スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店、現在新たな場所を模索中。
予約商品と別の商品を一緒にご購入の場合、
予約商品の入荷後に別の商品も発送されることがありますのでご注意下さい。
-
中村季節『大工日記』
¥1,980
36歳女性、異国で夢破れ、家業である大工の世界に飛びこんだ―― ハードモードな“現場”の日々を、体当たりの知性とユーモアで疾走する驚きのデビュー作! 自主制作版『大工日記』(2024年)を大幅改稿。 「なんでもいいから今年は大工をやれ。やろう。そうしよう。いくぞ。そうして始めた私の大工見習いの日々の記録です」 (本文より) ブレイディみかこさん推薦 『私はわたしの精神を殺さない』と著者は書いている。 いけいけ、キリストも大工やった、と拳をにぎりながらこのレアな日記を読み終えた。 判型:B6判変型 製本:ソフトカバー 頁数:240頁 装丁:名久井直子 装画・イラスト:著者 【書店関係のみなさまからのコメント】 ZINE版の『大工日記』をなんとなくイベントで手にして読み始め、「はじめに」を読んだところですぐに発注した。 これはとんでもねえ文章だと思った。 頭も心もぐらぐらして、たまに置いていかれそうになりつつも読み進めると、そういえばわたしもそう思ってた、なかったことにしていたけれど、という感情がぼろぼろ出てきた。 図書館で書きものをしているその女の人が大工さんだったら?さっきまで空調服ふくらませて床に敷いた段ボールで寝ていたとしたら? その人が書く「わたしのマキタのインパクト」って……こんなかっこいい言葉がありますか…… 中村さんが書くなら私はずっと読みたい。 とにかくたくさんの人のところに届いて欲しい。あとがきで静かに泣きました。 ――すずめ(神奈川) 倉持美紀奈さん 『大工日記』。読んだ後、なぜこんなにも体が芯からあったまるのかと思った。 キツイ、暑い、遠い、のタワマン工事現場。いつつぶれてもおかしくない、いつ爆発するかもわからない、そんな自分を「書く」ことでなんとかその輪郭をたしかめていこうとする日々。 自他への観察力がこんなにも鋭いのに暖かいのはおそらく「孤独からの表現」しか他人に届かないと著者が心底覚悟しているからにちがいない。 ――本屋UNLEARN(広島) 田中典晶さん 大工日記、拝読しました。面白かったです。 他人の日記は大抵面白くもなんともないもので、例外は『富士日記』と『断腸亭日乗』と『八本脚の蝶』くらいだと思っていたのですが、久しぶりに私の中で強く響いた一冊でした。 行き先も決めずとにかく飛び込むように生きてきたその歩みの果てでご両親と同じ大工という道に立っている。 その事実の意外性。そして何より惹かれたのは、ご自身の見た風景を言葉として立ち上がらせる力です。 心の中で形にならない感情を、丁寧に言語化し自然な文章に変えていく。 その語り口にユーモアと確かな芯が感じられました。 芯のある人が綴る日々は、どんな題材でも不思議と面白くなるものだと、あらためて思わせてくれる一冊でした。 ――株式会社図書館流通センター 松村幹彦さん 男性社会の日本で女性がありのまま生きるのはしんどいが、時にユーモラスに時に感情をバーストさせながら生き抜く逞しさに涙。 弱くてもいい社会になったのかもしれないが、強いことも美しいと思わせてくれた。 ――NutsBookStand 平沢二拍さん 大工と文学。 わたしにとってはじめて見る組み合わせのそれがこんなにも肌に馴染むとは思いませんでした。 どんなに疲れていても書くことを手放さない姿勢に、その矜持に胸を打たれました。 いつまでも読んでいたかったです。 ――紀伊國屋書店 小田急町田店 田中沙季さん 【著者プロフィール】 中村 季節(なかむら きせつ) 1987年北海道札幌市生まれ、神奈川県在住。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)中退。国内外での映像制作、シェフなどを経て現在大工見習い。2024年より『大工日記』『愛の練習』『ベトナム1/汗』などを自主制作。
-
【サイン本予約】谷川俊太郎 × 木下龍也 『これより先には入れません』
¥1,760
※ 著者・木下龍也さん直筆サイン本です。2/22頃発送予定です。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、 ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。 本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。 巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。 詩人・谷川俊太郎と歌人・木下龍也の「幻の同人誌」が、 原稿を新たに加え、待望の流通版として刊行! 【木下龍也さん コメント】 僕にとって『これより先には入れません』は一対一の戦いでした。 どの場面にも技術+勘+運+奇跡が必要でした。 圧倒的な才能+経験値を前にして何ができたのか、できなかったのか。ぜひ本書でご覧ください。 装丁:名久井直子 仕様:B6変形、特殊上製、152頁 【著者プロフィール】 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。『二十億光年の孤独』刊行以来、『バウムクーヘン』『あたしとあなた』『幸せについて』ほか、著書多数。 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口生まれ。歌人。谷川俊太郎と岡野大嗣との共著に『今日は誰にも愛されたかった』。『天才による凡人のための短歌教室』、『あなたのための短歌集』、『オールアラウンドユー』ほか、著書多数。
