スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
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『NEUTRAL COLORS別冊 ほんとの本の話をしよう』
¥3,850
NEUTRAL COLORSの別冊的な立ち位置の雑誌で、書店、デザイナー、リソスタジオ、出版社……24人の方々へのインタビューをまとめたもの。なぜ本をつくるのか、なぜ売るのか、ほんとの本の話をしよう、と題して、通常のインタビューではカットされるような本づくりの本音に迫る。綺麗に装飾された文字列ではなく、深夜に書きつける手書き文字のようなraw data、それはメッセージ。名古屋の書店ON READINGギャラリーで、11日間の滞在制作で編まれた。部数限定。 edition.nord│秋山 伸 C.I.P. │西山敦子 POST│中島佑介 コ本や│青柳菜摘/中島百合絵 港まちアートブックフェア│吉田有里/青田真也 torch press │網野奈央 YYY PRESS│米山菜津子 本と商い ある日、│高橋和也 平山みな美 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM│成田圭祐 YOSHIKATSU 吉勝制作所│吉田勝信 人々舎│樋口 聡 BOOK STAND 若葉台│三田修平 日記屋 月日│内沼晋太郎/栗本凌太郎 三輪舎/生活綴方│中岡祐介 loneliness books │潟見 陽 中野活版印刷店│中野好雄 IACK│河野幸人 when press │岡田和奈佳 仲村健太郎 Rondade│佐久間磨 ATELIER│早水香織 Puresu de Tokyo│高田 光 ON READING│黒田義隆/黒田杏子 Pages: 224 Format: 257×188×122㎜ Bookmaking: Saddle Stitch Copies: 500 Language: Japanese Publication Year: 2024 Designer: Daisuke Kano Editor: Naonori Katoh
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【トート付】『NEUTRAL COLORS 6 ニュー・カラー 6号』
¥3,300
※ オリジナル手刷りトートバッグ付(数に限りがあります。お早めに。) 特集: 滞在で感じたあの特別な時間はなんだ 第6号の特集は「滞在」。観光で立ち寄る場所でも移住でもなく、ある一定期間留まった時に起こる、静止したような時間と、偶然隣りあった人との関係性について思いを巡らせた。書店ON READINGに11日間滞在し雑誌をつくったとき、たまたま手伝いに来てくれた年齢もばらばらな人が、作業をしながら生い立ちや好きなことを自由に語り始める様子を見て、不思議な連帯感を感じた。なんて静かで特別な時間なんだろう。いまの世界から少し離れて留まることができる、戻ることを意識しながらも没頭している、ものをつくったり、なにもせずすごす時間から生まれる、自分にとっての特別な滞在なのだと。あの時間はもう戻ってこないけれど、目の前には紙の束が集積して存在している。だから私たちは何度もその時間に出会うことができる。滞在で生まれる特別な場所と時間に——。 長島有里枝/吉田勝信/デレク・ジャーマン/逆卷しとね/Reading Room & Nem Space/たけし文化センター/インド/札幌/ダブル手帳/新島龍彦(篠原紙工)&Wytze Forpma/奥誠之 ベトナム・ホーチミン/高知・土佐市/岐阜・美濃/オランダ・アムステルダム/メキシコ・オアハカ/パレスチナ・ドバイ 特別綴じ込み: 山形で採集したNC特別カラーを シルクスクリーンで刷った紙が中央に綴じ込まれています Pages: 276 Size: 257×182㎜ Format: Stapled Binding Copies: 6000 Language: Japanese, English Designer: Daisuke Kano
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中川晃太編『詩的都市 POETIC CITY』
¥1,320
