スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店し、現在新たな場所を模索中です。
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【サイン本】にしのあきひろ『ほんやのポンチョ』
¥1,650
※ 著者直筆サイン本です。ポストカード付。 ベストセラー『えんとつ町のプペル』に続く! にしのあきひろ脚本・監督の絵本。 不器用で商売下手な本屋さんが、行列のできる人気店になったのはなぜ? ポンチョと町の人たちが、本を通してつながっていく。優しい優しい物語。 本屋のポンチョは、力持ちだけど不器用で、商売が苦手。 それでもポンチョは、大好きな本に囲まれて幸せに暮らしています。 ポンチョの癖は、面白い本にメモを書き込んだり、ページを折ったりしてしまうこと。そんなことをしたら、売り物になりません。 ところがある日、女の子が訪れて、汚れた本を欲しがります。 「しるしのおかげでポンポンポンチョの ドキドキワクワクよくわかる これは せかい にひとつだけ とってもステキな『しるしぼん』」 町の人たちは、次第にポンチョが汚した「しるし本」を欲しがるようになりました。 そんなときに、お店が火事に! ポンチョは大事なものを取りに火の中へ――。 ポンチョはどうなる? お店はどうなる? 大きさ:217 x 217 x8 mm
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【予約・特典付】奈良敏行『本屋のパンセ』三砂慶明編
¥2,420
※ 数量限定で奈良敏行さん直筆コメント入り『音信不通』を一部プレゼントいたします。 ※ 2025年2月下旬発送予定です。 昨年刊行された『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』(現在3刷)に続く第2弾! 2023年に惜しまれながら閉店した鳥取の名店は、43年間何をしてきたのか。 そして、これから何をしていくのか。 ”本屋的人間”の思索を詰め込んだエッセイ集! 名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。 本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。(・・・) 本屋がなぜよかったかというと、本を読むことの先に待ち受けている「仕事」というものはなかったが、少なくとも本屋だけは過剰な思いを受けとめてくれるものだったからだ。その受けとめてくれるものが、本屋に属性的に存在する「あそび」と「ゆとり」だった。その「あそび」と「ゆとり」は、私においては読書会とミニコミ誌だった。(「あとがき これからの十年」より) 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子
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石川直樹『チョ・オユー』
¥14,300
SOLD OUT
※ 未開封です。 今秋8000m峰全14座登頂を達成した史上初の写真家・石川直樹。2023年、13座目に登ったネパール・チベット国境に聳えるチョ・オユー山行を、極限下、中判カメラで写した全記録。 いつも軽口ばかり叩いているシェルパの友人であり、隊のリーダーでもあるミンマ・ギャルジェが、雲の隙間からチョ・オユーが見えたその瞬間に手を合わせて何かを祈っていた。ぼくたちはチベットの平原から氷河の入口に着こうとしているところだった。ミンマのそんな後ろ姿をこれまで見たことがなく、そのときはじめてチョ・オユーという山が、シェルパたちにとって特別な山であることを、ぼくは気づかされた。(中略) あのときの彼は、祖先の移住を見守ってきた大いなる神の御頭に祈りを捧げていたのではないか。ぼくにはそのようにしか思えなかった。──本書「チョ・オユーへの旅」より 判型・ページ数:B4 ・112ページ
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すなば『SWIPE』
¥1,650