-
やべみつのり『光子ノート』
¥3,850
小さい頃、絵本や新聞をつくって父と遊んでいました。 いつも発行元はたろう社でした。 そのたろう社をつくってみました。実際に。 最初の一冊は父の絵日記ノート38冊を厳選して一冊に。それでも992ページという、あまり見たことのない、ぶあつくて、かわいい本になりました。 装丁は名久井直子さん、 印刷は八紘美術 岡本亮治さんです。 どうぞよろしくお願いいたします。 矢部太郎 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 父が、誰に見せるつもりもなく描き続けた 子育ての日記を、一冊の本にしました。 すべての光子ちゃんへ。 1970年代の東京で、 ひとりの父が、娘と息子の日々を ただ黙々と描き続けていました。 それは出版を前提としない、 38冊の個人的なノートでした。 息子である僕が、 時間をかけて編集し、 いま、本にしました。 このノートは、 父が、誰かに評価されるためではなく、 子どもと過ごした時間を 忘れないために描いていたものです。 同じように誰かとの時間を 大切にしている人のもとへ 届けばと思い出版しました。 矢部太郎 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ひとり娘の光子ちゃん、外へ働きに出るお母さん、家にいるお父さん。 その日常を手書きの絵と少しの文章で、来る日も来る日も描き続けたお父さん。 「おとうさんはまいにちなにをしてるの」(本文 光子ちゃんからお父さんへの手紙より) 1970年代はじめ、高度成長期の東京、娘を見つめ、自分をもういちど生き直す父の記録。 「どんづまりだった」父は、娘が世界と出会うその過程のすべてを記録しようとするかのようにノートを描き続けます。 お友達と遊んだり、保育園に行ったり、 はじめて字を書いたり、動物園に行ったり、 お誕生日が来たり、お風呂屋さんに行ったり、 プールに行ったり、お友達と遊んだり、お誕生日が来たり……。 そんな一瞬一瞬を誰かに読んでもらうためでもなく、ただ描かれ続けたノート。 父はやがて絵本作家になり、お母さんは赤ちゃんが産まれると光子ちゃんに伝えます。 生きている、それが続いていく、そのかけがえのなさを。 マンガ『ぼくのお父さん』矢部太郎(新潮社)のもとになったノートが 倉敷市立美術館の「やべみつのりと矢部太郎 ぼくのお父さん』のふるさと・倉敷」 開催を記念して初出版。 B6版 オールカラー 992ページ 著者 やべみつのり 装丁 名久井直子 書き下ろし解説マンガ 矢部太郎 印刷 八紘美術 編集 矢部太郎 発行・たろう社
-
【サイン本】山川直人『はなうた日記』
¥550
※ 著者直筆サイン本です。 4コマ漫画と掌編1本で 本文32ページの文字通り薄い本です。 ~「あとがき」より~ 2021年5月に単行本『はなうたレコード』(平凡社)が出ました。原画展をやりたいなあと思っているうちに、同年末から新型コロナウィルスの流行と、それによる自粛ムードがはじまってしまい、できませんでした。 そんなとき、憂鬱な時期を少しでも楽しくとSNSでいろいろな企画投稿が流行りました。それで私も本の宣伝を兼ねてと描きはじめたのが「はなうた日記」です。2021年末から2023年の春頃までブログやSNSに発表しました。 主人公は『はなうたレコード』と同じ、きな子と豆太です。描きはじめてみるとアイデアも絵も大変でした。もっと頻繁に長く続けるつもりが、本書に収録したもので全部になってしまいました。でもそのままにしとくのはもったいないので本にまとめることにしたのが本書です。 『シアワセ行進曲』は平成に描いたのに昭和の匂いがする、『はなうたレコード』は令和に描いたのに平成の匂いがする、そんな感想をもらったりしました。そんな漫画です。 「2543歩の日」は同人誌『サイコロ』の創刊号に描いたものです。そのあと本に収録する機会がなかったので、今回いっしょにまとめました。 A5判/本文32頁
-
『複業ZINE』
¥1,100
終身雇用は崩壊、非正規職が増大し、年金は当てにならず、いまや「死ぬまで働く」が当たり前。先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。gasi editorial第8弾! 【目次】 今はどうにかなっているけど 小沼理 あなたの複業おしえてください フリーランスフォトグラファー×ライフワークの撮影や活動×アルバイト hikita chisato 僧侶×非常勤講師×マーケティングの業務委託 鵜飼ヨシキ 介護職×イラスト制作や在宅ワーク×フリマアプリ出品 ゆか 編集者、ライター×古物商×夜間救急受付 浅見旬 出張保育×お弁当販売×アート・デザイン活動 森梨絵 作家アシスタント×フリーライター、編集者 岡田有紀 ブランド・店舗運営×図書館カウンター×清掃×テニスコートの整備 高橋 翼 ライター×ベビーシッター×ペットシッター×うさぎ専門店のバイト 長田杏奈 ライター×コミュニティマネージャー×ラジオパーソナリティー×イベントMC×カメラマン×ハウスマスター×一日カフェ店員など 平野 蒼 空調メンテナンス会社×アーティスト×書籍の蒐集家 匿名 会社員×韓国語通訳・翻訳・コーディネート Mikhopper コンサルティング事業×訪問介護事業 吉田貫太郎 本屋×町議会議員×田畑×執筆 モリテツヤ 複業は高みを目指さず―アマチュア主義でやっていく 山本佳奈子 編 gasi editorial 構成 浪花朱音 デザイン 和田拓海 B6判・並製・62ページ
