スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店し、現在新たな場所を模索中です。
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森下 惠介『高野街道を歩く』
¥3,080
京都から大阪から、聖地高野山へ。 高野街道とはこの高野山へ向かう参詣道、信仰の道である。 長い歴史の中で、信仰と物流の道として発達した近畿の南北縦貫道。 かつての旅人と同じように歩いてみれば、今まで気づかなかった街道の名残、人々の信仰や地域の歴史と文化が発見できる。 風光を楽しみ、歴史にふれる「現代版独案内」。 歩くからこそ見えてくるものがある。 写真235点・絵図57点・地図55点収載。 【目次】 はじめに 一 東高野街道――京都から河内を南へ 京都から淀、八幡へ(鳥羽街道) 八幡から洞ヶ峠へ 洞ヶ峠から郡津へ 郡津から星田へ 星田から打上へ 打上から四條畷へ 四條畷から野崎へ 野崎から石切へ 石切から瓢簞山へ 瓢簞山から恩智へ 恩智から安堂へ 安堂から古市へ 古市から富田林へ 富田林から錦織へ 錦織から長野へ 二 西高野街道――堺から東南へ 堺から福町へ 福町から長野へ 三 中高野街道――大阪から平野を通って南へ 平野から喜連、瓜破へ 三宅から松原へ 松原から美原、狭山へ 狭山から楠町へ 四 下高野街道――四天王寺を出発 天王寺から田辺へ 田辺から布忍、狭山へ 五 高野街道――長野から橋本へ 長野から天見へ 天見から紀見峠へ 紀見峠から橋本へ 六 奈良街道・中街道・和歌山街道――京都から奈良を経て橋本へ 京都から伏見へ(奈良街道、伏見街道) 伏見から宇治へ(古奈良道・宇治道) 伏見から長池・玉水・木津へ(奈良街道) 木津から奈良へ(奈良街道) 奈良から二階堂へ(中街道) 二階堂から田原本へ(中街道) 田原本から八木へ(中街道) 八木から五條へ(中街道) 五條から橋本へ(和歌山街道) 七 京大坂道――橋本から高野山へ 橋本から学文路へ 学文路から河根へ 河根から神谷、極楽橋へ 極楽橋から不動坂をへて女人堂へ 高野山 町石道 あとがき 参考文献/地図一覧 高野街道と呼ばれる街道は、都である京都から生駒山西麓を南へ河内国を縦断 して高野山をめざす「東高野街道」、堺から東南へ行く「西高野街道」、大阪 から平野を通って南へ向かう「中高野街道(上高野街道)」、大阪天王寺から 南に向かう「下高野街道」がよく知られており、これらはすべて大阪府内を通 過している。下高野街道は狭山で中高野街道と合し、中高野街道は西高野街道 に合した後、河内長野で東高野街道とも合してひとつの「高野街道」となり、 和泉山脈の紀見峠を越え、紀ノ川を渡って、高野山に通じていた。また、古く は京都からは、奈良を経由、奈良盆地を縦貫し、吉野川(紀ノ川)筋へ出る道 も利用された。この道は奈良時代以前の南海道であり、沿道の巨勢谷、宇智野、 真土山などを詠った万葉歌も数多い。 「はじめに」より A5判 縦210mm 横148mm 厚さ16mm 236ページ 並製
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いしいしんじ『京都ごはん日記』
¥2,035
いしいしんじの「ごはん日記」が帰って来た!! 長野県の松本を後にした、いしいさんと園子さんの新天地、それは著者縁の地・京都。いしいしんじの感性を通じて新たな京都を発見できる一冊。 朝から創作。昼を過ぎれば、飲んで食べて唄って踊り、神社に本屋にレコード屋、錦やメトロをぶらぶらし、全国各地を飛び回る。鯖寿司、焼き鳥、お好み焼き、ビールに焼酎、さあ乾杯! 巻末特別付録「いしいしんじの京都地図」「美味しい店紹介」他 「園子さん、この家、おんなのひとや」 初めて家の前に立ち止まったとき、ここに住むことはわかっていた気がする。次に京都を訪ねたのはおよそひと月後、大家さんに挨拶し、不動産屋さんと契約を結ぶためだった。ここでまず、ぐらっと土地が揺れ、空間にあいた隙間から、妙なものがペロッと舌をのぞかせた。 京都という町、共同体、存在は、つくづくごっつい。(「まえがき」より) 単行本 46変形 / 352ページ
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【サイン本】大前粟生『ピン芸人、高崎犬彦』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 「どうも。安西煮転がしです。僕、歳の離れた小さい弟がいるんですよ。僕が三十で弟が一三歳。八年前に僕の母親が再婚した時の、夫の側の連れ子がその子で。まあ言うたら義理の兄弟ですね。弟は今中学生で、一三歳って、言うたらそのー、多感な時期じゃないですか。こうね、急にね、腕にマジックで傷痕描いてほくそ笑んだり、それからー、なんかいかがわしいものでも見てたんかな、急にスマホの画面伏せたり。まあそういうのも、僕からしたらかわいくて、なんやかんや言うて、弟も僕のこと慕ってくれるんですよ。これは弟から聞いた話なんですけど、弟の中学に旧校舎があって、そこの木の階段が変な軋み方をするんですって。