スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店し、現在新たな場所を模索中です。
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【サイン本】向坂くじら『犬ではないと言われた犬』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 初小説『いなくなくならなくならないで』が、第171回芥川賞候補作品に。 今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐるエッセイ集。 【目次】 くちぶえ、ソロで 犬ではないと言われた犬 とありますが、どんなこころですか 矮小な手のひら しゃべれない ひとりで学ぶことについて ほら、フレディ ドアノブのないドア ひとの子に お前とポエムやるの息苦しいよ 微調整、微調整 雲のかよひ路 事象がわたしを 湯船に浸かる かわいくはないよそもの 後ろ歩き ミケ あとがき 四六判 216ページ 【著者略歴】 向坂くじら(さきさか・くじら) 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
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舟越桂『おもちゃのいいわけ』
¥2,750
舟越桂が家族のために木っ端で制作したおもちゃを集め、一冊の絵本のような作品集に仕上げた名作『おもちゃのいいわけ』を、2024年7月から開催される彫刻の森美術館の「舟越桂 森へ行く日」展を記念して復刊します。それぞれのおもちゃにまつわる物語がエッセイとして綴られ、子どもたちを思う父親としての心情がしみじみと伝わってくる味わい深い一冊です。1997年に刊行されたすえもりブックス版の完全復刻に加え、著者がとくに気に入っている4つの作品と、制作にまつわるエピソードを収録し、増補新版として出版します。 特別な思いを込めてつくる。それはおもちゃであっても作品をつくる感覚と何ら変わることはない。これ以上の贈り物はあるでしょうか。桂さん、ありがとう。 —三沢厚彦(彫刻家) この本が復刊されるとは何と嬉しいことでしょうか。しかもまるで置き土産のように幾つかの作品と桂の言葉も添えて。—末盛千枝子(絵本編集者) ページ数:68 判型:A4判変形上製
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藤本智士『取り戻す旅』
¥1,650
※ 表紙は3種類あります。 18年前、著者藤本智士は東京の大手出版社から依頼された編集仕事に疑問を抱いていた。自分の想いを載せられないし、そもそも落としどころ、つまり決まったゴールに向かうことに面白味を感じなかったのだ。そんな彼は自分で全国流通の雑誌『Re:s』を手掛けることにした。旅は苦手だったが、『Re:s』は旅取材の雑誌。しかも行き当たりばったり。大まかなテーマはあるが、そこに辿り着く前に寄り道はおろか目的地も変更してしまう。いや、そもそも目的地はなかった。旅で出会う人たちとの出会いとつながりに身をまかせ、記事にした。そんな無計画な旅を近頃していないと気付いた彼は、東北へと旅立った。取り戻す旅。原点回帰、そしてここには出版の未来へのとっても貴重な提言がある。 何を隠そう、私は彼のSNSを見て、能代から海沿いを鉄路で五所川原〜青森市へと旅をしたのである。スタンダードブックストア/中川和彦 【目次】 序 なにをとりもどすのか。 第一章 百年食堂たれ(青森県五所川原市) 第二章 成長ストア(青森県五所川原市~青森市) 第三章 DERECTION(青森市) 第四章 善知鳥神社とギフト(青森市) 第五章 蔵書票と五戸のペガサス(青森県五戸町) 第六章 アンドブックス(青森県八戸市) 第七章 久助編集者(青森県八戸市) 第八章 青いクルマ(青森県八戸市~岩手県盛岡市) 第九章 早速が重なる夜(岩手県盛岡市) 第十章 さいごのキセキ(岩手県盛岡市) 終 なにをとりもどしたのか。 蔵書票付 文庫判ソフトカバー 235ページ 装釘・デザイン:堀口努(underson) 印刷:藤原印刷
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【サイン本】最果タヒ『恋と誤解された夕焼け』
¥1,430
※ 著者直筆サイン本です。サインは選べません。 コトバの最尖端を疾走し続けてきた詩人が新たな沃野に向かう第12詩集! 《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》――今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な43篇。 【目次】 流れ星の詩/浜辺の詩/透明な水/大晦日の詩/天国は秋の季語/放課後婚/つらら/星座卿/赤色の詩/薔薇/讃美歌/森/紫陽花の花束/世界線/川じゃない/死なば諸共とろろ/戦争/生前の夏/氷の詩/窓際の詩/机上の体育/パール色/花束の詩/幽霊たち/地平線の詩/波紋の詩/ボランティア/川辺の詩/春一番の詩/爆撃機に乗って/2099/彗星の詩/花瓶の詩/教室/愛になる/さみしい子戦記/満ち潮の詩/薔薇滅/宝石の詩/翼をください/心臓売り/雪化粧の詩/薔薇の棘 あとがき 初出 装幀 佐々木俊/ブックデザイン 判型 四六判変型 頁数 96ページ
