スタンダードブックストア
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TENNOJI BASE
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【サイン本】The Screw|吉田亮人
¥8,580
『The Screw』 吉田亮人 Akihito Yoshida ※サイン入りです。 A3判、96ページ 文:いしいしんじ 翻訳:ラウリ・キツニック 装丁・レイアウト:矢萩多聞 2021年に立ち上げた個人出版レーベルThree Books より第一弾としての刊行です。 2012年にバングラデシュを訪れて以来、何度も足を運んで「スクリュー」を作る人々と小さな工房を撮影しまとめた大判の写真集です。写真の説明を一切排除し、巻末にこの写真集のためにいしいしんじさんが1ページの小説「スクリュー」を寄稿。この小説を読めば写真の説明を排除してあるのも納得です。 表紙はリソグラフを貼り、銅インキを押し、パンチで穴あけて、ハトメをかしめ、t・h・e・S・C・r・eWとロゴマークのシーリングスタンプを押し、非常に手の込んだ雰囲気のある作りになっています。
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【サイン本】吉田亮人写真集 The Absence of Two
¥4,180
SOLD OUT
『The Absence of Two』 吉田亮人 ※サイン入りです。 B5変型、140ページ コデックス装 祖母と従兄弟、二人が生きた時間を写真で紡ぐ 写真家・吉田亮人は、宮崎県の田舎町に二人で暮らす祖母と従兄弟の日常を撮りつづけてきた。互いを支え合いながら流れてゆく、ささやかながらもかけがえのない時間は、ある日突然、思いもかけない形で結末を迎える。 本作はKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017のメインプログラムのひとつとして展示され、多くの来場者の心を打った。111冊限定で刊行された私家版写真集を元に、新たに編みなおした待望の一冊。 吉田亮人(よしだあきひと) 1980年宮崎県生まれ。京都市在住。小学校教員を経て2010年よりフリーの写真家として活動。バングラデシュの肉体労働者を取材し、2014年に私家版写真集『Brick Yard』(Paris Photo - Aperture First Photo Book Awardノミネート)、2016年に私家版写真集『Tannery』を出版。主要雑誌に作品を発表すると共に、写真展も精力的に行う。2017年8月、自身の祖母と従兄弟に関するストーリー『The Absence of Two』を私家版写真集として出版。本作はKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭(2017年)をはじめ、連州国際写真祭(2017年)シンガポール国際写真祭(2018年)などで展示される。日経ナショナルジオグラフィック写真賞ピープル部門最優秀賞(2016)、コニカミノルタ フォト・プレミオ年度大賞(2014)など、受賞多数。
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【サイン本】しゃにむに写真家
¥1,760
SOLD OUT
『しゃにむに写真家』 吉田亮人 ※サイン入りです。 四六判、320ページ 「今の仕事をこのまま続けるつもりなの?」――妻の一言が僕の人生を変えた。 バングラデシュのレンガ工場や皮なめし工場の労働者、ふたり暮らしの老女と青年――〈働く人〉や〈生と死〉をテーマに撮影し、国内外で注目されている吉田亮人。 しかし、もともと写真家を志していたわけではない。 妻の一言から教員という仕事を捨て、無謀にもこの道を選んだ。 専門的に学んだことのない男が、右も左もわかないまま踏み出し、挫折し、傷つき、そして国際的に評価を受けるようになるまでの10年を振り返る。 ――「働くとは何か」「生きるとは何か」について考えた渾身の一冊。 目次 プロローグ 1 写真家になる 始まり/選択/願い/約束/別れ/船出/振り出し/インド行き/更紗/情けない人/銭がなけりゃ/鳥葬/厳しい人/持ち込み/初個展/弟/働くとは何か/レンガ工場/はじめての賞/何も知らない/修業/再び 2 大切な出会い ただならぬ出会い ― 矢萩多聞さんのこと/Brick Yard/パリフォト/皮なめし工場/Tannery/行商人/退蔵院方丈襖絵プロジェクト ― 村林由貴さんのこと/まだ見ぬ世界を求めて ― 近藤雄生さんのこと/シブさんの言葉/代を継ぐ仕事 ― 松林豊斎さんのこと/続けていく覚悟 ― 堀部篤史さんのこと/写真を現場に返す 3 写真をおくる 老女と青年/悲しみ/向き合う/森/京都グラフィー/葬送/誕生/写真家になる エピローグ あとがき 吉田亮人(ヨシダアキヒト) 1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部障害児学科卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら、作品制作を行い国内外で高く評価される。 写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上、私家版)、『The Absence of Two』(青幻舎、Editions Xavier Barral)などがある。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。
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はたらく 製本所
¥1,650
