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シティポップとは何か
¥2,695
『シティポップとは何か』 柴崎祐二 編著 四六判 縦188mm × 横130mm 344ページ シティポップを語る言葉は、ここから始まる。 国内外で空前のブームに沸くシティポップ――今や、「80年代の日本で生まれた都会的ポップミュージック」と認識するだけでは足りない、多面的な存在である。それは、どのような音楽・文化なのか。なぜリバイバルは巻き起こったのか。資料を徹底的に渉猟、現象をあらゆる角度から分析し、多彩な執筆陣の声とともに、その可能性と問題点とをえぐり出す。 シティポップ論を(再)起動させ、さらに豊かに聴くための、決定版論考。 柴崎祐二(シバサキユウジ) 1983年埼玉県生まれ。音楽ディレクター、評論家。著書に『ミュージック・ゴーズ・オン~最新音楽生活考』、編共著に『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』などがある。 岸野雄一(キシノユウイチ) 1963年東京都生まれ。勉強家(スタディスト)。美学校音楽学科主任。音楽レーベル〈Out One Disc〉主宰。俳優、音楽家、著述家など、多岐にわたり活動する。 モーリッツ・ソメ 1980年ドイツ・デュースブルク市生まれ。専門は日本学。スイス・フリブール大学文学部多言語研究センター情報文書センター長・図書館長。 加藤賢(カトウケン) 1993年愛知県生まれ。専門はポピュラー音楽研究、都市論。早稲田大学教育学部卒業、大阪大学文学研究科博士後期課程在籍中。日本学術振興会特別研究員(DC2)。 長谷川陽平(ハセガワヨウヘイ) 1971年東京都生まれ。ギタリスト、DJ、プロデューサー。1995年に渡韓し、以来、韓国を拠点に音楽活動を行う。2009年より「チャン・ギハと顔たち」に参加。著書に『大韓ロック探訪記』など。
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シティ・ポップに愛をこめて
¥2,640
『シティ・ポップに愛をこめて』名曲・名盤ルーツ探訪の旅 木村ユタカ A5判、208ページ 知って深まる! 聴いて広がる! ジャパニーズ・シティ・ポップのルーツを探る! シティ・ポップ・マスター=木村ユタカによるオールカラー解説シリーズ第2弾! 2021年に出た「ナイアガラに愛をこめて 大瀧詠一ルーツ探訪の旅 増補改訂版」も大好評を得ているが、同じコンセプトで今回は、世界的なブームを巻き起こしているシティ・ポップの音楽的な影響源を徹底解明。はっぴいえんど関連、ユーミン、南佳孝、吉田美奈子、シュガー・ベイブ関連、竹内まりや、佐野元春、伊藤銀次、杉真理、村田和人、安部恭弘、大沢誉志幸、角松敏生などなどがオマージュを捧げたのは、一体どんなアーティストのどんな曲だったのか? 読んでなるほど!、聴いてなるほど!と2度おいしく楽しめる、充実の内容になっている。 オマージュを捧げられたのは……エアプレイ、ザ・バンド、ビートルズ、ボブ・ディラン、フォー・トップス、ビリー・ジョエル、リトル・フィート、ニック・ロウ、カーティス・メイフィールド、オリビア・ニュートン=ジョン、トッド・ラングレン、ボズ・スキャッグス、ポール・サイモン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ブルース・スプリングスティーン、スティーリー・ダン、スタイル・カウンシル、ジェイムズ・テイラー、TOTO、スティーヴィー・ワンダー……その他多数。 【CONTENTS】 PART 1 はっぴいえんどとそのファミリー はっぴいえんど、細野晴臣、鈴木 茂、ティン・パン・アレー、荒井由実(松任谷由実)、南 佳孝、吉田美奈子 [Column] マイ・シティ・ポップ・メモリーズ 1 最初のシティ・ポップ体験はドラマ主題歌だった PART 2 シュガー・ベイブとその遺伝子 SUGAR BABE、山下達郎、大貫妙子、村松邦男、竹内まりや [Column] マイ・シティ・ポップ・メモリーズ 2 YMOブームがきっかけでシティ・ポップの源流にふれる PART 3 ビートに彩られたシティ・ポップ新世代 佐野元春、伊藤銀次、杉 真理、村田和人 [Column] マイ・シティ・ポップ・メモリーズ 3 81年夏にはじまった僕の〈ジャパニーズ・シティ・ポップ〉 PART 4 そのほかのシティ・ポッパーたち 安部恭弘、大沢誉志幸、角松敏生、桐ヶ谷 仁、久保田利伸、GREAT 3、サザンオールスターズ、SING LIKE TALKING、ブレッド&バター and more Special Feature シティ・ポップ カセット・インデックス
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ジャパニーズ・シティ・ポップ スクラップ・ブック
¥3,080
『ジャパニーズ・シティ・ポップ スクラップ・ブック』 木村ユタカ 監修 A5判、286ページ 世界的にも注目されるシティ・ポップの背景には何があったのか? 貴重な発掘記事やインタヴューなどでその本質を考察する宝石箱的一冊 2020年の増補改訂版も増刷を重ねる「ディスク・コレクション ジャパニーズ・シティ・ポップ」と連動して、2006年に出された「クロニクル・シリーズ ジャパニーズ・シティ・ポップ」を今回リニューアル。70年代、80年代を中心に、シティ・ポップが生まれ、世に広がっていった当時の様子が浮き彫りになる記事、アーティストや関係者のインタヴュー、資料記事などが満載の〈スクラップブック〉となっている。監修を務める「ジャパニーズ・シティ・ポップ」マスター=木村ユタカが手掛けたライナーノーツ用のインタヴューや原稿も多数収録し、竹内まりや、林哲司(松原みき「真夜中のドア」作曲者)の最新独占インタヴューも掲載! [主なインタヴュー] 竹内まりや、林哲司、鈴木茂、細野晴臣、大貫妙子、村松邦男、南佳孝、杉真理、村田和人、ブレッド&バター、井上鑑 & more! 【CONTENTS】 グラビア 最新ロング・インタヴュー:竹内まりや 最新ロング・インタヴュー:林哲司 はじめに シティ・ポップ年表 Chapter 1 : Pre-Japanese City Pop シティ・ポップ前史:戦前〜70年代前半 プレ・シティ・ポップ名曲・名盤選 ロング・インタヴュー:朝妻一郎 村井邦彦の足跡 Column ─ 村井邦彦のソロ作品 村井邦彦の“シティ・ポップ”名曲・名盤選 Column ─ シティ・ポップ名盤の宝庫“アルファ・レコード” Chapter 2 : 1970’s 70’s シーン:日本経済の発展とともに Column ─ ラジオとシティ・ポップ Archive #01:東京ポップスから渋谷系へ [再録『THE DIG』No.40] Archive #02:シティ・ミュージッックって何? [再録『ヤング・ギター』’77年2月号] Archive #03:鈴木 茂インタヴュー [再録『ヤング・ギター』’75年3月号] Archive #04:鈴木 茂インタヴュー [再録『THE DIG』No.40] Archive #05:細野晴臣インタヴュー [再録『ヤング・ギター』’75年7月号] Archive #06:ブレッド&バターのニュー・ヴィジョン [再録『ヤング・ギター』’74年9月号] Archive #07:ブレッド&バター・インタヴュー [再録『THE DIG』No.41] Archive #08:シュガー・ベイブ伝説 [再録『THE DIG』No.43] Column ─ ルーツ・オブ・シュガー・ベイブ [再録『THE DIG』No.43] Archive #09:村松邦男インタヴュー [再録『THE DIG』No.43] Archive #10:大貫妙子インタヴュー [再録『THE DIG』No.40] Archive #11:南 佳孝インタヴュー [再録『JAM』’80年8月号] ロング・インタヴュー:南 佳孝 筒美京平の足跡 筒美京平の“シティ・ポップ的”魅力と名曲選 Column ─ 『THE HiT MAKER –筒美京平の世界–』 Chapter 3 : 1980’s 80’s シーン:全面開花と、終焉のはじまり ロング・インタヴュー:杉 真理 Column ─ 鈴木英人と『FM ステーション』 ロング・インタヴュー:村田和人 Column ─ 村田和人/PIPER 紙ジャケット・コレクション Column ─ リイシュー作業をとおして垣間みた最新リマスタリング事情 ロング・インタヴュー:井上 鑑 Column ─ シティ・ポップ・サウンドの一翼を担ったパラシュート ロング・インタヴュー:吉田 保 Column ─ 吉田 保が選ぶ“my Best Works” Column ─ ブラウン管から流れてきたシティ・ポップ Column ─ 『CITY POP』コンピレーション Chapter 4 : 1990’s – 2000’s 90’s 〜 2000’s シーン:不毛の時代、そして新時代の予感!? ロング・インタヴュー:牧村憲一 Column ─ 次世代のシティ・ポッパーたち ロング・インタヴュー:有賀哲雄 Column ─ BMG ジャパンの好企画『ゴールデン★ベスト』 Column ─ シティ・ポップと洋楽の関係 Column ─ ベテランたち、それぞれの原点回帰 Chapter 5 : Yutaka Kimura’s City Pop Works キングトーンズ インタヴュー やまがたすみこ インタヴュー 鼎談 ブレッド&バター×有賀恒夫 桐ヶ谷 仁 インタヴュー 桐ヶ谷 人「JIN」 インタヴュー 佐藤 博 インタヴュー 須藤 薫 インタヴュー 対談 安部恭弘×片寄明人(GREAT 3) Tinna ライナー・ノーツ 吉田美奈子 ライナー・ノーツ 岡崎友紀 ライナー・ノーツ 岩渕まこと ライナー・ノーツ まぼろしの番組『ジャパニーズ・シティ・ポップ』(ゲスト:佐藤奈々子) Chapter 6 : City Pop Who’s Who 人物名鑑(アーティスト編) 人物名鑑(プレイヤー/アレンジャー/コンポーザー編) ※本書は書籍『クロニクル・シリーズ ジャパニーズ・シティ・ポップ』(2006年)を再編集し、新コンテンツを加えたものです。
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Punk Press Rock in the Underground Press 1968-1980
¥8,800
『Punk Press』Rock in the Underground Press 1968-1980 Vincent Berniere amd Mariel Primois ※古書ではございませんが、2013年出版なのでそれなりの状態です。 338mm × 224mm 240ページ 出版社 Abrams 2013年刊 パンクは1960年代後半に東海岸で生まれ、その後大西洋を渡り、ロンドンやパリで爆発的に流行しました。このダイナミックな反体制運動は、音楽、芸術、時事問題に対する考えを表現した専門誌やコピーされた手製のホッチキス止めのファンジンを大量に生産しました。パンクは独自の出版物を作ることで、20世紀の文化史にその名を刻むことになったのです。コラージュ、切り抜き、手作りのタイポグラフィを特徴とするPunk Pressは、イーストビレッジ、イーストロンドン、左岸にまたがるこれらの出版物によって作られた素晴らしいグラフィックを編纂しています。ラモーンズ、セックス・ピストルズ、クラッシュ、デッド・ケネディ、イギー・ポップなど、パンクの偉大なバンドたちの忘れられない写真とともに、音楽の最も魅力的な個性と偉大な才能をご覧ください。 目次 Foreword by Jon Savage 4 I'm So Bored With the USA! 10 Anarchy in the UK! 68 Made in Phrance! 148 Afterword by Patrick Eudeline 210 Captions 214 Credits 240
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ジンセイハ、オンガクデアル LIFE IS MUSIC
¥858
『ジンセイハ、オンガクデアル』LIFE IS MUSIC ブレイディみかこ 文庫判、336ページ 『アナキズム・イン・ザ・UK』の後半部に大幅増補。待望の文庫化! 貧困、差別。社会の歪みの中の「底辺託児所」シリーズ誕生。著者自身が読み返す度に初心にかえるという珠玉のエッセイを収録。 貧困層の子どもたちが集まるいわゆる「底辺託児所」保育士時代の珠玉のエッセイ。ゴシック文学的言葉を唱え人形を壊すレオ。「人生は一片のクソ」とつぶやくルーク。一言でわたしの心を蹴破ったアリス。貧窮、移民差別、DV。社会の歪みの中で育つ、破天荒で忘れがたい子どもたち。パンクスピリット溢れる初期作品。映画・アルバム評、書評を収録。 ブレイディみかこ ライター、コラムニスト。1965年福岡市生まれ。音楽好きが高じて渡英、96年から英国ブライトン在住。著書に『花の命はノー・フューチャー』(ちくま文庫)、『いまモリッシーを聴くということ』(Pヴァイン)、『子供たちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)、『ワイルドサイドをほっつき歩け』(筑摩書房)、『他者の靴を履く』(文藝春秋)、『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』(岩波現代文庫)など多数。
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薮IN|折坂悠太
¥2,500