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宇野亞喜良 横尾忠則 梶祐輔『海の小娘』(復刻)
¥4,950
SOLD OUT
1962年、若き宇野亞喜良と横尾忠則のコラボレーションによる幻の絵本復刻 本書は1962年に刊行された宇野亞喜良と横尾忠則のコラボレーション絵本の復刻版です。 日本デザインセンターで同時期に仕事をしていた若き二人は、絵本を企画。同社の先輩であるコピーライターの梶祐輔に文章を依頼しました。 地図にもない外国の港町の祭りの日、白いヨットに乗って現れた少女と出会った物語は、赤と黒で印刷された横尾のイラストレーションから始まり、本の中央に近づくにつれ、青で印刷された宇野のイラストレーションと重なり、やがて青と黒の宇野の世界で終わります。赤、青のセロファンを重ねることで、どちらかの絵と文字が消え、一方が浮かび上がる。梶祐輔による多重の物語が実験的なデザインで表現されました。 1962年に刊行、現在は幻となっていた絵本の復刻です。 赤と青のカラーセロファン、解説シート付き。 判型:A4変形 / 36ページ 特色3色 仕様:糸かがり 継背上製本
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【サイン本】川野芽生『幻象録』
¥1,980
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 わたしの文章に美質があるとすれば、感情と論理が切り離されていないところだろうと思う。(略)わたしは感情を殺すことなく、むしろ研ぎ澄ませて外界と相対し、心が知らせたことを論理的に整理し、分析して、他者と共有可能なかたちにしようとしてきた。わたしはずっと怒っていて、同時に、その怒りを開かれた場に置こうとしていた。そうなのだと思う。 (「あとがき」より) 判型:文庫判 頁数:360頁
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【サイン本】藤岡みなみ『時間旅行者の日記』
¥2,200
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 36年間を366日で旅するノンフィクション日記。昨日は35歳、今日は6歳、明日は22歳。数奇な時間軸を生きる平凡なタイムトラベラーの記録です。 文庫判(A6) 350ページ
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【サイン本】タイムトラベル同人誌『超個人的時間紀行』藤岡みなみ編
¥1,650
※ 藤岡みなみさんの直筆サイン入りです。 藤岡みなみ編集、発行のタイムトラベル同人誌。 前作『超個人的時間旅行』同様現実の中のタイムトラベルというテーマは変わらず、少し社会へのまなざしを強めた号となりました。対話が生まれる内容になったのでは思っています。エッセイが11篇収録されてます。 キーワード:戦争、酒、災害、花、宇宙、音楽、能登、広島、歴史、記憶の継承、など A5/116ページ 寄稿者 : 安達茉莉子、岡田悠、小原晩、小山田浩子、久保勇貴、JUNERAY、瀬尾夏美、pha、パリッコ、吉川浩満/藤岡みなみ編 装画:Ayumi Takahashi 1冊につき100円を能登半島地震義援金として寄付します。
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kai『kaiのチャクラケアブック』
¥8,800
SOLD OUT
ついに! kaiさんのチャクラについての本が完成しました! 本邦初公開 魂から整い元気になる 新辞典 第1〜7チャクラまで しっかり学べる! ハーブの知恵も充実 自己理解 他者理解の名著 今ここに誕生! 大注目の人気セラピストkaiさんによる 初の著書にして辞典(!)が誕生しました。 執筆・編集に2年半の歳月をかけた全チャクラ徹底解説! 本邦初公開、チャクラの閉じすぎ・開きすぎの視点、 さらに14人の閉じすぎさん、開きすぎさんのストーリーで 目からウロコ! 腑に落ちまくり! です。 読むだけで心身が整い、自分のことがよくわかる。 今すぐできるセルフケアの知恵も掲載。 乱れに気づいて9割癒される。 あとはセルフケアを今すぐやるだけ! あなたは閉じすぎ? 開きすぎ? —— —— —— —— —— —— —— —— —— わたしね、思うの。 わたし達は、自分のことを知らなさすぎるんだ、って。 (中略) でも、きっとこの本を読んだら、自分で自分のことが深く理解できる。 「『私はこういう人間』って思い込んでいたけど、もしかしたら本当はもっと違う性格なのかも?」そのことに気づいたら、人は「本来の私」を取り戻したいって思うようになるし、「私」のことを愛おしく感じるようになるはず。 (kai)「まえがき」より □この本の5つの特徴 1、各チャクラ閉じすぎ/開きすぎチェック表 2、各チャクラの基礎のお話 3、 14人のストーリー&心のさけび 4、チャクラの乱れを癒すヒント集 5、14人の徹底解説&言葉のメディスン そのほか ◎kaiさんのチャクラストーリも一挙大公開 ◎巻末ブック チャクラケアのための基礎知識 大充実の付録つき ◎現代人に多い3つのタイプ ◎チャクラQ&A ◎瞑想レッスンほか、ハーブレシピなど今すぐ実践できる知恵が満載 □著者プロフィール kai|かい セラピスト、アーティスト、文筆家。2012年より本格的にスピリチュアル・カウンセラーとして活動。国内外で講座や講演会多数。スピリチュアル・アートの制作、ショップの運営、講座などを続ける。mmbooksみれかる主催「第2チャクラ講座」は1500名以上が参加し人生が変わる人が続々出現した 著者 kai 絵 くしまけんじ AD 中島基文 編集 服部みれい 発行 エムエム・ブックス □サイズ 横156mm×縦256mm(背幅 約31mm) (B5変形) □ページ数 504ページ