『はたらく 製本所』 吉田亮人・写真 / 矢萩多聞・文 201mm × 139mm 28ページ 朝から晩までひとりの人にはりついて、その仕事や暮らしぶりをつぶさに見つめる写真絵本「はたらく」シリーズ。本文はリソグラフ印刷機によるスミ+金インク2色刷り。製本はミシン糸とじ中綴じ。シンプルだけど、どこかなつかしい絵本をお届けします。 埼玉県にある製本所「松岳社」ではたらく、笠井瑠美子さんの一日におともします。 ・リソグラフ印刷 世界中のリトルプレスで人気の、孔版印刷「リソグラフ」で印刷しています。ザラザラとした粒子、独特の風合いが、吉田亮人の写真と相まって、なつかしい町の姿を浮かび上がらせます。 ・ミシン糸綴じ 手縫いで製本した初版につづき、二刷からはミシン糸とじで製本しています。一冊一冊手作業で綴じた本はやさしいひらき。本によって糸とじの色も異なります。どんな色あわせで届くかはお楽しみ。 吉田亮人(よしだあきひと) 写真家。 1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら、「働く人」や「生と死」をテーマに作品制作を行い国内外で高く評価される。 写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上、私家版)、『THE ABSENCE OF TWO』(青幻舎・Editions Xavier Barral)などがある。 2021年、写真家としての10年間の活動を綴った書籍『しゃにむに写真家』(亜紀書房)が刊行。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。 矢萩多聞(やはぎたもん) 画家・装丁家。 1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅する。中学1年で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし、銀座、横浜などで個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。 2012年、京都に移住。2016年、Ambooksという屋号でリトルプレスの出版を開始。現在、本づくりと画業、ワークショップなど多岐に渡って活動中。 著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『本の縁側』(春風社)、共著に『タラブックス』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)などがある。
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はたらく 中華料理店
¥1,650
『はたらく 中華料理店』 吉田亮人・写真 / 矢萩多聞・文 201mm × 139mm 24ページ 朝から晩までひとりの人にはりついて、その仕事や暮らしぶりをつぶさに見つめる写真絵本「はたらく」シリーズ。本文はリソグラフ印刷機によるスミ+金インク2色刷り。製本はミシン糸とじ中綴じ。シンプルだけど、どこかなつかしい絵本をお届けします。 宮崎の「喜楽園」は夫婦ふたりで切り盛りするちいさな中華料理店。じつはここ、写真家吉田亮人のご両親が営むお店なんです。 ごとんがこん、ちゅう房に中華なべをふるう音がひびきます。つくって、はこんで、お皿をさげて、あらって……あれ、また注文がはいったようです。 「日常のごちそう」として地元の人に愛され、40年間何万皿という料理をつくってきたお店のとある一日。 ・リソグラフ印刷 世界中のリトルプレスで人気の、孔版印刷「リソグラフ」で印刷しています。ザラザラとした粒子、独特の風合いが、吉田亮人の写真と相まって、なつかしい町の姿を浮かび上がらせます。 ・ミシン糸綴じ 手縫いで製本した初版につづき、二刷からはミシン糸とじで製本しています。一冊一冊手作業で綴じた本はやさしいひらき。本によって糸とじの色も異なります。どんな色あわせで届くかはお楽しみ。 吉田亮人(よしだあきひと) 写真家。 1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら、「働く人」や「生と死」をテーマに作品制作を行い国内外で高く評価される。 写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上、私家版)、『THE ABSENCE OF TWO』(青幻舎・Editions Xavier Barral)などがある。 2021年、写真家としての10年間の活動を綴った書籍『しゃにむに写真家』(亜紀書房)が刊行。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。 矢萩多聞(やはぎたもん) 画家・装丁家。 1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅する。中学1年で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし、銀座、横浜などで個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。 2012年、京都に移住。2016年、Ambooksという屋号でリトルプレスの出版を開始。現在、本づくりと画業、ワークショップなど多岐に渡って活動中。 著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『本の縁側』(春風社)、共著に『タラブックス』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)などがある。
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はたらく 本屋
¥1,650
『はたらく 本屋』 吉田亮人・写真 / 矢萩多聞・文 201mm × 139mm 24ページ 朝から晩までひとりの人にはりついて、その仕事や暮らしぶりをつぶさに見つめる写真絵本「はたらく」シリーズ。本文はリソグラフ印刷機によるスミ+金インク2色刷り。製本はミシン糸とじ中綴じ。シンプルだけど、どこかなつかしい絵本をお届けします。 大阪にある本屋「長谷川書店」ではたらく、みのるさんの一日におともします。 朝、お店のなかでは、とどいたばかりの本がぎっしりつまった箱がいったりきたり。いそげいそげ、もうすぐ10時。お客さんがやってくる――。 子どもからお年寄りまで、町の人たちがゆき交う縁側のような本屋で、くりかえされるありふれた奇跡。 ・リソグラフ印刷 世界中のリトルプレスで人気の、孔版印刷「リソグラフ」で印刷しています。ザラザラとした粒子、独特の風合いが、吉田亮人の写真と相まって、なつかしい町の姿を浮かび上がらせます。 ・ミシン糸綴じ 手縫いで製本した初版につづき、二刷からはミシン糸とじで製本しています。一冊一冊手作業で綴じた本はやさしいひらき。本によって糸とじの色も異なります。どんな色あわせで届くかはお楽しみ。 吉田亮人(よしだあきひと) 写真家。 