



















空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密
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『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』
和田 欣也・中川 寛子
四六判、192ページ
築百年以上の古民家が数多く残る大阪市城東区蒲生4丁目、通称「がもよん」。ここ10余年で30軒超が次々と再生され、空き家活用の先進地として注目を集めてきた。適度な耐震改修、有望な店舗の誘致、飲食業態による収益確保、地主との協働、競合せず共存できる関係づくりなど、皆が稼げるまちの仕組みを仕掛け人が明かす。
目次
第一章 十余年で三十余軒が出店、撤退ゼロ。蒲生四丁目で何が起きているのか
蒲生四丁目というまち
誰が蒲生四丁目を変えたのか
コラム「がもよんを語る」①田中創大氏「任せたら口は出さない、結果を見ても叱らない」
コラム「がもよんを語る」②納島輝久氏「責任感と当事者意識ががもよんを面白くしてきた」
第二章 空き家再生を稼ぐビジネスにする「がもよんモデル」とは?
外から見た「がもよんモデル」の独自性
地域内のネットワークを作る
自ら責任を背負う
「がもよんモデル」の特徴① 質の高い飲食を核にした稼げるまちづくり
「がもよんモデル」の特徴② 飲食店を含むまち全体を巻き込んだマネジメント
「がもよんモデル」の特徴③ 耐震改修から始まる空き家再生スキーム
コラム「がもよんを語る」③久田一男氏「行政の均質なまちづくりとは一味違う『和田ワンダーランド』」
第三章 真似て稼げ。「がもよんモデル」を徹底解説!
まちのスケールを見定める ~歩き回れるエリアを集中的に~
空き家を見極める ~耐震改修から始めるスキームづくり~
大家を口説く ~周到な準備でお金の話も曖昧にしない~
まちに必要な店子を選ぶ ~飲食中心で確実に稼げるまちに~
事業リソースをシェアする ~ノウハウを共有しみんなで儲かる仕組みに~
仲介役の収益源を確保する ~もちろん、つなぎ役も儲かる仕組みに~
自前の事業にこだわる ~行政とはつかず離れず、補助金は受け取らない~
存在をアピールする ~定期的に地域を巻き込み、仲間を増やす~
コラム「がもよんを語る」④草薙匠氏「がもよんドリームが意欲を刺激する」
第四章 これからの「がもよん」が目指すこと
「がもよん」のコロナ対応
自分の店を持ちたい人を応援するまちへ
まちの暮らしと結び付けた拠点づくり
川を越える「がもよん」拡大計画
「がもよんモデル」を大阪に、日本中に
コラム「がもよんを語る」⑤スギタグループ代表取締役「地元の人間にはできないことがある」
対談 大島芳彦×和田欣也「定石と違うから「がもよん」は面白い」
和田 欣也(ワダ キンヤ)
一般社団法人がもよんにぎわいプロジェクト代表理事。アールプレイ株式会社 代表取締役社長。
1966年大阪市城東区出身。2005年に長屋再生事業を立ち上げ、2008年より大阪市城東区蒲生四丁目を中心としたエリアで「がもよんにぎわいプロジェクト」を行う。120年前に建てられた米蔵をイタリアンに改装した「リストランテ・ジャルディーノ蒲生」を皮切りに、洋食店、居酒屋、カフェなど現在までに32店舗を手掛ける。またまちおこしの一環としてバルイベント「がもよんばる」や「がもよん文化部」等の地域交流を精力的に実施。2020年3月、「大阪の下町、古民家利活用から発展したまちづくり事例」で2019年度第22回関西まちづくり賞(主催:公益社団法人日本都市計画学会)を受賞。
中川 寛子(ナカガワ ヒロコ)
東京情報堂代表。
住まいと街の解説者。(株)東京情報堂代表取締役。オールアバウト「住みやすい街選び(首都圏)」ガイド。30年以上不動産を中心にした編集業務に携わり、近年は地盤、行政サービスその他街の住み心地をテーマにした取材、原稿が多い。主な著書に、『「この街」に住んではいけない!』(マガジンハウス)、『解決!空き家問題』(ちくま新書)など。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会各会員。
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