スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
-
七月堂『AM 4:07 vol.2』
¥1,100
「詩」と「エッセイ」と「書店」をテーマにしたZINE、「AM 4:07」第2号 〈内容紹介〉 【第2号ゲスト】 短歌| 山川藍 / 大きくなって帰ってきました 詩| 國松絵梨 / 抵抗する エッセイ|〈テーマ:冬、AM 11:45〉 町田康 / 寒い。 梅﨑実奈/不思議な関係 小笠原鳥類 / 鳥を、知らなかった 書店エッセイ|〈コンビニおでんよりも温めてほしいときに読みたい詩歌〉 旦悠輔(自由港書店) 井上奨之(云々者) 樽本樹廣(百年・一日) 樽井将太(百年・一日) 【連載】 詩| 西尾勝彦 / 花束 エッセイ| Pippo(近現代詩紹介) / 通りぬける、移る、ひろがる 西尾勝彦 / ひらやまさん 池上規公子(葉ね文庫) / 長い話 後藤聖子(七月堂) / わからなさを抱えて 城下康明(ひとやすみ書店) / 発光 写真|カバー 寺岡圭介(紙片) 発行人┆後藤聖子 編集長┆鈴木康太 組版・デザイン┆川島雄太郎 製本指導┆紙とゆびさき 印刷・製本・発行┊七月堂 発行部数┆500部
-
フレア
¥1,870
SOLD OUT
『フレア』 長尾早苗 四六判、114ページ 長尾早苗の第二詩集です。(第一詩集『聖者の行進』(七月堂・インカレ叢書)) 誰かを照らす太陽になりたい。 この詩集を読み進めていくと、話者が誰かによって照らされ、憧れ、励まされてきたことに素直に感謝していることが伝わってきます。 自分のために生きる、だから誰かのためにも生きていきたい。 そんな思いが伝わってきます。 着地点はいつも明るいところへ導いてくれる詩集で、決して読む人を暗い気持ちにはさせません。
-
なんだか眠いのです
¥2,200
SOLD OUT
『なんだか眠いのです』西尾勝彦詩文集 西尾勝彦 四六判、344ページ 帯文 砂川昌広(とほん店主) 付録 栞 組版・装幀 川島雄太郎 絶版となっている詩集『光ったり眠ったりしているものたち』をはじめ、私家版やフリーペーパーなどに掲載された作品、そして書き下ろしの随筆や俳句などをたっぷり収録しました。 組版と装幀は川島雄太郎さんにご担当いただき、草原に寝転んで見上げた空と雲、まぶたにうつる太陽の光をイメージしました。 判型や製本は詩集『歩きながらはじまること』と同じです。 付録にカード型の栞付いてきます。 目次 詩 光ったり眠ったりしているものたち(BOOKLORE) 随筆詩 古い東洋人(私家版) 評論 「亀之助気質」をお持ちの方へ(フリーペーパー「粥彦」連載) 小文集 ならならのひと(私家版) 随筆 なんだか眠いのです(書下ろし) 俳句 粥彦の句(ほぼ書下ろし) 詩 平穏と無事(ループ舎) 初出一覧
-
川上亜紀 刊行全詩集 あなたとわたしと無数の人々
¥2,200
川上亜紀 刊行全詩集『あなたとわたしと無数の人々』 川上亜紀 ※川口晴美寄稿の栞付き 四六判変形 110mm × 160mm 342ページ 何度だって、満たされていく。 豆と米 肉と葱 嚙まれてそれらが【わたし】になって 火や水を使い発語するとは思えないのに 味噌と茄子 嚙まれて熱となって 胡瓜 また嚙んでいる 川上亜紀の刊行された詩集を、各詩集のあとがきもふくめて収録しました。 ・生姜を刻む(新風社 1997) ・酸素スル、春(七月堂 2005) ・三月兎の耳をつけてほんとの話を書くわたし(思潮社 2012) ・あなたとわたしと無数の人々(七月堂 2018) ふと振り向けば私の心はあたたかく澄んだ水に満たされてもう溢れそうになっているのだ。 川口晴美 しなやかでいて凛とした、掌で掬い上げられるような感覚。 ―北爪満喜 『あなたとわたしと無数の人々』栞より 川上亜紀の詩は、どの作品も、読み手に向かって語り掛け、扉が開かれ、その先には川上の言葉でできた通路が無数に伸びて絡み合っている。 ―白鳥信也 『あなたとわたしと無数の人々』叢書版あとがきより 目次 ・生姜を刻む ・酸素スル、春 ・あとがき ・三月兎の耳をつけてほんとの話を書くわたし ・あとがき ・あなたとわたしと無数の人々 ・叢書版あとがき ・初出一覧 ・作品目次 川上亜紀 一九六八年 東京生 早稲田大学文学部卒 在学中、難病にかかり、闘病しつつ、詩、小説を書く 二〇一六年 癌にかかり闘病かなわず 二〇一八年一月二三日逝去
-
ぎゃるお
¥990
