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【サイン本】しゃにむに写真家

¥1,760 税込

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『しゃにむに写真家』
吉田亮人
※サイン入りです。

四六判、320ページ

「今の仕事をこのまま続けるつもりなの?」――妻の一言が僕の人生を変えた。

バングラデシュのレンガ工場や皮なめし工場の労働者、ふたり暮らしの老女と青年――〈働く人〉や〈生と死〉をテーマに撮影し、国内外で注目されている吉田亮人。

しかし、もともと写真家を志していたわけではない。

妻の一言から教員という仕事を捨て、無謀にもこの道を選んだ。
専門的に学んだことのない男が、右も左もわかないまま踏み出し、挫折し、傷つき、そして国際的に評価を受けるようになるまでの10年を振り返る。

――「働くとは何か」「生きるとは何か」について考えた渾身の一冊。

目次
プロローグ
1 写真家になる
  始まり/選択/願い/約束/別れ/船出/振り出し/インド行き/更紗/情けない人/銭がなけりゃ/鳥葬/厳しい人/持ち込み/初個展/弟/働くとは何か/レンガ工場/はじめての賞/何も知らない/修業/再び
2 大切な出会い
  ただならぬ出会い ― 矢萩多聞さんのこと/Brick Yard/パリフォト/皮なめし工場/Tannery/行商人/退蔵院方丈襖絵プロジェクト ― 村林由貴さんのこと/まだ見ぬ世界を求めて ― 近藤雄生さんのこと/シブさんの言葉/代を継ぐ仕事 ― 松林豊斎さんのこと/続けていく覚悟 ― 堀部篤史さんのこと/写真を現場に返す
3 写真をおくる
  老女と青年/悲しみ/向き合う/森/京都グラフィー/葬送/誕生/写真家になる
エピローグ
あとがき

吉田亮人(ヨシダアキヒト)
1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部障害児学科卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら、作品制作を行い国内外で高く評価される。
写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上、私家版)、『The Absence of Two』(青幻舎、Editions Xavier Barral)などがある。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。

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