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mono. kultur #30 Chris Ware

¥1,650 税込

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『mono. kultur #30 Chris Ware』

200mm × 150mm
24ページ
※ 一部日本語訳付き(差し込み 4ページ)

毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』Issue30の2011年2012年冬号は、アメリカを代表するコミック作家Chris Ware特集号です。4ページの日本語解説冊子が付いております。

アメリカは成長をすることを忘れてしまったよう、と話すウェア。
CHRIA WARE:A SENSE OF THERENESS
"The one thing I do'nt want to be is a storyteller"
彼の言うことに耳を傾けるな。
と、タイトルが付いており、カフカが小説で、エドワード・ホッパーが絵画で行ったような社会の暗部をあぶり出す作業を、コミックを駆使して行うウェアの作家論とその生活にせまります。
後半の作品ページは蛇腹状に広がる作りになっており彼の代表作が連なってゆきます。
また、カバーを外すと裏にも作品スケッチが描かれているという、なんとも凝った作りの号です。

Chis Ware(クリス・ウェア)
日本以上に「マンガは子供向け」という意識の強いアメリカにおいて、芸術性に富んだ絵作りと内省的な物語で、大人たちをも虜にさせたコミック作家、クリス・ウェア。コミック作家としては初めて、国際的に注目を集めるホイットニー美術館ビエンナーレに参加した他、様々な美術館での展示に参加する等、コミックの域を越えて注目を集めるウェア。代表作である「世界一賢い子供、ジミー・コリガン」シリーズ(PRESSPOP GALLERY)は和訳もされ、日本でも話題を呼んだ。主人公ジミーは、友達もいない、母親に溺愛されている中年男性。いわゆるアメコミの描くアメリカやスーパーヒーロー的な主人公たちとはほど遠い、陰鬱な世界を描く。さまざまなシンボリズムや時間軸を無視した展開など、既存のフォーマットから逸脱したストーリーテリングは、 ニューヨーカー誌をもってグラフィックノベルの「最高傑作」といわしめたほど。

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