インカレポエトリ叢書14『ぎゃるお』 青木風香 四六、95ページ 目次 ぎゃるお 誤解を恐れず言うならば 予感 津村栄吉はかく語りき あるメメについて 診察室 女神像 額縁の多い家 凸凹道には恋が多いの段 板橋区 ダイナちゃん ミュージアム 顔を当てはめる 方舟 ねぎの日 東京特許許可局長は お前風俗行くなよな 今年十七歳になる孝志には 赤いトランクを持った男 早稲田大学まで 正しい朝 僕はエルフ Yの裂け目 見えないランド ドライブに行こう 井出の羽衣
-
きみには歩きにくい星|インカレポエトリ叢書12
¥990
SOLD OUT
『きみには歩きにくい星』インカレポエトリ叢書12 佐々波美月 四六判、92ページ 目次 ごめんくださいませ 嘔吐 ホワイトリリー 愛の準備をしろ 拝啓、 浅い呼吸 「せんせい、宇宙はいつなくなるの」 かきぞめ へたくそな風景画 こんにちはじゃない 偏食のアンセム ミクス 嚥下、服薬、ひとまわりの邂逅 きみには歩きにくい星 神性 かきぞめ2 少女は毒 浅い浅い呼吸 People・殷雷・ん バイオトープ やさしい変人 エンジェルナンバーちゃん 素爪
-
長い夜を過ごすためのジャズエッセイ
¥990
SOLD OUT
『長い夜を過ごすためのジャズエッセイ』 松山尚紀 文庫判、111ページ 表紙写真 中平穂積 もくじ ・エッセイ ジャズが舞い降りる瞬間 夜を借りる―私のジャズの楽しみ方― ジャズエイジへの憧れ 紺色の夜には、スタン・ゲッツを You and the Night and the Music ・架空ジャズ評論 オーネット・コールマン・プレイズ・ボサノヴァ ジョバンニ・ミラバッシ・プレイズ・「花は咲く」 ・ジャズ評論 オーネット・コールマン『New York Is Now!』 アントニオ・ファラオ『Woman's Perfume』 マリオ・ルスカ・トリオ『Reaction』 キース・ジャレット・トリオ「Night and Day」@Juan Jazz festival 1996 キース・ジャレット『ラスト・ソロ』「encore」 ジ・アート・アンサンブル・オブ・シカゴ『Nice Guys』 ジャマーラディーン・タクマ『DREAMSCAPE』 デレク・ベイリー『Music and Dance』 ザ・モダンジャズ・カルテット『Lonely Woman』 オーネット・コールマン&プライム タイム バンド『Tone Dialing』 ・ショートショート ジャズエイジのためのフォークロア ストリートブルース―オーネットとニックスの夜の対話― あとがき
-
カステーラのような明るい夜
¥2,200
SOLD OUT
『カステーラのような明るい夜』 尾形亀之助 四六判変形、仮フランス装 154ページ 編 集 西尾勝彦 装 画 保光敏将 装 幀 クラフト・エヴィング商會 校 正 航星舎 発行所 七月堂 月あかりの静かな夜る ― 私は とぎれた夢の前に立ちどまっている (「とぎれた夢の前に立ちどまる」より) 版元より 尾形亀之助や天野忠に影響されて詩を書き始めたという、奈良在住の詩人西尾勝彦さんに編集していただき、尾形亀之助の新詩集を発行いたしました。 装画に、版画家でイラストレーターの保光敏将さんをお迎えし、装幀をクラフト・エヴィング商會さんにご担当いただき、これ以上なく素朴で贅沢な詩集の誕生です。 校正は航星舎の高松正樹さんがご担当くださり、本文はすべて原典をあたって、旧仮名遣いを新仮名遣いに改めました。 今なお、鮮やかにくり広げられる亀之助の詩を、どうぞご堪能ください。 「この詩集を、未知の読者、未来の人びとに捧げます。」 ──編者 西尾勝彦 尾形亀之助 1900(明治33年)宮城県柴田郡大川原町に生まれる。詩集に『色ガラスの街』『雨になる朝』『障子のある家』がある。多くの文芸誌に参加し、詩の他にも多数の文芸作品を発表。 1942年故郷仙台にて没。 西尾勝彦 1972年京都府生まれ。現在奈良県在住。天野忠、尾形亀之助に影響を受けて詩を書き始める。詩集に『歩きながらはじまること』『ふたりはひとり』などがある。
-
西尾勝彦詩集|歩きながらはじまること
¥2,200
SOLD OUT
