スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店し、現在新たな場所を模索中です。
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マメイケダ『味がある。』
¥2,530
※ サインはスズキナオさんのみです。 『おなかがへった』や『えきべんとふうけい』などの絵本、書籍や雑誌等の装画や挿絵などのイラストレーション、食品のパッケージイラスト等、 いま大注目のイラストレーター・画家、マメイケダがライフワークのように描き続けるごはん日記。 待望の増補改訂復刻版! ごはんを前にした時のよろこびと、食べることそのものの衝動をダイナミックに伝える筆致。 絵日記には、マメさんのちょっとした気づきや雑感が添えられ、お店のカードや商品ラベルが貼りこまれている時もあります。 さまざまな時間、場所、思い出とともに膨れ上がった日記帳をそのまま書籍に落とし込んだような装丁は、 日記という個人の日々の記録でありながら、それをみる私たちにとっては 気のおけない友人がすすめてくれるなによりのグルメ情報のようです。 親しみあふれる美味しいほほえみブック。 本文より 〈ロールケーキ〉 ロールケーキって、ほんとしみじみ「の」だなぁ。 コーヒーを淹れる時も「の」の字、 結んだ袋をほどきやすくする結び方も「の」の字に結ぶ。 「の」ってなんかすごい。急に好きだ。 デザイン:仲村健太郎 判型:B6判変形(182×112 mm)/112ページ/並製・角丸 テキスト:日本語(一部英語)
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【抽選販売イベント】11/29(水)18:30漫画家絵津鼓トーク『2023年ありがとうございました』
¥1,760
抽選販売
※注意事項…お申込み前に必ずお読みください。 今回のトークイベントは、クレジットカードのみの対応となり事前の決済が必要です。 応募者多数の場合は抽選となります。 落選の場合も、一度決済が行われ、履歴が残ります。その後、返金されますのでご安心ください(返金のスケジュールはカード会社様ごとに異なります)。 BASEシステム上、いかなる場合も返金、キャンセル、お客様情報の修正(お名前・メールアドレス・電話番号等)は承ることができません。ゆっくりと、正確に、お間違えのないよう、お申し込みをお願いいたします(誤った情報は修正することができません。お問い合わせいただきましても回答しかねます。ご了承ください)。 いよいよ、年末が近づいてきました。 2024年のカレンダー発売前、緊急トークイベントを開催します! (イベント当日の販売はA5版1枚ものカレンダーのみ販売いたします) 日時 :11月29日(水)18:30〜 場所 :大阪・心斎橋パルコ4F 丸福珈琲店 Good Old & New Edition テーマ *『2023年、できたこと』 *みんなからの質問コーナー 絵津鼓先生に聞いてみたいこと大募集。参加申し込みの際、BASE備考欄に質問を書き添えてください。 出演: 著者_絵津鼓(著『メロンの味』など) 司会_中川和彦(スタンダードブックストア店主) 料金:1,760円(1,600円+税)*1ドリンク&丸福さんのお土産付 *絵津鼓先生からのおみくじ お申込期間: 11月22日(水)21:00〜11月24日(金)21:00 当落結果発表: 11月25日(土)21:00 申込方法:*こちらのBASEのみの受付です。 *応募者多数の場合は抽選となります。 *繰り返しになりますが必ず、以下の注意事項をお読みください。 今回のトークイベントは、クレジットカードのみの対応となり事前の決済が必要です。なお、定員を超えた場合は抽選となり、当選された方のみご参加いだだきます。丸福さんのレジ混雑緩和のため、ご協力をお願いいたします。 落選の場合も、一度決済が行われ、履歴が残ります。その後、返金されますのでご安心ください(返金のスケジュールはカード会社様ごとに異なります)。 キャンセル及び、他の方への転売はできません。 当日はご本人様確認のできるもの(免許証、健康保険証など)を必ずご持参ください。 BASEシステム上、いかなる場合も返金、キャンセル、お客様情報の修正(お名前・メールアドレス・電話番号等)は承ることができません。ゆっくりと、正確に、お間違えのないよう、お申し込みをお願いいたします(誤った情報は修正することができませんので、ご了承ください)。
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【サイン本】 パリッコ・スズキナオ『酩酊対話集 酒の穴エクストラプレーン』
¥1,100