-
『仕事文脈vol.27』
¥1,320
特集1 売る、買う、悩む 億万長者だったらと妄想する お金なんか消えた社会を夢想する どちらでもない現在地から 買ったり、売ったり、買わなかったり 安いと助かるけどズルしたくない ほかの人のやり方も知りたい 悩み続ける「売る」と「買う」のいろいろ 消費的な消費と、投資的な消費 ヤマザキOKコンピュータ 倫理はトリミングすればいい 呉樹直己 イスラーム文化から私たちの損得勘定思考を見直す 長岡慎介 ちょっとマシなうちらの買い物 オーガニックショップから 暴力や搾取に関わらない買い物の輪づくり 赤塚瑠美さん 自分のお金が虐殺に使われたくない ボイコット商品の動画をInstagramで発信 カワナイさん アップルストア前でスタンディングデモ コンゴ戦争に無知なまま紛争鉱物を消費する私たち もずさん ヴィーガンとして「反搾取」を実践 社会に溶け込んだ構造や加害性に問いを持つ chiharuさん アンケート企画 売るとき、買うとき、これいらなくない? 何を買って、どう生きる? リアリティのある人生の設計図を考える 「みんなで生き残る」ためのインフラを 「独立出版者エキスポ」実行委員会インタビュー 特集2 ユーモア作戦 今って何が面白いんだろう? もう笑えないネタがある 笑い飛ばさないとやってられない現実がある 誰かの足を踏むかもしれない 誰かとつながるきっかけになるかも 傷つきにも、気づきにもなるから ユーモアの作戦を練る ユーモアクリエイティブ 奥田亜紀子 タイトル笑いを当事者の手に取り戻す。東海林毅監督に聞く、クィアなコメディ映画の作り方 ユーモアでレジスタンスする サミー・オベイドのスタンダップコメディ現場レポート アンケート企画 今、何見て笑ってる? 笑えなかったもの編集部座談会 ユーモアクリエイティブ momoboo ◎連載 文脈レビュー 漫画/講演/本/展覧会 文脈本屋さん TOUTEN BOOKSTORE 「聞く」という仕事 辻本力 40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵 無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや 虹色眼鏡 チサ 男には簡単な仕事 ニイマリコ 仕事文脈コラム ほか A5判/128頁
-
『仕事文脈vol.26』
¥1,320
特集1:みんなで生き残る 誰かが勝つと誰かが負ける? どんな選択にも犠牲はつきもの? 本当にそうなんだろうか 今のシステムしかありえないんだろうか 社会の違うかたち、まだまだある 苦しんでいる人、まだまだいる 知って、考えて、みんなで生き残る 味方であったり敵でもあったりする他人とどうすればよりマシな形で一緒に生活していけるか、俺が考えるきっかけになった経済学の話 済東鉄腸 アクティビズムが弱い立場の人を追い詰めないために 明日少女隊のお金にまつわる試行錯誤 尾崎翠(明日少女隊) 「わがこと」の先へ 宮本匠 各地で生きるみんなの一週間日記 ガザを生きる 法を知ることはみんなで生き延びる力になる 弁護士・國本依伸さんに聞く 「みんなで変えようよ」に向かっていきたい 「#座ってちゃダメですか」プロジェクトと、今こそ知りたい労働組合のこと 本当にみんなで生き残れるのか? あきらめないための編集後記的座談会 特集2:つくる→めぐる→つくる→ 少しずつでも生きやすくなっているとしたら 誰かがつくってきたもののおかげ それはもちろん、逆もある 何を考えてつくるんだろう 面白さ、かわいさ、責任、社会、 絶対すること、したくないこと、 ぐるぐる、つくる→めぐる→つくる→ 作る、思い出す 小山田浩子 社会に接続中です、しばらくお待ちください 藤岡拓太郎 透明人間から透明人間ズへ 私から私たちへ 山本美里 透明人間ズという、愉快なバンド活動 三浦真未 仕事文脈特別企画 みんなで編み物しませんか? やってみました@本屋lighthouse 温泉マークと/で考える“つくる”ってどういうこと? 小説 離乳 兼桝綾 ◎連載 文脈レビュー 映画/スポーツ/ZINE/ノンフィクション 「聞く」という仕事 辻本力 40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵 無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや 虹色眼鏡 チサ 男には簡単な仕事 ニイマリコ 文脈本屋さん 恵文社一乗寺店 仕事文脈コラム ほか A5判/134頁
-
【サイン本】佐川恭一 傑作短編集『人間的教育』