『歩きながらはじまること』 西尾勝彦 四六判変形 並製 112mm × 155mm 344ページ 言葉の「森」がここにある 奈良の山で暮らす詩人、西尾勝彦のポケットには、どんぐり、石ころ、いろいろな形の葉っぱや木の実。たくさんの宝物がつまっているに違いない。 『朝のはじまり』、『フタを開ける』、『言の森』、『耳の人』に加え、私家版『耳の人のつづき』を収録。 いつからか 素朴に 暮らしていきたいと 思うようになりました 飾らず あるがままを 大切にしたいと 思うようになりました そうすると 雲を眺めるようになりました 猫がなつくようになりました 静けさを好むようになりました 鳥の声は森に響くことを知りました けもの道が分かるようになりました 野草の名前を覚えるようになりました 朝の光は祝福であることを知りました 人から道を尋ねられるようになりました 月の満ち欠けを気にするようになりました 遅さの価値を知る人たちに出会いました 一日いちにちが違うことを知りました ゆっくり生きていくようになりました 鹿の言葉が分かるようになりました 雨音が優しいことを知りました 損得では動かなくなりました わたしはわたしになりました (『言の森』より「そぼく」) 西尾勝彦 1972年生まれ。京都府出身。奈良市在住。35歳の頃より、天野忠、尾形亀之助などの影響を受け詩を書き始める。 主な詩集に『歩きながらはじまること』(七月堂)、『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)などがある。
-
新装ポケット版 のほほんと暮らす
¥1,210
新装ポケット版 『のほほんと暮らす』 西尾勝彦 四六判変形 110mm × 160mm 128ページ 表紙・挿画・ちぎり絵 渡辺えみ 2019年3月に発行した『のほほんと暮らす』に、「第六部 のほほん生活の願い」を新たに書下ろし、新装ポケット版として再発行いたしました。 表紙と挿画は、ちぎり絵作家の渡辺えみさんの作品です。 【著者より】 「『のほほんと暮らす』刊行に寄せて」 『のほほんと暮らす』は、僕なりの幸福論です。 どのように日々の生活を送れば穏やかさや安らぎが得られるのか。そのヒントがたくさん詰まっています。すこし詩的な実用書として書きました。 多くの人に読んでいただけたら幸いです。 西尾勝彦 1972年生まれ。京都府出身。奈良市在住。35歳の頃より、天野忠、尾形亀之助などの影響を受け詩を書き始める。 主な詩集に『歩きながらはじまること』(七月堂)、『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)などがある。
-
のほほんと暮らす
¥1,650
SOLD OUT
『のほほんと暮らす』 西尾勝彦 B6判変形 120mm × 155mm 96ページ 上製 カバー・帯・栞・別冊付録「のほほん自由手帖」付 『のほほんと暮らす』刊行に寄せて 『のほほんと暮らす』は、僕なりの幸福論です。 どのように日々の生活を送れば穏やかさや安らぎが得られるのか。そのヒントがたくさん詰まっています。すこし詩的な実用書として書きました。 多くの人に読んでいただけたら幸いです。 ─西尾勝彦 西尾勝彦 1972年生まれ。京都府出身。奈良市在住。 35歳の頃より、天野忠、尾形亀之助などの影響を受け詩を書き始める。 主な詩集に『歩きながらはじまること』(七月堂)、『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)などがある。
-
ふたりはひとり|西尾勝彦
¥2,200
『ふたりはひとり』 西尾勝彦 四六判変形・上製・帯付き 108ページ 装画・挿絵 小川万莉子 組版・装丁 川島雄太郎 撮影 菊井崇史 西尾さんにとって『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)より約4年ぶりとなる新詩集です。 創業より70年以上つづく、イスラエル発の革靴「NAOT」のウェブサイトに連載された詩に加筆しうまれた詩集です。 心と体を喜ばせてくれる靴を長くご愛用いただきたいというNAOTのコンセプトのもと「ふたりの関係が長くつづくように」という思いをこめて、2019年4月~2020年3月にかけて12回、西尾さんの詩は連載されました。 たとえ会えなくても、触れることができなくても、大事な人や存在との世界が、ゆるぎなく、これからもずっとつづいていきますように。 「ふたり」も「ひとり」も、同じように大事であれますように。 そんな願いをこめて作られています。 この詩集に目次はなく、本文には、短い、あるいはもう少し長めの詩篇がゆったりと並び、一篇の長編詩としてお読みいただくこともできます。