『さよならシティボーイ』のすなば最新作! マッチングアプリで繋がった男女が、偶然の連続で交錯していく。それぞれの人生とすれ違う視線が交わるとき、何が生まれるのか。現代の恋愛と孤独をリアルに描き出す傑作群像劇。 大好評だったさんぽぶんこ『マッチングシンドローム』と『マッチングガール』の2作に、新たに4人の男女の視点を書き下ろしてまとめた1冊です。 B6サイズ/188P ■著者 ・すなば 1991年生まれ。広島県出身。東京在住。会社員として働く傍ら文筆家として活動。 エッセイのほか小説、短歌、自由律俳句なども発表している。 著書にエッセイ集『さよならシティボーイ』(トーキョーブンミャク)など。 海とシティが好き。 ■装丁・装画 ・坂内拓 東京都出身、イラストレーター。コラージュ作品をメインに、広告・書籍・雑誌・ジャケットのアートワークに携わる。 主な作品にVolkswagen広告、劇団ロロ「BGM」、映画「ハニーボーイ」、ポカリスエットCMソング「BLUE SOULS」のビジュアル等。 日常風景を叙情的に捉える視点や、作品に余白を作るミニマリストスタイルは、見る者に想像の余地を残し、様々な物語を紡いでいく。
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神戸新聞文化部・編『神戸とジャズ100年』
¥1,980
神戸のジャズ発祥から100年。 日本のトッププレーヤー、未来のジャズ界を担う若者たち、ジャズの振興に情熱を注ぐ人々らを訪ね、時代を超えて響き、愛された神戸JAZZの魂に迫る。 <目次> 1.歴史編 産声―初のバンド 外国航路にルーツ 財産―街が育てたジャズストリート 硬派―ジャズ喫茶に息づく情熱 ジャズ喫茶の気概―震災に負けず 人々に勇気 伝説的ラジオ番組―「電リク」ジャズ浸透に一役 ジャズの甲子園―柔軟さや明るさ 次世代へ 2.演奏者編 ピアノ 小曽根 真さん―ディキシーの喜び 原点に クラリネット 北村 英治さん―聴き手との相乗効果 大切に ピアノ 松永 貴志さん―「阪神・淡路」伝え続ける ボーカル 原田 紀子さん―大人がたしなむ文化に トランペット 広瀬 未来さん―次のステージへ 仲間増やす 3.開拓者編 ピアニスト・オルガン奏者 小曽根 実さん ・客も自分も「楽しむ」が信条 ・人と街を愛し、愛された 日本学校ジャズ教育協会関西本部理事長 日下 雄介さん ・昼は教師、夜はバンドマスター ・中高生が競い合える場実現 ジャズライブ&レストラン「ソネ」 ・旅館から生演奏の「聖地」に ・大震災、国内外から届いたエール ・若手奏者 育てて半世紀 ・親子3代で「心地よさ」追求 西日本アマチュアビッグバンド連絡会理事長 港 良一さん ・バンド交流の場 実現に情熱 ・プロが指導 演奏会で腕磨く ・定演40回 培った絆を守りたい 4.次世代編 神戸ユースジャズオーケストラ―小中高混成 聖地目指す 甲南中学・高校ブラスアンサンブル部―中高一貫、多くのプロ輩出 県立高砂高校ジャズバンド部―自主性が持ち味 受賞常連校 蒼開中学・高校ジャズバンド部―小所帯一丸 全国舞台で躍動 「スイングジャズクルーズ」―港を酔わせる大学生の祭典 オゾネミュージックスクール―名プレーヤー輩出名門音楽教室 高砂ビル―音楽文化育てるホットスポット 神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校―米名門大と提携 世界へ人材 番外編 日本初のプロバンド結成 井田一郎 「最高齢バンド」の情熱生涯現役 年表 神戸とジャズの100年 本書は神戸新聞の連載「神戸JAZZの魂 響いて100年」(2022年11月3日〜2023年10月7日)を、一部加筆・修正してまとめたものです。 サイズ:四六 ページ:168ページ
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江 弘毅『神戸と洋食』
¥1,760
国内外から絶賛されたオリエンタルホテル、 外国航路の船で生まれた料理、 そして、新たな系譜。 神戸と洋食の歴史を知れば、 いつもの「一皿」が、より味わい深くなります。 目次より ・洋食の黎明 オリエンタルホテル ・陸に上がった船のコック ・受け継ぐ味、進化する味 ・神戸とパン、洋菓子 サイズ:A5判 ページ:164ページ
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勅使川原真衣『格差の“格”ってなんですか?』
¥1,760