まちと暮らしについての6人の詩歌、散文、写真を編んだリトルプレス。詩を通じて、ままならない他者の視点に立つことを試みる一冊。 都市を考えることは、つまるところ他者を考えることだと思っています。まちとは他者の集まりである。ままならなさとともに暮らしている私たちだから、都市も本来たくさんの矛盾をはらんだものだと思う。その矛盾を矛盾のまま受け止めたい。そのために、純度の高い「他者の言葉」である詩歌を通して、切実な他者の視点に立とうとしてみたらどうか。(「まえがき 都市を詩的に考える」より) 中川晃太 編著 山本麻央、髙木里美、椋本湧也、杉田真理子、水野葵以 写真:中川晃太 装丁:中川晃太・福森愛 印刷製本:イニュニック 表紙:OKカイゼル白195K(マットPP加工) 本文:モンテシオン 70.5Kg 128mm x 182mm (B6 size), 92pages
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中村桃子『桃花日和』
¥1,200
書くことをずっと続けてきて書くために日々をやっている大阪の物書きの初のエッセイです。 舞台や劇場がずっととても好きで、世界はさまざまな人が共演する劇場で、 人間って花なんちゃうかな。 そんなこと考える人間が 日々なんてことのない日常を人間を「私の言葉」で綴りました。 難しい世の中、SNS、考え方の違う人との共存、シンパシーとエンパシー、いえ、そんな難しいことは考えているけれど書いていません。 でも私は書くことで誰かと皆と「人間」「生きること」を考えたい。 ライター・構成作家として長年やってきましたが、ずっと出したかった本やZINEに関しては超初心者です。 是非お手に取って頂きたく、お読みいただきたいです。 よろしくお願い致します。 A6無線綴じ冊子印刷[252P(表紙4P/本文248P)]105mm×148mm 表紙:アラベール ホワイト 200kg 表1-4:モノクロ、表2-3:なし 本文:上質 90kg 本文:モノクロ ブックカバー 短辺 148mm × 長辺 376mm [用紙]上質 110kg [外面カラー]カラー/[中面カラー]なし PP貼り加工:マットPP[片面]
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@osenti_keizo_lovinson『ねえ、グッド・タイムってどんな形してるか知ってる?』
¥1,650
センチメンタルな書評集と話題を読んだ、前著『センチメンタルリーディングダイアリー』から2年を経て、再びインスタでの人気投稿をまとめたエッセイ集。 親友キクチノリオと過ごしたあの夏のこと。 亡くなった両親への想い。 フジロックで手を繋いだ、地元に結婚を約束した彼氏がいたあの娘との出会い。 妻や息子たちとのbe here now。 本作もきっと、読者の皆さんの「あの頃」を喚起するはずです。 文庫判、220ページ
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『ニューHOPE』
¥2,000
広島を新しい視点で切り取った ガイドブック? ライフスタイルブック? カルチャーマガジン? Life in Culture Book! 「ニューHOPE」 2025年春、爆誕! -----What is ニューHOPE?----- 「広島のいいところ、教えて〜」なんて言われて さて、いくつ思いつくだろうかと考えてみる いいところって、場所?お店?人? 地形?文化?歴史?それもあるよね たくさんあるなぁ、どんどんでるなぁ 思いついたそれを、わたしたちは まちの「HOPE(希望)」と呼ぶことにした 広島で暮らすわたしたち1⼈1⼈が感じる 「HOPE(希望)」を集めて束ねてみたら どうなるだろう あれ、それってもしかして 新しい広島の希望なんじゃない? そんな気持ちで始まった出版プロジェクトです 暮らすわたしたちが今よりももっと 広島を好きだと思えたなら それがきっとなによりのニューHOPE _____ ◎Special Issue エッセイスト・松浦弥太郎さんと歩く広島 ◎feature 広島のまちの「希望」 A to Z 〜広島に暮らす人たちに聞いたまちの「HOPE(希望)」をAtoZで特集〜 Asajikan(朝時間をたのしむ広島カフェ)、Book(本屋の希望と、絶望)、Curry(広島カレー案内)、Dousoukai(SUPPOSE DESIGN OFFICE同窓会スペシャル)...and more! _____ 制作:柚木藍子、今田順、水木智英、又吉重太 アートディレクター:中山慎介 デザイン:中山慎介、高塚遼、長友浩之 サイズ:W106mm × H184mm ページ:186 言語:日本語
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【zine】篠宮ユカリ『NANAKAIKI』
¥1,870
SOLD OUT
祖父の7回忌をテーマに、祖父の人生や私との関わり合いを一冊にしたzine。 中綴じ25ページ 256x182 mm