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 なぜ働かなくてはいけないのか―― すべての大人の心を抉る、不遇の天才・佐川恭一の“アンチお仕事小説”傑作選。 正直、面白すぎて、佐川恭一という存在に嫉妬!!!! ――三宅香帆(文芸評論家) 自分の分身を読んでいるような、生きることを肯定されるような感覚になった。 ――押見修造(漫画家) どうしようもなく惨めで情けない人間を愛し、競争社会の欺瞞を暴く文芸界の鬼才・佐川恭一。そのディープで人間臭い魅力をこの一冊に!受験・学歴と童貞のルサンチマンを描いてきた佐川恭一による「アンチお仕事小説」8篇を収録。電子書籍で人気を集めた「ナニワ最狂伝説ねずみちゃん」、小説すばるで話題となった「ジモン」「万年主任☆マドギュワ!」など社会人の悲哀をブラックユーモアたっぷりに描く傑作短編集。 装画=押見修造 解説=樋口恭介(SF作家) 「たとえば僕らがまだ、競争と勝利に取り憑かれているなら」 【目次】 受験王死す 最高の夏 ナニワ最狂伝説ねずみちゃん ジモン 職、絶ゆ ターシルオカンポ 万年主任☆マドギュワ! はじめての土地 解説=樋口恭介「たとえば僕らがまだ、競争と勝利に取り憑かれているなら」 判型:四六判変形 ページ数:260ページ
-
【サイン本】碇雪恵『そいつはほんとに敵なのか』
¥1,870
※ 著者直筆サイン本です。 SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 装丁:沼本明希子 判型:四六判 ページ数:176ページ <目次> 喧嘩がしたい 純度の高い親切 友情の適正体重 悪意に顔があったーー映画『ルノワール』を観て 反抗期、その後 誰の場所でもない 身内をつくる(ひとりで考えてみた編) 身内をつくる(実践スタート編) 対戦じゃなくて協力モードで ティンプトンから始まるーー映画『ナミビアの砂漠』にみる恋愛と喧嘩 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(準備編) 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(実践編) ほんとは敵じゃない 時折自分を引き剥がすーー映画『旅と日々』を観て <著者プロフィール> 碇 雪恵(いかり ゆきえ) 1983年、北海道札幌市生まれ。出版取次会社や出版社での勤務を経て、現在はフリーランスで執筆や編集を行う。2022年、35歳の時に始めたブログをもとに自主制作した『35歳からの反抗期入門』は、現在までに累計4,000部を発行。ゴールデン街のバー『月に吠える』や中野ブロードウェイの書店『タコシェ』で店番もしている。その他の著書に『本の練習生』(双子のライオン堂)など。
-
【送料無料】大橋みちこ『みんなが喜ぶワインのおかず』
¥1,980
■書籍概要 もう「ワインのおかず」に困らない! ありそうでなかったレシピ本がついに登場! “ワインのおつまみ研究家”大橋みちこ氏と“農の都”宮崎県都農(つの)町がコラボレーション。 春夏秋冬を愉しめる52のオリジナルレシピで、 日本の“ワインがある食卓”を豊かにします。 ■書籍情報 ワインが並ぶ食卓の献立は意外と工夫が難しい!? 無難にチーズ……ステーキを焼く?? そんな悩みの解決に、人口一万人の小さな町と“ワインのおつまみ研究家”が挑戦します。 本書のレシピはワインと抜群に合うのはもちろんのこと、 一杯目はビール! の人や、まだお酒を飲めない子供さん、はたまた下戸の方でも、 「みんな」が毎日でも食べたくなる「日々のおかず」を目指しました。 シンプルな材料を使ってワイン上級者も唸るようなマリアージュを実現。 しかもご飯にも合って常備菜にも最適。読者とワインをもっと身近にする1冊です。 ■本書出版の背景 日本でヨーロッパ産のワインが多く飲まれるのは、 日常食としてのヨーロッパ料理が日本の食卓にしっかりと根付いているからに他なりません。 ヨーロッパでは地元の食材を地元のワインと愉しむ地酒文化的な側面が強くありますが、 日本のワインについてはどうしょうか。 純国産の日本ワインと抜群の相性を魅せる「おかず」はどのくらいあるでしょう。 近年日本ワインの造り手は急増し、日本人のワインの愉しみ方も実に多様化しています。 人口一万人の小さな町と、ワインのおつまみ研究家大橋みちこ氏が提案する「ワインのおかず」は地産地消のひとつの答え。 地酒文化としてのワインの愉しみ方を追求します。 同じ風土で育つ食材とワインの好相性を根本的なテーマに据え、 日本ならではの春夏秋冬の旬食材とワインをどのように合わせるか? という課題に1品1品取り組みました。 伝統料理としての日本食というより、少し肩の力を抜いた「おかず」としての提案は、 ワインに合わせる料理を「ハードルの高いもの」として捉えている読者の肩の力を抜いてくれるはずです。 日本の食材が、組み合わせや調味料の使い方ひとつで、 日本のワインと素晴らしくマリアージュする「ワインのおかず」に変身することを、本書を通じて実感頂けるはずです。 本書のレシピを考案した大橋みちこ氏は日本各地にてワインに合う美味しい食材や加工品を探し、ワインとの相性を日々追求。 旬の食材を使ったワインに合う手軽なおつまみ・お料理のレシピを多数考案· 提案している「ワインのおつまみ研究家」です。 宮崎県都農町は世界的に評価の高いワイン造りで知られ、質の高い農産品の生産量に恵まれた「農の都」。 年間を通して豊かな農産物に恵まれ、「地元のワインと地元の旬食材」という豊かな組み合わせを提案するに最適の土地柄です。 そのような背景から、都農町で道の駅を運営する(株)都農まちおこし屋・(株)都農ワインが協業し、 大橋みちこ氏と開発したオリジナルレシピ「都農マリアージュ」を2年がかりで創り上げ、書籍として出版するに至りました。 ■著者 大橋みちこ プロフィール ワインのおつまみ研究家/ソムリエ(JSA 認定)。 ワイン輸入商社勤務時代に世界のワインに触れ、料理とワインのマリアージュの面白さに目覚める。 現在は日本各地にてワインに合う美味しい食材や加工品を探し、ワインとの相性を日々研究。 旬の食材を使ったワインに合う手軽なおつまみ・お料理のレシピを多数考案· 提案を続けています。
