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【古書】世に出ないことば

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『世に出ないことば』
荒川洋治
※古書です。
※状態は写真でご確認ください。

四六判 タテ188mm × ヨコ128mm
256ページ

『夜のある町で』『忘れられる過去』につづくエッセイ集である本書『世に出ないことば』について、あとがきで著者は、こう書いている。

「読書が、この本の中心になった。いろんな作品を読み、以下のことを感じた。
文章は、どの人のものも、ことばという木の葉をいくつか、ときには、いっぱいつけて出てくる。身がかくれるようないでたちで、登場する。書きたくはなかったこと、そうは思えなかったこと、急だったこと、いまは埋めておきたいこと、このあとで気づくことになることなどが、あるためだろう。そのあたりは光が足りず、なかなか決められないものだ。文章にも、ことばひとつにも、世に出ない世界があるのだ。そのまわりを歩いた。木の葉をつけて、歩いてみた。」

「水曜日の戦い」「ぼくのせっけん」「悲しくはない絵」「封筒の世界」「東京にはいない人」など66編。いちばん気になる作家の、いまとこれからが、つまっている。

荒川洋治(あらかわようじ)
1949年福井県生まれ。現代詩作家。1972年早稲田大学第一文学部卒業。詩集『水駅』(1975、書紀書林・第26回H氏賞)『あたらしいぞわたしは』(1979、気争社)『現代詩文庫・荒川洋治詩集』(1981、思潮社)『坑夫トッチルは電気をつけた』(1994、彼方社)『渡世』(1997、筑摩書房・第28回高見順賞)『空中の茱萸』(1999、思潮社・第51回読売文学賞)『荒川洋治全詩集』(2001、思潮社)『心理』(2005、みすず書房)評論・エッセイ集『夜のある町で』(1998、みすず書房)『読書の階段』(1999、毎日新聞社)『日記をつける』(2002、岩波アクティブ新書)『忘れられる過去』(2003、みすず書房)・第20回講談社エッセイ賞)『詩とことば』(2004、岩波書店)ほか。

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