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【zine】平山昌尚『SHOP CATALOGUE』
¥1,300
ショップカタログシリーズ第二弾。 今回はアーティスト加賀美健のお店「STRANGE STORE」。 加賀美健の作品世界が詰まった1冊。限定300部。 210×148mm / 32頁
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【zineサイン入】蓮井元彦『yume wo miru』
¥3,500
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン入りです。 yume wo miru Publication date: February 2017 Publisher: Bemojake Book design: Maxwell Anderson Binding: Soft cover Extent: 28 pp Trim size: 150mm x 210mm Photographs: 25 colour Edition: 300
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【特典付】柿本ケンサク『TRANSLATOR / KENSAKU KAMIMOTO』
¥7,700
※ 特典として小冊子『HYOMEN』をお付けしております。 2016年1月、写真家として本格的なデビューを飾った柿本ケンサク初の写真集。 6月にNYの個展で発表される最新作「HYOMEN」のシリーズも加わった計105点の作品は、柿本が50ケ国以上を旅する中で撮られた数万点の写真から選りすぐられた。 私にとっての写真とは、出会う世界に許され、その姿を素直に翻訳することなのだ ー柿本ケンサク
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【サイン本】古賀及子『よくわからないまま輝き続ける世界と』
¥1,870
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。サインは何種類かございますが、ランダムに発送いたします。 岸政彦さん・花田菜々子さん推薦! ZINE発!日記文学の新星が綴る小さな試み“やってみた” いつもの日常に小さな試みを取り入れてみたら――? *** 2024年の6月から10月のあいだ、週に3日から4日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ。 ポリシーを破ってめぐりめぐって日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常がかすかにふるえるような手応えがあった。 *** 23年ごしでハーゲンダッツのクリスピーサンドを食べる / 喫茶店で回数券を買う / 朝のラジオを外で聴く / かつてのバイト先に行く / 小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌を買う / 資格を取ろうと思い立つ / 駅にあるワーキングブースを使う 等々…! やったことないけど、ちょっと気になる…日常にあふれている小さな試み。 よくわからないまま輝き続ける世界に飛び込んで、得た気づきを集めた日記本です。 【目次】 はじめに 1章 身近な未体験にふれる 2章 過去を振り返って思い出すように気づく 3章 アナログの質感に気づく 4章 あたらしい暮らしに気づく 5章 自分がやってこなかったことをやる 6章 家事に気づく 7章 身近な未体験にふれる おかわり おわりに 判型・ページ数:四六 ・ 304ページ
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東京VintAGE Girls『BOOKS JUICY』
¥2,000
「ますます元気に楽しく余生を過ごしていくための促進剤に」と安野ともこ、きしくり、小泉今日子が結成した「東京VintAGE Girls」初のZINEです。 本書には「東京VintAGE Girls」の名付け親でもある音楽家の高木完、写真家の伊島薫も参加し、それぞれが担当するページを自由に制作していきました。ここでしか読めない小泉今日子の書き下ろし小説も。 2025年3月に渋谷ヒカリエで行われた「WEEK BOOK END」で販売されましたが、この度、書店での販売が開始されました。取次ルートでは配本をしていないため、直接取引でご注文ください CONTENTS ◯IN SEARCH OF LOST 渋谷 高木完 失われゆく渋谷の面影を、秘蔵の写真とともに振り返る。