

















アノスミア
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『アノスミア』わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語
モリー・バーンバウム
ニキリンコ 訳
四六判、344ページ
においを感じない。何のにおいかわからない──嗅覚にこうした障害をもつ「アノスミア(嗅覚脱失)」は100人に1、2人ともいわれる。シェフ志望だった著者も、事故でにおいのない世界の住人になった。見えない障害と向き合いながら、オリヴァー・サックスら神経科学者や香料開発者への取材を重ね、未解明な「におい」の面白さを当事者の立場から描く。
目次
1 鴨の脂とアップルパイ――わたし、厨房に入る
2 サワーミルクと紅葉――わたし、一から出直す
3 ローズマリーとマドレーヌ――わたし、折り合いをつける
4 焼きたてベーグルと彼氏のシャツ――わたし、試行錯誤する
5 シナモンガムと硫黄――わたし、料理を始める
6 ピンクレモネードとウイスキー――わたしたち、集まる
7 キーライムとラベンダー――わたし、味わう
8 オポポナックスとヒマラヤ杉――わたし、自分の感覚に立ち返る
エピローグ
謝辞
文献案内
解説[小林剛史]
モリー・バーンバウム(Molly Birnbaum)
1982年、米ボストン生まれ。コロンビア大学ジャーナリズム大学院卒業。「ニューヨークタイムズ」「アートニュース」等に執筆。
ニキリンコ
翻訳家。訳書にソルデン『片づけられない女たち』(WAVE出版)、キーダ『ヒトは賢いからこそだまされる』(生活書院)、ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)など。
小林剛史
筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。博士(心理学)。現在、文京学院大学大学院人間学研究科教授。専門は生理心理学、認知心理学、神経科学。主な研究テーマは、嗅覚を介した情報処理、情動の記憶、認知的活動の脳イメージングなど。
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