















あやうく一生懸命生きるところだった
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『あやうく一生懸命生きるところだった』
ハ・ワン
岡崎暢子 訳
A5変型判、288ページ
「こんなに一生懸命生きているのに、
自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、
やりきれない気持ちが限界に達し、
40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、
「一生懸命生きない」と決めた著者。
★ムリしてやる気を出さない
★みんなに合わせない
★金持ちを目指さない
★失敗したら、いさぎよく諦める
★なんでも深刻に向き合いすぎない
★「年相応」に縛られない
★「やりたい仕事」を探そうとしない
★何もしない一日を大切にする……
全力で走り続けることを辞めたことで見えてきた、
自分をすり減らす毎日から抜け出し、
自分らしく生きるコツとは?
【本書の目次】
プロローグ――今日から、必死に生きないと決めた
第1章 こうなりたくて、頑張ってきたわけじゃない
・なんのために頑張っているんだっけ?
・そもそもやる気がなくても働ける
・必要なのは、失敗を認める勇気
・そこまで深刻に生きるものじゃない……
第2章 一度くらいは思いのままに
・年を取ってから遊ぶだなんて!
・たまには年齢を忘れてみる
・"自分だけの人生"は失敗の上に成り立つ
・「ムダ足」こそ、人生の醍醐味だ……
第3章 生きていくって、たいしたことじゃない
・「やりたい仕事」なんて探しても見つからない
・いつかはみんな会社をやめる
・仕事にアレコレ求めすぎてない?
・お金のために自由を後回ししない……
第4章 あやうく一生懸命生きるところだった
・少しくらい遅れたって気にすんな
・思い通りにいかないほうが正常だ
・普通で、つまらない毎日を幸せに過ごす
・大切なのは「結果」ではなく「物語(プロセス)」……
【本書プロローグより】
頑張って! (ハイハイ、いつも頑張っていますよ)
ベストを尽くせ! (すでにベストなんですが……)
我慢しろ! (ずっと我慢してきましたけど……)
これまでこんな言葉を、耳にタコができるくらい聞いてきた。
言われるがままに我慢しながらベストを尽くし、
一生懸命頑張ることが真理だと、みじんも疑わずにここまで来た。
そうして必死にやってきたのに、幸せになるどころか、
どんどん不幸になっている気がするのは気のせいだろうか?
そう考えたとき、後悔が襲ってきた。
いや、後悔というより悔しさだ。
あと10分我慢して登れば山頂だと言われて
ひぃひぃ登ったのに、
10分たっても頂上は現れなかった。
もう少しだよ、本当にここからあと10分だから……。
その言葉にダマされながら、40年も山を登り続けてきた。
もう、どうにかなっちゃいそう!
ここまで登ってきたついでに、もう少し登ってみることもできる。
必死に登り続ければ、何か見えてくるかもしれない。
でも、もう疲れた。気力も体力も底をついた。
チクショウ、もう限界だ。
ハ・ワン
イラストレーター、作家。1ウォンでも多く稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走していたある日、「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。こうしてフリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。以降、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。特技は、言い訳つけて仕事を断ること、貯金の食い潰し、昼ビール堪能、などがある。書籍へのイラスト提供や、自作の絵本も1冊あるが、詳細は公表していない。
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