1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら、「働く人」や「生と死」をテーマに作品制作を行い国内外で高く評価される。 写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上、私家版)、『THE ABSENCE OF TWO』(青幻舎・Editions Xavier Barral)などがある。 2021年、写真家としての10年間の活動を綴った書籍『しゃにむに写真家』(亜紀書房)が刊行。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。 矢萩多聞(やはぎたもん) 画家・装丁家。 1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅する。中学1年で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし、銀座、横浜などで個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。 2012年、京都に移住。2016年、Ambooksという屋号でリトルプレスの出版を開始。現在、本づくりと画業、ワークショップなど多岐に渡って活動中。 著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『本の縁側』(春風社)、共著に『タラブックス』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)などがある。
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【サイン本】長い間
¥4,950
『長い間』 金川晋吾 ※サイン入りです。 A4変型判 縦220mm × 横284mm 136ページ 『father』から7年、待望の写真集 20年以上行方知れずだった伯母・静江さん。 金川は、病院で身元引受人になりました。 昔からほとんど話した記憶もありません。戸惑いながらも撮影は続いていきました。 2019年5月19日 「今、春でしょ。そして、次は夏よね。次来てくれるのは夏やね」 と言うので、夏にもまた来る約束をする。一口ずつ、スプーンを静江さんの口に運んでいると、その行為は何か意味があるように感じられるというか、物質的なもの以外の何かを交換しているような気にもなる。静江さんに対して愛着、愛情のようなものを感じる。でも、それも最初だけ。一時間ぐらい一緒にいると、静江さんのコンディションが悪くなっていくのもあって、けっこうきつくなってくる。 (金川晋吾日記から) 金川晋吾写真集第二弾。2016年刊行の写真集『Father』では、失踪を続ける父親を被写体に、「ひとのわからなさ」を写真と日記で表現しました。今回の『長い間』では、伯母・静江さんとの関係を描きます。2010年、二十数年ぶりに病院で再会するところから始まります。それまで会話した記憶もなく、認知症でもあった静江さん。過去を共有することもなく、今ここでしかない関係は10年間続いていきます。写真46点と日記で構成。六本木クロッシング2022(森美術館)に出展。 版元から一言 金川晋吾は写真家としての才能も持ちながら、言葉でも最近注目を集めています。この伯母・静江さんとの関係を描いた「長い間」は、私小説とも読んでも楽しめる写真集です。 写真とテキストは、時に触れ合い、時に離れ、非常に繊細なバランスによって成り立っています。数多ある凡庸な写真集のように、相互が補い合ってひとつのイメージを築くようなものとは一線を画します。手にとって何度も読み、何度も写真を眺めいると、その意味がわかると思います。 デザインは、デザイナーでありフェミニストでもある宮越里子に依頼しました。自由奔放に生きてきた静江さんには、ある意味「不良」です。「不良に祝福を」というテーマも、デザインのテーマのひとつにもなっています。手書きのタイトルでエンボス加工。手に取りたくなる装丁に仕上がりました。 金川晋吾(カナガワシンゴ) 三木淳賞、さがみはら写真新人奨励賞受賞。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)刊行。近年の主な展覧会、2019年「同じ別の生き物」アンスティチュ・フランセ、2018年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、六本木クロッシング2022など。 略歴 1981年 京都府生まれ 2006年 神戸大学 発達科学部 人間発達科学科 卒業 2010年 東京藝術大学 大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修士課程 修了 2015年 東京藝術大学 大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 博士課程 修了
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【サイン本】いなくなっていない父
¥1,870
『いなくなっていない父』 金川晋吾 ※サイン本です。 四六判 縦188mm × 横129mm 266ページ 気鋭の写真家が綴る、親子という他人。 千葉雅也氏(哲学者、作家)、小田原のどか氏(彫刻家、評論家)、 滝口悠生氏(作家)、激賞! 著者初の文芸書、衝撃のデビュー作。 その後のことを知っている私には、父のことを「失踪を繰り返す父」と呼ぶのはどうしても過剰なことに思える。私がそう思うのは、「父がやっていることなんてそんなにたいしたことではないんです」と謙遜するような気持ちもあるが、本当のところは、「父という人は、『失踪を繰り返す』という言葉で片づけてしまえるような人ではないのだ」と自慢げに言いたい気持ちのほうが強くある。――(本文より) 『father』にて「失踪する父」とされた男は、その後は失踪を止めた。 不在の父を撮影する写真家として知られるようになった著者に、「いる父」と向き合うことで何が浮かび上がってくるのか。 時に不気味に、時に息苦しく、時にユーモラスに目の前に現れる親子の姿をファインダーとテキストを通して描く、ドキュメンタリーノベル。 金川晋吾(カナガワシンゴ) 写真家。1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)刊行。 近年の主な展覧会、2018年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、2022年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館など。三木淳賞、さがみはら写真新人奨励賞、受賞。