「『わかる』とは?に挑んだ意欲作。「要するに」病の人にこそ、ぜひ読んでほしい」――山口周氏推薦! 「タイパ」重視、「自己肯定感」育て、「ウェルビーイング指標」の活用、「自立」の推進、「リスキリング」のススメ、「機嫌」を良くする方法、「成長」の希求、「つぶしが効く」能力……。社会でもてはやされる「よりよい生き方」「しあわせになる方法」を疑い、軽やかに解きほぐす20の問い。 【目次】 第1章 分ける、分かる、分け合う??違和感との出会い 第2章 格??の差? 第3章 能力??二の句が継げない「カルチャーフィット」 第4章 自己肯定感??自信を持てるように頑張ろう? 第5章 矛盾??ヒューマニティを取っ払う先 第6章 ガチャ??確約は正義なのか? 第7章 つぶしが効く??汎用化が孕む凡庸化リスク 第8章 自立??した人間とは? 第9章 覚悟??結果論かつ強者の論理 第10章 成長??後退、停止、逡巡の価値 第11章 自己責任??応答からはじめる関係性 第12章 リスキリング??「生き残り」をかけるのは誰? 第13章 タイパ??納得した感 第14章 本当に困っている人??絶望選手権と化す裏の顔 第15章 対話??見え透ける特権性 第16章 人となり??組織の問題を個人化する装置 第17章 ウェルビーイング??連帯のかけ声になりにくい理由 129 第18章 赦す??広い心と笑顔があればいいのに? 137 第19章 メリット??という気まぐれ 145 第20章 躊躇??躊躇うことを躊躇わない実践者であるために 勅使川原 真衣 てしがわら・まい 一九八二年、横浜市生まれ。組織開発専門家。おのみず株式会社代表。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。ボストンコンサルティンググループ、ヘイグループなど外資コンサルティングファームでの勤務を経て、2017年に独立。企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援する。また、論壇誌やウェブメディアなどにおいて多数の連載や寄稿を行っている。著書に、紀伊國屋じんぶん大賞2024で第8位となった『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)のほか『働くということ─「能力主義」を超えて』(集英社新書)、職場で傷つく─リーダーのための「傷つき」から始める組織開発』(大和書房)、『「これくらいできないと困るのはきみだよ」?』(編著、東洋館出版)がある。2020年に乳がんと診断され、闘病中。 四六判並製 240ページ
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【サイン本予約】高橋久美子『いい音がする文章』
¥1,870
※ 著者直筆サイン本です。発送は1/末~2/初を予定しております。 人の心に残る文章に必要なのは、論理でも語彙でもわかりやすさでもなく「いい音がするかどうか」です。小説・エッセイ・詩・教科書・歌詞・絵本・キャッチコピー・SNS・テレビCMなどリズミカルな名文から「言葉のビート」を身につける。元「チャットモンチー」ドラマーの作家が教える、自分の感性を爆発させる書き方。 【目次】 はじめに いい文章は「いい音」がする 第1章 ことばは「音」でできている 本を「音」で読む人 「絵文字」で何が伝わるか 文字のない民族は「音」で感情を伝え合う 突然ですが、ちょっと方言で書きますね 声は世界にひとつだけの楽器 文字はなかなか伝わらないけど音は一気にぜんぶ伝わる 赤ちゃんは「アンパンマン」がなぜ好きか ニックネームは「呼びたくなる音」 テレビCMは音の戦略 なぜ「よいしょ」と言ってしまうのか 匿名の140字が生むリズム 「バズ」を狙うと自分の音が消えていく column1 私の好きな「いい音がする文章」① 文豪の音 第2章 文のリズム・日本人のリズム 11歳からの「文のリズムの作り方」 国語は音読から始まる 誰もみな「音」から言葉を好きになる 「いい音がする文章」こそが時代を越える 日本古来のリズムはプログレ 洋楽に慣らされた日本人が忘れているリズム 雅楽の音と「日本人の気質」 演歌はなぜみな同じ曲に聞こえるか 米津玄師の曲が「懐かしい」のはどうしてか 金子みすゞと中原中也と「7・5調」 「音のおもしろさ」と「意味のおもしろさ」 人間関係はリズムでできている column2 私の好きな「いい音がする文章」② エッセイストの音 第3章 自分の音を鳴らすということ 国語教育のちょっと怖いところ なぜ「自分のリズム」を見失ってしまうのか? 「文を書く」は「音を作る」と同じだった みんな知ってる言葉を組み合わせて誰も知らないリズムを作るスピッツ ドラマー同士「音」で会話していた 音の生産地 リズムは自分の「性格」をもつくる 友達ではなく雲の上の詩人に共感した 「日記」で自分の音を鳴らそう 感情表現のツールは言葉だけじゃない 自分の音を取り戻す column3 私の好きな「いい音がする文章」③ 方言の音 第4章 なぜ自分の音を出しにくいのか? 