-
長﨑励朗『大大阪という神話-東京への対抗とローカリティの喪失』
¥1,034
一九二〇年代から三〇年代、大阪市は「大大阪」と呼ばれ、人口で東京を抜き、日本最大の都市として存在感を際立たせていた。しかし、大大阪は、中央の東京に対抗することで、むしろ独自性を喪失していく――。本書は、大衆社会におけるラジオ、吉本興業、職業野球、宝塚歌劇など多様な切り口を通じて、その軌跡を追う。「大阪らしさ」の源流を描き出しながら、現在まで続く日本社会の均質性の問題を照らす試み。 【目次】 まえがき 序 章 大大阪が隔てる二つの世界 第1章 大阪放送局始末記――「既得権益打破」が生んだもの 1 放送の主導権を奪え!――新旧実業家たちの攻防 2 大電買収事件――大阪放送局の前哨戦 3 日本放送協会へ――そして官僚支配だけが残った 第2章 ラジオが夢見た国民文化――均質な言語空間の創造 1 声の中央集権化 2 BKが夢見た「完璧なコミュニケーション」 第3章 吉本は「大阪的」か?――「大衆」の発見と「大阪」の没落 1 吉本と「大衆」の出会い 2 漫才は「大阪人」のためにあらず 3 漫才のメディア論 第4章 職業野球とタカラヅカ――見世物としての近代 1 阪急文化圏とはいかなる場所か? 2 職業野球の源流――西洋文化と武士道のキメラ 3 見世物か? 教育か?――職業野球と宝塚歌劇の共通性 終 章 文化的であること、放置すること あとがき 主要参考文 判型:新書判 ページ数:232ページ
-
巽好幸『「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係』
¥946
日本独自の食文化、和食。出汁や醤油、豆腐に豊かな海産物は欠かすことのできない食材だ。では、なぜこれらの食材は日本で育まれてきたのか。その理由は 日本列島の成り立ちにある。例えば、昆布出汁。ミネラル(特にカルシウム)を多く含む硬水では旨味成分をうまく抽出できず、軟水の多い日本だからこそ、その真価を発揮できる。そ して、日本に軟水が多いのは、活発な火山活動と地殻運動によって急峻な山地ができたことで、川や地下水の流れも急となり、ミネラルが溶け込む時間が短くなるからなのだ。 和食と日本列島の成り立ちには、切っても切れない結びつきがある。そんな2つの意外で素敵な関係をマグマ学者であり、無類の食いしん坊でもある著者が丁寧に紐解く! 【目次】 プロローグ 第1章|旅立ちの前に 第2章|変動帯がもたらす日本の豊かな水 第3章|火山の恵みと試練 第4章|プレート運動が引き起こす大地変動の恵み 第5章|未来の日本列島の姿と大変動の贈りもの 第6章|日本列島の大移動がもたらした幸福を巡る旅 第7章|地球規模の大変動と和食 エピローグ 判型・ページ数:新書・296ページ
-
巽好幸『神と仏の人文地質学』
¥1,122
聖武天皇によって建立された東大寺の盧舎那仏。奈良時代、日本は神々への祭祀を軸にした「祭祀国家」から、仏法に基づく統治を行う「鎮護国家」へと舵を切った。国家体制を揺るがすほどの大変貌。その裏には大地震と熊野の豊かな鉱脈にあった——!? 美食と地質の関係を描き出したマグマ学者が次に解き明かすのは歴史と地質の深い繋がり。ヤマト王権の祭祀から神仏融合へと至るまで、地質学の視点で日本の始まりの時代を究明する! 判型・ページ数:新書・336ページ
-
上野修三 『おぼえがき 大阪和食文化の歴史のはなし』
¥1,980
「浪速割烹㐂川」創業者、なにわ食文化の語り部・上野修三が大阪料理、食文化を未来に引き継ぐ集大成の書。 古墳時代から平成に至るまでの大阪和食の話、食を取り巻く文化。 令和の大阪文化を知るために必要な知識が備わります。 目次 第一章 古墳~飛鳥時代の食 第二章 奈良時代の食 第三章 平安時代の食 【コラム】塩梅三法 第四章 鎌倉~南北朝時代の食 【コラム】典座 典座禅寺の料理番 第五章 室町~安土桃山時代の食 【コラム】式正料理(京の膳) 本膳料理 包丁(料理名人) 磐鹿六鴈命(人名) 膾・鱠・生酢 懐石料理生まれる 道頓堀川 船場煮と船場汁 第六章 江戸時代の食 【コラム】上りもん・下りもん 会席料理の成り立ち 河村瑞賢 茶船 喰らわんか舟 天下の台所 走り物 芭蕉の最期 浪速の昆布商 淡口・辛口 狂歌 居酒屋 大坂は日本の賄い所 雑喉場(雑魚場)商人の風俗 雑喉場の獄門板 定家煮 第七章 明治時代の食 【コラム】茶屋の変遷 第八章 大正時代の食 第九章 昭和時代の食 【コラム】荻舟食談より 浪速割烹 雇仲居 第十章 平成時代の食 第十一章 あとがきにかえて おぼえがき 私の平成 第十二章 料理の意義 第十三章 浪速の盛り場 第十四章 和食豆知識 日本料亭始め 参考文献一覧 ページ数:212 判型:A5判 【著者プロフィール】 上野 修三(著) 1935(昭和10)年、大阪府河内長野市に生まれる。 大阪市の料理仕出しの老舗「川喜」で修業ののち、「照井会館」を経て「川喜」料理長に就任。1965(昭和40)年に「季節料理㐂川」を独立開業し、その後数店の支店を開く。 1977(昭和52)年に支店を集約、大阪・難波の法善寺横丁に「浪速割烹㐂川」を開店。 現在は同店を長男の修氏に任せて料理人を引退。食の随筆家、なにわの食文化の語り部として活動。 2013(平成25)年度「卓越した技能者表彰(現代の名工)」、2014(平成26)年「大阪市市民表彰」受賞、2017(平成29)年「黄綬褒章」受章。
