畑中章宏『「らしさ」について考えた』
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民俗学でひもとく
「男らしさ」「女らしさ」「もっともらしさ」「わざとらしさ」…。
押しつけられた「らしさ」に抗しつつ、
豊かな「らしさ」を生みだせないものか
——在野の民俗学者による珠玉の評論集。
大学・高校入試にも多数採用
岩波書店『図書』連載に書き下ろしを加えた待望の書!
その「らしさ」は、どこから来て、なぜ私たちを縛るのか?
ジェンダー、アイデンティティ、AIと人間……
今あらゆる場面で問い直されるテーマに、
民俗学という角度から光を当てる。
「何かしらの通念に依拠する『らしさ』群は、曖昧な観念にもとづく規範的な力が不安を助長する(中略)。ただいっぽうで、『らしさ』のない社会も無味乾燥なものである。押しつけられた『らしさ』に抗しつつ、豊かな『らしさ』を生みだせないものか」(本文より)
【目次】
はじめに
子どもらしさ
女らしさ
男らしさ
もっともらしさ
わざとらしさ
自分らしさ
人間らしさ
日本らしさ
たしからしさ
おわりにーー大阪らしさ
ページ数 208p
判型(実寸) 168mm × 120mm
【著者略歴】
畑中 章宏【著】
民俗学者。 1962年大阪生まれ。近畿大学法学部卒。平凡社の編集者として、雑誌『月刊太陽』のほか、荒木経惟、佐内正史の写真集の編集にたずさわる。2000年にフリー編集者として独立、2010年頃から著述に重点を移し、災害伝承、民間信仰から流行現象まで、幅広い領域に取り組んでいる。著書に、『宮本常一』(講談社現代新書)、『災害と妖怪』(亜紀書房)、『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』(春秋社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』(晶文社)、『新・大阪学』(SB新書)、『『忘れられた日本人』をひらく』(若林恵との共著、黒鳥社)、『オルタナティブ民俗学』(島村恭則との共著、誠光社)ほか。最新刊は『老いに追われて』(rn press)。
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