『藪IN』 折坂悠太 110mm × 160mm 200ページ 編集:高宮啓 デザイン:鈴木聖 短編小説「薮IN」を含む、エッセイ、童話、論考、対話など様々なスタイルの文章を折坂悠太が書き下ろし、ゲスト作家としてイ・ラン (音楽家、作家、イラストレーター)、坂口恭平 (建築家、作家、音楽家、画家)、塩田正幸 (写真家)、各氏も参加するオムニバスブックです。 【著者コメント】 そのものらしさでなく、そのもの自体を見てみたかったんです。 薮の中へ投げ入れて、この身体も押入れて。出会い直そうとしたんです。 するとどうでしょう。どうしても見たくない、自覚したくないものまで確認でき、ひどい口内炎ができました。甘かったと思いました。 皆さんをそこへ連れて行ってどうなるか。何があるのか、何もないのか、わからないんです。 いろんな人の顔を想像しています。穏やかな顔ばかりではありません。 進もうとすることと、逃げようとすることは、とてもよく似ているんですから。 ただ私は、薮に入って、そこに居てみます。人生に必要な過程だと思ってしまったからです。そういう勘はあります。 ここへ来るまでの、たくさんの力添えに感謝します。 よければこの薮に、分け入ってみてください。 折坂悠太 【短編小説「薮IN」あらすじ】 「叔母の火葬のため郊外の駅で待ち合わせた姉と弟 (主人公)。弟が遅れ、バスが行ってしまったため、起伏の多い田舎道を二人で歩いて向かう事になる。 主人公には子供が生まれたばかりで、姉から祝いの言葉をもらいつつ、お互いの近況、生活の様子などを話しながら歩いていく。次第に姉弟は育ってきた家族感に対して何か感覚のずれがある事が段々と分かっていく。そんな中、火葬場へ向かう姉弟の前に突如あるものが現れて……」 目次 一 藪IN 二 演者奇譚 三 ウリボとやまんば 四 対話_22.3.29 五 迷藪-meiso- 塩田正幸 六 赤松 坂口恭平 七 若者の肖像、若者の初喪 イ・ラン 詩発終点 一 詩発終点 二 詩発終点 三
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ストレンジ・スターズ
¥3,850
『ストレンジ・スターズ』デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年 ジェイソン・ヘラー / 伊泉 龍一 訳 A5判、480ページ ヒューゴ賞受賞作家で音楽ジャーナリストの著者が、ポピュラー・ミュージック及びポピュラー・カルチャーへのサイエンス・フィクションからの大きな影響について風変わりで大胆なストーリーを踏査していく。 1960年代が終わりに近づき、古い慣習が、セックス、ドラッグ、ロックンロールで浮かれ騒ぐ新種の自由へと取って代われたとき、デヴィッド・ボウイは『2001年宇宙の旅』を見るため、ロンドンの映画館の空いている張り出し席に紛れ込んだ。そして、彼はすっかり別の姿になって現れてきた……。 そして実際にボウイは、人類が遠い世界に望遠鏡の照準を合わせたとき、かつて変人たちが好むくだらないものとして片づけられていたサイエンス・フィクションの世界を、60年代に始まった革命を継続するのに必要な促進剤としてみなすよう他のロック・スターたちを先導したのだ。 著者ジェイソン・ヘラーは『ストレンジ・スターズ』の中で、サイファイとポップ・ミュージックを、言葉、サウンド、この世ならざるイメージを使って創造可能なものの展望を拡張するために互いに頼り合っていた並行勢力として捉え直す。崇拝されているミュージシャンたちの一世代全体を、彼はサイファイに夢中になった魔法使いたちとして描き出していく。カリフォルニア大学バークリー校で宇宙の中の黒人について講義を行うサン・ラー、アポロ11号の月面着陸のBBCの番組で即興ライブを行うピンク・フロイド、「紫がかったか霞」を抽出するジミ・ヘンドリクス、『スターウォーズ』の波に乗ったディスコ・チャートのトップ、シンセサイザーを巧みに操るポストパンク……。 コミック・コンの熱狂者、スーパーヒーローの大ヒット作、古典的なサイファイのリブートといった今日のカルチャーによって、奇妙な趣味に打ち込む変人たちがついに勝利したとのだと私たちが考えてしまっているのだとしても、『ストレンジ・スターズ』は比類なき創造性――雑誌、小説、映画、レコード、コンサートの中での創造性――に満ちた時代を生き返らせ、すでにそうした変人たちがこれまでもずっと勝利し続けてきたのだということを明らかにする。 【目次】 序文 第一章 今日は星々がまるで違って見える - 六十年代の終わり 第二章 踊る高名な宇宙飛行士たち - 一九七〇年 第三章 イン・サーチ・オブ・スペース - 一九七一年 第四章 僕はスペース・インベーダーだ - 一九七二年 第五章 彗星のメロディー - 一九七三年 第六章 電気回路の精神の神秘 - 一九七四年 第七章 お前たちのメモリーバンクは、このファンクを忘れてしまっている - 一九七五年 第八章 この見知らぬ装置に何ができるのか? - 一九七六年 第九章 遠い惑星、そこから私はやってきている - 一九七七年 第十章 宇宙のジャンクに激突される - 一九七八年 第十一章 機械がロックするとき - 一九七九年 第十二章 惑星は輝いている - 八〇年代の始まり 原注 ディスコグラフィー 索引 参考/引用文献 謝辞 訳者あとがき ジェイソン・ヘラー ヒューゴ賞受賞作家。『ニューヨーカー(The New Yorker )』誌、『ローリング・ストーン(Rolling Stone )』誌、『ピッチフォーク(Pitchfork )』、『アトランティック・マンスリー(The Atlantic Monthly )』誌などの出版物で記事を執筆。 最新の小説は『タフト2012(Taft 2012 )』。 デンバー在住。 伊泉龍一(イズミリュウイチ) .翻訳家。 翻訳・監修:ピーター・ビーバガル著『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ いかにしてオカルトはロックンロールを救ったのか』(駒草出版)、ジョン・マイケル・グリア著『生命の木 ゴールデン・ドーンの伝統のカバラ』(フォーテュナ)。アレハンドロ・ホドロフスキー、マリアンヌ・コスタ著『タロットの宇宙』(国書刊行会)など。 著書:『タロット大全 歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)など。
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【サイン本】世の中には、素晴らしい音楽があって、…
¥1,320
『世の中には、素晴らしい音楽があって、素晴らしい小説があって、素晴らしい漫画があって、素晴らしい映画があって、素晴らしい俳優がいて、素晴らしいお笑い芸人がいて、素晴らしい喫茶店があって、素晴らしい∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞があって。 この期に及んで自分が何か創ったりする必要など全くないのではないか。 そんな思いになっても一晩ぐうすか眠って起きてみると、歌を書いたりしている。』 世田谷ピンポンズ ※サイン入りです ※サインは写真のものと異なる場合がございます。 ※ポストカードの種類は複数ありますが、お選びいただけません。 B6判、88ページ 東京での日々を綴った前作から、現在暮らす京都での日々、本や映画や昔の記憶について。かつて確かに存在した日々とあったかもしれない未来。 思い出すために書くこと。『都会なんて夢ばかり』の続編。 2022年1月より『ぶんがくとフォーク』というタイトルで書かれたエッセイを加筆・修正しまとめたものに加え、以前、雑誌に寄稿された数編も収録しました。 世田谷ピンポンズ 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、文筆活動も積極的に行う。 様々な方面で活躍する、あたらしいフォークの旗手。 2020年、初のエッセイ集『都会なんて夢ばかり』を岬書店(夏葉社)より刊行。 現在、TV Bros.WEB(テレビブロス)にてエッセイ『感傷は僕の背骨』を好評連載中。 KAGOME「畑生まれのやさしいミルク」CMで吉田拓郎『たどりついたらいつも雨降り』歌唱。 2022年5月最新アルバム『S・N・S・N・S』をデシタルリリース。