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佐々木敦『佐々木敦による阿部和重(仮)』
¥1,500
SOLD OUT
B6版: 182×128×18mm 256ページ
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鳥さんの瞼『死のやわらかい』
¥1,650
SOLD OUT
「死」を誰よりも愛し、向き合い、見つめ続ける歌人の第一歌集。 【収録歌より】 巻き貝のなかを明るくするように母は美大はむりよと言った 会うことのなかった四羽の心臓が一つに刺されて完成している 死ぬことが悲しいだけでなかったこと 落ちて初めて燃ゆ流れ星 【栞】 林あまり『若草の香り』 岡本真帆『「むりよ」が連れてきた明るさ』 東直子『命に旗を立てる』 「……心をつくして死と向かい合い、命をかみしめ、生きていることを味わう。いつか必ずやってくる死をゆっくり受け入れるための心の器としての歌なのだろう。」東直子(栞文より) 【編集者コメント】 「死」にどうしても惹かれてしまう人に読んでほしい歌集です。 徹底的に「死」を見つめ続けることで生まれた歌たちは、一見ネガティブですが、不思議な爽快感とほのかな明るさがあります。絶望とわずかな希望が混じりあった、待望の第一歌集です。 【著者紹介】 鳥さんの瞼:歌人。第八回氷川短歌賞大賞受賞。 装丁:名久井直子 校正:鷗来堂 印刷:藤原印刷株式会社 判型:四六変形 角背 上製 本文96頁
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吉本ばなな『724の世界 2023』
¥1,980
SOLD OUT
還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。 行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。 ──吉本ばなな 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 ブックデザイン:山西ゲンイチ 装丁:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm)
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BETTER FOOD VOL.1
¥2,475
私たちが日常的に楽しむ食には多くの負の側面が存在する。大量生産・大量消費を基本に設計された現代のフードシステムは、様々な問題をもたらしている。しかし、まだ希望はあるはずだ。より良いフードシステムを作る試みは、既に世界各地で始まっている。そんな国内外のムーブメントや先駆者たちを紹介し、より良い食の未来を描くために、本誌は作られた。 【目次】 [FROM JUNGLE TO TABLE] ジャングルから食卓へ バリ島でモダンインドネシア料理を提供するロカヴォアのオーナーシェフであるイルケ氏へのインタビュー。地産の食材を使うこと、生産者との関係性、ファームトゥテーブルのリアルを聞いた。 [FARM TO TABLE: CUISINE RÉGIONALE L'ÉVO] レヴォ ファーム・トゥ・テーブルを実践するレストランその一、日本の富山県南砺市利賀村にあるレヴォ。日本にはなかった前衛的地方料理、富山県産の食材へのこだわり、ジビエに対する向き合い方について。 [FARM TO TABLE: RESTAURANT DE KAS] デ・カス ファーム・トゥ・テーブルを実践するレストランその二、オランダの首都アムステルダムにあるデ・カス。ガラス製温室の中に作られたレストラン、自社農場で野菜を栽培すること、再エネとコンポストついて。 [FARM TO TABLE: AZURMENDI] アスルメンディ ファーム・トゥ・テーブルを実践するレストランその三、スペインのバスク州にあるアスルメンディ。生産者へのリスペクト、伝統在来種の保存、ヒューマニズムについて。 [CLIMATE CHANGE AND THE RESTAURANT] 気候変動とレストラン 気候変動が企業の経営会議で議論されるトピックとなった昨今、飲食業はいかにこの危機に対応することができるのだろうか。マクドナルド、バーガーキング、イケアといったグローバル企業の対応に迫る。 [THE FOREST GRAZING] 森林放牧 栃木県那須で森林放牧を実践する森林ノ牧場のオーナーである山川氏へのインタビュー。