スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
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『みゃーこ湯のトタンくん』トタンTシャツ
¥3,190
SOLD OUT
『みゃーこ湯のトタンくん』トタンTシャツ スケラッコさん描き下ろし、オリジナルTシャツです。 前面に大きくトタンくんがプリントされています。 5.6OZ 4サイズございます。 ●160cm ●M ●L ●XL
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『みゃーこ湯のトタンくん』オリジナル銭湯タオル
¥550
SOLD OUT
『みゃーこ湯のトタンくん』オリジナル銭湯タオル 約330mm × 840mm ふくろう印 綿100%・日本製 スケラッコさん描き下ろし、オリジナル銭湯タオルです。
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【サイン本】みゃーこ湯のトタンくん|スケラッコ
¥1,650
SOLD OUT
『みゃーこ湯のトタンくん』 スケラッコ ※サイン入りです。 ※どんなイラストが入っているかは届いてからのお楽しみです。 A5判、160ページ 装丁:佐藤亜沙美 ◎滋賀にある銭湯「都湯」が監修を担当。銭湯お墨付き! いいお湯沸いてまっせ! ネコの街の銭湯「みゃーこ湯」を営む店主・トタンと、街で唯一の人間・ハラさん。 銭湯のお客さんは……みんなネコ! 風呂掃除して薪で湯を沸かし、今日も明日も商売繁盛。 そんな銭湯での日々のおはなし。 『盆の国』『バー・オクトパス』などで注目を集める漫画家・スケラッコの最新作は、ネコ×銭湯×小商い! ちょっと不思議でやさしい、心もからだもあたたまる銭湯ネコマンガが誕生です。 目次 第1話 街の銭湯 第2話 ウチで働いてみーひん? 第3話 みゃーこ湯の1日 前編 第4話 みゃーこ湯の1日 後編 図解!みゃーこ湯のしくみ 第5話 はじめての銭湯 第6話 サウナ事情 第7話 優しい態度には裏がある 番外編 スーパー銭湯 第8話 いちにちマルシェ 第9話 定休日は大忙し 第10話 なんで銭湯やってんですか? 第11話 年に一度の盆踊り 第12話 そんな日もある 番外編 電気風呂 第13話 絶景、煙突掃除 第14話 帰るべき場所 第15話 大晦日の夜 第16話 すごく暖かい日に 最終話 もうひとつのみゃーこ湯 スケラッコ 京都在住。漫画家。著書に『盆の国』『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』(以上、リイド社)、『バー・オクトパス』(竹書房)、 絵本『 マツオとまいにちおまつりの町』(亜 紀書房) など。銭湯では電気風呂と水風呂が好き。
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にぬき・ビール・デマエ おまちどう!
¥605
SOLD OUT
『にぬき・ビール・デマエ おまちどう!』 スケラッコ A5判 本文モノクロ34ページ 紫のネコ、にぬき。.、ビールのビールくん、会社員のデマエちゃん。 夏の終わり、3人はどのように過ごしているでしょうか。 2014年発売の漫画、7年ぶりに復刊!
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にぬき・ビール・デマエ またきたよ!
¥715
SOLD OUT
『にぬき・ビール・デマエ またきたよ!』 スケラッコ A5判 本文モノクロ48ページ 紫のネコ、にぬき。.、ビールのビールくん、会社員のデマエちゃん。 2020年、なんだか世の中変わってきた・・・ 3人はどのように暮らしているのでしょうか? 7年ぶりの新作!