せきしろ氏・清野とおる氏賞賛!! 「チェアリング」という活動を生み出し、いまやテレビ、ラジオ、雑誌、ウェブメディアなどには欠かせない存在となったスズキナオとパリッコが、前作「酒の穴」に続き、無益に飲み語る。 読んでもまったく身にならない、だけどひとり酒の時間が少しだけ豊かになる、酩酊対話集第二弾。 【コメント】 ●せきしろ(作家、俳人/『去年ルノアールで』など) 「愛とか夢とか勇気とか、どうでも良い曲の歌詞に出てきそうな、あるいは居酒屋にあるカレンダーに書かれていそうな言葉は敬遠して生きてきたが、今はとにかく勇気が欲しい。知らない店に入れるような、知らないメニューを頼めるような、どんな店でも楽しめるような、そんなパリッコ氏やスズキナオ氏が持つ勇気。どれかひとつでも、その欠片でも自分にあれば、別の人生だったとすら思う。」 ●清野とおる(漫画家/『東京都北区赤羽』など) 「戯言集とみせかけた金言集。 ディストピアと化した現代をユートピアにする方法が詰まっている。」 文庫判176ページ 寸法 10.6 x 1.4 x 14.8 cm
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【サイン本】ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 20代で転職6回。 「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。 こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。 目次 ◎一社目 倉庫、コンビニ アルバイトはたのしい 倉庫ではたらく お金がない 時間の換金には限度がある ◎はじめての就職活動 転職エージェントに登録する 初めての面接 「世の中そんなに甘くないんだよ」 再最終面接 ◎二社目 営業 入社一か月目 ほほえみ地蔵 社会人練習 踏んだり蹴ったり 血便、ふたたび ◎はじめての休職 ダチョウか、タカか、ペンギンか 川と裁判傍聴の日々 ◎三社目 webマーケティング おでんを食べながら働く 「圧倒的成長」をしたくない ◎四社目 書店スタッフ 滑り込み転職 手取り十五万円クライシス レモンの輪切りと人生 「好きなこと」を仕事にする (二十八歳・書店アルバイト) 転職活動、ふたたび トイレットペーパーがない ◎五社目 事務局・広報 入社して一か月で辞めたくなる 「給料も払いたくない」 「仕事ができる・できない」は環境の違い 「ひらいさんは文章で成功しない」 なにもない首里城 ◎六社目 編集・ライター 職場には川が必要 デスクでごはんを食べること、窓がないオフィスで働くこと 「書く」という仕事 甘いものが食べられない期 偏りをはかる ◎七社目 ライター・作家(フリーランス)←「社」ではないですが……。 倉庫バイト・リバイバル 働き方革命 やってみたいことを、やってみる 転職の数だけ人生の味方が増える フリーランスの生活と占い 肩書は書かない いつ、どんな理由で辞めてもいい 夢って、なんだろう ◎あとがき 版元から一言 個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せるひらいめぐみ、書き下ろし最新作。 生涯年収やキャリアプランよりも大事にしたいことがある人、転職に悩む人、働き方に悩むすべての人たちに送ります。 「面白かった。就職とか会社とかよくわからん、と思ってる人、だいじょうぶ、みんなわかってないから、と教えてくれる本だった。 なんか違う、と感じたら体調を崩してやめてしまう、身体の敏感さがひらいめぐみの才能だと思う。 仕事の内容よりも、仕事場の近くに川があるかどうか、のほうが熱心に語られている。僕も川のそばの倉庫で働いてみたくなった」(pha) 大きさ:四六判 縦128mm 横188mm 厚さ17mm 224ページ 並製 【著者プロフィール】 ひらい めぐみ (ヒライ メグミ) 1992年生まれ。茨城県出身。7歳からたまごシールを集めている。2022年に私家版『おいしいが聞こえる』、2023年に『踊るように寝て、眠るように食べる』を刊行。好きな食べものはおでんとかんぴょう巻き。
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文学ムック 『ことばと』 vol.7
¥1,980
文学ムック 「ことばと」vol.7 A5、並製、368 ページ 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 千葉雅也「間違えたらもう一度繰り返せ」 【第5回ことばと新人賞】 池谷和浩「フルトラッキング・プリンセサイザ」 佳作 藤野「おとむらいに誘われて」 選考座談会(江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集:ことばとことば】 ◎創作 大沼恵太「ここだけの話」 大前粟生「パラパラ」 片島麦子「メントリの始末」 木下古栗「君たちはどう生きるか」 佐川恭一「不服」 瀬尾夏美「頬をなぞる」 戸田真琴「きっとしらない国」 法月綸太郎「虱博士」 笛宮ヱリ子「白い噓」 福田節郎「才能」 保坂和志「ことばとショーケン」 町屋良平「植物」 【本がなければ生きていけない】 佐々木敦「蔵書の減少と本棚の増殖」