『上を向いて歩こう』はなぜ人の胸を打つのか 「歌詞」は音楽の一部にすぎない 「音楽の力」を嫌った坂本龍一の言葉 「お世話になります」はセッション前のチューニング 「あなたの音」をもらったら「わたしの音」を返してみる 生身の自分は「複数のアカウント」を使い分けて音を出している 「チョベリバ」は短命で「ヤバい」が長生きなのはなぜ 「予測変換」で音が死ぬ罠 文字は狭く閉ざされて音は広く開かれている 「自分の音を鳴らしまくった文章」がひしめくすごい場所がある 読む文章を「音」で選べる時代 「自分の音」を見つけるトレーニング column4 私の好きな「いい音がする文章」④ 新聞記事とルポルタージュの音 作詞講座で伝えている基本的な「書き方」 「いつ・どこで・誰が」を明確に/説明だとわからないように説明する/でっかい言葉入れすぎない/「あの」「この」を入れすぎない/違和感を残す/書きすぎない/上手に書こうとしない/日記のようなリアルを書く/逆説やタブーを入れてみる/他の言葉に置き換わらない言葉/自己満足で終わらない/しかし、意味よりも音/晴れやかな音・くぐもった音 第5章 「音楽」にとって言葉とはなにか 私がチャットモンチーだったころ 「踊れないやつは人を踊らせられない」 「いい音楽」と「上手い音楽」は違う 音は年齢も国境も越える「言語」である 自分の独り言が知らない誰かのものになっていく 歌詞は歌われて完成する 私が憧れた「音としての言葉」の使い手 歌詞は「音」と「言葉」の間にある 「詞先」と「曲先」で変わる言葉の役割 文を音で推敲する 形容が多いと想像力が削られる 自分の音をコントロールして出せるように column5 私の好きな「いい音がする文章」⑤ 絵本の音 エピローグ 生き方が音をつくる あとがき 参考文献 46並 頁数:314ページ
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エルンスト・H・ゴンブリッチ 『美術の物語 ポケット版』
¥4,389
SOLD OUT
全世界800万部超の大ベストセラー。世界で一番読まれている美術の名著絶賛の美術書、待望のコンパクトサイズ。洞窟壁画から現代美術まで美術の流れが驚くほどわかりやすく、入門書にして決定版。カラー図版多数収録。 『美術の物語』、幻の「ポケット版」が、装いを新たに発売! あの大きな名著がポータブルに。 期間限定&初回生産分限定の「刊行記念特価」で発売! 「アートは君の友だちなんだよ。私にそう教えてくれたのは、この本だった。」 ──原田マハ氏(作家) 「歴史の流れのなかに、作品の魅力をくっきりと浮かび上らせる」 ──高階秀爾氏(東京大学名誉教授) 世界中で絶賛! 今世紀最高の美術入門書! ◉ラスコーの洞窟壁画から現代アートまで、絶えず変化しながらも繋がっている壮大な美術史のすべてを網羅した決定版。 ◉豊富な美術作品を鑑賞しながら、平易な文体で“物語”を読むように美術史を楽しむことができる。入門・基本書として最高の一冊。 ◉歴史の流れに沿った28の章立てで、時代毎に美術様式や芸術運動を整理。圧倒的な知識を持つ美術史家による充実した解説。 ◉本文内で論じられる美術作品は、必ずその作品の写真を掲載。カラー図版376点、モノクロ図版64点収録。 『美術の物語 ポケット版』は、元本『美術の物語』に比べてページ数こそ668ページから1048ページへと増えたものの、大きさは大判から新書に近いサイズに、また重量は約1800gから約750gへといずれも半分以下にサイズダウン。いつでも読みやすく、どこへでも持ち運びやすいので、すでに『美術の物語』をお持ちでも、「ポケット版」をお勧めします。 単行本 46変形 ・ 1,048ページ
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バージニア・リー・バートン『ちいさいおうち』石井桃子訳
¥1,870
しずかないなかに,ちいさいおうちがたっていました.やがてどうろができ,高いビルがたち,まわりがにぎやかな町になるにつれて,ちいさいおうちは,ひなぎくの花がさく丘をなつかしく思うのでした――.時の流れとともに移りゆく風景を,詩情ゆたかな文章と美しい絵でみごとに描きだした,バートンの傑作絵本.(2019.11改版) B4変(242 × 230 mm) 44ページ
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【サイン本】清田隆之(桃山商事)『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』
