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繁延あづさ『ニワトリと卵と、息子の思春期』

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親なんて、いつも子どもにはかなわない

「ゲームの代わりにニワトリを飼わせて」。小6の長男の目的は卵を売りお金を得ること。一筋縄にはいかない養鶏、母子のいさかい、夫のリストラ、父子の関係性の変化など、ありのままを母としての葛藤と共に綴った1冊。

【目次】
序章 2017年 夏

<にわとり飼育計画書>
傾きはじめた気持ち
「オレに何が必要か、お母さんにはわからない」


第1章 ニワトリがやってきた

初めて出会う養鶏家
ニワトリとの暮らしスタート
烏骨鶏の産卵
わが家のあたらしい風景
家の中も変わっていく
ペットじゃなく家畜なのだという
家庭内別居
ついに卵が!


第2章 ニワトリのいる日々

卵と出産
卵からお金へ
地域の人に卵を直配
カニのような人
お金が欲しい理由
ニワトリの死
生き物としての体
シーズンⅡはじまる
母と子になっていく
人間と動物の間で
なぜニワトリだったのか
お金を生み出す活動


第3章 “食べ物”は “生き物”

長崎移住
猟師との出会い
見え隠れする必然性
舞いこんできたキジ
これは私の食べ物だ
命の取り扱い
ニワトリを捌く
三度目は手が覚えていた
命あるもの


第4章 家族、この儘ならぬもの


夫のリストラ
長男の自主休校
子どもたちの共同養鶏
父と息子
コロナ禍のわが家で
父親殺し
母と息子
計画的家出
母親殺し
母、儘ならぬもの
少し死ぬこと


あとがき


サイズ:四六判
頁数:176ページ

【著者紹介】
繁延(しげのぶ)あづさ
写真家。雑誌や書籍の仕事を行う傍ら、ライフワークである出産や狩猟に関わる撮影や、原稿執筆に取り組む。夫、二男一女と長崎市に暮らす。著書に『山と獣と肉と皮』(亜紀書房)『うまれるものがたり』(マイナビ出版)、『鶏まみれ』(亜紀書房)などがある。

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