どう変かっていうと、なんか人の声みたいに聞こえるんです。これだけやったら怪談みたいやないですか、階段だけに。でもその声っていうのが独特で、あの……『松たか子ー』って。松たか子さんなんですよ。いや、どういうこと!? ってなって、学校中えらい騒ぎで、それで僕の弟が、いや、流石芸人の弟ですよね、階段の軋みとタイミング合わせて大喜利のお題を出すようになったんですよね。『全国民に聞いた、塩おにぎりをおいしそうに食べてくれそうな有名人、第二二位は?』『松たか子ー』『有刺鉄線の対義語は?』『松たか子ー』いや、なかなか尖ってますよね。それで弟を中心にその学校で大喜利が流行って、もう、とっかえひっかえ子どもらが階段の軋みに大喜利を聴かせてるんですよ。そんなある日ですよ、階段の軋みがね、『そりゃ私だって、私だってピーナッツバターサンドよりベーコンレタスサンド食べたいですよっ、ベーコンレタスサンド。ベーコンレタスサンドッ』って言ったんですよね。みんなぽかーんってなって。一瞬間が空いて、『うわこの階段、松たか子のドラマの台詞言ったでー』って、これまた大騒ぎになったんです。でもね、そんな台詞、松たか子さん、一回も言ったことないんですよ」 ――本文中「安西煮転がしのネタ」から引用 『芸人雑誌』の太田出版が送る、『おもろい以外いらんねん』大前粟生による世界初“ピン芸人”小説! Aマッソ加納の紹介(『アメトーーク!!』)によって業界の話題をさらった『おもろい以外いらんねん』に続く大前粟生「芸人本」の最新作は、これまで描かれることの少なかった“ピン芸人”にフォーカスをあてる。なぜか売れてしまったからっぽの芸人・高崎犬彦とネタ至上主義の芸人・安西煮転がしの10年間を追いかけることで、芸人にまとわりつく「売れること」と「消費のされやすさ」の葛藤を描く。 ※ 199ページ最終行の表記に誤りがございました。 深くお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。 誤 俺のことどうでもよくて。どうだった。あいつのネタおもしろかった? 正 どうだった。あいつのネタおもしろかった? 判型: 四六判上製 ページ数: 224ページ
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【サイン本】佐川恭一『就活闘争 20XX』
¥1,980
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 こんな地獄を乗り越えないと就職できない世の中、間違ってないか――? 20XX年の近未来、「ウルトラベビーブーム世代」の大学生たちが、今とは比べ物にならないほど激化した就職活動に挑む――。 主人公の太田亮介は、就職活動に熱が入っていない京都大学三回生。日本を牛耳る巨大企業「Z社」に入社するため、ようやく重い腰を上げて就活に臨むが……。 銃撃をかわしながら出身大学OBを探す「OB訪問」やSNSでの10万人フォロワー獲得をめざす「インターンシップ」、歴戦の就活猛者たちと激論をかわす「グループディスカッション」、そして多くの就活生が命を落とす「面接試験」。生死を賭けた選考に挑む就活生たちの悲劇を克明に描き、現代の新卒一括採用システムに一石を投じる、“就活エンターテインメント”登場! イラスト:サイトウユウスケ 判型 四六判並製 ページ数 320ページ
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【サイン本】朱喜哲『人類の会話のための哲学』
¥4,180
※ 著者直筆サイン本です。 「ローティという不世出の哲学者を、〈人類の会話〉の守護者であろうとし続けた人物として再発見する。」朱喜哲は、混沌とした現在の日本・世界でローティが注目されるべき意味を鮮やかに記した。 古代ギリシア以来の伝統につらなる哲学を筆頭として「唯一の真正な声」を求める営みは、ひとびとの小さな声をつぐませる。 「雑多で多様な複数の声たち」、その会話こそが人類が豊かに暮らす希望ではないか。 哲学者ローティは多くの批判を引き受けながら、その声たちを守ることこそを哲学の任務として引き受けた。 本書は、第一部はミサック、第二部はセラーズ、第三部はブランダムを中心的に扱うことで、先行研究から後世の視点も含め包括的なローティ像を描き出している。 また、同時に現代的な意義、政治や社会の状況に対してどのように参照しうるのかを明らかにした。 こうしてローティの思想を中心にプラグマティズムの意義が明らかにしていくことで、本書は古典から未来へ繋がる哲学の姿をも希望をもって浮かび上がらせる。 四六判 縦188mm 横128mm 284ページ 並製
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岡本健+『「あなたが噛んだ」唄おぅ』
¥1,320
