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【EVENT】5/26(木)19:30『ホームレス状態にある方にカメラを渡して見えたこと』 写真集「アイム」(ライツ社)刊行記念トークイベント

¥1,850 税込

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※チケットは発送いたしません。当日2階レジにお越しください。

写真集「アイム」(ライツ社)刊行を記念して、認定NPO法人Homedoor 理事兼事務局長松本浩美さんと撮影者であるホームレス状態にあるKさんをお招きしてトークイベントを開催いたします。
『ホームレス状態にある方にカメラを渡して見えたこと』 写真集「アイム」(ライツ社)刊行記念トークイベント
会場 スタンダードブックストア2Fギャラリー
日時 2022年5月26日(木)19:30〜21:00終了予定
出演 松本浩美(認定NPO法人Homedoor 理事兼事務局長)
   Kさん
チケット代 ¥1,850(通販手数料含む。チケットは発送いたしません。当日開演前に2階レジにお越しください)
*ドリンクは付いておりません。ご希望の方は開演前に各自1Fでお求めください。
*定員になり次第締め切ります。
 当日はマスクのご着用をお願いいたします。
 2階へはカフェ内階段、店外階段かエレベーターでお越しください。

※イベントチケット代金はイベントが中止にならない限りいかなる場合も返金できません。

アイム 制作の意図(認定NPO法人Homedoor)…彼らの世界をみる視点が、世界が彼らをみる視点に変化を与えることを願って。

● 視点を変える
わたしたちは2017年からホームレス状態の人たちにカメラを渡し、日常を撮影してきてもらうという活動を続けてきました。
それぞれの視点で切り取った日常の風景には、独自の世界が広がっています。いつもの川沿いのベンチから見る朝焼け、夜の公園、隣人の昼寝。レンズを通してのぞいた視点がそのまま、そこにあります。
また、撮影された写真にはしばしばストーリーが存在します。
たとえば「なぜこの写真を撮ったのか?」と質問すると、昔自分が大工として働いていた頃に建てたビルだったり、よく休憩をする公園に置いてあるオブジェだったり。1枚の写真から背景にある思いもよらぬストーリーが浮かび上がります。
「ホームレス」は状態を指し、人に対して使う言葉ではないため、本書ではホームレス状態にある人もしくはカギカッコつきの「ホームレス」と表記を統一しています。
『アイム』というタイトルには、「ホームレスという1つの人格はない」というメッセージを込めました。
撮影者ごとにページブロックが分かれているこの写真集の特徴を示した言葉にもなっています。

● 誤解と偏見を解消する
このプロジェクトの核は、ホームレス問題について「まず、知ってもらいたい」ということにあります。
ホームレス問題は、ほかの社会課題に比べて支援金が集まりにくいという傾向があります。
なぜなら、よく「ホームレスになるのは自分の責任だ」と思われてしまうからです。
しかしながら、ホームレス状態に陥るきっかけは、突然の病や失業、介護離職による困窮、人間関係の悪化など、誰にでも起こりうる出来事がほとんどです。
わたしたちは、写真集を通して多くの人がホームレス状態にある人たちの視点や声に触れるきっかけをつくることで、新たな理解を促し「誤解と偏見」を解消する機会をつくりたいと切に願います。
そして、本の売上はHomedoorから、ホームレス状態の人たちへの支援に役立てられます。

● 新しい支援の形をつくる
「路上での生活って、心が死んでいくんです。1日がね、違った意味で『時間との戦い』なんです。 早く日が暮れてくれへんかなーって。 路上で生活してることを恥ずかしいと思っていたし、人目も気にしていた。でもカメラを託されて、心が死んでいた生活の中に、生きる目的が生まれたんです。」 (朝日新聞の記事より、撮影者のインタビューの一部より抜粋)

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