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IMPERFECT UTOPIA
¥7,800
SOLD OUT
『IMPERFECT UTOPIA』 Toru Morimoto & Tina Bagué ※ナンバーは写真のものと異なります。 228mm × 228mm 168ページ カラーとモノクロ計80カット 400部、ナンバー入り 「IMPERFECT UTOPIA」は二人による、コンテンポラリー・ドキュメンタリー写真を通して日本の離島の日常を表現するための写真プロジェクトです。 離島の日常を写真から読み取れるように文化人類学的アプローチをとり、離島の風習、文化、伝統、祭礼、コミュニティーを形成する個人、家族、集団、そして、これらの離島で独特な生活を生み出す経済とその生存形態をフイルムに収めました。 同時に、離島にある日常の美しさと、大都市から遠く離れ、海に囲まれ、世の中の流れからある程度離れ、日本人自身にも度々忘れ去られるような独特の場所だからこそ存在するディテールをカメラでとらえました。 日本は島国であるにもかかわらず、人口のほとんどが住む本土のライフスタイルは大陸的です。自身も自分たちが島民だという意識はありません。しかし、離島に住む人々は自分を島民だと認識し、自らを島民と呼びます。私たちは、日本の離島にユートピアがあるかもしれないと考えました。 私たちは、6年間(2014-2019)を費やし、海に浮かぶ60島以上の離島を撮影しました。その旅は困難であると同時に素晴らしいものでした。私たちがこのプロジェクトを通して感じたことは、離島の島人は本土の人たちよりも寡黙で、恥を知り、寛大でした。それは、一昔前の日本人を見ているようでした。そして彼らの住む離島には、本土では消え去った洗練されていない無垢の美がありました。私たちは、日本を島国として見ることができ、日本人を島人として見ることができました。 最終的にこの旅を通してユートピアを見つけることはできませんでしたが、家に帰り着き、ライトテーブルに置かれたフィルムのネガを見ていると、そこにはユートピアに近いモノを見ることができました。それが私たちが「IMPERFECT UTOPIA(不完全なるユートピア)」と呼ぶモノです。 この長期間プロジェクトを行なっていた時、二人はスペインに住んでいたので、年に1、2回日本を訪れ、約60の離島を撮影するのに6年間(2014-2019)費やしました。このため、この写真集はクラウドファンディングによる支援で作られています。 また、このプロジェクトでは中判フィルムカメラのみを使っています。のんびりとした離島の風景や人々を撮影するには、アナログカメラの方が合っていると思ったからだそうです。そして、全てのフィルムは、コダック・アラリス・ジャパンから提供を受け、東京の堀内カラーに全てのフィルムの現像を特別価格で引き受けていただいたそうです。
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【サイン本】Very Special Love
¥7,150
『Very Special Love』 大森克己 ※サイン入りです。 ※中に『SNOOZER』と文芸誌『リトルモア』の創刊前の両面注文書が挟まってます。 A4変型、188ページ デザイン:平野文子 「超特別の愛」だって生きてりゃある日、やって来ることだってあるさ。 チェルノブイリ、マニラ、東京。世界各地を巡り写しだされた作品には、ドキュメンタリーというレベルを突き抜けたところで大笑いしている「写真的爽快さ」がある。 ファッション誌や音楽誌等で活躍中の大森克己は、キヤノン写真新世紀展のロバート・フランク賞、飯沢耕太郎賞を受賞。
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奥山由之『Girl』
¥3,850
『Girl』 奥山由之 220mm × 290mm 上製 80ページ デザイン:尾原史和 発売日:2019年9月14日 印刷・製本:太陽印刷工業 色や音、匂い、温度。安らぎと焦りと。乾き、悲しみ。光と陰。 心の浮遊。気持ちの揺らぎ。 どこまでも続く、緩やかな憂鬱。 思い出せるけど見えない、記憶の記録。 確か、こんな感じだった。 ー奥山由之
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We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers|山元彩香
¥7,480
SOLD OUT
『We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers』 山元彩香 ※写真を撮るために開封しています。 226mm x 290mm 96ページ 上製本 デザイン:森大志郎 自然光の差し込む静閑な画面のなかに佇む少女たちのポートレートで知られる山元は、それらの写真表現において、被写体個人が日頃纏っている仮面の下に覆い隠された器としての人間の普遍的な姿へと関心を寄せています。2009年のエストニアでの制作以降、言語による意思疎通が難しい異国の地を訪れては、被写体や衣装、撮影場所を現地で見繕い、言葉を交えず身体的感覚によるコミュニケーションを通じて制作を行うという独自のプロセスを取り入れてきました。一定のトーンを放つ山元の作品からは想像し難いほどに多層的に練り込まれたその写真行為は、積み重ね行われることにより、少女たちがみせる無意識の断片の集積として結実しています。 本書『We are made of Grass, Soil, Trees, and Flowers(人は土と木と草と花でできている)』は、2018年に発表した前作のタイトルに「Flowers(花)」という単語を付足しており、これまでの制作における作品概念の存続の意を表しています。 山元は東欧諸国を撮影してきましたが、それと平行してアフリカ・マラウイでの撮影や日本では北海道や沖縄で撮影も進めてきました。訪れた土地やそこに住まう人々が内包する文化、習慣、信仰などの蓄積された帰属意識が包括的に受け入れられ制作に落とし込まれています。これまでの制作の延長線上として、より親密な視点へと膨らみをみせる本作からは、自然のやわらかな光と現前する被写体の無意識な姿とが交差するその瞬間に魅せられた作家の静かな興奮が伝わります。 