¥2,090
※ 著者直筆サイン本です。(コメントは選べません) 小冊子『〈男らしさのゆくえ〉を考えるためのブックリスト』付 ひとりの青年が、とまどい、ゆらぎ、つまずきながら、夫になり、父になる成長物語。その率直さに胸を衝かれる。男性が本書から学ぶことは多いだろう。——上野千鶴子 このひとの書くものはブレない。それはたぶん、自分の立ち位置と付与された力を厳しすぎるくらいに点検することを忘れないからだ。——信田さよ子 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。 (「戻れないけど、生きるのだ」) 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 判型:四六判 ページ数:304ページ
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寮美千子 編『空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集―』
¥605
受刑者たちが、そっと心の奥にしまっていた葛藤、悔恨、優しさ……。童話作家に導かれ、彼らの閉ざされた思いが「言葉」となって溢れ出た時、奇跡のような詩が生まれた。美しい煉瓦建築の奈良少年刑務所の中で、受刑者が魔法にかかったように変わって行く。彼らは、一度も耕されたことのない荒地だった──「刑務所の教室」で受刑者に寄り添い続ける作家が選んだ、感動の57編。 文庫判・224ページ
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中島 らも・小堀 純『せんべろ探偵が行く』
¥748
安くて美味い! 酒呑み垂涎の店が満載!! 「せんべろ」とは千円でべろべろになれるまで呑める店のこと。らもさん率いる酒をこよなく愛する中年たちが、全国津々浦々の安くて気取らない店をレポート。特別座談会も収録。 文庫判/272ページ
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本橋ひろえ『ナチュラルおそうじ大全』
¥1,430
家に何種類の洗剤がありますか? 場所別にたくさん持っている人が多いのではないでしょうか。でも、洗剤がたくさんあることで、掃除はラクになっていますか? 洗剤をたくさん持っている人ほど掃除が嫌いというデータもあります。「手が荒れる」「力を入れてもキレイにならない」「使おうと思ったら洗剤がなかった」「洗剤置き場の片づけも面倒」。掃除が嫌いな人が口を揃えます。「手が荒れない! ゴシゴシと力を入れない! 少ない洗剤でキレイになる! そんな方法をお伝えするのが本書。洗剤は5つで十分です。家じゅうピカピカになります。なぜなら、汚れは大きく分けて4種類だから。ホコリや砂・泥、アブラ(油脂)汚れ、水アカ、カビ・菌… それぞれの汚れにあった対策をすれば、掃除は劇的にラクになります。その汚れの種類は? どうしてきれいになる? 掃除に関する「なぜ?どうして?」を、理論的に解説するから、わかりやすくて、すぐ試せる。 判型・ページ数 / A5変 ・ 224ページ 【本橋ひろえ】 ナチュラルクリーニング講師。 北里大学 衛生学部化学科卒業後化学薬品会社で合成洗剤の製造を担当。 2006年より、東京を中心に各地でナチュラルクリーニング講座をさせていただいています。子どもの頃よりアトピーに悩み、洗剤の裏面を読む習慣がつきました。大学では化学を専攻、会社員時代には合成洗剤の製造を経験。いつの間にやら洗剤に詳しくなり、ナチュラルクリーニング講師になりました。 ナチュラルクリーニングとは… *環境&手肌に優しい *安心安全 *手抜きができて楽チン&楽しい *きちんと洗えたキレイな服を着る そんなお掃除&お洗濯方法です! 可愛い3匹のネコたちのためにも無臭で安心安全なナチュラルクリーニングを実践しています。
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永瀬沙世『White Flowers』
¥2,200
2011年夏に訪れたスウェーデン・ストックホルムで一般的な雑草として知られている「レースフラワー」の一種を独自の視点で捉え、淡々と撮り続けながらまとめられた作品群を収めた写真集。 サイズ:150 x 250 mm 頁数:52ページ ソフトカバー / 無線綴じ 限定500部 / ナンバー入
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【サイン本】野村佐紀子『Sakiko Nomura: Ango』
