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震えたのは
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『震えたのは』
岩崎航
B6変型判、152ページ
ナナロク社
大きな話題を呼んだデビュー詩集『点滴ポール』につづく、岩崎航の第2詩集が完成いたしました。
人工呼吸器を使い、経管栄養で食事し、生活のすべてに介助が必要な体で過ごす、筋ジストロフィーの詩人、岩崎航。
自殺願望や病による苦しみを越え、詩を生み出し続ける姿がNHK ETVで特集番組として放映されるなど、広い層の読者の皆様に支持を得ています。
『震えたのは』装丁を手掛けたのは鈴木千佳子さん。
折り重なる波を連想させる青いカバーがとても美しいです。
本文も全体が空や海を連想する淡い水色となる予定です。
【本書刊行にあたり、岩崎さんからのメッセージです】
うれしい。こわい。
震えたのは、懸命に生きようとしているからです。
自分の暮らしを作っていくなかで湧き出すその震えを言葉にして一冊の詩集にしました。
岩崎航
岩崎航(イワサキワタル)
1976年仙台市生まれ。詩人。3歳で進行性筋ジストロフィーを発症。
25歳から詩を書き始める。2013年刊行の第1詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』
(写真・齋藤陽道/小社)がロングセラーに。以降、活躍の場を広げる。
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