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【サイン本】品品喫茶譚
¥1,320
『品品喫茶譚』 世田谷ピンポンズ ※サイン入りです ※サインは写真のものと異なる場合がございます。 ※ポストカードの種類は複数ありますが、お選びいただけません。 B6判、84ページ 暇さえあれば喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。初めて訪れた街では喫茶店を探し、住みなれた街に新しい喫茶店を見つけて歓喜する。喫茶店を中心とした日々の生活記録。 2021年後半よりweb上で連載してきた『品品喫茶譚』に加筆・修正し、あとがきを新たに加えたエッセイ集です。 世田谷ピンポンズ 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、文筆活動も積極的に行う。 様々な方面で活躍する、あたらしいフォークの旗手。 2020年、初のエッセイ集『都会なんて夢ばかり』を岬書店(夏葉社)より刊行。 現在、TV Bros.WEB(テレビブロス)にてエッセイ『感傷は僕の背骨』を好評連載中。 KAGOME「畑生まれのやさしいミルク」CMで吉田拓郎『たどりついたらいつも雨降り』歌唱。 2022年5月最新アルバム『S・N・S・N・S』をデシタルリリース。
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ザ・クロマニヨンズ PHOTO BOOK
¥4,400
『ザ・クロマニヨンズ PHOTO BOOK』 写真 柴田恵理 A4判、272ページ オフィシャルカメラマン柴田恵理による「ザ・クロマニヨンズ」2006年出現から2021年までの軌跡を詰め込んだ初の写真集。 2006年7月に出現し、圧倒的な存在感で多くのファンを魅了し続けてきたロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」(Vo甲本ヒロト、G真島昌利、B小林勝、Dr桐田勝治)。全国各地でのライブをはじめ、アーティスト写真、オフショットなど様々な写真を撮り続けてきた写真家・柴田恵理による、2006年~2021年までの「ザ・クロマニヨンズ」の軌跡を詰め込んだ写真集です。フィルムから印画紙にプリントというアナログ手法にこだわったモノクロ写真を含む写真の数々が4種の異なる紙によって再現された、豪華な永久保存版。
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イーノ入門 音楽を変革した非音楽家の頭脳
¥2,145
別冊ele-king『イーノ入門』音楽を変革した非音楽家の頭脳 ele-king編集部 編 菊変型判 縦220mm × 横148mm 256ページ アンビエント・ミュージックの発案者、ポップと実験音楽を横断する希代の芸術家にして思想家、詳細なディスクガイドを中心に巨匠ブライアン・イーノのすべてを網羅する一家に一冊の保存版 非音楽家の誕生/オブスキュアの革命/サティ、ケージ、ライヒからイーノへ/ボウイのベルリン三部作/クラウトロックとのつながり/アンビエントの発案/トーキング・ヘッズとの蜜月/『No New York』の衝撃/ドゥーワップからヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ドナ・サマーまで/ポスト・パンク時代の門下生たち/ジョン・ハッセルとの絆/アフリカ音楽への熱狂/スターたちのプロデューサー/政治的アクティヴィストとして/ほか 北中正和、坂本麻里子、篠原雅武、高橋智子、徳井直生、野田努、ジェイムズ・ハッドフィールド、廣瀬豊、イアン・F・マーティン、松村正人、松山晋也、三田格、毛利嘉孝、ほか
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SUPER PERRY
¥5,060
『SUPER PERRY』 Dennis Morris・写真 A4変型判 縦270mm × 横210mm 70ページ 2021年に惜しまれながらこの世を去ったレゲエ・ダブミュージックのシンガーでありプロデューサーLee Scratch Perry(リー・スクラッチ・ペリー)を被写体とし、その晩年の姿までを収めた写真集をTANG DENGより出版致します。 撮影は、フォトグラファーDennis Morris(デニス・モリス)です。 本書には、ボブ・マーリーやセックス・ピストルズをはじめ世界を牽引し歴史を作り上げてきた数々のミュージシャンから絶大な信頼を得るモリス氏だからこそ撮影し得た、42点の秘蔵写真を収録しました。 70年代、伝説のBlack Ark Studioでの録音風景から、2000年代以降の陽気なフォト・セッション、そして晩年、ロンドンの夜を物憂げに彷徨うペリー氏の様子まで、〈The Iconic Images of Lee Scratch Perry〉の副題が示す通り、全編に渡ってまさにアイコニックなダブの神様の姿を堪能出来る事でしょう。 音の波と色彩の中に生きた伝説の男のミステリアスでチャーミングな人生の"ほんの一部"が、ここに。
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【サイン本】トーフビーツの難聴日記
¥1,870
『トーフビーツの難聴日記』 トーフビーツ/tofubeats ※サイン入りです。 ※サインは写真のものと異なる場合がございます。 四六判、304ページ 本業の音楽家としての活動のみならず、雑誌やウェブ媒体等での執筆も高い評価を得ているトーフビーツ。2018年に患った突発性難聴をきっかけに書き始めた日記は、これまでに30万字を超えるボリュームに。コロナ禍での活動制限、生まれ育った神戸をついに離れ上京、さらには結婚など、図らずもこの間に公私ともに起こった、さまざまな出来事を綴った約3年半の記録になります。同時に、彼の日々の悩みや暮らし、そして仕事や人生の考え方など、ファンならずとも興味深い内容となっています。 約4年ぶりとなる待望のニューアルバム「REFLECTION」とあわせて、ぜひお楽しみください。 トーフビーツ/tofubeats 1990年神戸生まれ。音楽プロデューサー/DJ。中学生の頃よりインターネットで音源を発表し話題に、テクノイベント「WIRE」に史上最年少で出演。関西学院大学在籍時の2012年にリリースした「水星」がiTunesの総合チャート1位を記録。2013年にメジャーデビューし、多くのミュージシャンへ楽曲提供やリミックスを手掛ける。2019年には濱口竜介監督の映画「寝ても覚めても」の主題歌「RIVER」ほか全編のサウンドトラックを手掛けるなど活躍の場を広げている。また雑誌やネットでの執筆活動も高い評価を受けており、本書が自身初の著書となる。
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【CD】福島ソングスケイプ アサダワタルと下紙白(しもかじろ)団地のみなさん
¥2,530
