スタンダードブックストア
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りんご通信 4
¥550
『りんご通信 4』 タブロイド判 H544mm × W406mm 14ページ Editor in chief:髙橋健太郎 Editor :姫野希美 Design:大多和琴 ウクライナ・ハルキウ。トラピスト修道院への道。沖縄のバスの車窓。右膝に違和感がある箱根。夕暮れの湖。幼少期の京都と北サハリンへの旅。ある日の食卓。モンゴル草原と工業地帯化の間の雄大な大地。1936年のアビシニア高原。犬山 ──。 必ずしも目に見えるものばかりではない綾と光から、様々な場所と時空を辿る「りんご通信4号」は、用紙も変わり、より光を吸っています。 風景にたまたま居合わせる「私」たち一人ひとりが見て感じ取れることの限界は、他者の視点や言葉を通して、想像することによって無限の広がりがもたらされると改めて深く感じさせられます。 どうか、今号も皆さんにとって実り多きものであることを願っています。 ~出版社より~ 内容 児玉浩宜 ウクライナ・ハルキウ 戸田昌子 岡村昭彦とトラピスト修道院 上原沙也加 北海道から。沖縄から。4 ─ 「窓の向こうで」 木村和平 わたしは道すがら 4 清水裕貴 Bar Landscape Vol.4 ─ あなたを思い出すための薬 川崎祐 本と明け方 4 ─ 世界の輪郭と、想像のゆくえ 齋藤陽道 ホットブルー日記 田凱 南多摩料理人の一品 二品目 ・ 月牙餅 川瀬慈 アビシニア高原、 1936年のあなたへ 楠本亜紀 風景を手探る 第二回 偶然と必然
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りんご通信 3
¥550
『りんご通信 3』 タブロイド判 H544mm × W406mm 16ページ Editor in chief:髙橋健太郎 Editor :姫野希美 Design:大多和琴 今号では、歴史の中のある時間に眼差しを重ねながら、いまを問いかける言葉を多く受け取りました。齋藤陽道さんの写真を表紙に、新たに戸田昌子さん、青山勝さん、田凱さん、そして、ウクライナから児玉浩宜さんに写真と日記をご寄稿いただいています。「あれから」と「これから」の接続は、いつの場合も当たり前でありません。合計14頁+2頁の写真と言葉による様々な問いかけをはらむ「りんご通信」3 号、皆様ひとりひとりに感謝しつつ、お届けを致します。 ~出版社より~ 内容 齋藤陽道 ホットブルー日記 戸田昌子 島村逢紅とストーブ 清水裕貴 Bar Landscape Vol.3 ─ 葡萄は虹の夢を見る 児玉浩宜 ウクライナ・チェルニフィツィ 髙橋健太郎 北海道から。沖縄から。3 ─ 「時の化石」について 川瀬慈 線の戯れ 木村和平 わたしは道すがら 3 青山勝 スケッチ帳と「カメラ」 田凱 南多摩料理人の一品 ラム肉と刀削麺のごちゃ混ぜ焼き 川崎祐 本と明け方 3 ─ 「遠い連帯」に向かって
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りんご通信 1
¥550
『りんご通信 1』 タブロイド判 H544mm × W406mm 8ページ Editor in chief:髙橋健太郎 Editor :姫野希美 Design:大多和琴 記念すべき1号は、木村和平、川崎祐、川瀬慈、髙橋健太郎、清水裕貴らの言葉と写真による連載、そして、小社姫野のエッセイから始まります。 ~出版社より~ 内容 木村和平 わたしは道すがら1 川崎祐 本と明け方1 ─ 共通の言葉を探す 川瀬慈 イメージの還流 髙橋健太郎 北海道から。沖縄から。1 ─ 北海道と髙橋家 清水裕貴 Bar Landscape Vol.1 ─ 天より形を為して下す物 姫野希美 坂川栄治さんとクレーム・ブリュレ
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りんご通信 2
¥550
SOLD OUT
『りんご通信 2』 タブロイド判 H544mm × W406mm 12ページ Editor in chief:髙橋健太郎 Editor :姫野希美 Design:大多和琴 創刊1号の8ページから増え、12ページとなった今号では、木村和平、川崎祐、川瀬慈、清水裕貴の連載に加え、新たな寄稿者として、上原沙也加(写真家)、楠本亜紀(写真批評家、キュレーター)、椿昌道(赤々舎)、齋藤陽道(写真家)と、風景と人との関わりを想うエッセイが、波のように連なります。 内容 川崎祐 本と明け方2 ─ 錘としての疾しさ 楠本亜紀 風景を手探る 第一回 はい、風景です。 木村和平 わたしは道すがら2 川瀬慈 虹の蛇 上原沙也加 北海道から。沖縄から。2 ─ ついの住みか 椿昌道 移動する写真集 ─ 台湾 齋藤陽道 ホットブルー日記 清水裕貴 Bar Landscape Vol.2 ─ 光のない部屋