牛の命の価値を上げること、日本の酪農業界の課題、日本ならではの酪農の未来。 [GIN HELPS COMMUNITY] コミュニティを支えるジン カンボジアのクラフトジンメーカーMAWSIMのCOOである津崎氏へのインタビュー。カンボジアでジン造りを始めた経緯、水草をベーススピリッツの原料に使う試み、農村を支援するソーシャルビジネスの展望に迫る。 [BUILDING BETTER FOOD SYSTEM] より良いフードシステムを作る方法 ボーランを手がけたディラン氏に、コロナ以降にスタートしたコミュニティスペース〈フード・トラスト〉と、再オープンしたばかりのカジュアルタイ料理レストラン〈ウー〉で目指す“フードビジネスの未来”について話を聞いた。 [COFFEE SHOPS WE LOVE] 私たちが愛してやまないカフェ 編集部が愛してやまない国内外のカフェについて気ままに紹介。今回は、六本木にあるベーカリーカフェ〈ブリコラージュ〉について勝手に語る。 [BETTER FOOD PACKAGING GUIDE] より良い食品の包み方 プラごみ問題が深刻化する現在、「いかに食品を包むか?」というテーマは以前にも増して重要になってきている。私たちはいかにして持続可能な方法で食品を包むことができるのだろうか? 大きさ: 297×211×7mm 106ページ
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佐々木良『式部だきしめて』令和言葉・奈良弁で訳した万葉集3
¥1,000
SOLD OUT
1300年前に奈良で生まれた万葉集を、現代の奈良弁で訳した本。第3弾 3巻は袋とじ付き。 え?袋とじ!? 文庫判 196ページ
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佐々木良『太子の少年』令和言葉・奈良弁で訳した万葉集2
¥1,000
話題作『愛するよりも愛されたい』に続く第二弾の今回は、聖徳太子の和歌を中心に、万葉集の「笑い」や「ご飯」をテーマにして紹介しています。 当時のお笑いグランプリのようなコンテストの優勝作品、当時の芸人が作った歌などなど… 奈良時代の歌人のユーモアに触れてみてください! 文庫判 192ページ
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佐々木良『愛するよりも愛されたい』令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1
¥1,000
1300年前に奈良で生まれた万葉集を、現代の奈良弁で訳した本。 難しそうな万葉集も、これなら読めるかも?! 全国の中学校の先生からもご好評いただいています。 文庫判 192ページ
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【サイン本】おぼけん(雑誌「新百姓」編集長)『新百姓宣言』
¥1,100
※ 編集長おぼけんさんの直筆サイン本です。 本書は、雑誌『新百姓』編集長が、『新百姓』の背景にある考えと経験、 そして『新百姓』に至るまでの試行錯誤のプロセスについて書いた本です。 人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、 一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには? 本書では、今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、 「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、 それに向けた世界観や価値の転回について論じます。 そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、 それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を提示します。 カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、 Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、 自らの感覚によってしか確認できないものです。 だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、 あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、 日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。 Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今、 既存の社会システムに疑問を持ち、生き方や働き方を根本的に考え直す人が増えているのではないでしょうか。 「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。 狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、 自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。 もしもそういった思いを抱いているのならば、本書はそういう方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、 ともに考え歩むような一冊になり得ると思います。 また本書は、雑誌『新百姓』をさらに深く楽しんでいただけるようになる一冊でもあります。 本書が、手に取ってくださったお一人お一人にとって、 自身の秘めた創造性に気づき、より花開かせるきっかけの一つになれれば幸いです。 文庫版、256ページ
