スタンダードブックストア
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TENNOJI BASE
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『NEUTRAL COLORS別冊 ほんとの本の話をしよう』
¥3,850
NEUTRAL COLORSの別冊的な立ち位置の雑誌で、書店、デザイナー、リソスタジオ、出版社……24人の方々へのインタビューをまとめたもの。なぜ本をつくるのか、なぜ売るのか、ほんとの本の話をしよう、と題して、通常のインタビューではカットされるような本づくりの本音に迫る。綺麗に装飾された文字列ではなく、深夜に書きつける手書き文字のようなraw data、それはメッセージ。名古屋の書店ON READINGギャラリーで、11日間の滞在制作で編まれた。部数限定。 edition.nord│秋山 伸 C.I.P. │西山敦子 POST│中島佑介 コ本や│青柳菜摘/中島百合絵 港まちアートブックフェア│吉田有里/青田真也 torch press │網野奈央 YYY PRESS│米山菜津子 本と商い ある日、│高橋和也 平山みな美 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM│成田圭祐 YOSHIKATSU 吉勝制作所│吉田勝信 人々舎│樋口 聡 BOOK STAND 若葉台│三田修平 日記屋 月日│内沼晋太郎/栗本凌太郎 三輪舎/生活綴方│中岡祐介 loneliness books │潟見 陽 中野活版印刷店│中野好雄 IACK│河野幸人 when press │岡田和奈佳 仲村健太郎 Rondade│佐久間磨 ATELIER│早水香織 Puresu de Tokyo│高田 光 ON READING│黒田義隆/黒田杏子 Pages: 224 Format: 257×188×122㎜ Bookmaking: Saddle Stitch Copies: 500 Language: Japanese Publication Year: 2024 Designer: Daisuke Kano Editor: Naonori Katoh
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【トート付】『NEUTRAL COLORS 6 ニュー・カラー 6号』
¥3,300
※ オリジナル手刷りトートバッグ付(数に限りがあります。お早めに。) 特集: 滞在で感じたあの特別な時間はなんだ 第6号の特集は「滞在」。観光で立ち寄る場所でも移住でもなく、ある一定期間留まった時に起こる、静止したような時間と、偶然隣りあった人との関係性について思いを巡らせた。書店ON READINGに11日間滞在し雑誌をつくったとき、たまたま手伝いに来てくれた年齢もばらばらな人が、作業をしながら生い立ちや好きなことを自由に語り始める様子を見て、不思議な連帯感を感じた。なんて静かで特別な時間なんだろう。いまの世界から少し離れて留まることができる、戻ることを意識しながらも没頭している、ものをつくったり、なにもせずすごす時間から生まれる、自分にとっての特別な滞在なのだと。あの時間はもう戻ってこないけれど、目の前には紙の束が集積して存在している。だから私たちは何度もその時間に出会うことができる。滞在で生まれる特別な場所と時間に——。 長島有里枝/吉田勝信/デレク・ジャーマン/逆卷しとね/Reading Room & Nem Space/たけし文化センター/インド/札幌/ダブル手帳/新島龍彦(篠原紙工)&Wytze Forpma/奥誠之 ベトナム・ホーチミン/高知・土佐市/岐阜・美濃/オランダ・アムステルダム/メキシコ・オアハカ/パレスチナ・ドバイ 特別綴じ込み: 山形で採集したNC特別カラーを シルクスクリーンで刷った紙が中央に綴じ込まれています Pages: 276 Size: 257×182㎜ Format: Stapled Binding Copies: 6000 Language: Japanese, English Designer: Daisuke Kano
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【トート付】『NEUTRAL COLORS 5 ニュー・カラー 5 号』
¥2,970