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台南くいしんぼ旅
¥495
SOLD OUT
『台南くいしんぼ旅』 文・写真 ねこざ / 絵・スケラッコ A5サイズ 16ページフルカラー 中綴じ製本 母と娘(スケラッコ)が台南旅行に行った8日間の旅のお話です。
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ベトナム中部くいしんぼ旅
¥605
SOLD OUT
『ベトナム中部くいしんぼ旅』 文・写真 ねこざ / 絵・スケラッコ A5サイズ 24ページフルカラー 中綴じ製本 ダナン、ホイアン、ベトナム中部への母と娘(スケラッコ)10日間の旅の記録。
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イランくいしんぼ旅
¥605
SOLD OUT
『イランくいしんぼ旅』 文・ねこざ / しょせん 絵・スケラッコ A5サイズ 24ページフルカラー 中綴じ製本 2013年秋、ツアーでは出来ないイランの人々と生活に触れあう母と娘(スケラッコ)2週間の旅の記録。
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スケラッコシール ハーフサイズA
¥880
SOLD OUT
『スケラッコシール ハーフサイズA』 1シート175mm × 250mm スケラッコのイラストシールです。 表面はPP加工しています。
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スケラッコシール ハーフサイズB
¥880
SOLD OUT
『スケラッコシール ハーフサイズB』 1シート175mm × 250mm スケラッコのイラストシールです。 表面はPP加工しています。
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【サイン本】しょうゆさしの食いしん本
¥680
SOLD OUT
『しょうゆさしの食いしん本』 スケラッコ ※サイン入りです。 ※どんなイラストが画かれているかは届いてからのお楽しみです。 B6判 160ページ おいしいものを食べるのが好き!おいしいものを作るのがとっても好き!! マンガ家・スケラッコが贈る、食べて食べて食べまくるおいしい食エッセー! 誰でも作れる簡単レシピもご紹介しちゃいます!
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【サイン本】マツオとまいにちおまつりの町
¥1,760
SOLD OUT
『マツオとまいにちおまつりの町』 スケラッコ ※サイン入りです。 ※どんなイラストが画かれているかは届いてからのお楽しみです。 A4判、32ページ 『盆の国』『大きい犬』でおなじみの人気漫画家による初の絵本作品! 学校帰りのマツオが迷い込んだのは、毎日毎日ずっとお祭りをしている「おまつりの町」。今日は「クラタさん」がごきげんでクネクネしてるから、それを祝ってのお祭りです。しゃてき、お面屋さん、おみこし、おいしい屋台……不思議な仲間たちが遊ぶ、にぎやかで楽しい世界へ、ようこそ。 スケラッコ 漫画、イラストを描いています。 盆踊りが好きです。京都在住。 漫画作品に『盆の国』(「このマンガがすごい!2017」オトコ編第20位)『大きい犬』(「このマンガがすごい!2018」オンナ編第9位)『平太郎に怖いものはない』前後編(いずれもリイド社)、『しょうゆさしの食いしん本』(芳文社)。「まんがライフオリジナル」(竹書房)にて『バー・オクトパス』を連載中。
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USO 3
¥1,430
