河村賢『長い沈黙』
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河村賢『長い沈黙:あるいは、僕はいかにして、ほかの誰かのためではなく、自分のために書くことができるようになったか』
2026年9月13日、文学フリマ大阪14で販売開始。企画・編集・装丁・組版および編集後記を岡澤康浩が担当。
『ゲンロンy』創刊号「ヒューモアとしての菜食主義」でデビューした批評家・河村賢が、批評と社会学の可能性が交錯した自らの「ゼロ年代」を振り返る。敗北を経てなおかたられる、希望とは何か。渾身の語りおろし!
「僕はもう他人のために書くのはやめて、今度こそ自分のために書かなくてはならない、と思ったんです。そしてこれからは自分の欲望と自分の言葉に自分で責任を持とう、と。だから僕はもう一度批評家を目指すことにしたんです。」(本書107頁)
【目次】
はじめに
第一章 村上春樹論を求めて
村上春樹と出会うまで
アンチ逆張りのリベラルを目指して
9.11テロとイラク戦争
本を読むことの後ろめたさ
第二章 批評と出会う
文Ⅲ的、文学部的
柄谷行人と出会い直す
『ファウスト』とはてなダイアリー
アメリカ文学から社会学へ
普遍的暴力の系譜学
第三章 社会学的共同性の夢
批評との別れ
根源的解釈のなかの他者
分析哲学を学ぶ
北田暁大とともに
「声をあげるリベラル」の夢
第四章 敗北
耐え難いものと菜食主義
アライであることの条件
東浩紀と批評的共同性
長い沈黙のあとで
第五章 希望を語るために
批評を受け継ぐ/複数化する
希望について
河村賢のこれから
A5判、136頁。
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