ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス | STANDARD BOOKSTORE

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ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス

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『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』
アダム・ネイマン / 井原慶一郎 訳

B5変型判、288ページ

世界三大映画祭を制した若き巨匠P・T・アンダーソンのすべてが一冊に。

日本劇場未公開の監督デビュー作『ハードエイト』から、ポルノ映画産業の内幕を描き、その名を一躍スター監督の座に押し上げたヒット作『ブギーナイツ』、“21世紀の『市民ケーン』”とも称される『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、トマス・ピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』、そして名優ダニエル・デイ=ルイスを再び主演に迎えた最新作『ファントム・スレッド』まで完全網羅。
卓抜のショットで観客を魅了する映画作家ポール・トーマス・アンダーソンの傑作(マスターワークス)を読み解く。

■名場面スチール/描き下ろしイラスト/映画ポスターなど豊富なビジュアル300点&PTAの共同制作者たちのインタビューも収めた豪華決定版。

「カメラがプールに入る瞬間にカットしていると思われているが、そうではないんだ。私たち――グリップのジョーイ・ディアンダと私――は水中マウントを取り付けたカメラを持って、実際にプールに飛び込んでいるんだよ。少し経ってから水面ぎりぎりのところにカメラを出して、ショットを続けるようにしてね」
――ロバート・エルスウィット(撮影監督)、『ブギーナイツ』のプールの場面について

「その場面についてあとでポールに尋ねたとき、私は「あなたは知っていたはずだけど、この場面には終わりがないと感じたわ」と言いました。彼は「君の言うとおり。こうしたことが起こるのを期待していたから、明確な終わりはあえて書かなかったんだ」と答えました。こういうところがポールの天才的なところだと思います」
――ヴィッキー・クリープス(俳優)、『ファントム・スレッド』でのアドリブについて

■序文は、米インディペンデント映画界で大注目のジョシュ&ベニー・サフディ(『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』ほか)。

「私は10代の若者で、フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる件の場面(「僕は大バカ(fuckin' idiot)だ!」)を繰り返し見たのを覚えている。私はビデオでその場面を見て――その場面だけを何度も繰り返して見て――その意味を「理解」しようとしていた。そこには、「ハリウッド・スタイル」で語られた映画のなかに、普遍的な人間性の表現があった。それは深い人生経験を感じさせる表現だった。とても26歳の若者が作った映画とは思えなかった」
――ジョシュ&ベニー・サフディ

■コラム「PTAのムービー・コレクション」では、ロバート・アルトマン、マーティン・スコセッシなど、P・T・アンダーソンに影響を与えた過去作品との関係をひも解く。

■レディオヘッドやハイムほか、PTAが監督したミュージック・ビデオも紹介。

《目次》
序文(文=ジョシュ&ベニー・サフディ)
イントロダクション

第1章『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
第2章『ザ・マスター』
第3章『インヒアレント・ヴァイス』
第4章『ブギーナイツ』
第5章『ハードエイト』
第6章『マグノリア』
第7章『パンチドランク・ラブ』
第8章『ファントム・スレッド』

『JUNUN(ジュヌン)』&ミュージック・ビデオ

インタビュー
ジョアン・セラー(プロデューサー)
ディラン・ティチェナー(編集技師)
ロバート・エルスウィット(撮影監督)
ジョニー・グリーンウッド(音楽)
ジャック・フィスク(美術監督)
マーク・ブリッジス(衣装デザイナー)
ヴィッキー・クリープス(俳優)

アダム・ネイマン
批評家、著述家、講師。トロント大学でシネマ・スタディーズを教え、シネマ・スコープ誌の寄稿編集者を務める。ザ・リンガー(ウェブサイト)、サイト・アンド・サウンド誌、リトル・ホワイト・ライズ誌に映画評を寄稿。著書にIt Doesn't Suck: Showgirls (ECW Press, 2014)、The Coen Brothers: This Book Really Ties the Films Together (Abrams, 2018)などがある。妻ターニャと娘リーアとともにトロント在住。

井原慶一郎(イハラケイイチロウ)
鹿児島大学教授。専門は英文学、表象文化論。著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)、トッド・マガウアン『クリストファー・ノーランの嘘/思想で読む映画論』(フィルムアート社、2017年)、チャールズ・ディケンズ『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』(幻戯書房、2019年)などがある。

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