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【サイン本】『THE CRAFTED』7冊セット

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Dear Film Project Zine
『THE CRAFTED』7冊セット
谷川俊太郎 / 井出情児 / 片岡義男 / 伊島薫 / 三浦憲治 / 長濱治 / 渡辺達生
※7名のサインが入っております。

「Dear film Project」は、フィルム写真が持つ豊かな世界観や写真家のスピリットを尊重し、再編集して、次世代へも伝えるアートメディアを制作しています。
第一弾は8月に7タイトルで刊行になります。
単品での販売もございますが、今回ご予約を受け付けるのは、7冊をセットにして豪華な専用ケースに入っております。
更に、7名のサインが入った限定部数のスペシャル版です!

7つのタイトルは、

①『二眼のレフ日々』
谷川俊太郎

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 2C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

若き詩人の眼が二眼レフカメラで切り取った、昭和の日常の余白。

谷川俊太郎
谷川俊太郎さんは、言うまでもなく日本を代表する詩人である。ご自信も写真を撮り、写真家とコラボした書籍もたくさんある。
今回、DFPがZINEにしてみたいと思ったのは、「この稀有な詩人は、若いころ何を見ていたのか?」ということだった。日本がまだ貧しかった頃、若い詩人はカメラのファインダーから世界をどのように観ていたのか?日々の生活の中で詩人はどんな瞬間を大切に感じていたかを、詩の言葉ではなく撮影した眼差しを通して追体験したいと思った。そんな訳で、谷川さんのクローゼットに眠っていた二眼レフカメラで撮影された膨大なネガの山から、谷川さん自身が選んだ写真が、数十年の時を経て日の目を見ることになった。

②『アングラ』
井出情児

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 2C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

60年代末、日本で初めて誕生したサブカル=『アングラ』の爆発。

井出情児
ロックフィルムの第一人者。唐十郎主宰の劇団・状況劇場の役者を経て、1967年頃からアングラ演劇や音楽の写真、映像撮影を手掛け、テレビ番組、プロモーション・フィルムの制作、撮影を担当。矢沢永吉、甲斐バンド、ARB、佐野元春、RCサクセション、鼓童、YMO、Charなど日本の音楽シーンをリードするミュージシャン、シカゴ、サンタナ、エアロスミスら国外のスター・ミュージシャンのフィルムを撮影監督。
また俳優松田優作から絶大な信頼を受けプライベート・フォトを撮り続けた写真家としてっも知られる。その実績は日本映画技術受賞のほか、カナダNew Media Festivalプロミュージックビデオ部門グランプリ受賞、カンヌMIDIM長編音楽映像部門グランプリなど国外でも著名。

③『東京でたべた』
片岡義男

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 4C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

いつの間にか消えてゆく見慣れた街の風景、これもそのひとつ。

片岡義男
20歳の学生時代から文筆家として活躍し始めた片岡義男さん。数多くの作品を発表し続けて60年。もうひとつの顔が写真家である。片岡義男さんの写真に対しての考え方はいたってシンプルだ。レンズを被写体に向けた時、すでに五感は働いているわけだから、後はどのタイミングでシャッターを切るか。つまり写真は六感であるという。また、東京の街は変化が大きい。変化とはそれまでなかったものを手にするためにそれまであったものを捨て去ること。捨て去られないうちに写真に撮っておくなら、捨て去られた後もずっとそれらの写真は問答無用に記録として残る。写真は変化の記録ともいえる。この『東京をたべた』は、まさに写真に対しての片岡ワールドを具現化した作品だ。

④『サイトシーング』
伊島薫

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 4C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

デビュー直前に、アメリカの観光地で発見したサスペンスな風景。

伊島薫
伊島薫さんには「アメリカの匂い」がつきまとう。DFPは、伝説のカセットマガジン『TRA』や『zyappu』など、写真家の枠に収まらない活動をするクリエイターの原点を知りたいと思い、伊島さんの事務所の膨大な写真が眠るキャビネットを掘り起こした。
発見したのは、伊島さんがプロになりたての頃に、雑誌の懸賞論文の賞品として旅したアメリカの写真。憧れのアメリカの雄大な大自然を撮りに行った伊島さんは、その風景を撮らずに反対側を向いて風景を見つめる観光客を撮影した。
あたかもサスペンス映画のワンシーンのような不穏さが感じられる観光客の表情からは、40数年の時を超えて、「畏怖に値するアメリカの大自然の偉大さ」が漂ってくる。

⑤『ミウラヒロシマ』
三浦憲治

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 4C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

こだわりをもたず、赴くままに今の広島を切り撮るヒロシマ・アイ。

三浦憲治
YMO、広島出身の矢沢永吉、奥田民生などミュージシャンのLIVEコンサートなどの写真集を手がけている三浦憲治さん。これまで出身地広島をテーマにした写真を撮らなかった。それは広島をテーマにしたものは写真家にしても文筆家にしても立派な作品を残している。
自分の写真では被爆地としての広島をテーマにすることは難しいと考えていた。
それが「広島生まれなのだから広島をとってみたら」という友人の何気ないひと言がきっかけとなり8年ほど前から、今の広島を取り始めた。
被写体を動かして撮るのではなく、自らが動いて被写体を撮るカメラ小僧三浦憲治さん。ここには水を得た魚のように自分が感じた、戦後70余年の広島の今が、撮りたいミウラヒロシマが切り取られている。

⑥『ブルーズロード』
長濱治

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 3C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

ブルーズマンを撮るのではなく、身体に沁み込んだBLUESを撮った。

長濱治
雑誌全盛の60年代半ばから、今では夢のまた夢のような時代に100万雑誌と言われた『平凡パンチ』(現マガジンハウス刊)のヌードグラビアなどを撮影していた長濱治さん。
大好きなBLUESをテーマに1989年からの4年間、アメリカ南部ブルーズのメッカにのべ10回撮影しに出かけて行った。
No appoint No connection。強面のブルーズマンに怯むことなくCorn Whiskyを手土産にアタック。その情熱が初対面のブルーズマンたちの心に響いたのだろう。
この時の写真をDFLがアップサイクルして2020年2月『Cotton Fields』をトランスワールドジャパン社から刊行。
この写真集のスピンオフとして貴重なベタ焼きをデザインした。写真家の視線の先をうかがい知ることができる。

⑦『タ ワ ワ』
渡辺達生

A5 148mm × 210mm ミシン綴じ
ALL 2C、32ページ
発行 : Dear Film Project
製作協力 : TOKYO CULTUART by BEAMS
500部発行

女性写真家の巨匠が到達した、母性を凝縮した縄文土偶のような豊穣。

渡辺達生
渡辺達生さんは、日本を代表する女性カメラマンである。雑誌『GORO』を初めとして、たくさんのメディアで五千人以上の美女たちの美しさを僕らに届けてくれた。
DFPは渡辺さんの「プライベートで撮影した女性ヌード」を見たかった。仕事で数多くの女性を撮影し続けてきた写真家が行き着いた究極の「女性ヌード」は、決してグラビアに出てくる細身でスタイルのいい女性ではない。
渡辺さんにとっての女性の原点は、子供のころに脇や乳房の下に手を入れるとちょっと湿った暖かさを感じる豊穣な母のイメージ。
私家版で刊行した写真集から抜粋した「渡辺達生のミューズ」の写真は、現代の女性が失ってしまった大らかで縄文的な豊かさに満ちている。

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