※ オリジナル手刷りトートバッグ付(数に限りがあります。お早めに。) 第 5 号 「言語」特集 第 5号の特集は「言語」です。 言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。 グローバル化が進んでもスキップできない。 土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視する NEUTRAL COLORS としては探究したいテーマです。 この特集では言語の伝わらなさを認め、 どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。 いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。 点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。 言語とは「伝えようとするもの」すべてです。 雑誌をつくりながらいつも思い知らされます。 大切なことを伝えたいのに、うまく言語化できないこと。 海外で、口ごもったり黙ってしまったり、言語の壁が立ちふさがること。 NEUTRAL COLORS にとって言語とは「伝わらないもの」です。 だから、雑誌全体で伝えてみます。 ●韓国 父が見つけたもうひとつの言語 父が韓国で一人暮らしをすると宣言したとき家族は驚いた。 60 歳を越えていたし、初めての海外暮らし。 辛い料理も苦手だったはず。 83 歳になった父と韓国に行き、聞いてみたかった。 なぜ年をとってから新しい言語を学んだのか? 文=加藤直徳 写真=野口恵太 ●名古屋 指で読む言葉 点字は、タテ3点・ヨコ2点の6点からなる「表音文字」。目の見えない人、見えづらい人のには、この「文字」により情報を摂取し意思 疎通をし、読み書きや思考の手助けに使用するなど、能動性の確保のひとつとしている方々がいる。 文=ナカタヨシオ 協力=名古屋ライトハウス 特別綴じ込み:実際に現場でつくった点字が挟み込まれています。 頁数 276P 判型 B5 正寸 H257㎜ × W182㎜ 印刷 オフセット・リソグラフ 言語 日本語・英語 綴じ 中綴じ・左開
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NEUTRAL COLORS 4
¥2,970
SOLD OUT
『NEUTRAL COLORS 4』 加藤直徳 編 B5判 縦257mm × 横182mm 272ページ オフセットとリソグラフを融合させた、唯一無二の雑誌NEUTRAL COLORSの第4号。特集は「雑誌を仕事にすると決めた運河の畔」。「仕事とはなにか?働く意味は?」という根源的な問いとともに、ベーシックインカムの可能性を探究しながら取り組んだイシュー。 「雑誌を仕事として継続していけるか」を探りに、ベルリンのブックフェアとアムステルダムのパブリッシャーを訪ねる。美濃和紙の工房に“臨時”で弟子入りし、オリジナル和紙を漉き込む。福島の故郷に戻り人生を模索する女性、空飛ぶ車を開発するテック企業、消えゆく文字の仕事「写植」を記憶し、落選中の政治家にフォーカスする。障害を持つ人が働くほんとうの意味、宮大工が思考する木と石の建築物。アリ植物の夢を見て、シンガポールのインディペンデント出版社に触発される。校正という仕事の裏側、写真家が養蜂に見る“脱成長”への道。 NEUTRAL COLORS ならではの手刷り感溢れる印刷、 泣きたくなるくらい正直で内面に刺さるテキスト、 雑多でページをめくるたびに驚きがあるデザイン。紙でしか味わえない新しい雑誌体験がここにあります。 目次 ・雑誌が明日を連れてくる ・そうだ、紙をつくろう ※オリジナル和紙1枚付き! 「特殊な」お仕事 ・テクノクラートの一日 ・ベーシックインカム ~仕事とお金の話 ・いつまでクッキー焼きますか? ・“見えない仕事”はどこにいった? ・世にも奇妙な植物の話 ・寅さんとはたらく モリテツヤ/近藤弥生子/青山ゆみこ ・Temporary Pressの仕事 ご自由に! ・未来は、気づかないうちに ・集まってつくるということ ・政治家という仕事 Who is a Politician? ・牟田都子 校正の仕事 Proofreading ・写植時代 ・私がオバアさんになっても ・ハチミツ ワーキングホリディ ・宙につながる仕事 ・木と石と 佐野文彦の手業 ・本を愛する仕事 ・大熊演劇 ・終わらない絵 ・エピローグという名の収支報告書 2023.3.25 前書きなど NEUTRAL COLORSが5000部という部数にこだわるのは経済的な理由による。インディペンデント出版だけで大きな利益を得ることは困難で、編集者はクライアントワークや兼業をしていることがほとんどだろう。5000部は、もしそれが全部売れるのなら出版だけで経営を立てていくことが可能な部数であり、達成できれば中規模出版としてのモデルとなり得る。