-
五味太郎『大人問題』
¥693
子どもにとって大人は有害である! ーー大人は有害である。いじめ、閉じこもり、不登校……子供問題は、世間を気にし、教えたがり、試したがる大人に問題がある。子供は、大人の充足のためのものではない。新人、ルーキーだ。「これから何をするんだろう」「いつ化けるかな」と、大人は緊張し、楽しみに見守るサポーターになろう! 心がほぐれ、元気の出るユニークな子供論。 文庫判 216ページ
-
ほんの入り口篇『二度と行けない奈良のあの店で』
¥600
都築響一編『Neverland Diner――二度と行けないあの店で』のスピンオフ企画。奈良編はほんの入り口・服部健太郎編。7名の書き手が奈良の今はない店について語る。 B6判 56ページ
-
能町みね子編『二度と行けない青森のあの店で』
¥600
都築響一編『Neverland Diner――二度と行けないあの店で』のスピンオフ企画。青森編は能町みね子編。高校生から70代までの書き手が青森市周辺の『今はない店』について語ります。 B6判 68ページ
-
甲斐扶佐義(写真)『新版 地図のない京都』
¥3,300
50年以上にわたり、京都の人と街を撮りつづけている写真家の集大成。ありそうでない京都写真集。1972-2014年撮影。モノクロ328点収録。「懐かしい、ひたすら懐かしい写真です」(冷泉貴実子 冷泉家時雨亭文庫 常務理事)。「あられもない京都が目にしみる」(井上章一 『京都ぎらい』著者)。本書は、『地図のない京都――ぼくの散歩帖』(径書房、1992年)と一部で写真が重なりますが、再編集のもと内容を一新したものです。 【目次】 1. 生活圏、散歩コース*今出川〜鞍馬口、川端〜千本 2. 準散歩コース*今出川〜御池、川端〜千本、+川端より東の鞍馬口〜三条 3. 仕事場付近、中心街*御池〜京都駅、千本〜鴨川 4. 生活圏、散歩コース*東山区 5. 北 6. 西 7. 南 焼失写真 撮影エリア(地図) あとがき B5変形判並製320頁 甲斐扶佐義(かい・ふさよし) 1949年大分生まれ。1968年同志社大入学(除籍)。1972年京都の対抗文化の拠点となる喫茶店、ほんやら洞を仲間たちとオープン(2015年焼失)。2015年京都美術文化賞受賞、2023年京都府文化賞功労賞受賞。主な写真集に『笑う鴨川』(リブロポート)、『Kids』(京都書院)、『京都猫町さがし』(中公文庫)、『路地裏の京都』(道出版)、『京都ほんやら洞の猫』(エディション・エフ)ほか多数。共著に『夢の抜け口』(杉本秀太郎・文、青草書房)など。
-
【津村記久子サイン本セット】本は単行本で読みたい
¥3,740
SOLD OUT
※ 2点とも津村記久子さん直筆サイン本です。 セット内容は 圧倒的なボリュームでイラストも美しい『水車小屋のネネ』+最新作『ふつうの人が小説家として生活していくには』 『水車小屋のネネ』 非道な母から逃れ、見知らぬ土地で生きる姉妹の再生と成長を芥川賞作家が描く感動巨編。 18歳の理佐は、幼い妹の律を母の恋人が虐待していると知り、2人で家を出ることを決心。山あいの町にたどり着いた姉妹は、見ず知らずの隣人らに見守られながら大人になっていく。 40年にわたる人と人との関わりを丁寧に描く、切なくも愛おしい感動巨編。 津村文学の新たな代表作です! 四六判、496ページ 装画・北澤平祐 『ふつうの人が小説家として生活していくには』 小説家に聞いた4日間。生きるヒントにあふれるインタビュー。 2005年に太宰治賞の受賞作『君は永遠にそいつらより若い』でデビューした津村記久子さんは今年、デビュー20周年を迎えます。休むことなく、『ポトスライムの舟』、『ディス・イズ・ザ・デイ』『つまらない住宅地のすべての家』、『水車小屋のネネ』などの傑作を発表し続けた作家はどのように暮らし、どのように小説を書いてきたのか? 同世代の編集者が共通の趣味である音楽、サッカーの話をまじえながら、その秘密を根掘り葉掘り聞きました。「オープンソースだけで仕事をしてきた」と語る「ふつうの人」がなぜ、唯一無二の作家となったのかを解き明かす、元気が出て、なにかを書きたくなる、ロング・インタビュー。名言がたくさんです。 208頁 四六判/ハードカバー
-
【特典付予約】駒沢敏器『語るに足る、ささやかな人生』
¥2,640
