の子どもがいます。 好きなものはEDMとローソク足とコンテンポラリーダンスです。 まばたきをする体(まばたきをするからだ) 2018年10月後半よりほぼ毎日更新の日記です。 2000年くらいからホームページ→ブログとして運用してきましたが、2018年から日記ブログになりました。 noteとはてなブログに同じものを投稿しています。 おもな登場人物: 私(わたしです)、息子、娘、友人たち、上司や同僚 ※子どもたちの父親は山にこもり暮らしており普段は登場しません。たまに出てきます。 更新はTwitter(@eatmorecakes)でご案内しています。バックナンバーもTwitterで紹介しています。 Instagram(eatmorecakes)もあるよ!
-
ケーキに隙間をみつけてくやしくて泣いた|古賀及子
¥1,000
SOLD OUT
『ケーキに隙間をみつけてくやしくて泣いた』 まばたきをする体の2019年8月から2020年1月 古賀及子(こが ちかこ) A5判、180ページ 2019年8月から2020年1月の更新分から、投票いただいたアンケートをもとにより抜きつつ私の好きなものも入れてまとめました。 これまでの日記本は3か月分をまとめていましたが、今回6か月分をまとめてぶあつく、より本らしくなっています! 基本的にはブログで読める日記が載っているだけなのですが、それでも推せるポイントとしては以下があります! ・表紙がすてき →これまでのサポートステッカーの売上やBOOST、noteのサポートを使わせていただき、デザイナーの佐藤晴美さんにお願いしました! ・日ごろ横書きのものが縦書きになっている →ちょっとちがった味わいに! ・書いて出しのブログならではの誤字脱字や文のねじれを修正した →でもその分ほかの間違えが生まれている可能性! ・「まえがき」を書き下ろした →日記には書かないようにしていることを書きました! →2020年4月に書いたためかなりしんみりした内容です(「大丈夫」が3回出てきます)。 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。 2004年よりデイリーポータルZ参加。2005年より同編集部所属。 納豆を1万回まぜたのは私です。 中学生の男と小学生の女の子どもがいます。 好きなものはEDMとローソク足とコンテンポラリーダンスです。 まばたきをする体(まばたきをするからだ) 2018年10月後半よりほぼ毎日更新の日記です。 2000年くらいからホームページ→ブログとして運用してきましたが、2018年から日記ブログになりました。 noteとはてなブログに同じものを投稿しています。 おもな登場人物: 私(わたしです)、息子、娘、友人たち、上司や同僚 ※子どもたちの父親は山にこもり暮らしており普段は登場しません。たまに出てきます。 更新はTwitter(@eatmorecakes)でご案内しています。バックナンバーもTwitterで紹介しています。 Instagram(eatmorecakes)もあるよ!
-
おまえら、まだ生きていたのか|古賀及子
¥500
SOLD OUT
『おまえら、まだ生きていたのか』 古賀及子(こが ちかこ) A5判、68ページ ブログ「まばたきをする体」が日記ブログになる以前のエッセイ的なエントリを加筆修正しまとめました。 表紙は静かですが、めくると急に声が大きくなるのが特長です。 収録エッセイは以下の通りです。 ニンテンドースイッチを買ってくれてありがとう かわいい女の子が食べきれないホットクを代わりに捨てる 情熱的な破壊 カフェラテとカプチーノを混同しがちだということだけは覚えていた 広大な床が延々と適温である それは「めまい」です 小鼻の毛穴からすべての毒素が抜けていく お母さん・第一部 完 食事にコーラを合わせたい おまえら、まだ生きていたのか 「フィフス・エレメント」じゃねんだから オートチャージ設定の定期一体型クレジットカードを落とした 脱毛中に路線バスのことを考えていた ラッコになって貝という貝を割り散らす あたたかいおにぎりで泣くか 「かるかるナピット」ってなんだ ドモホルンリンクルのつつみ布が通貨 記憶の雑さでマウントを取る アルミホイルならギリギリ持っている カードを出すがポイントはつかない 娘と祖母が私には見えない楽しみを感じ取っている おいしいけどお腹いっぱいだからのこりはあとで食べる ライジンマイルドが風景になる日 池袋のキャッチの男に偶然その場で一矢報いる 焼きそばパンが倫理的に過激すぎる さっき火事だった焼肉屋がもう営業している グーグルホームはなぜ家族ではなく他者なのか 渋谷郵便局前の和菓子の臨時店舗に人がたくさんいてはげまされた サブウェイ 日本経済大学渋谷キャンパス店 古賀及子(こが・ちかこ) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。 2004年よりデイリーポータルZ参加。2005年より同編集部所属。 納豆を1万回まぜたのは私です。 中学生の男と小学生の女の子どもがいます。 好きなものはEDMとローソク足とコンテンポラリーダンスです。 まばたきをする体(まばたきをするからだ) 2018年10月後半よりほぼ毎日更新の日記です。 2000年くらいからホームページ→ブログとして運用してきましたが、2018年から日記ブログになりました。 noteとはてなブログに同じものを投稿しています。 おもな登場人物: 私(わたしです)、息子、娘、友人たち、上司や同僚 ※子どもたちの父親は山にこもり暮らしており普段は登場しません。たまに出てきます。 更新はTwitter(@eatmorecakes)でご案内しています。バックナンバーもTwitterで紹介しています。 Instagram(eatmorecakes)もあるよ!