¥6,380
※ 著者直筆サイン本です。 グラフィックデザイナー/パブリッシャーである町口覚が、日本の写真家の写真と、日本の近現代文学を一冊の本という空間の中で交錯させること、新しい表現力をもつ“書物”を生み出すプロジェクト。第一弾〜第三弾の森山大道に続き、今回は野村佐紀子を迎えての第四弾となる。1946年に発表された坂口安吾の『戦争と一人の女』はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の検閲により大幅に削除されて発表された。今回は2000年、『坂口安吾全集第十六巻』にようやく収録された『戦争と一人の女』【無削除版】と、野村佐紀子が撮影した写真を、町口覚が新しく編み造本した。 判型 : 213 x 150 mm 頁数 : 204頁 掲載作品 : 69点 製本 : 世界初のツイストハードカバーブックバインディング
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なかじ『麹本』
¥1,430
味噌、醤油、酒…と世界的に日本の発酵食が注目され、海外でも発酵食づくりがさかんです。この本では、日本だけでなく世界各地で麹つくりの学校を主宰してきた著者が編み出した、どこでも誰でもできる麹つくりの方法を伝授します。コツを押さえれば、少量の米と身近な道具で、都会の小さな台所で初心者でも失敗なく米麹がつくれます。甘酒、乳酸発酵甘酒、菩提もとのどぶろく、麹パウダーのつくり方、稲麹からの麹つくり、種継ぎの方法も紹介します。英訳付き。 【目次】 はじめに 1.麹とは? 麹が日本の食文化をつくってきた 麹菌の生態を利用する 麹つくりは酵素つくり 酵素が発酵食品の味を決める 自分で麹をつくる意味 2.麹をつくる 道具 タイムスケジュール 米を蒸す 1 洗い ~米を洗う 2 浸漬 ~水に浸けて吸水させる かし~指で米を摺りつぶし、粉になるかをチェックする~ 3 ザル上げ ~水を切る ザル上げした米を蒸し器に入れる 4 蒸し ~米を蒸す 抜けがけ法 5 蒸し上がり~米を充分に蒸せたかチェック ひねりもち 種麹をつける~米1粒に胞子1粒~ 6 蒸し取り~蒸し米を取り出し、粗熱をとる バットを滅菌する 乾燥しやすい環境では「埋け飯」に 扇風機で冷ましてはダメ? 7 種切り ~種麹を振る 8 包み込み ~包んで保温し発芽を促す <発芽期> 切り返し~温度・湿度を均一に保つ~ 温度が上がりすぎたら? 菌糸を成長させる 9 盛り ~1回目の手入れ <菌糸成長期> 麹が湿っぽい・発育が悪い場合 麹が乾燥する・硬くなった場合 10 仲仕事 ~2回目の手入れ 11 仕舞仕事 ~3回目の手入れ 12 最高温度をチェック <酵素蓄積期> できあがり 13 完成 14 出麹 ~容器から取り出す 15 枯らし ~乾燥させる 麹菌の生態 ~原理を知る 3.麹を使う 甘酒 乳酸発酵甘酒 菩提もと/どぶろく 塩麹 麹パウダー 番外編 もうひとつの麹つくり 田んぼの稲麹から麹をつくる 麹からの種を継ぐ ~種麹をつくる おわりに 麹菌の入手先 【著者・なかじ】 麹文化研究家・元寺田本家蔵人頭。『酒粕のおいしいレシピ』著者。料理研究家の中島デコ氏に師事、料理と自給的暮らしを学ぶ。その後、自然酒造り酒屋の寺田本家に8年間勤め蔵人頭として酒造りに携わり、酒を通して麹・発酵の原理を学ぶ。独立し、日本をはじめ、世界各地で「麹の学校」を開催。オンラインでの学校も運営中。 A5判 ・64ページ
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寺田 聡美『寺田本家発酵カフェの甘酒・塩麹・酒粕ベストレシピ』
¥1,650
江戸時代から続く造り酒屋「寺田本家」が営む発酵カフェで人気のメニューを中心に65レシピを紹介。体にいい発酵食品に加え、砂糖や乳製品は不使用で子どもからお年寄りまで楽しめる料理が満載。 185 x 258 x 9 mm 96ページ 寺田 聡美(てらだ・さとみ) 江戸時代から続く、千葉県香取郡神崎町の造り酒屋・寺田本家23代目の次女として生まれる。寺田本家は無農薬米、無添加、きもと造りの独自の自然酒醸造で知られる。マクロビオティックを学び、カフェ勤務などを経て、結婚後は家業を手伝う。醸造元で育ち、発酵を身近に感じてきたからこその発酵レシピが好評。2017年、寺田本家の敷地内に「発酵暮らし研究所&カフェ うふふ」をオープン。麹や酒粕を使ったおいしい料理とスイーツのほか、寺田本家の酒も味わえる。2児の母。著書に『寺田本家 発酵カフェの甘酒・塩麹・酒粕ベストレシピ』、『寺田本家 発酵カフェの甘酒・酒粕・麹のやさしいおやつ』、『塩麹・酒粕・甘酒でつくる 寺田本家のおつまみ手帖』(すべて家の光協会)など。