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【サイン本】叡智の鳥
¥1,760
『叡智の鳥』 川瀬慈 ※サイン入りです。 四六変型判 縦188mm × 横110mm 118ページ 川瀬慈第一詩集。アジスアベバ、伊江島、読谷村……、ストリートで、街の片隅で、森の奥で……。悲惨を刻む世界の底から、言葉が、祈りが立ち上がる──映像人類学者による詩的感応による世界の創造 目次 叡智の鳥 ドンチョ靴磨きの少年とベル 獣 天女の歌に誘われて 太陽の場所 光のモノガタリ 歌の精 潜れ! 世界が乱れ咲くまで ハラールの夢想 バー・マレブ ストリートはどこまでものびていく くろうたどりのさえずりに あとがき 初出 川瀬慈(カワセイツシ) 一九七七年生まれ。映像人類学者。国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。アフリカ、主にエチオピアの吟遊詩人、楽師たちの研究を行う。同時に人類学、シネマ、アート、文学の交差点から叙述と語りを探求する。制作した映像作品は各国の主要な民族誌映画祭において紹介されてきた。近年はアフリカのストリートで採集した音を流しながら、 自作の詩を朗読するというパフォーマンスを各地で行っている。主な著作に『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きるものたち』(音楽之友社、2020年)、『あふりこ フィクションの重奏/遍在するアフリカ』(編著、新曜社、2019年)、『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)。
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【サイン本】あふりこ フィクションの重奏/遍在するアフリカ
¥2,640
『あふりこ』フィクションの重奏/遍在するアフリカ 川瀬慈 編著 ※川瀬さんのサイン入りです。 四六判、344ページ 豊饒な神話たちが、呼吸し、思考し、増殖する。 ストリートで、海辺で、高層ビルの陰で、農家のガスランタンの前で、豊饒な神話たちは、むこうからこちらにリーチしてくる。それらとの濃密な交感を通し、自己の輪郭をぼやかされ、他者との境界を溶解させられる瞬間。神話の生命と熱量に押されせかされ、我々はまた身振り手振りを交えて、物語り始めるのだ。 アフリカ各地の「物語」をフィールドワークし、色・光・音・匂い・静寂・気配を描きながら、現実と歴史を多層化させ、世界の息遣いと知的可能性に大胆に迫る。川瀬ほか気鋭の人類学者4名(村津蘭/ふくだぺろ/矢野原佑史/青木敬)が拓く<芸術・映像人類学>の革新的かつ流麗にしてデモーニッシュな地平。写真多数収録。 「アフリカを対象に研究を行う人類学者による物語の試み、イマジネーションとの共犯、フィクションの重奏。本書を通して、地図上のアフリカとは異なる、新たな世界をたちあがらせ、そこに生命を吹き込んでみせよう。その世界の脈動は、今、ここにたしかに存在するのである」(本文より) 川瀬慈(カワセイツシ) 1977年、岐阜県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了後、 マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター研究員を経て、現在、国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。専門は映像人類学、民族誌映画。2001年より、アフリカ、主にエチオピア北部の地域社会で活動を行う吟遊詩人、楽師たちの人類学研究を行い、同時に人類学、シネマ、現代アートの実践の交差点から、映像、写真、音を用いた話法を探究。著書に『ストリートの精霊たち』(2018年、世界思想社、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)、共編著書に『見る、撮る、魅せるアジア・アフリカ!――映像人類学の新地平』(2006年、新宿書房)、『フィールド映像術』(2015年、古今書院)、『アフリカン・ポップス!――文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(2015年、明石書店)。映像作品に「Room 11, Ethiopia Hotel」(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)、「ラリベロッチ―終わりなき祝福を生きる」、「精霊の馬」など。