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『Des oiseaux (On birds)』
川内倫子
※サイン入りです
A4判変形(260mm × 205mm)
104ページ、ハードカバー(クロス貼り)
制作:グザヴィエ・バラル
デザイン:コリーヌ・アゲタス
執筆:ギレム・ルザッフル
翻訳:横山由紀子
テキスト:日本語
*本書はフランスのÉditions Xavier Barral – EXBとの共同出版です。
川内倫子の撮り下ろし最新刊は、フランスの出版社グザヴィエ・バラル(Éditions Xavier Barral)と日本のHeHeの共同出版です。Éditions Xavier Barralの世界中のさまざまな写真家の視点から「鳥」を捉えたシリーズ「Des oiseaux」の1冊として刊行です。
2020年4月、川内は自宅の近所で見つけたツバメの巣、そこで行われていたツバメの子育ての撮影を始めました。
軒先に作られたツバメの巣、餌を求め空を飛行する親ツバメ。親鳥の帰りを待ちわび、精一杯の口を開けるヒナ鳥、植物の芽吹き、陽光の輝き。
どのような状況にあっても脈々と続いていく生命の営み、そのシンプルな力強さを、静かに見守るように切り取っていく川内の写真は、コロナ禍において、さまざまな制限を余儀なくされ、心落ち着かない日々を過ごす私たちに、一時の清涼感と勇気をもたらしてくれるようです。
鳥類学者、ギレム・ルザッフル(Guilhem Lesaffre)による書き下ろしエッセイ「数グラムのエレガンス」も収録、ツバメの生態系についても興味深く読める一冊です。
黙々と餌を運ぶ親ツバメを見ていると、ただ子供にご飯を食べさせることが、それだけでも親の役目は十分に果たしているよね、とシンプルに思わせてもらえて、なんだか励まされるような気持ちになり、塞いだ気持ちが晴れていくようだった。
――川内倫子
川内倫子
1972年、滋賀県生まれ。写真家。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な個展に、2012年「照度 あめつち 影を見る」東京都写真美術館、2016年「川が私を受け入れてくれた」熊本市現代美術館などがある。近刊、写真集『as it is』(torch press)とエッセイ集『そんなふう』(ナナロク社)のほか、著作も多数。
rinkokawauchi.com
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