「伝説」のただ中にいた高木氏が語る、“あの頃の渋谷”が追体験できるルポ。 ◯いつだって今が最高なのよね! 安野ともこ 「いつだっていまが最高なのよね!」のハッピーマインドがつまった、渾身のコラージュ集。スタイリングの参考書としても♡ ◯OSECHI LOVE きしくり 「年一唯一の趣味」と語るきしくりさんによる豪華おせち紹介! 古伊万里や華やかな盛り付けが目にも美味しい! ◯Mikkusu Zyûsu 伊島薫 「こんなジュース飲んでみたい!」と思えるミックスジュースを、TVGメンバーたちが提案。伊島氏が実際に作り、写真に収めたミニ写真集。こだわりのミキサーは必見! ◯庭の花が咲いたのは 小泉今日子 zineのために書き下ろされた「小説もどき」(本人談)。4000文字に流れる静謐ながらもドラマチックな時間をたっぷりご堪能あれ。 中綴じミシン製本/リソグラフ印刷 ページ数:40 判型:277×200mm両A面仕様 【著者プロフィール】 東京VintAGE Girls 「ますます元気に楽しく余生を過ごしていくための促進剤に」と安野ともこ、きしくり、小泉今日子が結成したプロジェクト。 日本の人口の半分以上を占めるシニア世代が、ますます元気に楽しく余生を過ごしていくための促進剤になれたらという思いのもと、野ともこ、きしくり、小泉今日子がスタートしたプロジェクト。 世界中でも日本が指折りの長寿国、シニア国になりつつある今、 「日本のシニアたち、かっこいいんです。こんなに素敵なんです!」と、 その存在を世界に向けて発信していけたらと思います。 そもそもの始まりは2022年。安野ともこと高木完の何気ない会話がきっかけでした。 「サステナブルなアップサイクルのファッションショーをちゃんとした形で開催したいんだよね」 「そのモデルやスタッフが1980年代に活躍してた伝説の女性たちだとかっこいいんじゃない!?」 「いいね!」 「ヴィンテージガールズだね!」 といったぐあいに。 どんどんイメージがふくらみ、小泉今日子、きしくりが賛同したことで実動が始まりました。 YouTube www.youtube.com/@tokyo-vintage-girls X twitter.com/TOKYO_VintAGE_G Instagram instagram.com/tokyo_vintage_girls TikTok tiktok.com/@tokyo_vintage_girls Facebook facebook.com/61558475815540
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土井コマキ『Back in 2006, Paris~ こまきっぷ ZINE 01』
¥1,000
DJ土井コマキの初zine。 【はじめに〜初めての海外は】 いつからこんなに旅が好きになったんだろう。私は日本で生まれ育ち、日本の永住権を持っているけど、韓国籍。パスポートを取得するのに大金が必要だと、なぜか思い込んでいた。ほんとにお金がなかったので、この国から死ぬまで出れないんだと思い込んでいた。笑っちゃうくらい信じ込んでいた。 それが思い違いだと気づいたのは2006年。その頃、どうしても私はモン・サン・ミシェルに行きたい、行かなくてはという思いが湧いて出て、頭から離れなくなっていた。私は時々こういうことがあって、突然の閃きに突き動かされて行動してしまう。行かなくっちゃ!やらなくちゃ!となる。「want」というより「should」。なんで?て聞かれたら、そう思うからとしか答えられない。根拠なんてない。でも行動した先で必ず大きなもの得て、やっぱりタイミングだったんだ!と涙目になる。そして、これからも自分の第六感を信じようって、自分に誓う。 とにかくそんなわけで、あの時も気持ちが抑えられなくて調べてみたら、貯金を使えばパスポート取得代も含めて、旅費が捻出できそうだった。幸か不幸か、当時は週に一本の生放送しか仕事がなかったから(文字にしたら泣ける!)休みも取りやすく、初めての海外へ、ひとりで出かけたのです。5泊7日の大冒険... 【目次】 はじめに〜初めての海外は フランス日記2006年02月18日(土) フランス日記1~ぼくらが旅に出る理由 フランス日記2~Je ne comprends rien フランス日記3~サイン フランス日記4~mignon! フランス日記5~MSM日帰り旅行 フランス日記6~ゲージツ・パクハツ フランス日記7~souvenir おしまいに〜And now, in 2025. 中綴じ・A5判・20ページ 土井コマキnote https://note.com/doikomaki/n/nb923a526002c
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関口竜平『Books(tore) witness you. vol.4』
