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山學ノオト3(二〇二一)

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『山學ノオト3(二〇二一)』
青木真兵・海青子

四六判変形(120mm × 170mm)
256ページ

「なんだか僕は「言葉にできること」しか言葉にしていない気がしている。」
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。資本主義と権力、人権や経済、そして自身の体調のこと。自粛やオンライン会議が日常化していく中で考えた、二〇二一年の記録。

目次
隠れ里としてのルチャ・リブロ 海青子
日記(山學日誌)一月~六月
研究ノオト 社会の外部にいったん立つ 真兵
声がなんだ 海青子
日記(山學日誌)七月~一二月
神様を待つように 海青子
研究ノオト 話半分 真兵
オムライスラヂオ年表(二〇二一)

版元から一言
『彼岸の図書館』『本が語ること、語らせること』(夕書房)『手づくりのアジール』(晶文社)などの著書がある、今注目の書き手の二人による日記・エッセイ本。2019年より刊行を開始した3冊目。

青木真兵(アオキシンペイ)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(H.A.B)などがある。

青木海青子(アオキミアコ)
1985年兵庫県生まれ。七年間、大学図書館司書として勤務後、東吉野へ。現在は私設図書館を営みながら、陶と刺繍で制作を行う。著書に『本が語ること、語らせること』(夕書房)、夫・青木真兵との共著『彼岸の図書館』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(H.A.B)がある。夕書房noteにて「土着への処方箋 ルチャ・リブロの司書席から」が好評連載中。

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