スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
-
【サイン本】満ちる腕|伊藤紺
¥2,090
SOLD OUT
短歌詩集『満ちる腕』 伊藤紺 ※サイン入りです。 ※サインの日付・内容は写真のものと異なります。 B6変型判 縦156mm × 横122mm 96ページ 2020年に発売された著者2作目となる私家版歌集。 完売が続き入手困難となっていた本作が、前作『肌に流れる透明な気持ち』とともに短歌研究社より新装版同時発売! 短歌45首、詩・散文8篇を収録。 ブックデザイン=脇田あすか 第1歌集『肌に流れる透明な気持ち』も同日刊行です! <タイトルについて> 「腕前」とか「腕が鳴る」と言いますが、腕って、小手先みたいなことができない、すごく実直なヤツだと思います。かたちをもち、有機的で、経験を積み、なにかを掴み、そして生み出す、寡黙な腕。絶対的なものなんてふつうに存在しない自由で軽くてふたしかな日々に、鉄のように不変で普遍的なものではなく、誰かの腕、自分の腕を信じてみたいという思いを込めました。 伊藤紺(イトウコン) 歌人。二〇一九年『肌に流れる透明な気持ち』、二〇二〇年『満ちる腕』を私家版で刊行する。二〇二二年両作を短歌研究社より同時刊行。その他の作品にミニ歌集『hologram』(CPCenter)、Kaho Iwaya(opnner)との共作『すごく近い』がある。
-
【サイン本】肌に流れる透明な気持ち|伊藤紺
¥1,870
SOLD OUT
『肌に流れる透明な気持ち』 伊藤紺 ※サイン入りです。 ※サインの日付・内容は写真のものと異なります。 B6変型判 縦180mm × 横110mm 80ページ 歌人・ライター・伊藤紺、初の短歌集、新装判にて刊行! 『満ちる腕』も同日刊行です! 連作「期待」「difference」「口ぐせをうつしあったらばらの花」「バランス」「ザ・ピース」など、全60首を収録しています。 (掲載歌例) ひさしぶりに会うたびきみには生きていて新鮮さに泣きそうになる フラれた日よくわからなくて無印で箱とか買って帰って泣いた あなたが飼ってる小さなサメにときどき噛まれているけど言えない 楽しいだけとかってたぶんもうなくて楽しいたびにすこしせつない 口ぐせをうつしあったらばらの花 いつまでもいつまでも残るよ またなんかでふつうに会うんだろうけど心の離島でずっとすきです 伊藤紺(イトウコン) 歌人。二〇一九年『肌に流れる透明な気持ち』、二〇二〇年『満ちる腕』を私家版で刊行する。二〇二二年両作を短歌研究社より同時刊行。その他の作品にミニ歌集『hologram』(CPCenter)、Kaho Iwaya(opnner)との共作『すごく近い』がある。
-
すごく近い|伊藤紺・Kaho Iwaya
¥2,200
SOLD OUT
『すごく近い』 伊藤紺・Kaho Iwaya(opnner) A5変形、ページ数表記なし ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:イニュニック 2021年7月MIDORI.so OMOTESANDO galleryにて開催されたKaho Iwaya(opnner)× 伊藤紺による展示「すごく近い」の図録。 伊藤紺さんの短歌に、Kaho Iwayaさんがイラスト。 作品ほか、2人の日記やメモを収録しています(日記は縦書きがKahoさん、横書きが伊藤紺さん)。 うすいイエローの表紙に、四角い箔押しがつやっと生きる、夏の本です。
-
満ちる腕|伊藤紺
¥2,090
SOLD OUT
短歌詩集 『満ちる腕』 伊藤紺 ヨコ120mm × タテ152mm 上製本 96ページ 初版1000部 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:イニュニック 歌人・伊藤紺の約1年ぶりとなる新刊。短歌45首、詩・散文8篇を収録。 <タイトルについて> 「腕前」とか「腕が鳴る」と言いますが、腕って、小手先みたいなことができない、すごく実直なヤツだと思います。かたちをもち、有機的で、経験を積み、なにかを掴み、そして生み出す、寡黙な腕。絶対的なものなんてふつうに存在しない自由で軽くてふたしかな日々に、鉄のように不変で普遍的なものではなく、誰かの腕、自分の腕を信じてみたいという思いを込めました。 <デザインについて> ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。