夜の赤塚不二夫

SOLD OUT

『夜の赤塚不二夫』
赤塚不二夫

A5判 縦210mm × 横148mm
272ページ

国立国会図書館にも掲載雑誌が5話分しか保存されていない、赤塚不二夫の幻の作品が約30年ぶりに蘇る!

メイン収録『花ちゃん寝る』はスナックを舞台にした双子の姉妹の物語。性欲に異常にあざとい妹と、金欲に異常にあざとい姉は、毎晩店に訪れる客を言葉巧みに操り、互いの欲望を満たし気ままな生活をおくっていくーー。

この他、バカボン一家、ウナギイヌ、ニャロメ、イヤミといった赤塚人気キャラをモチーフにした作品も複数収録。“夜”と“大人”の愛すべき人間模様が続々!

「メイン収録『花ちゃん寝る』には、スナックの根源が描かれている!!」玉袋筋太郎（一般社団法人全日本スナック連盟・会長）・解説より

目次
・夜の赤塚不二夫 （『花ちゃん寝る』）
・大人の赤塚不二夫 （幻の短編セレクション）

・1986年前後の赤塚不二夫　松木健也（フジオ・プロダクション）
・『花ちゃん寝る』を手伝っていた頃　制作アシスタントインタビュー　吉勝太
・『花ちゃん寝る』はスナックの根源が描かれている！　解説インタビュー　玉袋筋太郎

赤塚不二夫（アカツカフジオ）
1956年、『嵐をこえて』でデビュー、伝説のトキワ荘に入居。『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』『天才バカボン』『もーれつア太郎』『レッツラゴン』などが大ヒット。“ギャグ漫画の王様”と称され、生み出した人気キャラクターは数知れず。1998年に紫綬褒章受章。2008年8月2日没。享年72。