必要に応じてみんなで集まって印刷したり製本したりアイディアを出しあう。まずは自分がそれを実践し、知見をオープンソースとして示してみる。それが第4号「仕事」特集の意図のすべてである。 できるかぎり収入予測と経費等の支出、雑誌をつくる際の諸々をここに記録し、収支報告をしてエピローグにかえたい。はたして仕事として成立するのか? ひとつ確かなことがあるとすれば、NEUTRAL COLORSという媒体が消えたとしても、つくりたい人がいなくなることはないということ。いつか誰かが拾い上げ、同じような意思を持ち、バトンを受け取ってもらえたらうれしい。 版元から一言 『NEUTRAL COLORS』はインディペンデントな雑誌です。オフセット印刷とリソグラフ印刷を使い、5000冊を手作業と機械でつくっています。一番大切しているコンセプトは「個人の言葉を伝える」こと。インタビュワーが聞きとった格好いいフレーズではなく、本人が自らつづったあわいのある言葉を紙に残します。編集者とグラフィックデザイナーは二人で現地まで出向き、空気感を感じ、そこでの会話、心象風景から、彼らの言葉に応える表現をすることを信条としています。インターネットによるリモート取材やインタビュー、借り写真を用いることを極力排除しています。当然コマーシャル要素は存在しません。 NEUTRAL COLORSの特徴 ・超個人的なインドへの想いが綴られた現地取材 ・かつてない色彩のビジュアルと、豊富すぎる文字量 ・「オフセット」「リソグラフ」「オフセット&リソグラフ」で印刷 ・週刊誌のような厚みのある中綴じマガジン仕様
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【トート付き】NEUTRAL COLORS 3
¥2,750
SOLD OUT
※ オリジナル手刷りトートバッグ付(数に限りがあります。お早めに。) 『NEUTRAL COLORS 3』 加藤直徳 B5判 縦257mm × 横182mm 264ページ 特集:大人になって見る 生きたい学校の夢 全号(2号)が「子どものための学校」特集だとすれば、第3号は「大人のための学校」特集。 自分がもう一度生きたい学校とはどこか? 学びとは何か? ゆっくりと考えてみました。 コンテンツ ●インドネシア / ドイツ / 山口 自分のグッドスケールはどこにある? 内容:アートコレクティブ・ルアンルパを追いかける ●スイス わたしのい「造形」を探して 内容:SIRI SIRIのデザイナーが学んだスイスの美術大学 ●エッセイ あの生徒のこと 内容:学校の先生が綴る、忘れられない生徒のこと ●インタビュー 学ぶことの意味 内容:尹雄大さんが4人に聞いた、学校とはなにか ●USA バークリーで鳴る音は 内容:唐木元さんのバークリー音楽大学での日々 ●16通の往復書簡 内容:東大生の障害者とミュージシャンのヘルパー物語 ●名古屋港区 港まちグッドスクールダイアリー 内容:街全体を学びの学校として見る ●オランダ WT学校案内 内容:「Werkplaats Typografie」に依頼した学校案内 ●性教育 SEX EDUCATION 内容:静かに読んで聞かせたい新しい「性教育」 ●京都 「あのとき」の学習日誌 内容:岸田繁さん(くるり)による、コロナ禍の日記 ●座談会 大学時代とはなんだったのか ぐっちゃけ座談会 内容:学生で「活動」していた3人が語る大学時代とは/ ●東京 その男たち、学ランにつき 内容:立教大学の応援団に密着 ●秋田 普通の大学生 内容:知られざる国際教養大学(AIU)とは? NEUTRAL COLORSとは インターネットによって即物的に吐き出される言葉や写真は、瞬時に多くに人に伝わります。でもそれが当たり前になっていくと、蒸留され、樽でねかされるべき気持ちまでもが、流れて消えてしまうような気がします。 雑誌『NEUTRAL COLORS』は、「個人」の手帳に書き込まれた記憶を開帳するようなもの。書き留められた言葉や絵柄は、すぐに生まれるものではなく、沈殿していつか顔を出すようなものなので、タイミングはゆっくりしたものになります。紙の雑誌には流れていく情報ではなく、沈殿する感情を刷り込みたいのです。それは、誰にも認知されない個人的感覚を、爆発させたらどうなるのかの実験でもあります。手帳の中身は、自分に近いところで感じたものだからです。たとえ自己から遠く離れて世界中どこを旅しても、最後は自分に帰ってくるしかないと考えるからです。 リソグラフで刷られたこの雑誌は、インクが手についたり、濃淡に個体差があったり、一冊として同じものはありません。自分たちで刷る量を決め、オフセットとリソグラフを融合させ、大量生産では実現できない手法で編み出します。 