※ 3/10頃発送予定です。特典は決まり次第お知らせします。 2005年にNHK出版より初出、2007年に小学館文庫より刊行されたまま、長らく絶版になっていた駒沢敏器の名著がついに待望の復刊!! いまだからこそ見直すべき、人と人との繋がり、人間の確かさと温もり、語るに足るささやかな人生が、ここにある。 都会はいっさい通らずに、そこに住んでいる人以外は誰も知らないようなごく小さな町 “スモールタウン” だけをつないで全米を横断する旅に出た。 そこで出会った町の人々は、誰もが人生の主人公だった。語るべき内容と信念を人生に持ち、それでいて声の大きな人物はひとりもいなかった。大きな成功よりも小さな平和を、虚栄よりも確実な幸福を、町の住民に自分が役立つ誇りを、彼らは心から望んでいるように見えた。(本文より) 四六判/ 上製本/全288ページ 装画:YUTAKA NOJIMA (野島佑隆) <著者プロフィール> 1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家、翻訳家に。主な著書は、小説に『ボイジャーに伝えて』『人生は彼女の腹筋』、『夜はもう明けている』、ノンフィクションに『街を離れて森のなかへ』、『地球を抱いて眠る』、『アメリカのパイを買って帰ろう』、翻訳に『空から光が降りてくる』(ジェイ・マキナニー )、『魔空の森 ヘックスウッド』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)など。2012年逝去。
-
さくらももこ他 『雪のしおり 冬のアンソロジー』
¥880
SOLD OUT
どうにも冷え込む寒い日は、ぬくぬく布団にくるまって、冬の言葉を見つけよう。 この季節だけのごちそう、心にしみる冬景色、 きらめきを放つ雪のうた、別れの物語--。 気鋭の書き手から一度は読みたい文豪まで、 39人による冬のエッセイ、小説、童話、詩、短歌、マンガを集めたアンソロジー。 自分へのご褒美に、あの人への贈り物に。 【目次】 物語の恋人 文月悠光 解放してあげるよ 燃え殻 短歌三首 岡本真帆 たらきく くどうれいん 雪じたく 高山なおみ 忘れられないクリスマス 寺井奈緒美 アイスクリーム・イン・冬 最果タヒ いしやきいも さくらももこ 寒いのが怖い 穂村弘 雪原 岸本佐知子 何も知らない 佐野洋子 故郷の景色 桜木紫乃 冬とカモメとフィッシュマンズ pha 記憶のなかにつもる雪 辻邦生 はじめての冬 星野道夫 冬至 イリナ・グリゴレ マスク 向田邦子 牛乳 武田百合子 ホワイト・オン・ザ・スノー 中上健次 クリスマス・キャロル 庄野英二 月の光とクリスマス 小池真理子 冬の扉 川上未映子 冬眠休暇 河野別荘地 光と水の戯れ 串田孫一 寒さのなか 幸田文 冬を越えよ 志村ふくみ ふるさと城崎温泉 植村直己 雪の音 錦 仁 百人一首(抄) 小池昌代 津軽海峡・冬景色 阿久悠 冬の星空 野尻抱影 二十分の人生 内田洋子 雪 川端康成 十二月のうた 茨木のり子 キリストの樅ノ木祭りに召された少年 ドストエフスキー/ 安岡治子訳 手袋を買いに 新美南吉 雪 山村暮鳥 雪渡り 宮沢賢治 ケヤキ まど・みちお 判型・ページ数 文庫 ・ 272ページ
-
【何かを、書きたくなる。サイン本】津村記久子2冊セット
¥2,970
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 セット内容は『ふつうの人が小説家として生活していくには』+『苦手から始める作文教室』 『ふつうの人が小説家として生活していくには』 小説家に聞いた4日間。生きるヒントにあふれるインタビュー。 2005年に太宰治賞の受賞作『君は永遠にそいつらより若い』でデビューした津村記久子さんは今年、デビュー20周年を迎えます。休むことなく、『ポトスライムの舟』、『ディス・イズ・ザ・デイ』『つまらない住宅地のすべての家』、『水車小屋のネネ』などの傑作を発表し続けた作家はどのように暮らし、どのように小説を書いてきたのか? 同世代の編集者が共通の趣味である音楽、サッカーの話をまじえながら、その秘密を根掘り葉掘り聞きました。「オープンソースだけで仕事をしてきた」と語る「ふつうの人」がなぜ、唯一無二の作家となったのかを解き明かす、元気が出て、なにかを書きたくなる、ロング・インタビュー。名言がたくさんです。 208頁 四六判/ハードカバー 『苦手から始める作文教室』 作文のテーマの立てかたや書くための準備、書き出しや見直しの方法などを紹介。その実践が自分と向き合う経験を作る。若い人に手解く、心に効く作文教室。 目次 第1章 作文は何を書いたらいいのだろう/ 第2章 作文を書いたらいいことがある? 第3章 作文はどう書いたらいいだろう? 第4章 メモを取ろう 第5章 書き始めてみよう 作例1 虫のこころざし 第6章 伝わる文章ってどんなもの? 第7章 感想文をなぜ書くか? 第8章 文章をもっとよくしたいなあと思った時に 第9章 作文に正解はあるか 作例2 祭りのあと ◆次に読んでほしい本 その前に・私が本をおすすめするわけ ◆次に読んでほしい本 四六変型判、128ページ スタンダードブックストア・中川がオススメする『苦手から始める作文教室』 本書で津村さんは「何を書いても大丈夫」「身の回りのとるに足らないことを書いてもいい」「どんな文章も価値がないということはない」「文章を書いても必ずしも人に見せる必要はない」と説きます。 さらに津村さんご自身の実例を交えながら驚くほどあからさまにご自身をさらけ出し(芥川賞作家でも作文に悩むのだ…)、ハードルを下げてくださいました。