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【サイン本】 今日マチ子「きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく」
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 2023年の5月、「GWはどこへ行きましたか?」と聞かれた。挨拶のことばが「コロナ」から「旅」になった。自分の人生に現れた、一瞬の晴れ間のようなこの機会を忘れないようにしようと思う。また困難のなかにあるとき、支えてくれるかもしれないから。(今日マチ子『きみのまち』より) 今日マチ子、初めてのエッセイ集。 2024年、社会を見渡すと、コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えます。今日マチ子さんはコロナ禍を描き続け、人気シリーズとなった「#stayhome日記」3部作が2023年に完結。そんな今日マチ子さんが次に描くのは「旅ができる日々」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台北ー台中ー台南ー高雄という台湾旅、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。街や人を描いたイラストも66点収録。 B6・224ページ カラーイラスト66点
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【サイン本】幡野広志『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』
¥1,650
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※著者直筆サイン本です。 幡野広志著、イラスト: ヨシタケシンスケ ほとんどの人に写真の才能がある。でも、多くの人が写真を誤解している――即完売の大人気ワークショップをベースに幡野広志が書き下ろす、できれば触れたくなかった「写真の話」。いい写真とうまい写真はちがう。だめな写真とへたな写真も同じ意味じゃない。うまくてだめな写真もあるし、ヘタだけどいい写真もある。「いい写真」を知り、「いい写真」を撮ろう。写真の価値観が変わる、写真初心者必読の1冊。 <目次抜粋> 【第1章 うまい写真といい写真】 いい写真とは/向いている人と向いていない人 【第2章 写真を撮る理由】 どうして写真を撮るのか/見たものを撮ればいい 【第3章 写真の勉強】 写真の本は間違いが多い/写真以外から学ぶ 【第4章 光と距離】 適切な距離感/撮影者の気持ちと被写体の気持ち 【第5章 写真の誤解】 ほとんどのプロがやってるのに、ほとんどの人がやってないこと 【第6章 カメラの設定】 カメラの選択/レンズの選択/設定をコロコロ変えない 【第7章 現像】 RAW現像/パソコンとデータ保存 <本文より抜粋> たくさんの人が誤解をしているんだけど、うまい写真はいい写真ではない。いい写真というのはもっと別次元の話になる。いい写真の答えは哲学のようにそれぞれが辿り着くものだけど、うまい写真がいい写真ってわけじゃないって答えはほとんどのフォトグラファーと写真家の共通認識だろう。うまいから……で? となる。いい写真の答えは自分で出さないといけない。これまでぼくもいい写真についてたくさん考えてきたけど答えを押し付けるつもりはない。だけど答えを見つけるヒントになればいいなと思う。(「いい写真とは」より) どうして人は写真を撮るんですかね。食事や睡眠のように写真を撮らないと死ぬわけじゃないのに、どうして写真を撮るんでしょう。いい写真は伝わる写真だとぼくは書きましたけど、これは哲学みたいなものなのでいろんな答えがあると思います。(中略)感情を記録して何年後でも思い出せるのが写真の魅力です。写真はいつか宝物になります。自分の宝物にも誰かの宝物にも。人類の生活には写真は必須だと思いますよ。みなさんも写真を撮る理由を考えてみてください。(「どうして写真を撮るのか?」より) 大きさ: 188×128×17 mm
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【サイン本】田中輝美『日本の未来は島根がつくる』
¥1,760