人間の属性を取り払ってでもなお身体にかろうじて残り続ける何者か、その人をその人たらしめるものが何なのか探り続けてきた。それぞれが持つ特性や個性はもちろん尊いものだと受け入れつつ、踏みしめる土の下に潜ってゆくと、あらゆる境界を超越し、人間の記憶の起源を辿るかのように繋がる根のようなものが存在していないか。 - 山元彩香、2021年8月- 山元彩香(やまもとあやか) 1983年神戸市生まれ。2006年に京都精華大学芸術学部造形学科洋画コースを卒業。大学では最初、絵画を専攻するが、次第に自身の身体を使ったパフォーマンス作品や映像作品の制作に移行し、2004年のサンフランシスコへの留学を機に写真の制作を始める。言語によるコミュニケーションが難しい状況のなかでの撮影は、写真というメディアが本質的に抱える性質以上に他者との様々な接点を作家にもたらし、以降、暴力的でありながらも極めて魅力的なイメージ生成の場と言えるポートレートの撮影を続ける。「自分の瞼に蓄積されたイメージでは想像しえない、既知の言葉や知識が通用しない場所」を撮影地に選び、2009年のフィンランド、エストニアでの撮影を皮切りに、エストニア(2010年)、ラトビア(2011、12、14年)、フランス(2012、13年)、ロシア(2014年)、ウクライナ(2015年)、ブルガリア(2016年)、ルーマニア(2017年)、ベラルーシ(2018年)、マラウイ(2019年)と各地で撮影を行ってきた。2021年11月に「新進作家展 vol.18」東京都写真美術館(東京、2021年)へ参加予定。2019年には、写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』(T&M Projects刊)において第19回相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら さがみはら写真新人奨励賞を受賞。清里フォトアートミュージアム(山梨県)、Villa Pérochon Centre d’Art Contemporain Photographique(二オール、フランス)に作品が収蔵されている。
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【サイン本】Japan: Footprints in Time 1997-2010
¥3,960
『Japan: Footprints in Time 1997-2010』 トム・フィンク Tom Finke ※サイン入りです。 A4変型、72ページ 作品点数:65点 発行部数:600部 編集発行人:大田通貴 装幀:加藤勝也 人間のつかの間の表情、それぞれのスペースで常に動きのある体やアングルの配置の観察、 また無意識のジェスチャーや計算されたポーズに写真家として主なる興味を見いだす。 私たちは日常茶飯、故意にあるいは不本意にシグナルを交わしあう。 私の写真はある意味で、私たちが常に行っているコミュニケーションの慣習的行為の単なる一部であるだけなのかもしれない。 (あとがきより) トム・フィンク(Tom Finke) 1950年アメリカオハイオ州生まれ。
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【サイン本】America: Footprints in Time 1982-2012
¥3,960
『America: Footprints in Time 1982-2012』 トム・フィンク Tom Finke ※サイン入りです。 A4変型、80ページ 作品点数:73点 発行部数:600部 編集発行人:大田通貴 装幀:加藤勝也 私はオハイオ州の南西の町で生まれ、その後この国のあらゆる州を訪ね、色々な土地で生活してきた。 その多種多様な土地に足を踏み入れ、私がふるさとと呼ぶこの大国を反映する土地や人々の写真を撮り続ける。 (略)自分の目にするものを妨げず、そのものと一緒に流れて行くような姿勢、 自分が知覚するものをカメラで記録し、現像された写真の中に、 シャッターを切った瞬時に見過ごしていたものを新たに発見することも深い喜びとなる。 (あとがきより) トム・フィンク(Tom Finke) 1950年アメリカオハイオ州生まれ。
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LE PETIT VOYEUR 7
¥20,000
『LE PETIT VOYEUR 7』 ※未開封、トートバッグ付です。 240mm x 340mm 356ページ 2021年 2,000部限定 表紙写真:HONEY LONG & PRUE STENT 裏表紙:FUTURA デンマーク発、アートと写真を紹介するインディペンデント誌です。 毎号限定部数で発行されており、ここ最近は2、3年に1回の2,000部の発行です。 参加アーティスト Antwan Horfee、Ces、Christian Lemmerz、Daniel Rich、Davide Padovan、Dennis Swiatkowski、Futura、Geoff McFetridge、Helice Wen、Henriette Sabroe Ebbesen、Honey Long & Prue Stent、Jason Revok、Jean-Pierre Roy、Jean-Vincent Simonet、Julien Colombier、Kenichi Hoshine、Lin Zhipeng (aka 223)、Marguerite Bornhauser、Martin Parr、Pelle Cass、Sainer、SWET、Tali Lennox、Tania Franco Klein、Viviane Sassen
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【サイン本】『THE CRAFTED』7冊セット
¥33,000