常々「作文する」「文章を書く」という言葉の前に私たちは委縮してしまい、シンプルに津村さんがおっしゃるような「書けそうなことを書いてみる」ということに気付けなかったのです。私事で恐縮ですが、本書に接した際に「自分も書いていいのだ」と背中を押されました。目から鱗だったのです。 文章を書いてみたいけどどう書けばいいのか?と普段考えている方、実は本書は 10 代向けのシリーズです。毎年読書感想文に悩むお子様にも最適。 本書は128ページと比較的少ないページ数ですが、中身は濃厚。書いてあることは「文章の書き方」にとどまりません。「書けそうなことを書いてみる」と上に書きましたが、「書けそうなこと」は自分の好きなことが多いですよね。好きなことをじっくり考えていくと他のことも考える入口になります。それを繰り返すことで人は個性を身につけたり、自分自身を知ることになります。つまり書くという行動が自分を内側から支えることにつながります。それは自立と言え、さらに自由へとつながります。書く内容は「本当のこと」「普通のこと」でいいのです。大切なことは嘘を書かないこと。自分を大きく見せようと脚色する必要はありません。何かの感想文(映画でも、YouTube でも)を書くことも自分自身がどんな感じ方をするのか、自分がどんな人間であるかを知る手掛かりになります。まずは自分が心地よい文章だと思えるお手本を見つけ、読んでみて参考にし、書いてみる。書いたら、またお手本を読んでみる。そしてまた書く。書くことは読むことにつながり、なんと、セルフケアになります。この本、すごくないですか?それがたった 128ページにわかりやすく書いてあるんですよ!めっちゃお得な本です。
-
荒木優太 編著『在野研究ビギナーズ』
¥1,980
「在野研究者」とは、大学に属さない、民間の研究者のことだ。 卒業後も退職後も、いつだって学問はできる! 現役で活躍するさまざまな在野研究者たちによる研究方法・生活を紹介する、実践的実例集。 本書は、読者が使える技法を自分用にチューンナップするための材料だ。 序 あさっての方へ 第一部 働きながら論文を書く 第一章 職業としない学問/酒井大輔 第二章 趣味の研究/工藤郁子 第三章 四〇歳から「週末学者」になる/伊藤未明 インタビュー1 図書館の不真面目な使い方 小林昌樹に聞く 第四章 エメラルド色のハエを追って/熊澤辰徳 第五章 点をつなごうとする話/内田明 第二部 学問的なものの周辺 第六章 新たな方法序説へ向けて/山本貴光+吉川浩満 第七章 好きなものに取り憑かれて/朝里樹 第八章 市井の人物の聞き取り調査/内田真木 第九章 センセーは、独りでガクモンする/星野健一 第一〇章 貧しい出版私史/荒木優太 インタビュー2 学校化批判の過去と現在 山本哲士に聞く 第三部 新しいコミュニティと大学の再利用 第一一章 〈思想の管理〉の部分課題としての研究支援/酒井泰斗 第一二章 彷徨うコレクティヴ/逆卷しとね 第一三章 地域おこしと人文学研究/石井雅巳 インタビュー3 ゼロから始める翻訳術 大久保ゆうに聞く 第一四章 アカデミアと地続きにあるビジネス/朱喜哲 在野のための推薦本 判型・ページ数 4-6・292ページ
-
【サイン本】渡辺祐真『物語のカギ』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 本の魅力をわかりやすく伝える書評動画で人気のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」。 その配信者である著者が、文学だけでなくマンガや映画まで幅広い「物語」へのあふれる愛を語りながら、より深く味わうための目のつけどころ=「カギ」をわかりやすく解説します。 小説・詩歌・マンガ・映画など幅広いジャンルを対象に、『走れメロス』、『アンナ・カレーニナ』といった名作文学から『呪術廻戦』(マンガ)、『ドライブ・マイ・カー』(映画)など近年の人気作まで、多種多様な作品をピックアップ。 それら具体例を紹介しながら紹介する「カギ」は、「語り手を信頼するな!(『日の名残り』)」、「比較・変遷をたどれ!(歌人・俵万智の作風の変化)」、「元ネタを探ろう(『ピーターパン』と『約束のネバーランド』)」など。 著者自身が物語の面白さに目覚めた経験談を交えながら、様々な角度から「物語」の楽しみ方を案内します。 ふだんあまり本を読まない人や、まだ読書に慣れていない中高生にこそ読んでもらいたい1冊です。 【目 次】 はじめに 序章 なんで物語を読むのか? 物語を味わうってどんなこと? 第一章 物語の基本的な仕組み 第二章 虫の視線で読んでみる 第三章 鳥の視点で読んでみる 第四章 理論を駆使してみる 第五章 能動的な読みの工夫 おわりに 四六判 324頁 並製 【著者略歴】 渡辺 祐真/スケザネ(ワタナベ スケザネ) <プロフィール>1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。文庫の解説、書評多数。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月〜)。編著に『季刊アンソロジスト』(田畑書店)。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開している。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。今回が単著第1冊となる。
