縫い絵の時間｜大島亜佐子

『縫い絵の時間』
大島亜佐子

150mm × 138mm 上製本
オールカラー38ページ
縫い絵制作　大島亜佐子
タイトル文字デザイン　大島亜佐子
写真　奥川純一
印刷・製本・装丁　藤原印刷

縫って、時間を、彩る。
「縫い絵」という手法で作品を制作をしています。
柔らかい糸、キラキラな糸、古い布や外国からやってきた布、ビーズやリボンやボタンたち。
私にとってそれらは絵の具であり、糸ひとつボタンひとつの中にすでに宿っている物語も感じられ、ひと針ひと針、新たな物語を紡いでいくように作品を作っているのです。

そんな縫い絵の世界に迷い込んだ小さな二人の小さなものがたり。
ボタンやビーズが刻む時間、糸が踊る海原、カラフルな布たちが運ぶ風・・
そんな小さな縫いものがたりを楽しんでいただけたらと思っています。




大島亜佐子
Asako Ohshima (Artist /Director /Lyricist/illusration/Planing＆Branding ）
「縫い絵®」・アニメーション・絵本・イラスト・企画・作詞・・・・。
アウトプットの形は増えたり変わったり、自分も楽しみながら。

布や糸などを使って描く”縫い絵®”という手法で作品を手がけています。
柔らかい糸やキラキラな糸、カラフルな布や古い布や外国からやってきた布や、ビーズやリボンやボタンたちも・・私にとってはそれらは絵の具”でありながら、糸ひとつ、ボタンひとつの中にすでに宿っているものがたりも感じられて、ひとはりひとはり、新たなものがたりを紡いでいくように作品をつくっているのです。
2013年より、そうした作品の展示活動をスタートし、アニメーションの仕事でも“縫い絵®”の手法をとりいれたものも手掛けています。

武蔵野美術大学で舞台美術を学び、卒業後は外資系広告代理店に勤務。
爽健美茶(日本コカコーラ)、ハーゲンダッツ、LUX(ユニリーバ)等の広告をCMプランナー、クリエイティブディレクターとして参加。

2011年に独立、作家活動を始めました。
デビュー作は、NHK みんなのうた「ウメボシジンセイ」の作詞とアニメーション映像演出。

また、いままで手がけた作詞の仕事は、
＊大塚美容形成外科CMソング（空知川ルルル名義）
＊みんなのうた 「ウメボシジンセイ」
＊おかあさんといっしょ「冬の娘リッカロッカ」
＊オリジナルアニメーション「はちのへごっこ”ハマネコ”」主題歌
＊おかあさんといっしょ「おもちゃのブルース」
など。

映像作品は、Eテレおかあさんといっしょ「ポンヌフのたまご」「まほうのくつ」アニメーション 、資生堂、ハーゲンンダッツ、LION、日本郵便、ニトリなどの企業アニメーションなど。また、青森県八戸市の八戸ポータルミュージアム はっち主催のAIRプログラムの映像アーティスト に選定され、アニメーション作品「はちのへごっこ”ハマネコ”」を制作。

アート作品制作では、SICF(Spiral Independent Creators Festival) を始めとするアートフェス ティバルへの参加や、個展も開催。

2020年に著書「縫い絵の時間」を出版。
2020.12-2021.2　に高松アーティスト・イン・レジデンス2020に参加。
「ちょんまいさん〜たかまつまちのえほん〜」を制作。