¥1,000
本屋lighthouseの日記ZINEシリーズ、vol.4です。 vol.4は2024年10月〜2025年3月の日記を中心に、各種媒体に載せたエッセイや書評などを詰め込みました。 〈あとがきより抜粋〉 たのしくやれている。分量が増えていく日記にはそれが如実にあらわれている。しかしそれは、現実から目を背けているだけでもある。日本どころか世界の状況は急激に悪化していて、その現実から意識的に逃げることで得られる、特権的な安寧を享受しているにすぎない。正直に言えば、どうすればいいのかわからない。わからないけどがんばっている。と、表明することもまた責任逃れのような気がしてくる。言葉を連ねれば連ねるほど薄っぺらくなる。 〈目次〉 4 2024年10月〜 16 2024年11月〜 32 書評 ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』 2024/11/19 68 2024年6月〜 36 2024年12月〜 72 書評 黒田八束『ゴースト・イン・ザ・プリズム』 2024/12/27 78 2025年1月〜 120 映画『エマニュエル』感想文 「反逆」のまなざし、同期する悦び 2025/01/21 128 2025年2月〜 156 だれか代わりに読んでください① エヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』(木原善彦 訳/幻戯書房) 2025/01/31 160 2025年3月〜 192 Anarchism Book Club(アナキズム・ブック・クラブ) Plan. 1 〈著者略歴〉 関口竜平(せきぐちりょうへい) 1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。 〈書誌情報〉 本文202p A6サイズ(文庫版) 表紙カラー/本文モノクロ 表紙用紙:上質紙135 本文用紙:上質紙70
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関口竜平『Books(tore) witness you. vol.2』
¥1,000
本屋lighthouseの日記ZINEシリーズ、vol.2です。 vol.2は2023年10月〜2024年3月の日記を中心に、各種媒体に載せたエッセイや書評などを詰め込みました。 〈あとがきより抜粋〉 それでも書いていないことがたくさんあり、それは書かないことを選択したものだけではなく、どう書けばいいかわからなかったことや、そもそも書くか書かないのかの選択肢にすら浮上しなかったもの、覚えてすらいないものだったりもする。それらすべてはなかったことになってしまうのだろうか。そうではない、と言い切りたい。いまの私はそう思っている。 目次 4 2023年10月〜 28 正直な語り手になるということ 映画『ザ・ホエール』感想文 2023/10/28 47 2023年11月〜 71 2023年12月〜 100 書評 ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』 2023/12/26 104 2024年1月〜 136 書評 川野芽生『Blue』 2024/02/06 141 2024年2月〜 167 2024年3月〜 198 書くこと/書けること、あるいは歴史を物語るということ 『哀れなるものたち』『密航のち洗濯 ときどき作家』から考える 2024/03/03 著者略歴 関口竜平(せきぐちりょうへい) 1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。 書誌情報 本文222p A6サイズ(文庫版) 表紙カラー/本文モノクロ 表紙用紙:上質紙135 本文用紙:上質紙70
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岡本真帆『反復横跳びの日々』
¥1,320
歌人・作家の岡本真帆ZINE『反復横跳びの日々』 2024年12月の文学フリマ東京で頒布した、自主制作本エッセイ集『反復横跳びの日々』 【内容】 わたしは日々、いろんなできごとの間で揺れている。 二つの点の間を行ったり来たりしながら、考えたこと。 東京と高知、会社員と作家。 二つの点の間を行き来しながら書いた、15編のエッセイを収録。 ささやかな気づきについての本です。 ページ数:96P(ソフトカバー) サイズ:105mm × 148mm イラスト:クイックオバケ デザイン:松田洋和