極めて私的な文芸誌『USO 3』 特集 SAY・声 文庫判 226ページ あなたの嘘を教えてくださいーー。 文庫サイズの小さな文芸誌『USO』。特集は「SAY・声」漫画家、批評家、民俗学者、農家、編集者といったさまざまな執筆陣が、小説、エッセイ、詩を書き下ろし。「嘘」というテーマに加え、今回は「声」についての作品も掲載します。 目次 『パルマコン・パレルゴン』加瀬 透 『Nのお葬式』野口理恵 『声の発見』若林 恵 『ぼくはまだぼくのままだった』辻山良雄 『不惑の性』岡藤真依 『タマや』年吉聡太 『合流』エレナ・トゥタッチコワ 『謝罪と母と記憶と嘘』矢代真也 『民俗学者は嘘をつく』畑中章宏 『クラゲ』今日マチ子 『ウソと「めんどくささ」と道徳』ベンジャミン・クリッツァー 『波風を立てる/塗り込める』石山さやか 『嘘についての私辞典・手記』鎌田裕樹 『しょうゆさしのうそまじり日記』スケラッコ 『八月・嘘・日記』磯上竜也
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【サイン本】Neverland Diner 二度と行けないあの店で
¥3,630
SOLD OUT
『Neverland Diner』二度と行けないあの店で ※都築響一さんのサイン入りです。 ※番外編の四折りペーパー付きです。 編者:都築響一 編集:臼井悠 装丁:渋井史生(PANKEY) 体裁:四六判変形/並製/カバー装 頁数:640頁程度(カラー写真頁含) 僕をつくったあの店は、もうない――。 子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。 「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。 もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一による写真でお届けする追憶のグルメガイド――。 著者:総勢100名(掲載順) 都築響一 矢野優 平松洋子 パリッコ いしいしんじ 俵万智 向井康介 玉袋筋太郎 水道橋博士 江森丈晃 土岐麻子 安田謙一 林雄司 古澤健 滝口悠生 遠山リツコ 髙城晶平 内田真美 イーピャオ/小山ゆうじろう 吉井忍 コナリミサト 永島農 谷口菜津子 石井僚一 佐藤健寿 和知徹 九龍ジョー 篠崎真紀 ツレヅレハナコ Mistress Whip and Cane 佐久間裕美子 吉岡里奈 松永良平 劔樹人 堀江ガンツ 見汐麻衣 小宮山雄飛 朝吹真理子 吉村智樹 日下慶太 スズキナオ 益子寺かおり 中尊寺まい 小谷実由 川田洋平 安田理央 上田愛 酒本麻衣 呉ジンカン 小石原はるか 兵庫慎司 Yoshi Yubai ヴィヴィアン佐藤 とみさわ昭仁 伊藤宏子 理姫 大井由紀子 古賀及子 いぬんこ 飯田光平 逢根あまみ 椋橋彩香 菊地智子 マキエマキ 村上巨樹 村上賢司 桑原圭 直川隆久 梶井照陰 高橋洋二 Oka-Chang ディスク百合おん 豊田道倫 茅野裕城子 池田宏 金谷仁美 徳谷柿次郎 島田真人 小林勇貴 スケラッコ 平民金子 本人 鵜飼正樹 石原もも子 たけしげみゆき VIDEOTAPEMUSIC 友川カズキ クーロン黒沢 柳下毅一郎 幣旗愛子 安田峰俊 平野紗季子 村田沙耶香 高野秀行 くどうれいん 田尻彩子 比嘉健二 バリー・ユアグロー 大竹伸朗 都築響一(つづき・きょういち) 1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。 1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。 