『福島ソングスケイプ』アサダワタルと下紙白(しもかじろ)団地のみなさん 1.CD 2.ラジオ下神白の歩みペーパー 3.16ページの冊子 歌詞 『福島ソングスケイプ』ができるまで ‐ アサダワタル 「歌のあるところに希望が生まれる」‐ 寺尾紗穂 福島県いわき市にある復興公営住宅・下神白団地には、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故により富岡・大熊・浪江・双葉町から避難してきた方が暮らしています。 2016年末からはじまった「ラジオ下神白」では、まちの思い出と当時の馴染み深い曲について、住民さんのお宅で話を伺ってきました。それをラジオ番組風に編集し、200世帯を一軒一軒訪ね、住民さんだけが聞けるCDとしてお届けしました。 2019年には、住民さんの思い出の曲のバック演奏を行う「伴奏型支援バンド(BSB)」を結成。関東在住のミュージシャンが住民さんのエピソードを踏まえながら演奏し、本人や友人が「その人の声」で歌う。新しい交流がはじまりました。 そして、コロナ禍へ。直接会えないからこそ、それぞれの場所で歌と演奏を録音し、ひとつの楽曲をつくることになります。こうして生まれたのが『福島ソングスケイプ』です。 トラックリスト 01 プロローグ 02 横山洋子さんがレコードを聴いた夜 03 ちあきなおみ『喝采』 04 小泉いみ子さんの歌と人生 05 平和勝次とダークホース『宗右衛門町ブルース』 06 横山けい子さんのお仕事 07 藤山一郎『青い山脈』 08 藁谷鐵雄さんの海と初恋 09 加山雄三『君といつまでも』(クリスマス歌声喫茶バージョン) 10 ブレイクタイム 11 官林健児さんのあの日 12 里見浩太朗『あゝ人生に涙あり』(水戸黄門のテーマ) 13 青木二美子さんの歌と人生 14 美空ひばり『愛燦燦』(クリスマス歌声喫茶バージョン) 15 エピローグ 演奏 / 伴奏型支援バンド(BSB) ギター:池崎浩士 ギター&ベース:鶴田真菜 ウクレレ&鍵盤ハーモニカ:野崎真理子 キーボード:小杉真実 ドラム&ギター&ベース:アサダワタル クラリネット:岡野恵未子 ピアノ(団地での合唱練習担当):上原久栄 アサダワタル 2000年代にポストロックバンド「越後屋」(NOISE McCARTNEY RECORDS)や電子音響ユニット「SjQ」(HEADZ)のドラマーとして、またソロ名義「大和川レコード」として実験的な音楽・アートシーンで活動してきたアサダワタル。近年は「文化活動家」と称し、全国の地域コミュニティを訪れ、そこで出会った住民たちとワークショップを重ねながら独特な音楽活動を展開してきた。 文筆家としても活動するアサダの著書に、『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(ちくま文庫)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『表現のたね』(モ・クシュラ)等。ドラマーとして在籍していたサウンドメディアプロジェクト「SjQ++(SjQ × Kezzerdrix)」では、アルス・エレクトロニカ2013サウンドアート部門準グランプリ受賞。
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梨の形をした30の言葉 エリック・サティ箴言集
¥2,200
『梨の形をした30の言葉』エリック・サティ箴言集 椎名亮輔 四六判、301ページ 私の名前はエリック・サティである、皆と同じように。── 音楽界の異端児(つむじまがり)は、言葉の軽業師でもあった。 風変わりな機知の断片から見えてくる、エリック・サティのもうひとつの世界。 「人間を知れば知るほど、犬が好きになる。」 「ベートーヴェンは公共の静けさを乱すものだ。」 「〈家具の音楽〉を聴いたことのない人は、幸福を知らないのです。」── フランス近代音楽の異端児エリック・サティ(1866-1925)は、 《干からびた胎児》など珍奇な作品名に示される独特の音楽世界とともに、 数多くの奇妙な言動によっても知られる。 楽譜の指示書き、歌詞や台本、多種多様なエッセイや講演、 友人への書簡、そして死後に見つかった大量のメモ書き……。 サティが遺した膨大なテクストから、30の言葉を厳選し、 そこにこめられた真の意味、当時のフランスや音楽界の状況などの背景を詳しく解説。 唯一無二の魅力あふれる音楽と人間像にせまる! 目次 銘 オルネラ・ヴォルタ サティを読む 読者へ 1.私の名前はエリック・サティである、皆と同じように。 2.若い頃、人によくこう言われたものだ、50歳になったら見えるようになる、と。いま私は50歳だが、いまだに何も見えない。 3.ピアノは、お金と同じように、それに触れる者にとってしか、心地よいものではない。 4.エレベーターの中に傘を忘れてきてしまったようだ。[中略]傘は私をなくして、とても心配しているに違いない。 5.人間を知れば知るほど、犬が好きになる。 6.ベートーヴェンは公共の静けさを乱すものだ。 7.ラヴェルはレジオン・ドヌール勲章を拒否したが、彼の音楽全体がそれを受け取っている。 8.ドビュッシーは、料理の秘密(もっとも絶対的な秘密)を心得ていた。 9.われわれの情報は不正確であるけれども、われわれはそのことを保証しない。 10.私は白い食べ物しか食べない。ゆで卵、砂糖、おろした骨、死んだ動物の脂。また、子牛肉、塩、ココナッツ、白い水[ジエチルエーテル]で煮た鶏肉。また、果物に生えたカビ、米、カブ。また、樟脳入りの血ソーセージ、パスタ、(白)チーズ、綿のサラダ、そしてある種の魚(皮なし)などである。 11.タバコをお吸いなさい。さもないと、ほかの人があなたのかわりに吸ってしまいますよ。 12.登場人物が舞台に現れるときに、オーケストラがしかめっ面をしないようにしなければならないでしょう。考えてもごらんなさい、背景の樹々がしかめっ面をしますか? 13.芸術に「真理」はない、と私はいつも言っているし、私が死んだ後も長い間言い続けるであろう。[中略]「芸術の真理」があるというのは、機関車=真理、家=真理、飛行機=真理、皇帝=真理、乞食=真理などがあると宣言するのを聞くのと同じほど奇妙で、驚くべきことだ。 14.「家具の音楽」は本質的に工業的なものだ。[中略]私たちは「有用な」必要を満たすために作られた音楽を作りだしたいと思う。〈芸術〉はその必要には入らない。「家具の音楽」は空気の振動を生み出す。それ以外の目的はない。 15.「家具の音楽」は、行進曲、ポルカ、タンゴ、ガヴォットなどのかわりに有効です。/「家具の音楽」を注文しなさい。/「家具の音楽」なしの会合、集会なんて……。/公証人、銀行のための「家具の音楽」……。/「家具の音楽」には名前がない。/「家具の音楽」なしの結婚式はありえません。/「家具の音楽」を使わない家には入ってはいけません。/「家具の音楽」を聴いたことのない人は、幸福を知らないのです。/「家具の音楽」一曲を聴かずに寝てはいけません。/そんなことをすれば、よく眠れません。 16.小集落/中世風でプライヴェート、/空想に満ち、高い塀で/覆われています。/快適で/古い/いかがわしい家、/鋳鉄製、/恐ろしい外観をしており、/猛庭つき。/古い/粗末な家具も。/(魔法使いのために) 17.私は音楽家ではないと、誰もがあなたにそう言うだろう。それは正しい。 18.私は、キャリアの最初からただちに、音響測定記録者に分類された。私の仕事は純粋な音響測定である。《星たちの息子》《梨の形の小品》《馬の装具で》あるいは《サラバンド》などをとってみれば、これらの作品の創作にはまったく音楽的な考えなど中心となっていないことがわかる。