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寺田 聡美『寺田本家発酵カフェの甘酒・酒粕・麹のやさしいおやつ』
¥1,650
砂糖・小麦粉・卵・乳製品を使わない 江戸時代から続く造り酒屋「寺田本家」が提案する、おやつのレシピ。 おだやかな甘みの発酵食品を使うことで、驚くほど味わい深いおやつの数々は、毎日食べても飽きないおいしさ。 体にやさしく、免疫力アップにも役立ちます。 醸造元で育ち、発酵食品が常に身近にある著者ならではの、作りやすく素材の自然な甘みが引き立つレシピが満載です。 189 x 257 x 9 mm 88ページ 寺田 聡美(てらだ・さとみ) 江戸時代から続く、千葉県香取郡神崎町の造り酒屋・寺田本家23代目の次女として生まれる。寺田本家は無農薬米、無添加、きもと造りの独自の自然酒醸造で知られる。マクロビオティックを学び、カフェ勤務などを経て、結婚後は家業を手伝う。醸造元で育ち、発酵を身近に感じてきたからこその発酵レシピが好評。2017年、寺田本家の敷地内に「発酵暮らし研究所&カフェ うふふ」をオープン。麹や酒粕を使ったおいしい料理とスイーツのほか、寺田本家の酒も味わえる。2児の母。著書に『寺田本家 発酵カフェの甘酒・塩麹・酒粕ベストレシピ』、『寺田本家 発酵カフェの甘酒・酒粕・麹のやさしいおやつ』、『塩麹・酒粕・甘酒でつくる 寺田本家のおつまみ手帖』(すべて家の光協会)など。
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小倉ヒラク&コージーズ 『おうちでかんたん こうじづくり』
¥1,650
こうじは、日本にしかいない「食べられるカビ」。味噌や醤油やみりんや日本酒など和食の発酵調味料はこうじのおかげでできている。酵素をたくさんだして、お米や麦、大豆から甘みやうまみをつくりだす。そんなこうじのはたらきや秘密を、歌とアニメとダンスで楽しく紹介。家庭で手軽にできて、使い切れる少量のこうじのつくりかたも、動画と本でくわしく紹介。できたてのこうじをたっぷり使ってつくる絶品甘酒や、甘酒プリン、塩こうじ、醤油こうじなど、こうじの楽しい使い方も満載。「こうじのうた」の楽譜付。 【目次】 こうじのうた レッツ!こうじづくり おいし~い こうじりょうり こうじのこと、もっとくわしく 楽譜 ●付属DVD こうじのうたアニメーション/おどりかた解説/こうじのつくりかた ■小倉ヒラク デザイナー。発酵食品のデザインを多く手がけ、発酵文化と郷土食の素晴らしさをアツく伝えている。 ■コージーズ「発酵で日本の食を豊かにしたい!」と結成された発酵文化応援チーム。メンバーは五味醤油6代目・五味仁と妹の洋子、山梨県北杜市役所観光商工課の浅川裕介、歌手の森ゆに、ダンスユニットのflepfunce!。 判型/頁数:B5変 36ページ
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小倉ヒラク『アジア発酵紀行』
¥1,760
発酵はアナーキーだ!「茶馬古道」からインド最果ての地へ至る壮大な旅 アジアの巨大な地下水脈をたどる冒険行。「発酵界のインディ・ジョーンズ」を見ているようだ! ――高野秀行(ノンフィクション作家) 自由になれ――各地の微生物が、奔放な旅を通じて語りかけてくる。 ――平松洋子(作家・エッセイスト) 発酵はアナーキーだ! チベット〜雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ―― ・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉 ・謎の漢方麹✕プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉 ・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶 ・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化 ・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc. 前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。 四六判・288ページ
