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影の部分

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『影の部分』La Part de l'Ombre
秦早穂子

四六判、338ページ

2012年度 日本映画ペンクラブ賞 受賞
激動の昭和を駆け抜けた、ある女の劇的な半生。
東京 ― パリを舞台に克明に描く、その喜びと悲しみ、そして決心。
胸を揺さぶる自伝的小説。

夢と怒りを胸に秘め、パリへ。

忍び寄る戦争の足音、大人たちのふるまいと隠された真実、
空襲、敗戦、そして飢え。
戦中戦後の日本を見ていた多感な少女が、単身パリへ渡り、
27歳にして、ヌーヴェル・ヴァーグの傑作『勝手にしやがれ』日本公開にこぎつける。

【 ゴダールのデビュー作 A BOUT DE SOUFFLE 原題=《息切れ》 は、
いかにして 《勝手にしやがれ》 になったのか? 】

影にひそむのは、事実ではなく真実。


秦早穂子(はたさほこ)
1931年東京・渋谷生まれ。
1957年フランスに渡り、ジャック・タチ『ぼくの伯父さん』で初めて映画買い付けの現場に参加。
クロード・シャブロル、エリック・ロメールなどの作品に直にふれ、ヌーヴェル・ヴァーグが生まれる瞬間に立ち合った。
洋画配給会社「新外映」の企画課長として、1959年、27歳のとき、ジャン=リュック・ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』を撮影中に世界で最初に買い付け、パリ公開の10日後、1960年3月26日、日本公開にこぎつけた。
ルネ・クレマン『太陽がいっぱい』、ゴダール『女は女である』など、数々の名作を日本に輸入した。以降、ジャーナリストとして外国映画の紹介に努め、現在も朝日新聞 映画評のメンバーである。
著書に『スクリーン・モードと女優たち』『パリに生きる女たち』
『グレの世界』『「椿姫」と娼婦マリ』『シャネル20世紀のスタイル』、
共著に『パリ・東京井戸端会議』(岸恵子氏と)『映画輪舞(ロンド)のように』(山田宏一氏と)、訳書に『獅子座の女シャネル』(ポール・モラン著)『シャネルの生涯とその時代』(エドモンド・シャルル・ルー著)など。

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