ここで支配的なのは科学思想である。 19.作者たちの許可? そんなものは無用だ。ああ! 作者たち! 彼らの言うことを聞かなきゃならないとしたら、何もいいことはできないだろう。彼らは何のアイデアもない。持っているとしても、それは商業的ではない。 20.もしその音楽が聾者の気に入らないとしても、たとえ彼らが啞者であっても、それがその音楽を軽蔑する理由とはならない。 21.メロディーがアイデアであり、輪郭であること、そしてそれが作品の形式&素材であることを忘れてはならない。それに対して和声のほうは、照明であり、対象の提示はその反映なのだ。 22.ひとつの作品を書く前に私は、その周りを何周も回って見てみる、私自身と一緒に。 23.一緒に死にに来ました。 24.子供たちは多くの老人たちよりも若いのだということを覚えておきなさい。 25.ご用心なさい、奥様、あなたは太り始めていますよ!…… そして太るということは年を取るということです!…… ソルフェージュにスポーツを導入したダルクローズ方式に従えば、ほっそりとした体形を維持できるでしょう。ベートーヴェンのソナタ3曲で、とてもはっきりとしたフィットネス効果が得られます。さらにバッハのフーガ6曲で、脂肪太りの細胞に劇的効果が表れます。もっとこのダイエット効果を促進させるためには、それを循環形式のあるいはモーター循環形式のテーマで演奏すればいいのです。ゴルフ、ボクシング、リズム水泳の教師がお待ちしています。 26.あなたにお尋ねするのだが、あなたはひとつ目の上で踊ることができるかね……左目の上でだよ……(右目を指しながら)この目なのだが? 27.ジャズは私たちに自らの苦しみを語る―&「そんなこと、どうでもいい」……。だからジャズは〈美しく、リアルなのだ〉……。 28.そう、今のところ《六人組》は、かわいそうに、束になってもたいした値段にならない(オネゲルを除いて)。 29.以下に挙げるのは私の毎日の活動の正確な時間割である。/起床:7時18分;霊感:10時23分から11時47分まで;昼食は12時11分に始め、12時14分にテーブルから立つ。/健康のための乗馬、家の庭園の奥で:13時19分から14時53分。もう一度霊感:15時12分から16時7分まで。/さまざまな用事(フェンシング、省察、不動、訪問、凝視、指先の技、水泳、など):16時21分から18時47分まで。/夕食は19時16分に供され、19時21分に終わる。次に来るのが交響曲の読書、声に出して:20時9分から21時59分まで。/就寝は規則的に22時37分。週に一度、3時19分に飛び起きる(火曜日)。 30.非常に「午前9時」的に。 [番外] サティの肖像 謝辞 参考文献 索引 椎名亮輔(シイナリョウスケ) 1960年東京生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。同志社女子大学学芸学部音楽学科教授。ニース大学文学部哲学科博士課程修了。著書『デオダ・ド・セヴラック』(アルテスパブリッシング)で第21回吉田秀和賞受賞。その他の著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)など、訳書にフェラーリ『リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ』(アルテスパブリッシング)、ナイマン『実験音楽』(水声社)、コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)など、編著書に『音楽を考える人のための基本文献34』(アルテスパブリッシング)がある。プレスク・リヤン協会日本支局長
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「未熟さ」の系譜 宝塚からジャニーズまで
¥1,705
『「未熟さ」の系譜』宝塚からジャニーズまで 周東美材 四六変型判 縦191mm × 横128mm 288ページ わたしたちはなぜ、未完成なスターを求めるのか? 若さや親しみやすさで人気を得るアイドル、ジュニアから養成されるジャニーズ、音楽学校入試が毎年報じられる宝塚歌劇団……成長途上ゆえのアマチュア性が愛好される芸能様式は、いかに成立したのか。近代家族とメディアが生んだ「お茶の間の人気者」から日本文化の核心を浮き彫りにする、気鋭の社会学者による画期的論考。 目次 1章 童謡 2章 宝塚 3章 渡辺プロダクション 4章 ジャニーズ 5章 グループ・サウンズ 6章 スター誕生! 終章 「未熟さ」の系譜 あとがき 初出・関連研究一覧
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クラウトロック大全 増補改訂版
¥2,915
『クラウトロック大全』増補改訂版 小柳カヲル A5判 縦210mm × 横148mm 304ページ 古本が高価で取引されている『クラウトロック大全』待望の増補版、ついに刊行! ドイツのDJも驚いたあのガイド本が新たに144タイトルを追加、全868タイトル掲載の増補改訂版が登場!! 70年代クラウトロックから80年代ノイエ・ドイチェ・ヴェレまでの主要作品をほぼ網羅した決定版。 初心者からマニアまで、必読ですぞ。
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カンタベリー・ロック完全版
¥2,860
『カンタベリー・ロック完全版』 和久井光司 責任編集 A5判 縦210mm × 横151mm 240ページ 英国の古都市カンタベリーで生まれた独特なロックの60年を追った世界初のディスク・ガイド。ソフト・マシーン、キャラヴァン、ゴングらのジャズ・ロック、プログレッシヴ・ロックから、スラップ・ハッピー、ヘンリー・カウらのアヴァン・ポップへの流れ、また、それぞれの中心者のソロ作まで500枚のディスクを網羅。個性的な文化背景と音楽性、世界に広がるネットワークを描く究極のヒストリー・ブックにして、唯一無二の徹底ガイド。 ▽目次 Chapter 1: Canterbury Story Chapter 2: Soft Machine Chapter 3: Kevin Ayers / Robert Wyatt Chapter 4: Caravan Chapter 5: Daevid Allen / Gong Chapter 6: Slapp Happy / Henry Cow 和久井光司(ワクイコウジ) 1958年生まれ。総合音楽家。スクリーン等を経てソロ活動を開始し、ボブ・ディラン公認カヴァー集『ディランを唄う』等の作品を持つ。著書に『「at武道館」をつくった男』『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』等。
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服 服 服、音楽 音楽 音楽、ボーイズ ボーイズ ボーイズ
¥4,620