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夏森かぶと『仕事と生活のバランス』
¥990
既刊が当店でも売上好調の夏森かぶと4冊目のzine。 仕事がどんどん大変になっていき、「生活」がなにかと後回しにされがちなこの世の中。 ふだんは書店員として働いている私も、仕事に振り回されているその一人。 そんな中「どのように働けばいいのか」という正解のない問いに対し、あらためて考えたことをエッセイにまとめた一冊。 【目次】 休み明けは仕事に行きたくない 休日に何をすればいいかわからない 無職の俺をゲーセンに連れていってくれた友達の話 好きなことと給料のバランス 仕事のある生活に慣れてきたのかもしれない 退職するのは難しい 家庭菜園で資本主義に抵抗する 調子が悪いときは銭湯に行く 疲れすぎて半日寝ていた 書店員としての仕事は毎日が文化祭みたいだ 仕事を休んでしまうときもある 家賃が人生を圧迫している 接客業の憂鬱 仕事選びに迷走するときもある 人生を生き抜くための趣味 弱さでつながる あとがき ページ数:85 判型:A6(文庫サイズ) 装丁:ツヅミアカリ Instagram:@tsuzumi_akari 【著者プロフィール】 夏森かぶと(著) 書店員として働く傍ら、エッセイを執筆。 著書(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』『本と抵抗』がある。
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植本一子『ニーニとネーネ vol.2』
¥1,200
500部限定 書き下ろしエッセイ「ネーネちゃんの入院」付 写真と文 植本一子 校正 藤本徹 デザイン 飯村大樹 フルカラー A6サイズ 40P ホチキス留め 完全家内制手工業 売り上げは猫たちの医療費およびQOLの向上に充てます
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植本一子『ニーニとネーネ vol.1』
¥1,200
500部限定 書き下ろしエッセイ「生きている」付 写真と文 植本一子 校正 藤本徹 デザイン 飯村大樹 フルカラー A6サイズ 40P ホチキス留め 完全家内制手工業 売り上げは猫たちの医療費およびQOLの向上に充てます
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【サイン本】植本一子『それはただの偶然』
¥1,540
※ 著者直筆サイン本です。 いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 ーーー失われてしまったものや、残されたひとたちのことが、ここにはちゃんと書かれているように思います。(柴山浩紀・編集者) ーーー新刊は、書き手としての一子ベストワークを更新してると思います。エッセイ集として編まれることを意識して書かれたことが、読んでいてもわかったし、あとがきを読んでもなるほどという感じで、移行期/過渡期的だった「愛は時間がかかる」よりも腰の据わった、覚悟みたいなものを感じる本でした。やっぱり日記からエッセイに、というのはきっとすごい難しいハードルで、そこを越えて=いろんなものを手放して、その代わりにエッセイでないと書けないことを書いている。 そして思ったのは、もしかしたらこれは「エッセイスト植本一子」誕生の書であり、同時に、「日記作家植本一子」との決別の書なのではないか、みたいなことでした。もう一子さんは日記を書かない(書けない)んじゃないか。でもそれはまあ自然というか仕方ないというか必然的なもので、一子さんはこれまでも常に、自分の大事なことを書くために最善の方法として日記という形を選んできたのだと思うし、いまはその大事なことを書くために必要な形が変わってきたということなんだと思います。(滝口悠生・小説家) わたしの現在地(1) 『それはただの偶然』 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表 装丁 六月 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック
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収集百貨5
¥1,100
著者(収集者) BOCO / Photographer Udagawa / Zakka Planner magster / Magnet Collector matsuko / Designer ★SPECIAL THANKS ! menko collection / susumu A5サイズ 38ページ 中綴じ
