



















カフェから時代は創られる
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『カフェから時代は創られる』
飯田美樹
2008年にいなほ書房から限定部数で発刊された『caféから時代は創られる』の増補改訂版。
四六判変形
416ページ
20世紀初頭、パリ。
カフェは異端者たちの避難所だった。
ピカソ、ヘミングウェイ、サルトル、ボーヴォワール……。
政治、文学、哲学、絵画、あらゆる領域で、それまでの枠組みに収まらない、新しい感性をたぎらせる者たち。ただしそうした時代を先取りした「異端者」たちへの、社会からの風当たりもまた強かった。そんな彼らが希求した場こそパリのカフェだった。彼らの求める自由が、そこにはあったからだ。
時代に力ある<場>が生まれたとき、それは才能を受け止め、育む孵卵器となる。
本書は、「天才」たちの残した自伝的記録を中心に、カフェとそこに集った人々の相互作用の記録を丹念かつ克明にたどり、力ある<場>がどのようにして生まれ、変遷し、いかに人、文化、時代を創っていったか、その過程を明らかにする。
「カフェから時代は創られる」のだと、カフェをつくる者、カフェに通う者、カフェを愛するすべての者たちへ、100年前のパリから贈られるメッセージ。
飯田美樹(いいだみき)
カフェ文化研究家、パブリック・ライフ研究家
パリに留学し、1日3回カフェに通う。パリのカフェには芸術家が集っただけでなく、フランス革命とも関係していたと知り、社会変革の場とカフェという興味が一致し、研究を開始。
帰国後、大学院に通い、「天才たちがカフェに集ったのではなく、カフェという場が天才を育てたのでは」という視点で研究を進め、2008年に『caféから時代は創られる』(いなほ書房)を発刊。
かつてのカフェのように世界の先端の知に出会い、議論し、つながれる場として“World News Café”を主催。
Paris-Bistro.com日本版代表
東京大学情報学環 特任助教
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