『服 服 服、音楽 音楽 音楽、ボーイズ ボーイズ ボーイズ』 ヴィヴ・アルバーティン / 川田倫代 訳 四六判 縦188mm × 横129mm 504ページ UKパンクロックの伝説的女性バンド「ザ・スリッツ」のギタリストである著者が綴った回想録。常識を覆す音楽活動、そして解散から現在までの波乱の人生など、世界的に高評価を得た作品。 ヴィヴ・アルバーティン 1954年、シドニー生まれ。UKパンクロックの伝説的バンド「ザ・スリッツ」のギタリスト。1976年、「ザ・フラワーズ・オブ・ロマンス」結成、翌年「ザ・スリッツ」に出演、1982年解散。 川田倫代(カワダミチヨ) 宮崎県生まれ、広島県育ち。ブリティッシュ・ロックとカルチャーに憧れて渡英。大学では歴史学と考古学を専攻。ロンドンで図書館司書を務めながら、翻訳者、インタヴューやコラムライターとしても活躍。
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The Lyrics 1961-1973|BOB DYLAN
¥4,950
『The Lyrics 1961-1973』 ボブ・ディラン / 佐藤良明 訳 A5判 縦210mm × 横148mm 566ページ 390曲に及ぶ全自作詞を網羅。アメリカ大衆歌謡の伝統を汲みながら詩に新地平をひらき、音楽とことばの限界を超えていった現代の吟遊詩人の神髄を、レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る。風に舞う問いとともに雷鳴を引きつれ、血の滲む運命の道を歩みつづけた50年にわたる創作の軌跡。詩神との至福の対話がここに。 目次 【1961-1973】 フォークの新星として現れた『ボブ・ディラン』から、ザ・バンドとともに製作しビルボード1位を獲得した『プラネット・ウェイヴズ』まで、自作詞全200篇を収録。風に舞う問いをたずさえ、水銀の音を手に入れ、時代とともに変わり続けた十余年の軌跡。収録曲「風に舞っている」「はげしい雨が降る」「時代は変わる」「自由の鐘」「サブテレニアン・ホームシック・ブルース」「ミスター・タンブリンマン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「雨の日の女」「ジョハンナの幻影」「見張塔にずらりと」など。 ボブ・ディラン/フリーホイーリン・ボブ・ディラン/時代は変わる/アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン/ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム/追憶のハイウェイ61/ブロンド・オン・ブロンド/ジョン・ウェズリー・ハーディング/ナッシュヴィル・スカイライン/セルフ・ポートレイト/新しい夜明け/地下室(ザ・ベースメント・テープス)/ビリー・ザ・キッド/プラネット・ウェイヴズ
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The Lyrics 1974-2012|BOB DYLAN
¥4,950
『The Lyrics 1974-2012』 ボブ・ディラン / 佐藤良明 訳 A5判 縦210mm × 横148mm 590ページ 390曲に及ぶ全自作詞を網羅。アメリカ大衆歌謡の伝統を汲みながら詩に新地平をひらき、音楽とことばの限界を超えていった現代の吟遊詩人の神髄を、レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る。風に舞う問いとともに雷鳴を引きつれ、血の滲む運命の道を歩みつづけた50年にわたる創作の軌跡。詩神との至福の対話がここに。 目次 【1974-2012】 ディランの最高傑作ともいわれる『血の轍』から、ダークな凄みにより比類なき存在感をはなつ近作『テンペスト』まで、自作詞全187篇を収録。血の滲む運命の道をあゆみ、信仰への接近を経て、闇と雷鳴と嵐を引きつれ舞いもどった40年の軌跡。収録曲「ブルーにからまって」「運命のひとひねり」「ハリケーン」「アイシス」「今夜はどこに(暗い熱気を旅して)」「砂の一粒」「ジョーカーマン」「闇はこれから」「ハイランズ」「世の中変わった」「ミシシッピー」「山上の雷鳴」「ネティ・ムーア」「テンペスト」など。 血の轍/欲望/ストリート・リーガル/スロー・トレイン・カミング/セイヴド/ショット・オブ・ラブ/インフィデル/エンパイア・バーレスク/ノックト・アウト・ローデッド/ダウン・イン・ザ・グルーヴ/オー・マーシー/アンダー・ザ・レッド・スカイ/タイム・アウト・オブ・マインド/ラヴ・アンド・セフト/モダン・タイムズ/トゥゲザー・スルー・ライフ/テンペスト
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フリースタイル フリースタイル51 極私的偏愛SONGS BEST5 20th+21st century
¥976
『フリースタイル フリースタイル51』極私的偏愛SONGS BEST5 20th+21st century A5判 縦210mm × 横148mm 120ページ 表紙イラストレーション:西村ツチカ 今号の特集は、「極私的偏愛SONGS──BEST5(20世紀)& BEST5(21世紀)」と題して、約20名の方々に「極私的偏愛SONGS」について書いてもらいました。 目次 フリースタイル51 Table of Contents 〈特集〉極私的偏愛SONGS BEST5 THE TALK OF THE TOWN 鈴木正文 / 「ドライブ・マイ・カー」を謳歌せよ 宮脇孝雄 / 「藪の中」は藪の中か? 舘浦あざらし / 1981年のスター☆シマック 宇田智子 / 自分の居場所 片岡義男 / 雨にも負けず、雪にも負けず ONE,TWO,THREE! 矢内賢二 / 南信長 / 榎本憲男 / 飯沢耕太郎 / 大西祥平 / 吉村和明 / 南陀楼綾繁 / 藤津亮太 / とみさわ昭仁 / 枡野浩一 / 松浦正人 / 加茂啓太郎 / 小森収 / 中条省平 / 尾上そら / 山崎浩一 / 盛田隆二 / 窪木淳子 / 西ヶ谷寿一 / 佐久間文子 / 松永良平 / 栗原裕一郎 / 高橋修 / 米光一成 / 仲俣暁生 / 伊作利士夫 / 白石朗 / 小沼純一 / 鏡明 / 遠藤諭 / 村上知彦 / 山田宏一 / ヤマダトモコ / 風間賢二 / 大根仁 / 中野晴行 / 筒井武文 / いしかわじゅん / 柳下毅一郎 / 高橋健太郎 / 吉田豪 / order in appearance 20th+21st century 安田謙一 / 榎本憲男 / 和泉晴紀 / 鈴木ダイスケ / キングジョー / 印南敦史 / とみさわ昭仁 / 氷川竜介 / 山本直樹 / 加茂啓太郎 / よしもとよしとも / 栗原裕一郎 / 松永良平 / 大根仁 / 高橋健太郎 / 澤部渡 / 高橋修 / 鏡明 / 和田ラヂヲ / 吉田豪 江口寿史インタビュー 「音楽サブスクとのつきあい方」 Regulars ・小林泰彦 オンザロード 第五回 靴 ・山上たつひこ 続・大阪弁の犬 第十二回 真夜中のギター② ・森卓也 イツツユビナマケモノの日々 第六回 ニュース映画館の始まりは? ・和田尚久 夜は夜もすがら 第四十一回 『偶然と想像』と落語と ・鏡明 45RPMから始まる 第二十五回 モンキーズが残したもの その他 Comics とり・みき 「ANYWHERE BUT HERE」 和泉晴紀 「イズミくん」
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聴かずに死ねるか!
