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【サイン本】キャットウォーク|佐々木充彦

¥2,090 税込

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『キャットウォーク』
佐々木充彦
※サイン入りです。
※サイン本特典でステッカーが付きです。

B6判並製 縦182mm × 横128mm
352ページ (漫画:288ページカラー/小説:64ページ二段組)

佐々木充彦が10年の沈黙を破り、
圧倒的な色彩と筆力で描く、今夏最大の問題作!

『キャットウォーク』をつくるにあたり、佐々木さんは初めにプロットとして小説を書き上げました。そこからシーンを精査し、漫画に起こしていきました。漫画の方がすっきりと読みやすい一方で、小説を読むとさらに作品世界の理解が深まることから、今回は漫画と小説の両方を書籍のなかに収録することにしました。結末も異なりますので、両方読むことで『キャットウォーク』の世界に浸ってほしいです。

-『キャットウォーク』とは-
物語は、とても、とても苦しいお話です。私(担当編集)は何度もページをめくる手が止まりました。主人公の「弱さ」の描写があまりに生々しいからです。
毎日会社に行き、仕事をする。当たり前のことだけれど、それをこなすのはすごく難しいことです。繊細で傷つきやすく、社会でうまく取り繕うことができない人はたくさんいます。平気そうに見えて、みんな疲れ切っています。本書を読んでいると主人公ミロの生きる社会に何度も目を背けたくなります。でも、もしかしたらミロは自分かもしれないし、隣にいる誰かのことかもしれません。結末はぜひ本書を手に取ってたしかめてください。佐々木さんはデビュー作からご一緒していますが、主人公のミロは佐々木さん自身であるように(こっそり)思います。

迷い込んだのは、暴力、殺人が許される猫の街。
いらない。お前なんかいらない。使えないやつはいらない。弱いやつらはいらない。おどおどしたやつはいらない。逃げるやつはいらない。お前はもういらない。お前みたいなゴミは、もういらない。
生きづらいこの社会に疲れ切った主人公ミロは、あるとき猫の街に迷い込む。猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。毒々しいこの街で、ミロは一人の少女と出会い、自分の中の暴力性・残虐性が剥き出しになっていく。

漫画の部分はオールカラーです。最終章だけ用紙を変えて、美しい色彩が目に飛び込んでくるような仕掛けも入れています。書籍としても美しい仕上がり(になる予定…)ですので、ぜひお楽しみいただけると幸いです。

佐々木充彦(ササキミツヒコ)
福岡出身で、現在も福岡・博多(の中心部)在住です。デビューは『interw@//(インターウォール)』(PIE International)で、600ページフルカラー漫画でデビューをしました。同作は文化庁メディア芸術審査委員会推薦作品に選出され、以後はKANA-BOON「結晶星」PVなどのアートワークや、テレビ朝日「アルスくんとテクネちゃん」キャラクターなどを手がけています。デビュー後は数本の短編を発表し、2019年には短編漫画『さよならイエティ』が日中漫画大賞で佳作に選出されました。今回、久しぶりの長編作品を描きあげ、弊社より刊行する運びとなりました。

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