橋本貴雄くんの『風をこぐ』刊行記念個展&トークの際、おかもっさんと初めて会った。打上げには岡本さん以下3兄弟全員集合。親戚の冠婚葬祭のようであった。いろんな話をしたが例の如く内容はほとんど彼方に飛んでいった。オモロかった!おかもっさんはエエ人や!という記憶が心に置き去りにされ、おかもっさんにまた会いたい!という気持ちが沸いてくる。そして本書を読んで両親や祖母のことが昨日のことのように想起された。みなさんもおかもっさんに触れ、みなさんご自身の身近な人に触れてください…スタンダードブックストア/中川和彦 多岐にわたるジャンルでエディトリアルデザインを中心にグラフィックデザイナーとして活動されている岡本健+さんは、これまでモ・クシュラの本を多く装丁くださっています。今回は装丁のみならず、著者として文章と絵も手がけていただき、弔いとしての本づくりを試みました。岡本さんが子どもだった頃の思い出を綴った文章8篇と文章からビジュアライズされた絵23点が収録されています。 1965年、母・美容師、父・公務員の両親のもと大阪市東住吉区で生まれる。母親が東淀川区に「ファイン美容室」を開店し転居。3歳のとき、同じく美容師の祖母の教育方針により児童劇団に入団させられる。1970年、大映映画『ボクは五才』に主演。その後、中学まで芸能活動を続けるが自身の肥満といじめにより挫折。母親の母校、大阪市立工芸高校図案科を卒業の後、日下潤一氏が主宰するBグラフィックスにお世話になるが半年でドロップアウト。その後、上京。アン・ルイスが社長を務めるデザイン事務所や音楽関係のデザインを手がけた後、1994~2002年まで中垣デザイン事務所勤務。2005年、有限会社岡本健事務所を設立。 装丁:岡本健+ 判型:A5 判変形・並製 頁数:60ページ
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田口史人編「校長先生のはなし」
¥1,870
戦後昭和の卒業記念レコードに残されていた86人のはなむけの言葉を読む一冊。田口史人編 名言、人生訓、叱咤と思いやり、示唆に富む言葉の向こう側に、教育の現場から定点観測された「生の昭和史」が見えてくる。 考えさせられてホロリとくる、誰もが体験したあの日の言葉たち。 四六判ケース入り 本体大きさ: 189×130×12 mm
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田口史人「店の名はイズコ」
¥1,650
食本「あんころごはん」、土地本「と豆腐軒の想い出」と出してきた円盤/黒猫店主の文庫本三部作の最終巻は”店”と”物”の話です。 レコードや古物を買い集め、売り渡す、人から人へ、物が渡るときに触れ合ったり触れ合わなかったりする心と場所の話。 人と、物と、場所の事情が生んだ、不思議な話をいろいろ書きました、ユニークなできごと、哀しい話、優しい話を思い起こして綴りました。 これは「物体」との蜜月を終えた音楽へのレクイエムでもあります。 装丁は宮一紀、表紙も含め、たくさんのカラー挿絵は仙台の面白空間、駄菓子屋よしぎのの名物店長ジョンさんの描き下ろしです。 文庫判 105×148×22mm
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田口史人「と豆腐軒の想い出」
¥1,540
食本「あんころごはん」に続く文庫シリーズ第2弾。小学生の頃の城跡巡りにはじまり、ライヴ・ツアー、トークショウなどで日本全国を歩き回ってきた著者が、各県の印象やエピソードを綴ったエッセイ集。お土地柄、人との関係、出来事、風景から淡く描く現代風土記。以前ハンドメイドのホッチキス留めで作っていた冊子の文章を元に、各県の話をさらに1本ずつ書き下ろし、沖縄をテーマにしたすこし長めのおはなしで構成したものです。 装丁は、「二〇一二」「あんころごはん」「骨折映画館」など、リクロ舎の本の多くを手掛けている「nobody」の宮一紀。本作では彼の子供が作った貼り絵に特殊な加工を施した装丁を施工しています。 文庫判 105×148×8mm
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田口史人「あんころごはん」
¥1,320
黒猫・円盤店主によるはじめての「食」をテーマにした書籍 「味覚は記憶の上に築かれる。私の「美味い!」は、ここにある記憶たちによって作られた。誰にでもある食べ物の記憶たちが走馬灯のように紡がれる」 37本の食話に加えて、ゲスト執筆にて安田謙一、上野茂都、遠藤哲夫のお三方にもエッセイを寄稿していただきました。 装丁:宮一紀 挿絵:三村京子 文庫判 105×148×11mm
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【サイン本】山下賢二『やましたくんはしゃべらない』
¥1,760
※ 著者直筆サイン入りです。 学校で一度もしゃべったことがない山下君。 作文を発表することになった山下君は、ラジカセに録音した声を流して発表した。 ちょっと変、だけど気になる男の子のお話。 32ページ 大きさ: 217x275x7 mm
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【サイン本】ホホホ座『わたしがカフェをはじめた日。』