¥2,420
『聴かずに死ねるか!』小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事 麻田浩 / 奥和宏 A5判、256ページ トム・ウェイツ等を招聘した 伝説のプロモーターが明かす栄光と苦悩の日々 もし麻田浩という男がいなかったら、日本における"洋楽"の形はちょっと違ったものになっていたかもしれません。 1965年にモダン・フォーク・カルテット(マイク真木も参加)の一員としてアメリカに渡り、現地の音楽を生で体感。トムス・キャビンという呼び屋を立ち上げ、自分が観たい!と思う、最先端のミュージシャンを招聘しまくります。しかも、金儲けだけではなく「小さな場所で、良い音で」をモットーに。 彼によって招聘されたミュージシャンは、77年のトム・ウェイツ初来日、78年のエルヴィス・コステロ、79年のトーキング・ヘッズなど、名前を上げれば枚挙に暇がありません。 その後、麻田氏は、フジロックを主催するスマッシュの創設に携わっただけでなく、アメリカ・オースティンで行われる一大イベントSXSWの日本のレップを務め、逆に日本のミュージシャンを国外に紹介するような活動も積極的に行なっています。トムスキャビンが招聘したエイモス・ギャレット、マーク・リボー、ラモーンズ、ストラングラーズ、デヴィッド・ブロムバーグ、レヴォン・ヘルム、レオン・レッドヴォーンなどの演奏は、良い音楽を追い求める洋楽ファンを喜ばせ、未知なる扉を開いてくれました。本書は、そんな伝説のプロモーターの半生を記した自叙伝です。 【CONTENTS】 1.イグニッション 点火 はじまりはFEN/洋楽のレコードを集めだす/中学生で映画デビュー/フォークの衝撃/レコードはハンター、洋書はイエナ/広がるフォークの輪/カレッジ・コンサート/MFQで全米ツアー/ラジオ番組のレギュラーに 2.オン・ザ・ロード 途上 いきなり手術/アッシュ・グローブでNLCRを観る/シカゴでブルースを/ふたたび病魔に/ヤマハのギターがマーティンに/大きかったニューポートの経験/憧れのニューヨーク/河内山さんのこと/都レストランで働く/グリニッジ・ビレッジの日々/ついにディランを観る 3.エントランス トムスへの道 黒澤明の助監督に/テレビドラマに出演/ジャクソン・ブラウンと出会う/ナッシュビルでレコーディング/ギタリストの系譜/ツアマネの仕事を始める/自分でやるしかない! 4.クリアアップ トムス始動 西海岸で観たDGQの衝撃/「ベアバック」編集部に居候/ついに実現した初のコンサート/トムス・キャビンの由来/幻となったセカンド・ソロ/76年のトムス/地方公演のシステムを確立/酔いどれトムの真実/77年のトムス/ホームグラウンドとなった久保講堂/トムスのプログラム 5.バイパス ローリング・ココナツ・レビュー 反捕鯨のコンサートをやりたい/三日間にわたる大イベントに/祭りの後始末/ようやくCD化されるライブ音源 6.クラッシュ 倒産 78年前半のトムス/パンクの洗礼/コステロ狂騒曲/不評に終わったジェイムス・カー/日本初のオール・スタンディング/大人の雰囲気だったトーキング・ヘッズ/パンクを一手に引き受けて/パンク以外のアーティストたち/フュージョンやラテンも手掛ける/「トムス倒産か?」/最後の花火となったラモーンズ/やりたかったライ・クーダー/トムス総括 7.リスタート 新たな才能の発掘 めんたいロックの名付け親/スマッシュを立ち上げる/クスリを絶ったドクター・ジョン/新機軸へのアプローチ/SIONを見出す/そしてレーベル運営も/ピチカート・ファイヴを売り込め/ニューヨークからブレイク/日米のアーティストの仲を取り持つ/ラウンジ・リザーズとのセッション/SXSWでジャパン・ナイト/世界を駆けるガールズ・バンド/音楽産業の変化に対応せよ 8.ロング・ドライブ 聴かずに死ねるか! 「聴かずに死ねるか」で復活/本格始動となった2001年/その後のトムス/豪雨のハイドパーク/高田渡の思い出/二年で終わったハイドパーク/もっと新しい音楽を/これからはアジアに目を向けるべし ◎招聘リスト ◎歴代のプログラム/Tシャツ/チケットのギャラリー ◎伊藤あしゅら紅丸の証言 ◎対談:麻田浩×ピーター・バラカン ■本書に登場する著名人(五十音順・敬称略) アサイラム・ストリート・スパンカーズ/エイモス・ギャレット/エリック・アンダーセン/エルヴィス・コステロ/オーティス・クレイ/ガイ・クラーク/カントリー・ガゼット/キャリキシコ/グラハム・パーカー/ザ・バンド/ジェイムズ・カー/ジェームズ・ブラウン/ジェシ・コリン・ヤング/ジェフ・マルダー/ジム・クエスキン/ジャクソン・ブラウン/ジョン・ゾーン/ジョン・リー・フッカー/ジョン・ルーリー/シル・ジョンソン/ストラングラーズ/ゾンビーズ/ダン・ヒックス/トム・ウェイツ/デビッド・グリスマン/デビッド・ブロンバーグ/トーキング・ヘッズ/ドクター・ジョン/ドック・ワトソン/トニー・ジョー・ホワイト/ドニー・フリッツ/トニー・ライス/ニュー・グラス・リバイバル/ハッピー・トラウム/ピート・シーガー/ビル・キース/フライング・ブリトー・ブラザーズ/ブルース・コバーン/マーク・リボー/マイク・シーガー/マッド・エイカーズ/マリア・マルダー/レヴォン・ヘルム/ライ・クーダー/ラウンジ・リザーズ/ラモーンズ/ラリー・カールトン/レオン・レッドボーン/ローリー・アンダーソン/ロニー・マック/ロバート・クレイ/O.V.ライト/The B-52's/J.J.ケール 有田純弘/石川鷹彦/岩沢幸矢/笛吹利明/遠藤賢司/岡田徹/押尾光一郎/久保田麻琴/駒沢裕城/黒澤明/黒澤久雄/洪栄龍/小坂忠/後藤次利/小室等/コレクターズ/ザ・ルースターズ/篠ひろ子/島村英二/ジミー時田/少年ナイフ/鈴木茂/高田漣/高田渡/田島貴男/立花ハジメ/近田春夫/徳武弘文/中村とうよう/ナンバーガール/林立夫/ピチカート・ファイヴ/ペティブーカ/ボアダムス/細野晴臣/マイク真木/松任谷正隆/森山良子/ロリータ18号/安田裕美/吉川忠英/CHAI/PUFFY/SION 麻田浩(あさだひろし) 横浜市出身。1976年に小さな呼び屋"トムス・キャビン"を立ち上げ、若き日のトム・ウェイツやエルヴィス・コステロなどを招聘。80年代前半にはスマッシュの創設にも携わる。独立後は、SIONやピチカート・ファイヴ、ロリータ18号などのマネージメントに尽力。2005年に埼玉県狭山で開催したハイドパーク・ミュージック・フェスティバルは今も語りぐさとなっている。SXSWの日本のレップも務め、長きにわたって日本と海外のアーティストをつなぐ役割を担っている。 奥和宏(おくかずひろ) 東京生まれ。音楽雑誌編集長、PC雑誌編集長などを経て、現在はフリーランスのライター。欧米のルーツ・ミュージックやロックの解説、楽器の紹介などの記事を中心に、執筆活動を続けている。音楽関連の著書に、『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』(音楽之友社)、『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』(アルテスパブリッシング)、『ベルウッドの軌跡』(インプレスR&D)など、共著に『証言! 日本のロック'70s Vol.1、2』(アルテスパブリッシング)などがある。
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ジョニー・サンダース コンプリート・ワークス
¥3,300
『ジョニー・サンダース コンプリート・ワークス』 A4判、224ページ 滅のロックンロール・アイコンが残した 全ディスクを一挙掲載! マニア垂涎の研究書 来年で没後30年の節目を迎える、元ニューヨーク・ドールズ~ハートブレイカーズのギタリスト/ヴォーカリスト、ジョニー・サンダース。 これまでおびただしい数がリリースされ、繰り返しリイシューされてきたディスクを、ヴァージョン違いも含めて全タイトル一挙掲載! 基本から超レア・アイテムまでを紹介する一方、初期からの詳細なヒストリー、貴重なインタビュー、そして盟友ニッキー・サドゥンが残した回顧録や、ウォルター・ルアー(元ハートブレイカーズ)など関係者の証言も盛り込み、魅力の核心に迫ります。全ファン必携の永久保存版!