目次 1 大島の漁師屋台=都築響一 2 羽田の運河に浮かぶ船上タイ料理屋=矢野優 3 甘くて甘くて、怖い雲=平松洋子 4 もう二度と味わえない、思い出の「1セット」=パリッコ 5 まちがいなく生きものがいた=いしいしんじ 6 あってなくなる=俵万智 7 北京に捨ててきた金正日=向井康介 8 煙が目にしみる=玉袋筋太郎 9 ホープ=水道橋博士 10 渋谷駅、スクランブル交差点周辺の数百軒=江森丈晃 11 真夏の夜の夢=土岐麻子 12 ホワイトハウス=安田謙一 13 酔うと現れる店=林雄司 14 エスカルゴと味噌ラーメン=古澤健 15 祖父の行きつけのクラブ=滝口悠生 16 YOSHIWARA=遠山リツコ 17 珈琲家族を忘れない=髙城晶平 18 春の頃、私的最果ての店=内田真美 19 池袋ウエストゲートカツ編=イーピャオ/小山ゆうじろう 20 失恋レストラン=吉井忍 21 どん感がすごい=コナリミサト 22 土曜夜新宿コマ劇近くで=永島農 23 呪いの失恋牛すじカレー=谷口菜津子 24 本当の洋菓子の話をしよう=石井僚一 25 北極の雪原で味わった「食」の極限=佐藤健寿 26 六本木シュルレアリスム前夜=和知徹 27 佐野さん、あのレストランの名前教えてよ。=九龍ジョー 28 東京ヒルトンホテル オリガミ=篠崎真紀 29 営業許可のない大久保ロシア食堂の夜=ツレヅレハナコ 30 欲望の洞窟=Mistress Whip and Cane 31 自覚なく美しかった店とのお別れ=佐久間裕美子 32 レインボーズエンドの思い出=吉岡里奈 33 カレーの藤=松永良平 34 レモンライスのあのお味=劔樹人 35 週刊ファイトなお好み焼き屋=堀江ガンツ 36 山口お好み屋=見汐麻衣 37 深夜のドライブと恵比寿ラーメン=小宮山雄飛 38 ばってらと調製豆乳=朝吹真理子 39 謎のカレー屋の店主は、空の雲を自在に操った=吉村智樹 40 孤独うどん=日下慶太 41 道玄坂を転がり落ちた先の洞窟=スズキナオ 42 かけめぐる青春~吉祥寺・シャポールージュ~=益子寺かおり 43 ずっと、チャレンジャー。=中尊寺まい 44 新宿、サグ・パニール、恋。=小谷実由 45 カフェのランチでよく出てくるミニサラダ=川田洋平 46 「浮かぶ」の正しいナポリタンとハイボール=安田理央 47 まんまる=上田愛 48 カトマンズのチャイ店=酒本麻衣 49 「鶴はしラーメン」の絶品鴨スープのラーメンを作る、熊の刺身を食べなかった「チーフ」=呉ジンカン 50 その店は、居間にあった。=小石原はるか 51 究極の「うまくないけど食いたいもの」だった、うどんとおでん=兵庫慎司 52 今はなき廣島文化の最深部=Yoshi Yubai 53 限りある時間を慈しむ=ヴィヴィアン佐藤 54 父と煮込みとバヤリース=とみさわ昭仁 55 凍った英国の庭に行った話=伊藤宏子 56 再築される愛憎=理姫 57 ハマーの味=大井由紀子 58 飯能、おにぎりと磯辺餅だけの店=古賀及子 59 祇園の片隅で=いぬんこ 60 カリブサンドだけは、今でもほんとうのまま=飯田光平 61 最初で最後。すさみの黒嶋茶屋=逢根あまみ 62 深夜の路地で、立ち食いサラダバー=椋橋彩香 63 仙人茶館重慶=菊地智子 64 1980年代前半、サイゼリヤ稲毛駅前店=マキエマキ 65 打ち上げ花火と水餃子=村上巨樹 66 オリオン座の下にあったミヤマ=村上賢司 67 シンプリーのスペカツ=桑原圭 68 神田神保町のめし屋「近江や」と「美学校」=直川隆久 69 修行道場高野山=梶井照陰 70 私がジョン・ヴォイトになった日=高橋洋二 71 夜来香名古屋・栄店=Oka-Chang 72 唐あげ塾=ディスク百合おん 73 永遠の21秒=豊田道倫 74 戦争オカマについて=茅野裕城子 75 白檀の香り=池田宏 76 夢の跡=金谷仁美 77 フリークスお茶屋の話=都築響一 78 松屋バイトで見た十三の景色=徳谷柿次郎 79 北浦和のさらじゅ=島田真人 80 突撃せよ!あさましい山荘=小林勇貴 81 しみいるうどんといなりずし=スケラッコ 82 三鷹アンダーグラウンド=平民金子 83 東京の、みんなのとんかつ登亭=本人 84 大阪ミナミ・高島田=鵜飼正樹 85 スナック・ストーン=石原もも子 86 どこまでも続く森=たけしげみゆき 87 ニンニクのにおい、駅ビルからの眺め=VIDEOTAPEMUSIC 88 イクツニナッテモアソビタイ、と台湾料理屋のママは云った=友川カズキ 89 売女に居場所を潰されて=クーロン黒沢 90 バーニングマンのラーメン屋台=柳下毅一郎 91 終末酒場にて/五反田・たこ平=幣旗愛子 92 マクドナルドと客家土楼=安田峰俊 93 またみんなで行く♪=平野紗季子 94 丸福(仮名)の醤油らーめん=村田沙耶香 95 幻の本場インドカレー=高野秀行 96 見えない餅=くどうれいん 97 ミクシィ時代の「都会の森ガーデン」=田尻彩子 98 なくなったピンパブ=比嘉健二 99 〈タイム〉と〈フェズ〉=バリー・ユアグロー(訳:柴田元幸) 100 シドの酢漬け=大竹伸朗