淡いテラコッタのざらっとした質感ある表紙には、てらてら光る透明パールの箔押しで、やわらかな腕が描かれています。グレー混じりのブラウンの見返し、浅黄色の栞…細部までとてもうつくしい仕上がりです。 伊藤紺(いとう・こん)。 歌人。1993年生まれ。2014年より執筆活動、2016年より作歌をはじめる。2019年、歌集『肌に流れる透明な気持ち』を発表。2020年、ファッションブランドZUCCa2020AWムックや、PARCOオンラインストアのキャンペーンビジュアルの短歌を制作。森ビルオウンドメィア『HILLS LIFE DAIRY』の連載「感覚の遊び場」などでの執筆も。
-
肌に流れる透明な気持ち|伊藤紺
¥1,870
SOLD OUT
『肌に流れる透明な気持ち』 伊藤 紺 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:イニュニック B6変形サイズ/ダンガレ製本/全82ページ/表紙箔押し/本文2色刷り 第一歌集です。 連作「期待」「difference」「口ぐせをうつしあったらばらの花」「バランス」「ザ・ピース」など、全60首を収録しています。 ブックデザインは、デザイナーの脇田あすかさんが担当しました。 表紙、背表紙はやわらかく光る銀の箔押し。 1ページに1首ずつ。どこからでも読んでください。 (掲載歌例) ひさしぶりに会うたびきみには生きていて新鮮さに泣きそうになる フラれた日よくわからなくて無印で箱とか買って帰って泣いた あなたが飼ってる小さなサメにときどき噛まれているけど言えない 楽しいだけとかってたぶんもうなくて楽しいたびにすこしせつない 口ぐせをうつしあったらばらの花 いつまでもいつまでも残るよ またなんかでふつうに会うんだろうけど心の離島でずっとすきです
-
快感図鑑|伊藤紺
¥880
SOLD OUT
『快感図鑑』 伊藤 紺 はがきサイズ程度/ミシン綴じ/全14ページ/テキストのみ/モノクロ ※複数種の紙をランダムに使用しているため、表紙・本文の紙がそれぞれ異なります。 ※手製本のため、縫い目のがたつきなどがあります。 ■概要 「くしゃみがストレートにスパァンッとキマると、5〜10秒くらいうっとりしませんか? たった一瞬のことなのに、何かを成し遂げたかような、心地よい疲労感を含むあの余韻。あの間、自分ひとりだけこの世じゃないところにいる気がして、ちょっと切ない&気持ちいい」── ──日常にあふれるさまざまな快感を考えるニュープロジェクト「快感図鑑」のVOl.0として発売したセルフ製本ZINE。「突き抜け気持ちいい」「切な気持ちいい」「痛気持ちいい」など、14タイプの「快感」について、おしゃべり感覚で語ったミニエッセイ集です。 ■もくじ はじめに 1、ぴったんこ気持ちいい 2、切な気持ちいい 3、チル気持ちいい 4、突き抜け気持ちいい 5、エモ気持ちいい 6、痛気持ちいい 7、浸透気持ちいい 8、できるゼ気持ちいい 9、新し気持ちいい 10、包まれ気持ちいい 11、リンク気持ちいい 12、解放気持ちいい 13、ざまあ気持ちいい 14、からっぽ気持ちいい あとがき ■本文抜粋 ●痛気持ちいい 昔、電気風呂に入った親が「あ〜痛気持ちいい」と言ってて引いた。 「痛いと気持ちいいが両立? 大人キモ」と軽くバカにさえしていた。 けど25歳にもなればわかるわかる。「痛い」と「気持ちいい」は両立する。というか、相乗効果を生む。特に伸び。寝起きで身体がだるいときに、限界まで身体を伸ばし、押さえつける。痛いよ、痛い。これ以上のばしたら骨パッキーンっていっちゃうんじゃないの、という不安さえよぎる。それでも、快感への衝動に駆り立てられ、ベッドの上で1人、無心で限界に挑戦するのだ。痛いからそれ以外のことは考えていられない。痛みが思考の幅をぐっと狭める。研ぎ澄まされた感覚に、伸びの快感がダイレクトに響き渡る・・(恍惚)。 ●からっぽ気持ちいい 満タン!FULL エナジーも気持ち〜けど、からっぽも気持ち〜よね。 振り回される恋に尽くし続けてきたけど、なんだか好意を使い果たしちゃって、「もういっかな」って、ふと思う。「疲れちゃいました」が「好き」を確実に追い越した瞬間、胸に巣食ってた虫が出て行き、急に季節をありありと感じたりする。「人を失って悲しくなるのは、その人がいなくなったからではなくて、その人と接する時の自分を失うからだ」って、友人が言ってたけど、自分の大半を埋め尽くしていた「その自分」がどこかに消えて生まれた空白に、風や景色が染み渡ったりするんだ。