Dear Film Project Zine 『THE CRAFTED』7冊セット 谷川俊太郎 / 井出情児 / 片岡義男 / 伊島薫 / 三浦憲治 / 長濱治 / 渡辺達生 ※7名のサインが入っております。 「Dear film Project」は、フィルム写真が持つ豊かな世界観や写真家のスピリットを尊重し、再編集して、次世代へも伝えるアートメディアを制作しています。 第一弾は8月に7タイトルで刊行になります。 単品での販売もございますが、今回ご予約を受け付けるのは、7冊をセットにして豪華な専用ケースに入っております。 更に、7名のサインが入った限定部数のスペシャル版です! 7つのタイトルは、 ①『二眼のレフ日々』 谷川俊太郎 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 2C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 若き詩人の眼が二眼レフカメラで切り取った、昭和の日常の余白。 谷川俊太郎 谷川俊太郎さんは、言うまでもなく日本を代表する詩人である。ご自信も写真を撮り、写真家とコラボした書籍もたくさんある。 今回、DFPがZINEにしてみたいと思ったのは、「この稀有な詩人は、若いころ何を見ていたのか?」ということだった。日本がまだ貧しかった頃、若い詩人はカメラのファインダーから世界をどのように観ていたのか?日々の生活の中で詩人はどんな瞬間を大切に感じていたかを、詩の言葉ではなく撮影した眼差しを通して追体験したいと思った。そんな訳で、谷川さんのクローゼットに眠っていた二眼レフカメラで撮影された膨大なネガの山から、谷川さん自身が選んだ写真が、数十年の時を経て日の目を見ることになった。 ②『アングラ』 井出情児 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 2C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 60年代末、日本で初めて誕生したサブカル=『アングラ』の爆発。 井出情児 ロックフィルムの第一人者。唐十郎主宰の劇団・状況劇場の役者を経て、1967年頃からアングラ演劇や音楽の写真、映像撮影を手掛け、テレビ番組、プロモーション・フィルムの制作、撮影を担当。矢沢永吉、甲斐バンド、ARB、佐野元春、RCサクセション、鼓童、YMO、Charなど日本の音楽シーンをリードするミュージシャン、シカゴ、サンタナ、エアロスミスら国外のスター・ミュージシャンのフィルムを撮影監督。 また俳優松田優作から絶大な信頼を受けプライベート・フォトを撮り続けた写真家としてっも知られる。その実績は日本映画技術受賞のほか、カナダNew Media Festivalプロミュージックビデオ部門グランプリ受賞、カンヌMIDIM長編音楽映像部門グランプリなど国外でも著名。 ③『東京でたべた』 片岡義男 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 4C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 いつの間にか消えてゆく見慣れた街の風景、これもそのひとつ。 片岡義男 20歳の学生時代から文筆家として活躍し始めた片岡義男さん。数多くの作品を発表し続けて60年。もうひとつの顔が写真家である。片岡義男さんの写真に対しての考え方はいたってシンプルだ。レンズを被写体に向けた時、すでに五感は働いているわけだから、後はどのタイミングでシャッターを切るか。つまり写真は六感であるという。また、東京の街は変化が大きい。変化とはそれまでなかったものを手にするためにそれまであったものを捨て去ること。捨て去られないうちに写真に撮っておくなら、捨て去られた後もずっとそれらの写真は問答無用に記録として残る。写真は変化の記録ともいえる。この『東京をたべた』は、まさに写真に対しての片岡ワールドを具現化した作品だ。 ④『サイトシーング』 伊島薫 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 4C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 デビュー直前に、アメリカの観光地で発見したサスペンスな風景。 伊島薫 伊島薫さんには「アメリカの匂い」がつきまとう。DFPは、伝説のカセットマガジン『TRA』や『zyappu』など、写真家の枠に収まらない活動をするクリエイターの原点を知りたいと思い、伊島さんの事務所の膨大な写真が眠るキャビネットを掘り起こした。 発見したのは、伊島さんがプロになりたての頃に、雑誌の懸賞論文の賞品として旅したアメリカの写真。憧れのアメリカの雄大な大自然を撮りに行った伊島さんは、その風景を撮らずに反対側を向いて風景を見つめる観光客を撮影した。 あたかもサスペンス映画のワンシーンのような不穏さが感じられる観光客の表情からは、40数年の時を超えて、「畏怖に値するアメリカの大自然の偉大さ」が漂ってくる。 ⑤『ミウラヒロシマ』 三浦憲治 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 4C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 こだわりをもたず、赴くままに今の広島を切り撮るヒロシマ・アイ。 三浦憲治 YMO、広島出身の矢沢永吉、奥田民生などミュージシャンのLIVEコンサートなどの写真集を手がけている三浦憲治さん。これまで出身地広島をテーマにした写真を撮らなかった。それは広島をテーマにしたものは写真家にしても文筆家にしても立派な作品を残している。 自分の写真では被爆地としての広島をテーマにすることは難しいと考えていた。 それが「広島生まれなのだから広島をとってみたら」という友人の何気ないひと言がきっかけとなり8年ほど前から、今の広島を取り始めた。 被写体を動かして撮るのではなく、自らが動いて被写体を撮るカメラ小僧三浦憲治さん。ここには水を得た魚のように自分が感じた、戦後70余年の広島の今が、撮りたいミウラヒロシマが切り取られている。 ⑥『ブルーズロード』 長濱治 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 3C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 ブルーズマンを撮るのではなく、身体に沁み込んだBLUESを撮った。 長濱治 雑誌全盛の60年代半ばから、今では夢のまた夢のような時代に100万雑誌と言われた『平凡パンチ』(現マガジンハウス刊)のヌードグラビアなどを撮影していた長濱治さん。 大好きなBLUESをテーマに1989年からの4年間、アメリカ南部ブルーズのメッカにのべ10回撮影しに出かけて行った。 No appoint No connection。強面のブルーズマンに怯むことなくCorn Whiskyを手土産にアタック。