¥1,375
SOLD OUT
理想の暮らしは、カフェにある? 京都を中心とした、カフェを営む女性店主たちに、自分の喫茶店をはじめるまでの経緯や、そのときに思っていたことなどを語ってもらった、読み進めるうちに、彼女たちの個性的な人生観が見えてくる、一風変わったイラスト・インタビュー集。 数ある店舗の中から、個性的なカフェをピックアップし、インタビュー取材・イラストを手掛けたのは、「ホホホ座」。京都の個性派書店として知られた「ガケ書房」店主の山下賢二を中心に結成された、注目の集まる企画編集グループです。 ほかにも、作家・吉本ばななの寄稿、焙煎家・オオヤミノルの独特な仕事論など、気になるコラムも掲載。読むとカフェについて考えたくなる一冊です。 〈 編集者からのおすすめ情報 〉 サラリーマンをしていると、不意に「会社をやめて、自分の店が持てたらどんな暮らしになるだろう…」と考えることがある。「いやだめた、きっとすぐに潰れる」、「やりたいけど資金が無いし…」などと、すぐに現実に引き戻される。そんな心境のときに、本書を読むと心がスッと軽くなる。そして、未来に楽しいことが待っている気がして、ワクワクしてくる。そんな一冊です。 〈 目次をみる 〉 ・わたしがカフェをはじめた日。の京都地図 ・マニアックスター ・ひだまり ・雨林舎 ・KITA CAFE ・コーヒと定食 つばめ ・FACTORY KAFE工船 【わたしがカフェをやめた理由。】 焙煎家・オオヤミノル ・チタチタ喫茶 ・喫茶ウズラ 京都・女性店主へ30の面倒な質問 【寄稿】 あの空気 作家・吉本ばなな ・わたしがカフェをはじめた日の詩 ・あとがきのようなつぶやき 88ページ 大きさ:190 × 265 × 11 mm
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青山ゆみこ『元気じゃないけど、悪くない』
¥2,090
SOLD OUT
50歳の急カーブ、愛猫との別れ、不安障害、めまい、酒や家族との関係… わけのわからない不調のどん底から、リハビリが始まった――。 「わたしの心と身体」の変化をめぐる、物語のようなノンフィクションであり、ケアの実践書。 *** 「死にたい」と思うほどの状態から、「これなら生きていてもいいかも」と思える状態になるまでの心身のリハビリについて書いてきたのだと、書き終えてわかった気がした。 (…) 無傷ではないし、今後は古傷が疼くことがあるのかもしれない。全快しゃきしゃきの元気いっぱいでもない。でも「回復」とは異なるカタチで、わたしは自分の人生を新たに立ち上げて生きている。そういうの、全く悪くない。むしろ、悪くないと思うのだ。 ――本文より *** 「コントロールしよう」を手放し、自分が変わったと実感するまでの3年間の記録。 装画・挿画・題字 細川貂々 目次 まえがき 第一章「わたし」をつくってきたもの はじめての猫/実家の犬/家族のなかの「序列」/愛に対する条件/はじめて得た「フラットな関係性」/特別に大切な存在 第二章 「食と酒」の生活改善 切実に迫る「老い」/パーソナルトレーニングという選択/わたしという身体資源の有効活用/なにを食べたらいいですか?/三十年来の悪友、お酒/「のんだくれゆみこ」と「ノンアルコールゆみこ」/「飲まない自分」への違和感 第三章 ある日心が振り切れた 親は子どもに呪いをかけてしまう/「躁」っぽい思考の暴走/わたしを引き留めた回顧録『エデュケーション』/大震災と母の看取りのフラッシュバック/これがパニック障害? 不安障害? 第四章 ほんの小さな第一歩 身体は動きたがっている/病院に行くのも「行動」/家事を諦めるという難問/「保留」にできた仕事/書くを手放す/自分はコントロールできない/メンタル本で学んだセルフケア/心にやさしい物語の世界 第五章 自分の居場所をつくる 「わたしの部屋」が必要だ/窓を見上げて歩く/心が動くと身体も動く/窓の大きな小さな部屋/自分の「好き」だけの空間/オープンダイアローグという「対話の手法」/安心して関われる人 第六章 誰かと関わるための小さな部屋 踊るくらいさせろや!/気を楽にするって超難問なわけで/しょぼいコーピングを増やす/小さな部屋に芽吹くもの/仲間との出会い/はじめてのオープンダイアローグ/自分を突き動かした一冊の本/「わたしは変わった」という事実/映画『プリズン・サークル』の衝撃 第七章 めまいを巡る冒険 ふわふわの正体は「浮動性めまい」/病院行脚、再び/めまい専門医との出会い/ついに可視化されためまい/ケンケンから始めた運動療法/だいたい血行/のらりくらりと有酸素運動/禁酒とも異なる「酒離れ」 第八章 自分のこともわからない フライト前の「遺言」/誰のこともわからない/婦人科での三度目の正直?/キックボクシング事始め/わたしの身体は頭がいい/窓の大きな小さな部屋、ありがとう/わたしは書き始めた/手放す あとがき 大きさ:188 × 128 x 17 mm 著者情報 著: 青山ゆみこ(あおやま・ゆみこ) フリーランスの編集・ライター。1971年神戸市生まれ。神戸松蔭女子学院大学非常勤講師。対話型文章講座を主宰。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、エッセイ『ほんのちょっと当事者』(ミシマ社)。共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、震災後の神戸の聞き書き集『BE KOBE』(ポプラ社)などがある。