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小倉ヒラク『オッス!食国』
¥1,650
発酵文化のスペシャリストが日本古来の食文化を神饌をキーワードに紐解く 発酵をめぐる旅を続ける著者が、その土地ごとの食のありかたを観察するなかで見えてきた、人々の暮らしや気候風土、死生観や政治経済。古代の日本人たちが感じていた食の世界にタイムスリップする1冊です。 【目次】 序章:百味の飲食、海川山野の味なもの 第一章:米と麹 稲・神・菌のトライアングルマジック 第二章:塩と醤油 草食うま味レボリューション 第三章:味噌 愛憎渦巻くトレンディ味噌ドラマ 第四章:だし 海が運んだうま味の多様性 第五章:お茶と懐石 わびの茶が生んだ引き算のおもてなし 第六章:おすし 酸に魅せられ、山から海へ 第七章:粟・豆・麦・芋 正月が半年ずれる? ウラの食国へようこそ 第八章:獣と鯨 隠された食国、燃やされた海の神 終章:食国の再生、再出発は遠く離れた場所から 四六判・256ページ
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アサダワタル『住み開き 増補版』
¥902
自宅の一部を開いて、博物館や劇場、ギャラリーにしたり、子育て世代やシニアの交流の場にしたりして人と繋がる約40軒。7軒を増補。解説 山崎亮 【目次】 東京編(cotona mama&baby―ママさん自宅サロン(世田谷区・学芸大学) 岡さんのいえ TOMO―継がれゆくまちのお茶の間(世田谷区・上北沢) 行脚庵―若者たちの持続可能な自宅サロン(世田谷区・新代田) ほか) 大阪編(905 Cafe―マンション開放型サロン(淀川区・新大阪) 小島商店―元酒屋が生まれ変わる(淀川区・西中島南方) navel cafe―職住のボーダーを揺り動かす自宅カフェ(淀川区・三津屋) ほか) 各地編(space BEN―自宅を劇場に(青森・八戸市・柏崎) でんかハウス―生活の延長線上でできる表現(京都・東山区・蹴上) 優人―福祉制度の垣根を超えて(京都・城陽市・平川鍛冶塚) ほか) アサダワタル( あさだ・わたる ) 1979年大阪生まれ。日常編集家。大阪市立大学法学部卒。音楽演奏から、分野をまたぐ文化プロジェクトの構想・演出、それらにまつわる文筆、講演などを展開する。2002年、バンド越後屋のドラマーとして、くるり主宰レーベル「NMR」からのCDリリースがキャリアの初め。2003年以降、ソロ名義である大和川レコード、ユニットSJQにてライブやCM・映画での演奏、国内外におけるCDリリース多数。あわせて、表現活動を“音”から“場/事”に拡張し、遊休施設や寺院、住居や旅館や空き店舗などを活用したスペース、および各地域コミュニティの演出にも関わる。近年は自宅の一部を他者に開放する「住み開き」を提唱。神戸女学院CDP、立命館大学映像学部非常勤講師。NPO法人cocoroom副代表理事。ボーダレス・アートミュージアムNO-MAアドバイザー。 文庫判・304ページ
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村上しほり『神戸——戦災と震災』
¥1,320
震災から30年、空襲から80年。 危機からの復興を軸に、明治期から現代までを描く。貴重な図版を多数収録した、都市史の決定版。 1868年の神戸港開港後、1889年の市制施行で「神戸市」が成立する。以降、神戸というまちは、1938年の阪神大水害、1945年の神戸大空襲、1995年の阪神・淡路大震災と、災害や戦争の影響を大きく受けながら発展していく。本書は、こうした危機からの復興を軸に、明治期から現代までの都市史を描く。貴重な図版を多数収録した、神戸都市史の決定版である。 はじめに 神戸というまちの魅力 【目次】 第1部 近代 第1章 開港による都市形成 1 兵庫県の成り立ちと旧五国 旧五国と神戸(摂津) 2 神戸開港の前史――兵庫津のはじまり... 新書版・376ページ 村上しほり(むらかみ・しほり):1987年生まれ、神戸育ち。神戸市役所職員(公文書専門職)。大阪公立大学特任准教授。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了、博士(学術)。専門は都市史・建築史。著書の『神戸 闇市からの復興』(慶應義塾大学出版会、2018)は日本都市計画学会、日本観光研究学会、日本建築学会で各賞を受賞。共著に『占領下日本の地方都市』(思文閣出版、2021)、『神戸スタディーズ#6 “KOBE”を語る』(デザイン・クリエイティブセンター神戸、2018)など。