その情熱が初対面のブルーズマンたちの心に響いたのだろう。 この時の写真をDFLがアップサイクルして2020年2月『Cotton Fields』をトランスワールドジャパン社から刊行。 この写真集のスピンオフとして貴重なベタ焼きをデザインした。写真家の視線の先をうかがい知ることができる。 ⑦『タ ワ ワ』 渡辺達生 A5 148mm × 210mm ミシン綴じ ALL 2C、32ページ 発行 : Dear Film Project 製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS 500部発行 女性写真家の巨匠が到達した、母性を凝縮した縄文土偶のような豊穣。 渡辺達生 渡辺達生さんは、日本を代表する女性カメラマンである。雑誌『GORO』を初めとして、たくさんのメディアで五千人以上の美女たちの美しさを僕らに届けてくれた。 DFPは渡辺さんの「プライベートで撮影した女性ヌード」を見たかった。仕事で数多くの女性を撮影し続けてきた写真家が行き着いた究極の「女性ヌード」は、決してグラビアに出てくる細身でスタイルのいい女性ではない。 渡辺さんにとっての女性の原点は、子供のころに脇や乳房の下に手を入れるとちょっと湿った暖かさを感じる豊穣な母のイメージ。 私家版で刊行した写真集から抜粋した「渡辺達生のミューズ」の写真は、現代の女性が失ってしまった大らかで縄文的な豊かさに満ちている。
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りんご通信 5
¥550
SOLD OUT
『りんご通信 5』 タブロイド判 H544mm × W406mm 14ページ Editor in chief:髙橋健太郎 Editor :姫野希美 Design:大多和琴 内容 本吉映理 I am becoming 清水裕貴 血と星の儀式 川瀬慈 影の飛翔 夢無子 (ウクライナ日記)戦争って何? 齋藤陽道 ホットブルー日記 川崎祐 本と明け方 5 ─ もうひとつの時間の蓄積 木村和平 わたしは道すがら 05 戸田昌子 今井壽惠の「写真的抗議」 高橋健太郎 北海道から。沖縄から。 5 ─ 目の記憶
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sumo|Craig McDean
¥22,000
『sumo』 Craig McDean タテ165mm × ヨコ230mm 46ページ 2011年11月 2nd Edition for Paris 150部発行 Mörel 1993年に日本に1年間住んでいたクレイグ・マクディーン。友人に相撲の世界を紹介され撮影された躍動感溢れる稽古風景と土俵の神聖な空気感漂う写真集です。撮影から約20年を経て写真集として発刊されました。和綴じ製本になってます。 『sumo』は初版250部の発行で、ニューヨークとパリで展覧会があったのですが、あっという間にニューヨークで売り切れたためパリ用に150部を増刷しました。これはパリ用の2nd Editionです。
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写真 Sha Shin Magazine 3冊セット
¥8,910
SOLD OUT
『写真 Sha Shin Magazine 3冊セット』 ①『写真 Sha Shin Magazine 創刊号』vol.1 東京 TOKYO 仕様:A5判変形・280ページ 創刊:2022年(令和4年)1月20日 発行:年2回(1月・7月) ②『写真 Sha Shin Magazine』vol.2 モザイク Mosaic A5判変形、312ページ 2022年7月20日発売 発行:年2回(1月・7月) ③『写真 Sha Shin Magazine』vol.3 スペル SPELL 2023年1月20日発売 A5判変形、288ページ
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【サイン本】Kanchenjunga|石川直樹
¥9,900
SOLD OUT
『Kanchenjunga』 石川直樹 ※サイン入りです。 400mm × 302mm 120ページ アートディレクター:加瀬 透 日本語・英語 ※1000部限定 表参道「GYRE GALLERY」で2022年12月17日より開催中の石川直樹写真展「Dhaulagiri / Kangchenjunga / Manaslu」に合わせ、最新写真集『Kangchenjunga』を刊行しました。 ヒマラヤ山脈の東、インド・ネパール国境にある難峰で、世界第三位の高さを誇るカンチェンジュンガ。山麓の街であるダージリンから8586mの山頂に至る過程で撮影された写真群から成る、大判の写真集です。 デザインを担当してくれたのは、自身がアーティストとしても活躍しているグラフィックデザイナー、加瀬透氏。本来内側にくるべきノドの部分を外側にし、余白を多く設けることで白銀の世界を表現するなど特異な造本設計が施されています。 これまでの石川氏の作品集とはまた異なるラディカルな仕様の一冊となりました。
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【サイン本】Manaslu|2022 edition
¥3,520
SOLD OUT
『Manaslu』2022 edition 石川直樹 ※サイン入りです。 H280mm×W300mm 78ページ/ハードカバー デザイン:田中貴志 発売日:2022年12月20日 「マナスルは決して登りやすい山などではない。時に残酷な表情を見せる、繊細かつ孤高の峰だったのだ。」(本文より/日本語原文) 石川直樹は2012年以来、10年ぶりにマナスルに向かい、2022年9月28日に本当の頂上に立ちました。 マナスルは1956年に日本隊によって初登頂されて以来、多くの人に登られてきましたが、最高点である8163mまで行かずに登頂が認められてしまう時代が長く続きました。マナスルの頂上付近には、いくつもピークがあり、真の頂上の直前のピークは距離にして7〜8メートル手前、標高差わずか1メートルほど。その先は足元の雪が崩れやすく、多くの人がそこで引き返していたのです。 石川も、2012年にマナスルに“登頂”したものの、同地点で引き返していました。 2022年、石川はその先にある真の頂上に立つべくマナスルを再訪。雪崩によって負傷者が続出する大荒れの天候の合間を縫い、ついに最高点に到達しました。頬に凍傷を負うほどの強風に晒され、視力も低下するなか進んだ険しい道のりに、石川は「マナスルの印象が一変した」と語ります。 2014年にSLANTから出版された写真集「Manaslu」をベースに、2022年の二度目のマナスル遠征で撮影した新作4点を収録した写真集「Manaslu」2022edition。 石川直樹/Naoki Ishikawa 1977年東京都渋谷区生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞。