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関西弁で読む遠野物語
¥1,760
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『関西弁で読む遠野物語』 柳田国男 畑中章宏 訳 / スケラッコ 絵 四六判、224ページ 読んでるっていうより聴いてる感じ。ええ感じ。ええ感じの『遠野物語』 町田康氏推薦! 『遠野物語』は、日本民俗学を始めた柳田国男(1875~1962)が現在の岩手県遠野市出身の佐々木喜善(鏡石)から聞き書きした話をまとめ、1910年に出版したものです。 『遠野物語』の怪異かつ濃密な世界に入っていくのに、文語体に阻まれて戸惑う人も少なくはないでしょう。 しかし、ここに収められた伝承は「語り」によって受け継がれてきたものです。 おじいさん、おばあさんが囲炉裏を囲んで孫に聞かせる。 また村の物知りが、子どもたちに言い伝える。 そんな『遠野物語』の語りを甦らせるため、語り言葉として現在多くの人に受け入れられている、関西弁に「翻訳」しました。 柳田国男もまた、兵庫県の生まれです。晩年の自叙伝『故郷七十年』によると、 「私はとうとう故郷を離れて七十年間、上方の方のアクセントですごしてしまった」 「とうとう私も子供の時分に身につけたアクセントが一生なおらないらしい」 と述懐しているのです。 柳田が二歳の時に亡くなった母・たけが生きていたら、 「東北の遠野っちゅうとこに伝わってる、けったいな話をぎょうさん聞いてきてん。これからおかんに聞かせたるなぁ」と語ったかもしれません。 関西弁翻訳・解説は大阪生まれの民俗学者、畑中章宏氏。 イラストは身近に存在する不思議を描いてきた、スケラッコ氏。 思わず声に出して読みたくなる、新しい遠野物語です。 柳田国男 民俗学者。1875年飾磨県(現在の兵庫県)神東郡田原村生まれ。 東京帝国大学法科大学を卒業後、農政官僚、貴族院書記官長などを歴任。 朝日新聞社客員論説委員、国際連盟委員を務めるかたわら雑誌『郷土研究』の刊行、民俗学研究所の開設などを進めて、常民の生活史をテーマにする日本民俗学を創始した。 『遠野物語』、『一目小僧その他』、『明治大正史世相篇』、『先祖の話』、『妖怪談義』、『海上の道』など膨大な著作がある。1962年没。 畑中章宏 民俗学者・作家。1962年大阪市東住吉区生まれ。 〝感情の民俗学〟を提唱して、民間信仰・災害伝承から最新流行の風俗現象まで幅広い対象に取り組む。 著書に『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(ともに平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(ともに亜紀書房)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)ほか、編著書に『宮本常一と写真』(平凡社)がある。 絵 スケラッコ 漫画家。京都在住。京都の会社でデザイナーとして勤務後、2013年にフリーランスに。 2016年、京都のお盆をテーマにした『盆の国』(リイド社)が初の単行本として発売。 『THE BEST MANGA 2017 このマンガを読め! 』(フリースタイル)第1位を獲得。 2017年、短編集『大きい犬』(リイド社)が『このマンガがすごい! 2018』(宝島社)オンナ編 第9位を獲得。 その他の著書に、現在の広島県三次市に伝わる妖怪実見譚『三次実録物語』を基に描く『平太郎に怖いものはない』前後編(リイド社)、絵本『マツオとまいにちおまつりの町』(亜紀書房)など。