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マルジナリアでつかまえて

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『マルジナリアでつかまえて』書かずば読めぬの巻
山本貴光

四六判、320ページ

人類は大きく二つに分かれる。本に書き込みをする者と、しない者に──。

書物界の魔人が世にあふれる“人と本との接触の痕跡=マルジナリア”を追う。余白の書き込みを見つけては考え、知る、新しい本の愉しみ。著名人から無名の筆遣い、プログラミングのコメントまで。読みやすいものから判読不明なものまで。広くて深いマルジナリアの大地を一緒に歩いてみませんか。カラー口絵には石井桃子、夏目漱石、高野長英、和辻哲郎、山本貴光の筆跡を収録。「本の雑誌」の人気連載書籍化第1弾。

目次
はじめに
わが「魔改造」
読書とはツッコム事と見付たり
攻めの読書は創作のエンジン
マルジナリアは人生も変える
マルジナリアンの受難
広めにお願いします
試論は続くよどこまでも
描いたっていいじゃない
引きすぎにご用心
デジタルだって書き込みたい!
残響のマルジナリア
足りなかったら書けばよし
やがて消えゆくマルジナリア
マルジナリアで暮らしてる
索引をつくろう
楽譜になにを書き込むか
ゆっくりとしか読めぬ本
言葉の壁を乗り越える
驚きの痕跡に驚く
形あるもの変化する
同じ本なのに
見失われた文字を求めて
ときには場外乱闘のように
デリダは何を読む人ぞ
プログラマの気持ち
〈書下ろし1〉マルジナリアことはじめ
〈書下ろし2〉とある蔵書のインデックス--索引術で深める読書の技法
おわりに
索引

山本貴光
文筆家、ゲーム作家。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。94年から2004年までコーエーにてゲーム制作(企画/プログラム)に従事。在職中から執筆活動を開始、04年にコーエー退社、フリーランスに。1997年より吉川浩満と「哲学の劇場」を主宰。日本図書設計家協会客員会員。金沢工業大学客員教授、立命館大学大学院先端総合学術研究科講師。

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