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昨年刊行された『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』(現在3刷)に続く第2弾!
2023年に惜しまれながら閉店した鳥取の名店は、43年間何をしてきたのか。
そして、これから何をしていくのか。
”本屋的人間”の思索を詰め込んだエッセイ集!
名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。
本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。(・・・)
本屋がなぜよかったかというと、本を読むことの先に待ち受けている「仕事」というものはなかったが、少なくとも本屋だけは過剰な思いを受けとめてくれるものだったからだ。その受けとめてくれるものが、本屋に属性的に存在する「あそび」と「ゆとり」だった。その「あそび」と「ゆとり」は、私においては読書会とミニコミ誌だった。(「あとがき これからの十年」より)
定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。
NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎
本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。
市場の古本屋ウララ・宇田智子
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