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収集百貨4
¥1,100
今回は四匹のコレクションページに加え、消しゴムコレクターのまゆぷ~さん、紙物コレクターkamisamaさんと、溜めっこレジェンドのおふたりをゲストにお迎えして内容もますますパワーアップ! ミニマリズムの向かい風もなんのその、溜めっこ伝説新シーズンのはじまりです。 今回は完全オリジナル!コレクションのかけらのオマケつきです。 【ゲストコレクター】 まゆぷ〜(消しゴムコレクター)Instagram/X/ブログ kamisan(紙物コレクター)Instagram 仕様:オールカラー/A5サイズ(148×210mm)/38ページ/ホッチキス中綴じ
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【サイン本】片岡メリヤス|極私的 OKINAWAのカタチ
¥3,080
※ 著者直筆サイン本です。 2025年1月に個展「極私的 OKINAWAのカタチ」を開催した片岡メリヤスさんと作品を作りました。姉妹店のある日、で行っていた沖縄を知ろう企画「月刊 OKINAWAのかたち」*と合わせて64体の沖縄由来のぬいぐるみたちが収録されています。 ぬいるぐみの特徴やメリヤスさんの制作メモ、4コマ漫画、制作ラフ、聖地巡礼マップに加えて元になった沖縄の「食」「自然、植物」「歴史」「行事、信仰」「生き物」「文化」を"極私的" に紹介したテキストページと大充実の100p超えの作品集となりました。 メリヤスフィルターを通して見えてくるOKINAWAのカタチをお楽しみください◯ 210mm×165mm /120p / スクラム製本(輪ゴムの色はランダムでお届け) / ソフトカバー デザイン:NERD 【プロフィール】 片岡メリヤス| Meriyasu Kataoka ぬいぐるみ、動くおもちゃ、光るおもちゃなどを制作。 X & Instagram _ @Kataokameriyasu
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【サイン本】古賀及子『おかわりは急に嫌』
¥1,870
※ 著者直筆サイン本です。 いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。 戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。 武田百合子生誕100年の年におくる、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。 * * * ルーティーンのなかには細かく細かく、たくさんのいつもの行動がある。繰り返しのことだと、好きだとか苦手だとか、だんだん感じにくくなっていく。「しゃがんで動物に御飯をやる」ことに、ここ、と矢印をつけて好きと言えるのは稀有だと思う。 それくらい、日常というのは人に構ってくれないものだ。 (本文より) 【目次】 はじめに おかわりは急に嫌 なま身の善意 どちらも食べたいんですが 昭和がめちゃくちゃ 誰かの家はあいまい 桃のおばさん 食い逃げを見る おもしろいほど喜ばれない 車のなかで食べなさい 普通のところだ 人が死んだのか トンネルを走るお風呂 まずいたべもの 「わざわざ」以前の瓶ビール 重いふかしパン いかにもマニュアルのなさそうな コンビーフは今もある 蜂に印をつけられるか 食べ物に追われたい 情緒よりパワーのお土産 同居の人が不在であること 家具こそ雑に買う 自分ちじゃない家に帰って浴衣で寝る またたく間に食べるひとたち 生きたり死んだりする鳥 これくらい本気で『水戸黄門』が観たい 声に出してさびしい ふたりとひとりの奔放と気まま 運動の生息 映画は大胆に観る シャトルバスのヒッチハイク 三つずつ二膳の餅 涙が出て、それから笑う 反転を感慨するためだけの訪問 本当に現実とごっちゃになるときの夢の形 宿題をやらない人たち 誰もいない家 尻とへそ たくあんを食べたあとに飲む水は甘いか 正式な自分のごはん、非正式なごはん 下着かもしれない危機 男がいて嬉しい 新しくてわからない世の中 するときが好きだ 食べ物の不安 きっともっとゆっくり死んだだろう 遠くのあなたの装いを あとがき ページ数:240 判型:B6判変形並製 装丁:鈴木千佳子 【著者プロフィール】 古賀 及子(著) エッセイスト。1979年東京都生まれ。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『おくれ毛で風を切れ』(ともに素粒社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)など。