※ 著者直筆サイン本です。 山陰中央新報の元記者で、過疎高齢化が著しい島根県出身・在住の著者が、「課題先進県の島根県から、課題『解決』先進県へ」の想いを強くして、島根のチャレンジャーたちの動きや想いを訪ね歩いて取材。山陰中央新報で2015年から20年まで6年間、「しまね未来探訪」のタイトルで69回にわたって連載しました。本書はその記事に加筆し、新たに島根に関わる若い世代3人による座談会や著者の解説を加えてアップデートしました。島根で暮らす人、これから暮らしていきたい人、そして島根を学び、島根で学びたい人が、地域のことや社会のことを自分事として考えていくきっかけになるヒントを紹介します。 大きさ : 188×127×10 mm 180ページ
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【予約・サイン本】小原晩『これが生活なのかしらん 』
¥1,650
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。5/25頃発送予定です。 小原晩『これが生活なのかしらん 』 まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。 それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、 たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、 それはもちろん自分の生活であるわけです。 その自分の生活というものを、つまりは現実を、 べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、 みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。 ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した 『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作! まぶしいほどまっすぐで、愛おしい。ままならない生活をめぐる38編のエッセイ。 寸法:188 x 130x 14 mm
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【KT様専用①】【サイン本】たかしまかずあき『ねこ専門店の注文書』
¥2,200
SOLD OUT
※注意!! こちらはKT様専用です。他の方が購入されてもキャンセル扱いとなり、返金の際は手数料も差し引いてのご返金となります。 主人公のマロンは、自由で気ままに暮らすねこに憧れ、ねこになりたいと願うくま。ある日、ともだちねずみのチェリーに「ねこ専門店」というお店が、細い細い[ねこ道]沿いにあるらしいことを訊く。「くまは決してねこにはなれないから諦めなさい」と友人から忠告されるけれど、どうしても行ってみたい。そこで、マロンがとった行動は? マロンの生みの親・たかしまかずあきさん たかしまさんは、文化服装学院を卒業後(株)イッセイ ミヤケに入社、2005年には(株)エイ・ネットから自身のブランド「Né-net」を立ち上げた、生粋のファッションデザイナー。「Né-net」の「にゃー」をご存知の方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。2020年に独立され、多くの人々との関わりの中から生まれるクリエイティブな活動「This is not a cat.」を展開中。 2200円 フワフワねこ耳ヘアバンドつき 体裁/版型20×20cm(正方形)・ハードカバー・中ミシン綴じ・32ページ
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【サイン本】たかしまかずあき『ねこ専門店の注文書』
¥2,200
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主人公のマロンは、自由で気ままに暮らすねこに憧れ、ねこになりたいと願うくま。ある日、ともだちねずみのチェリーに「ねこ専門店」というお店が、細い細い[ねこ道]沿いにあるらしいことを訊く。「くまは決してねこにはなれないから諦めなさい」と友人から忠告されるけれど、どうしても行ってみたい。そこで、マロンがとった行動は? マロンの生みの親・たかしまかずあきさん たかしまさんは、文化服装学院を卒業後(株)イッセイ ミヤケに入社、2005年には(株)エイ・ネットから自身のブランド「Né-net」を立ち上げた、生粋のファッションデザイナー。「Né-net」の「にゃー」をご存知の方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。2020年に独立され、多くの人々との関わりの中から生まれるクリエイティブな活動「This is not a cat.」を展開中。 2200円 フワフワねこ耳ヘアバンドつき 体裁/版型20×20cm(正方形)・ハードカバー・中ミシン綴じ・32ページ
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コミックブック CHANGE 変える
¥1,320
SOLD OUT
宇宙船に乗ったマムアンちゃんとララちゃ んが向かう先とは……? マムアンちゃん がそっと勇気を与えてくれる、フルカラー・ ミシン綴じの贅沢な一冊です。 サイズ 148mm×210mm (A5) 全12ページ