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蟹の親子『日記集 水筒 』
¥1,595
2023年1月1日〜12月31日までの日記 身体と記憶をめぐるエッセイを書くことにした半年後、数年ぶりに弟に会いに行き、散髪について行った。ちょうどその頃、彼のこと書いていた。 商業誌での文筆家デビューを目指すが、「人に開く」文章を書けない日々が続く。とか言いながらも旅行には行くし、相変わらずごろごろしているし、あちこちに苛立ってもいるし、何より、回転寿司に行きまくっている。 サイズ:A6 本文:512ページ スピン付き
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BRUTUS(ブルータス) 2024年 2月1日号 No.1000[人生最高のお買いもの。]
¥880
ブルータス通巻1000号!記念号のテーマに選んだのは「人生最高のお買いもの」。 人が欲しいと思うものには、その人の価値観や人生観が現れます。 何を思い切って手に入れて、何を大切にしてきたか。 “お買いもの”とは究極の消費行動であると同時に、自分の人生を彩るために何が必要なのかを教えてくれる、まさに私たちが発し続けてきたメッセージそのもの。 ブルータスゆかりの人々のベストバイストーリーをページ大増量でお送りします。 そしてもう一つの目玉企画として、特集を紙の雑誌だけで完結せずにデジタル上での体験へも広げていこうと考えました。 名づけてブルータスのオンライン商店街「あしたのベストバイマーケット」。 記念すべき1000号を、どうぞお愉しみください。 目次 蒼井優さん、最近お買いものしてますか? 特集 人生最高のお買いもの。 杉本博司/矢野直子/西沢立衛/会田 誠/日野明子/春日武彦/穂村 弘/原川慎一郎/ セントチヒロ・チッチ/宇多丸/中原慎一郎/小林和人/藤田貴大/ナガオカケンメイ 宇賀なつみ/清水奈緒美/岡部文彦/内沼晋太郎/諏訪 敦/阿部和重/斉藤壮馬/紺野 真/ 吉田怜香/冷水希三子/ジェリー鵜飼/平野紗季子/タナカカツキ/羽田圭介 和多利月子/家入一真/山田 遊/矢口憲一/中川政七/マイク・エーブルソン/堀切和久/ 星野佳路/平野太呂/江口宏志/郷古隆洋/箭内道彦/五十嵐大介/古市憲寿 高橋 盾/平林奈緒美/千 宗屋/山口 晃/幅 允孝/若木信吾/在本彌生/藤井隆行 吉泉 聡/土屋智哉/永井 博/三浦崇宏/伊勢春日/鈴木恵太/ヒャダイン/ 前田 淳/森岡督行/岡本 仁/大熊健郎/大島依提亜/小林エリカ/ローランド よしいちひろ/高田 唯/大谷優依/脇田あすか/河村康輔/伊藤まさこ/小林 眞/斎藤幸平/花井祐介/ 戌井昭人/しまおまほ/haru./タイタン/エリイ/大石 学/坂本大三郎/佐藤健寿/みうらじゅん 目利きにも聞いてみた。 価値急騰のお宝自慢! 小松隼也/加藤忠幸/坂矢悠詞人/なべやかん センスのいい友にも聞いてみた。 気になる、あの人、あの服。 服部昌孝/吉岡レオ/野中卓也/白橋誠一郎/米山周子/三部正博 ミニマリストにも聞いてみた。 ものを持たないデザイナーが、それでも欲しかった家具や器。 増子由美/米谷ひろし お取り寄せ四天王にも聞いてみた。 地球最後の日に食べたい一品。 秋元 康/松任谷正隆/酒井順子/佐藤可士和 101歳にも聞いてみた。 楽しんで作ればいいんだよ、と心も創作も自由にしてくれた宝物。 柚木沙弥郎 BEST BUY 2023 100人が選ぶ、2023年最高のお買いもの。 特別付録 祝! あの人が描く、BRUTUS 1000号記念ステッカー。 別冊付録 NOT A HOTELという、人生最高のお買いもの。 Book in Book あしたのベストバイマーケット あしたのベストバイ、〈ISETAN SALONE〉にも。
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【予約・サイン本】福田平八郎&最果タヒ『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』
¥1,700
SOLD OUT
