

















コンヴァージェンス・カルチャー
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『コンヴァージェンス・カルチャー』ファンとメディアがつくる参加型文化
ヘンリー・ジェンキンズ
渡部宏樹 + 北村紗衣 + 阿部康人 訳
A5判、556ページ
オードリー・タン氏(台湾デジタル担当政務委員大臣)推薦!
メディア論・ファンダム研究の名著、待望の邦訳!
『サバイバー』、『アメリカン・アイドル』、『マトリックス』、
『スター・ウォーズ』、『ハリー・ポッター』……
世界的ヒットを記録したエンターテインメントは、
多くのファンたちが積極的に参加することで熱狂の渦が生まれた。
映画やアニメ、ゲーム、コミックなど多岐にわたる
メディア・プラットフォームのもとに、
ポップカルチャーのファンたちは集まり、コミュニティをつくる。
そこは新しい知識が生み出され、主体的な参加が促される創造的な場である。
もはやメディア産業もファンダムを無視してコンテンツをつくることはできない。
メディア研究の第一人者が、<コンヴァージェンス>の理論をもちいて
トランスメディアの複雑な関係を読みとく古典的名著。
ファンと産業界が衝突しながらも
ともに切りひらいてきた豊かな物語世界の軌跡をたどり、
参加型文化にこれからの市民社会を築く可能性を見出す。
オードリー・タン氏
「参加型テクノロジーによって、私たちはメディアのリテラシーだけでなくコンピテンシー(実行力)を手にした。本書はこのことを全世代に知らしめた。私たち自身のメディアと物語(ナラティブ)を社会的に作り出すことが集団的な覚醒へと繋がるのだ。
本書で描かれる現象は、「ひまわり運動」など台湾で目下進行中の民主化プロジェクトを支えているものである。「達成可能なユートピア」というヴィジョンを通じて、私たちはロックダウンなしでパンデミックに、テイクダウンなしでインフォデミックに反撃できたのだ。<Demos over Demics>という宣言である。」
【目次より】
イントロダクション「コンヴァージェンスの祭壇で祈ろう」
──メディアの変容を理解するための新しいパラダイム
第1章 『サバイバー』のネタバレ
──知識コミュニティの解剖学
第2章 『アメリカン・アイドル』を買うこと
──私たちはリアリティ番組でどのように売られるか
第3章 折り紙ユニコーンを探して
──『マトリックス』とトランスメディアのストーリーテリング
第4章 クエンティン・タランティーノの『スター・ウォーズ』?
──草の根の創造性とメディア産業の出会い
第5章 どうしてヘザーは書けるのか
──メディアリテラシーとハリー・ポッター戦争
第6章 民主主義のためのフォトショップ
──政治とポップカルチャーの新しい関係
結論 テレビを民主化する? ──参加の政治学
あとがき ──YouTube時代の政治を振り返る
ヘンリー・ジェンキンズ(Henry Jenkins)
南カリフォルニア大学教授。コミュニケーション&ジャーナリズム研究科、
映画芸術研究科、ならびに教育研究科で、デジタル時代の参加型文化やファンダム、
若者教育などを教えている。同校着任以前はマサチューセッツ工科大学(MIT)にて
比較メディア研究プログラムを立ち上げ、ディレクターを長らく務めた。
著書にTextual Poachers: Television Fans and Participatory Culture、Comics and Stuff 、
共著にParticipatory Culture in a Networked Eraなどがある。
渡部宏樹(わたべこうき)
筑波大学人文社会系助教、エジプト日本科学技術大学客員助教。
北村紗衣(きたむらさえ)
武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房)など。
阿部康人(あべやすひと)
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部グローバル・メディア学科講師。
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