40代の編集者と20代のグラフィックデザイナーが、忖度せず個人的思考を凝縮させました。ふたりの共通言語はありません。好きなものも違います。それでも、ものづくりはプロセスにこそ本質が宿る、と考えていることは同じなのです。 ポン・ジュノ監督が、お守りのように抱えていたマーティン・スコセッシ監督の言葉を胸に創刊号を放ちたい ― 「もっとも個人的なことは、もっともクリエイティブである」 NEUTRAL COLORS{NC}のビジョン {NC}は、NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISを世に送り出してきた、編集者・加藤直徳が主催する、インディペンデントな出版社です。雑誌、絵本、エッセイ、ドキュメンタリー、小説、写真集を出版していきます。 編集方針は、著者にとって「初めて」の本をつくること。「超個人的」な体験や創作を探し出し、世に出ていない才能をフックアップすること。 印刷工程においては、どこかしらに必ず「手作業」を加えたいと考えます。オフセット、活版印刷、軽オフセットなどの印刷技術に、リソグラフ、シルクスクリーンなどのハンドメイド要素を融合させて本を編み出します。 頭で想像する、足を使って世界で取材する、手を使い印刷して感じる ― それがNEUTRAL COLORSです。
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NEUTRAL COLORS 1
¥2,640
SOLD OUT
『NEUTRAL COLORS』 2020 SPRING ISSUE1 加藤直徳 B5正寸 257mm x 182mm 232ページ NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISを生み出してきた編集者による集大成的な作品。世界初(?)、オフセット印刷とリソグラフ印刷を5000部融合させた、オルタナティブな雑誌です。創刊号の特集は「人生とインド」。タラブックスの絵本が生まれる現場密着取材や、伝説のインド料理店「砂の岬」の店主日記、ユザーンによるタブラ修行日誌……などなど、インドが人生に張り付いてしまった人の、“超個人的”な想いが迸る内容です。最新の印刷技術と手作業が混じり合ったとき、唯一無二の雑誌が生まれました。 NEUTRAL COLORSの特徴 ・超個人的なインドへの想いが綴られた記事内容 ・かつてない色彩のビジュアルと、豊富すぎる文字量 ・週刊誌のような厚みのある中綴じマガジン仕様
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NEUTRAL COLORS 2
¥2,750
『NEUTRAL COLORS 2』 加藤直徳 B5判 縦257mm × 横182mm 256ページ オフセットとリソグラフを融合させた唯一無二の印刷で話題となった雑誌NEUTRAL COLORSの第2号。創刊2号の特集は「学校」。編集長自ら数十年ぶりに小学校を訪ねる物語。与謝の海支援学校で教育の原点を見つめ、ドイツでシュタイナー教育の魔法を知る。ミャンマーのヒップホップシーンの多様な色彩、京大吉田寮のブラックホールに闖入する。現役の先生によるぶっちゃけ話は2万字を超え、移民の子孫が学校で踊る。その他、アイスランド、鹿児島、ブラジル…どこまでも「超個人的な」が内容がつづく。 目次 ・娘が初めて学校に入る朝のこと ・与謝の海支援学校:「ぼくらの学校」をさがして ・教室と落書き:ブータンの教室からストリートへ ・「わたし」の理想の学校 ・朝鮮学校コラム ・吉田寮物語:今日もアジールに陽が落ちて ・学校のセンセイ ぶっちゃけ座談会 ・移民と学校:Stranger ・アイスランド:小さな国の大きな教育 ・川内有緒コラム ・本の虫とエイリアン ・偏屈少年と熱血先生 ・学校を巡る三代記 ・ドイツ:オイリュトミーという魔法の泉 ・ファベーラの夜 秦野の朝 ・冠岳小学校 最後の子どもたち 版元から一言 「NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)」は、オフセット印刷と手作業によるリソグラフ印刷を融合させたインディペンデントな雑誌です。最新の印刷技術と手作業が混じり合ったとき、唯一無二のマガジンが生まれました。創刊2号の特集は「学校」。普遍的なテーマを追いかけます。 NEUTRAL COLORSの特徴 ・超個人的なインドへの想いが綴られた現地取材 ・かつてない色彩のビジュアルと、豊富すぎる文字量 ・「オフセット」「リソグラフ」「オフセット&リソグラフ」で印刷 ・週刊誌のような厚みのある中綴じマガジン仕様