※ ご注意ください! こちらは数量限定の【サイン本】となります。最果タヒさんの直筆サイン入りです。少しお時間をいただき3/20以降発送予定です。お手元に早く届く3/9頃発送予定の【サインなし本】ではありません。 予約大阪中之島美術館にて近代京都画壇の巨匠・福田平八郎の大回顧展「没後50年 福田平八郎」が2024年3月9日~5月6日(月・休)の会期で開催されます。本展開催に際し、本展出展の9点の作品に最果タヒさんが書き下ろした7篇の詩と2つのエッセイを収録した詩集『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』が限定発売されます。今、もっとも注目を集める詩人・最果タヒさんと、今年没後50年を迎えながら、その斬新な表現で輝きを増しつづける日本画家・福田平八郎の時空を超えたコラボレーションです。現代詩と日本画、響きあう自然への眼差しにご期待ください。 【最果タヒさんコメント】 自分と違う時代を生きる人のそばにも、季節はあり、季節はめぐり、遠くの誰かにも季節はいつも訪れる。ただずっと何もかもが同じ「永遠」よりも、本当の意味で繰り返され、けれど決して停止することはない、生きる人のための「永遠」が季節の中にはあると思います。このことを考えたのは福田平八郎の絵を見ているとき。絵から季節を感じる時、過去も今もそれから未来も重なって見える。その中で生きる人の心の揺らぎが言葉にできたらいいなと思い、詩を書きました。 ■タイトル 『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』 画:福田平八郎 詩・文:最果タヒ ■内容 福田平八郎の作品図版9点と、最果タヒの詩7篇、エッセイ2本 ■掲載作品 《漣》重要文化財 昭和7年(1932)大阪中之島美術館、《青柿》昭和13年(1938)京都市美術館 ほか 計9点 ■仕様:A6変形サイズ/上製本/オールカラー40P
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【サインなし】福田平八郎&最果タヒ『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』
¥1,700
SOLD OUT
※ ご注意ください! こちらは【サインなし本】となります。3/20以降発送予定の最果タヒさんの直筆サイン入り【サイン本】ではありません。 予約大阪中之島美術館にて近代京都画壇の巨匠・福田平八郎の大回顧展「没後50年 福田平八郎」が2024年3月9日~5月6日(月・休)の会期で開催されます。本展開催に際し、本展出展の9点の作品に最果タヒさんが書き下ろした7篇の詩と2つのエッセイを収録した詩集『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』が限定発売されます。今、もっとも注目を集める詩人・最果タヒさんと、今年没後50年を迎えながら、その斬新な表現で輝きを増しつづける日本画家・福田平八郎の時空を超えたコラボレーションです。現代詩と日本画、響きあう自然への眼差しにご期待ください。 【最果タヒさんコメント】 自分と違う時代を生きる人のそばにも、季節はあり、季節はめぐり、遠くの誰かにも季節はいつも訪れる。ただずっと何もかもが同じ「永遠」よりも、本当の意味で繰り返され、けれど決して停止することはない、生きる人のための「永遠」が季節の中にはあると思います。このことを考えたのは福田平八郎の絵を見ているとき。絵から季節を感じる時、過去も今もそれから未来も重なって見える。その中で生きる人の心の揺らぎが言葉にできたらいいなと思い、詩を書きました。 ■タイトル 『春、夏、秋、冬、永遠の断面図』 画:福田平八郎 詩・文:最果タヒ ■内容 福田平八郎の作品図版9点と、最果タヒの詩7篇、エッセイ2本 ■掲載作品 《漣》重要文化財 昭和7年(1932)大阪中之島美術館、《青柿》昭和13年(1938)京都市美術館 ほか 計9点 ■仕様:A6変形サイズ/上製本/オールカラー40P
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【特典付】奈良敏行『町の本屋という物語』
¥2,420
※ 数量限定で奈良敏行さん直筆コメント入り『音信不通』を一部プレゼントいたします。 『町の本屋という物語』 奈良敏行著 三砂慶明編 46判上製240頁 本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦! 鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄 人生のあるとき、立身して生きるか、それとも「自分らしく生きるか」の岐路に立つ。でも自分らしく生きるには才能がいる。芸術家なんかそうですよね。私は本が好きなだけで才能もない。でも好きな本からは遠ざかりたくない。そんな時、「本を商う」という選択肢があったことがとてもうれしい。 「小さな商い」はとてもビューティフルなものだ。ここが始まりで、ここが終わりという性質の、ささやかだが至福の場所なのだ。(本書「本屋の学校」より) 奈良敏行(なら・としゆき) 1948年生まれ。1972年早稲田大学第一文学部卒。1980年鳥取にて、定有堂書店を開業。共著書に、『街の本屋はねむらない』(アルメディア)、三砂慶明編『本屋という仕事』(世界思想社)など。 三砂慶明(みさご・よしあき) 1982年生まれ。「読書室」主宰。株式会社工作社などを経て、梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。著書に『千年の読書』(誠文堂新光社)、編著書に『本屋という仕事』がある。 ………目次……… はじめに 身過ぎ世過ぎは草の種 第一章 町の本屋という物語 楽しい本屋は可能か/“夢を託す”ということ/どうして素人が書店を始めることになったかと言うと……/日常の可能性/本のことは井狩春男さんに教わった/本を並べる/本屋の愉しみ/ブック・カバーへの思い入れの話/定有堂から/人文書で、もうおともだち /町の本屋の物語 第二章 「書店」と「本屋」 「本屋」論/ザ・ブックマン/本屋は「舞台」なのだ/本の紹介は楽しい/本屋のカスタマイズ/「本屋アジール」論/本の泉/「書店」と「本屋」/ウェブ、そして町の本屋/町の本屋から生まれた本──『伝えたいこと』出版のこと 第三章 「身の丈」の本屋 人に教わり、本に教わる/座敷わらしの荒ぶる魂/本屋の学校/本屋を歩く/なぜ人文書なのか/本屋ですから/希望/本屋の源泉/スタンダードとカスタマイズ/京都書店研修会へいく/永六輔さんトーク&サインの会顛末記/朋有り遠方より来る/ノアの箱舟/バーチャル書店/町の書店に未来はあるか 第四章 本屋の青空 書と戯れる/就職しないで生きるには/脱個性/徳俵/一周遅れのトップ/書の底力/町に生きる/再生力/本屋と個性/本のビオトープ/好きだからやる 第五章 定有堂書店の生成変化 本屋の未来を創造する/定有堂書店の生成変化 附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー あとがき 一冊の本の衝撃 編者後記 三砂慶明 奈良敏行・定有堂書店略年譜
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【サイン本】最果タヒ『無人島には水と漫画とアイスクリーム』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。2種ある直筆の言葉は選べません。 詩人が漫画で考える、 自分・他人・友達・孤独・好き・嫌い・愛・憎・挫折・復活・生・死・嘘・本当・物語・世界…… 25作の漫画をきっかけに、「詩人・最果タヒ」の思考が自在に広がる。 共感・驚愕!! 最果ワールドの深淵に迷い込む、「いちばん濃密」なエッセイ集。 「愛情はすべて自立している」 「誰にも理解されなくてもよい、と思える感情が一つでも自分にあるなら、それは自分だけの人生をちゃんと手にしているというその実感につながるだろう」 「現実を現実として直視して生きるために、物語は必要なんだろう」 ── 本文より これは、単なる「マンガ論」ではない。 〇〇 漫画史に残る傑作から、いま話題の大ヒット作まで! 〇〇 25のエッセイで、25の漫画を考える。 『違国日記』 ヤマシタトモコ 『タコピーの原罪』 タイザン5 『ZUCCA×ZUCA』 はるな檸檬 『火の鳥 未来編』 手塚治虫 『彼氏彼女の事情』 津田雅美 『ルックバック』 藤本タツキ 『ゴールデンカムイ』 野田サトル 『ポーの一族』 萩尾望都 『映像研には手を出すな!』 大童澄瞳 『BLACK LAGOON』 広江礼威 『マチネとソワレ』 大須賀めぐみ 『放課後ひみつクラブ』 福島鉄平 『忍者と極道』 近藤信輔 『ヨコハマ買い出し紀行』 芦奈野ひとし 『ちびまる子ちゃん』 さくらももこ 『宝石の国』 市川春子 『半神』 萩尾望都 『女の園の星』 和山やま 『X』 CLAMP 『バーナード嬢曰く。』 施川ユウキ 『笑う大天使』 川原泉 『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』 芥見下々 『プリンセスメゾン』 池辺葵 『鬼滅の刃』 吾峠呼世晴 『秘密 THE TOP SECRET』 清水玲子 +++ 書きおろし「アイスクリーム話」3篇も収録 +++ 著者:最果タヒ 画:カワイハルナ ブックデザイン:佐々木 俊 仕様[四六判/218ページ/並製]
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まいにちレコード作品集 - MANICHI RECORD COMPLETE COLLECTION 2021 - 2024
¥8,800
まいにちレコードの全800作品を収録した800ページの作品集です。 縦105mm / 横 148mm / 厚さ 48mm 800ページ オリジナルプリント2枚がつきます。 画像4〜9枚目をご参照の上お選び下さい。
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福嶋聡『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』
¥3,300
カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より 著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。 【目次】 Ⅰ 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか 第1章 「アリーナ論」の発端/第2章 『NOヘイト!』フェア顛末記/第3章 「歴史の抹消」の抹消/第4章 歴史修正主義とベストセラー Ⅱ ただ嘆くだけで、終わってしまったのではないだろうか 第5章 討議と敵対/第6章 敵側の言説/第7章 対峙姿勢/第8章 書店の棚と民主主義 Ⅲ その本はなぜ、多くの人を惹きつけるのだろうか 第9章 書店を襲う「非日常」/第10章 「正義」の争い/第11章 公開対決の場 Ⅳ 「わからない」は、何を意味するのだろうか 第12章 負の歴史との対峙/第13章 沖縄の戦後史を学ぶ/第14章 差別の相対的構造 Ⅴ やはり発端は、「自分探し」ブームだったのだろうか 第15章 アイデンティティがもたらすもの/第16章 『脱アイデンティティ』と『自我同一性』を読み返す/第17章 「アリーナとしての書店」の条件/第18章 『スマートな悪』との出会い/第19章 歴史戦、思想戦、宣伝戦 Ⅵ 弱者攻撃の動機は、どこから来るのだろうか 第20章 書店を「言論のアリーナ」と呼ぶ所以/第21章 書店という生業の存在理由/第22章 名もなき人々の歴史を伝える著作/第23章 反差別の発信 Ⅶ ヘイトスピーチ・クライムの厳罰化は、なぜ進まないのだろうか 第24章 『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』を読む/第25章 『刑法入門』で考えるヘイトクライム/第26章 ヘイト言説と向き合う場/第27章 「動かぬ証拠」としての書物 Ⅷ 書店は、「言論のアリーナ」になりうるのだろうか 第28章 『賢人と奴隷とバカ』と『NOヘイト!』フェア/第29章 「闘争の場」の消失/第30章 「ヘイト本」の駆逐が意味すること/第31章 「加害者の側に立てる勇気」とは/第32章 揺籃としての書店 448ページ 寸法 188 x 128 x 26 mm
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ぞうのマメパオ マスキングテープ
¥550
SOLD OUT
マメパオが歩く様子をコマ送りで見たような、かわいいイラストが並ぶマスキングテープです。 製造は「mt」でお馴染みのカモ井加工紙さんにお願いし、品質もしっかりとしたものに仕上がりました。 サイズ:15mm×7m
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『つづくをたべる食堂(別冊レシピブック付き)』
¥3,190
郷土料理って、おもしろい! 「食」のロングライフデザインの活動の場として、2012年にスタートした渋谷「d47食堂」。メイン料理は、地域の食文化を丸ごといただける都道府県別の定食です。定食づくりでは、まずディレクターとスタッフが現地を旅することから。この旅する定食屋「d47食堂」の立ち上げからの10年と郷土料理の可能性を、ディレクター・相馬夕輝が書き下ろしました。 スタッフにも人気の7つの郷土料理をご家庭でつくれる、レシピ冊子と、各地のD&DEPARTMENTのお店(*)でのご飲食時に使える「コーヒー or オリジナルクッキー チケット」付き。(*ご利用可能店舗|東京・d47食堂|富山・D&DEPARTMENT DINING TOYAMA|三重・D&DEPARTMENT MIE by VISON|京都・d食堂 京都 ) 著者 相馬夕輝(D&DEPARTMENT PROJECTディレクター) 1980年生まれ。D&DEPARTMENT OSAKA店長、ストア事業部門ディレクターを経て、飲食部門「つづくをたべる部」ディレクター。全国を取材し、その土地の食文化を活かしたメニュー開発や、イベント企画などを手がける。2016年より「渋谷のラジオ」内番組〈SHIBUYA d&RADIO〉パーソナリティー。2021年、滋賀県長浜市に発酵食文化が体験できる複合文化施設「湖のスコーレ」を、「くるみの木」石村由起子氏と共同プロデュース。 本体サイズ :横 120mm 奥行 23mm 高さ 158mm
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シブヤメグミ『懺悔の値打ちもない』
¥1,550
SOLD OUT
※ 天に少し汚れがあるので、値下げしました。 新宿の片隅で秘密めいたバーを経営するシブヤメグミは「嵐を呼ぶ女」だ。ホストにホームレス、ミュージシャン、弁当屋のおやじにAV映画監督・・・・・・「このひとはいったいどうやってこんなに突拍子もない人間たちと出会って、いきなり親しくなってしまうんだろう」という積年の疑問が嵩じて、メールマガジンで「シブメグの人生小劇場」という連載をしてもらっているが、どんなすごいひとよりもすごい体験を、自分がずっと抱えたまま生きていることを最近知った。 実の母親が巻き込まれしゃぶり尽くされ食いちぎられた、どうしようもなく圧倒的に獣のような男の欲望人生を、餌食となった女たちがいま語り出す。読んでつまらないから三文小説と言うけれど、どんなに想像力が枯渇した小説家でも躊躇するような展開が現実に起こってしまうと、その圧倒的なリアリティに僕らは立ちすくむしかないのだった。 都築響一 文庫版 191ページ