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【サイン本】EVEREST|石川直樹
¥5,280
SOLD OUT
『EVEREST』 石川直樹 ※サイン入りです。 縦245mm × 横306mm 128ページ 世界最高峰エヴェレスト(標高8,848m)。 2001年、23歳の石川直樹はチベット側からこの山に登頂。当時、世界最年少で七大陸最高峰登頂を果たす。 そして10年後。今度はネパール側から再び登頂をめざして出発。2011年5月20日6時12分、石川は再び世界最高峰の頂に立った―― 「なぜ山に登るのか。なぜまた行きたいと思うのか。いくら考えても「好きだから」という結論にしか行き着かない。こうした長期の登山遠征は、身体にこびりついた澱のようなものをすべて消し去り、自分をシンプルな状態に引き戻してくれる。行く前と後では、世界が違って見える。行くことによって、今まで進んできた道の行き先が変わる。そうした一連の変化が、優れた旅の定義であり成果だとしたら、二度のエヴェレスト登山はぼくにとって最高の旅だったというほかない」(本書より) 本書は2011年のエヴェレスト行を中心に、その後のローツェ、マカルー遠征などヒマラヤ行の際に撮影された写真を加えて構成された、石川直樹による「EVEREST」写真の集大成である。 「石川は、彼自身と共に我々をエヴェレストに誘っているようだ。一歩一歩、登るごとに肉体的な負担や疲れは耐え難くなり、ついに登頂した我々は、足元から聳え立つ荘厳な峰々を前に言葉を失う」――フィリッポ・マッジャ(キュレーター/写真評論家) ネパール・クンブー地方の交易路であるエヴェレスト街道にはじまり、世界最高峰の気高い山容、行くことすら困難な高所氷河の風景や雪崩の様子、登頂をめざす登山者たちの息遣いまでをも感じさせる、「エヴェレスト」の決定版とも呼ぶべき写真集。 石川直樹(イシカワナオキ) 1977年生。写真家。 東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了(美術)。 人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。 『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。 著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。 最新刊に、水戸芸術館や初台オペラシティをはじめ全国6館を巡回した個展のカタログでもある大冊『この星の光の地図を写す』(リトルモア)、ヒマラヤの8,000m峰に焦点をあてた写真集シリーズの7冊目となる『GasherbrumⅡ』(SLANT)、これまで撮りためてきた日本の「来訪神儀礼」を集大成した『まれびと』(小学館)など。都道府県別47冊の写真集を刊行する「日本列島」プロジェクト(SUPER LABO × BEAMS)も進行中。
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【サイン本予約】石川直樹『この星の光の地図を写す <南極カバー>』
¥6,050
SOLD OUT
『この星の光の地図を写す <南極カバー>』 石川直樹 ※サイン本です。 ※151mm × 124mmの知床ポストカード3枚付です。 A4タテ変型、368ページ 写真家・石川直樹、20年の旅の軌跡をおさめた大冊、ついに完成。 海抜0mから標高8848mまで――。 北極、南極、エベレストをはじめとする世界の高峰、 北海道・知床・樺太/サハリン、沖縄から南太平洋・ポリネシアの島々…… 人と自然のあらゆる辺境を旅し、きらめく命の点滅を見つめてきた写真家・石川直樹。 「彼のように世界を見た者は、他に誰もいなかったのだ。」 これまでとは異なる視座からこの星=地球と向き合う。 ここではない場所にある人の営みに想いを馳せる。 石川直樹のまなざしを通じて世界を見ると、 この星のうえに無数にある光のあたる場所、 それぞれの命がもつ世界の中心点が見えてくる。 前人未到の記録であり、記憶のぬくもり。 いま、この星の新たな地図が浮かびあがる――。 [ 目次 ] FIRST JOURRNEY はじまりの旅 POLAR 北極と南極 NEW DIMENSION 壁画へ VERNACULAR 風土建築 THE VOID+CORONA 渡海の軌跡 Mt.Fuji 富士山にのぼる THE HIMALAYAS+K2 ヒマラヤ遠征 ARCHIPELAGO 多島海 My gear ぼくの道具 [ 寄稿 ] 大竹昭子 管啓次郎 藤田貴大 黒河内真衣子 武田砂鉄 竹久侑 ※本書は『この星の光の地図を写す <北極カバー>』と『この星の光の地図を写す <南極カバー>』があり、写真の異なるカバーで2種類の商品があります。本文は同内容です。
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ウクライナ日記
¥500
SOLD OUT
『ウクライナ日記』 児玉浩宜 A5判、28ページ 2022年3/1~4/3まで、クライナでの一ヶ月間の取材日記です。 東京-ブカレスト-チェルノフツィ-イバノ=フランコフスク-リビウ-キーウ(キエフ)-ヴィーンヌィツィア-フメリニツキー-ウチェルノフツィ-リビウ-キーウ-プシェミシル-ワルシャワ-ソウル-東京と、スケジュールだけ見ても大変ハードなのですが、しかも場所が今のウクライナとは。 児玉浩宜 Hironori Kodama 1983年、兵庫県生まれ。写真家。テレビ朝日報道番組ディレクター、のちにNHKに入局。報道カメラマンとしてニュース番組やドキュメンタリーを制作。退局後、フリーランスの写真家として活動。2019年、香港民主化デモ発生時から10か月間渡航を繰り返し現地で撮影。2020年、香港デモ写真集『NEW CITY』、2021年、デモで使われたバリケードなどを撮影した『BLOC CITY』を発表(共にKung Fu)。