














消費社会の誕生
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『消費社会の誕生』近世イギリスの新規プロジェクト
ジョオン・サースク
三好洋子 訳
文庫判、368ページ
グローバル経済は近世イギリスの新規起業が生み出した! 産業が多様化し雇用と消費が拡大する産業革命前夜を活写した名著を文庫化。解説 山本浩司
16~17世紀のイギリスでは、驚くことに現代と同じく多くの起業家が現れ、新規プロジェクトを立ち上げてイノベーションを起こし、世の中を変えていった。当時のイギリスでは、高価な外国製品への依存度を下げるために輸入代替政策がとられたが、これが各種の起業を生んだのだった。産業は多様化し、雇用が創出され、増加傾向にある人口は労働市場に取り込まれ、経済が拡大していく。しかし、これも現代同様、富は人々を腐敗させ、産業活性化のための特許制度は歪められていく――。グローバル経済の胎動期を活写し、現在に続く市場倫理の問題を明示した経済史の名著を文庫化。 解説 山本浩司
ジョオン・サースク
1922-2013年。イギリスの経済・社会史家。LSEのアシスタント・レクチャー、レスター大学の上級研究員を経て、オックスフォード大学の経済史の教授をつとめた。The Agrarian History of England and Wales誌の編集長やPast & Present誌の編集委員なども歴任した。
三好洋子(ミヨシヨウコ)
1922-2018年。元聖心女子大学教授。専門はイギリス史。著書に『イングランド王国の成立』(吉川弘文館)、『イギリス中世村落の研究』(東京大学出版会)、訳書にメアリ・プライア『結婚・受胎・労働――イギリス女性史 1500~1800』(刀水書房)などがある。
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