



















【サイン本】台湾生まれ 日本語育ち
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『台湾生まれ 日本語育ち』
温又柔
※サイン入りです。
新書判、308ページ
日本エッセイスト・クラブ賞受賞作、待望の増補版!
3歳の時に東京に移住した台湾人作家が、台湾語・中国語・日本語の3つの母語の狭間で揺れ、惑いながら、自身のルーツを探った感動の軌跡。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作に、刊行後の出来事について綴った3篇を加えた、待望の増補版。
「子どもの頃も含めると、あなたの母語は何ですか? と数えきれないほど訊かれてきた。同じ質問をされるのが苦痛な時期もあったが、いまのわたしは、待ってました、とばかりにほほ笑む。
――タイワン語とチューゴク語の織り交ざったこのニホン語のことですよ。
この答えにたどり着けたのは、約四年の月日をかけて“失われた母国語”を求めつつ、自分にとって言葉とは何かと徹底的に考えぬいた成果なのだと思っている。」――(「Uブックス版に寄せて」より)
温又柔(オンユウジュウ)
1980年、台湾・台北市生まれ。3歳の時に家族と東京に引っ越し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。06年、法政大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。09年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作。11年、『来福の家』(集英社、のち白水Uブックス)を刊行。13年、音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動〈言葉と音の往復書簡〉を開始。同年、ドキュメンタリー映画『異境の中の故郷――リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督)に出演。16年、本書で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。17年、『真ん中の子どもたち』(集英社)で第157回芥川龍之介賞候補。18年、『空港時光』(河出書房新社)を刊行。
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