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北山耕平翻案『虹の戦士』ポケット版
¥1,760
SOLD OUT
30年間静かに読み継がれるロングセラー、待望のポケット版。 アメリカ・インディアンが信じつづけてきた、希望と再生の物語 「地球が病んで/動物たちが/姿を/消しはじめるとき/まさにそのとき/ みんなを救うために/虹の戦士たちが/あらわれる」 ――ネイティブ・アメリカンに古くから残る言い伝えより 老婆と少年ジムに起こる、小さな奇跡――。ネイティブ・アメリカンが信じつづけてきた物語『虹の戦士』(英題:Warriors of the Rainbow)が、このたびポケット版として刊行! 『虹の戦士』は、1991年に北山耕平が翻案し河出書房新社より刊行されたのち、1999年に太田出版より同名で刊行、2017年に『定本 虹の戦士』が刊行されており、30年以上にわたって読み継がれている物語。このたび持ち運びしやすいA6判サイズで待望の再販となった。 本書は一九九一年の河出書房版、一九九九年の太田出版旧版、二〇一七年の同・定本版を経て、今度のリトルブック、ミニマルな形で四度目の刊行になります。最初に世に出てから三〇年以上の月日が流れました。ありがたいことに本書を求める声は年を追うように高まり、よりシンプルで無駄の少ないものを世に問う誰の手にも渡せる版を残そうということになり、今回、古くからの友人でデザイナーの白谷敏夫氏の手をお借りして、ポケット版『虹の戦士』をあなたに渡せることになりました。 この優しい本が、そして、この物語が、いつまでもあなたの力になりますように。 本書収録「二〇二三年ポケット版へのあとがき」より A6判上製、200ページ
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北尾修一『調子悪くて当たり前日記』
¥1,320
SOLD OUT
百万年書房・代表北尾修一『自分思い上がってました日記』の続編。 8月22日から10月23日までの日記。 タイトル:調子悪くて当たり前日記 著者:北尾修一 装幀:木庭貴信+角倉織音(OCTAVE) 仕様:A6/並製/本文1c208p
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谷川俊太郎/木下龍也『これより先には入れません』
¥1,650
SOLD OUT
谷川俊太郎と木下龍也の書き下ろしの共著を、出版社名を入れない「同人誌」(同好の士が集まってつくる本)として制作しました。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。その時々の感情まで知ることができます。 * * * 僕にとって『これより先には入れません』は一対一の戦いでした。どの場面にも技術+勘+運+奇跡が必要でした。圧倒的な才能+経験値を前にして何ができたのか、できなかったのか。ぜひ本書でご覧ください。(木下龍也) * * * 『これより先には入れません』 著者:谷川俊太郎 木下龍也 仕様:B6変型/並製/134頁 販売会社:ナナロク社 【著者プロフィール】 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口生まれ。歌人。
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エド・ピスコー『ヒップホップ家系図 』
¥2,970
SOLD OUT
祝ヒップホップ50周年! ヒップホップ家系図が日本独自の編集版となって再登場です! この本は過去に出版したヒップホップ家系図1〜4巻のコミックの部分を1冊にまとめたものです。本文は過去のフルカラーから基本2色(ページによっては3色や1色もある)のよりシンプルな彩色構成に変更になっていますので、日本の漫画に慣れた読者にはさらに読みやすくなったと思います。サイズは週間漫画雑誌と同じサイズのB5サイズで、デザインは週間漫画雑誌とコンビニ漫画を足して2で割ってポップにした感じの本って想像してみてください。価格面も相当頑張ったつもりです。ぜひ手に取ってみていただけたら幸いです。 vol.1 米国ワシントン・ポスト紙の"2013年ベストコミック" 米国シアトル・タイムズ紙の"2013年ベスト音楽コミック" SPIN誌の"2013年ベスト音楽本" 等多くの名誉ある年間ランキングに次々と選出! 米国で今最も注目されている若手コミック作家の一人エド・ピスコーが、世界を激変させた米国生まれの偉大なる芸術表現: ヒップホップの世界を描いた。 爆発的に愉快なエンタテイメント性溢れ、まるで百科事典のように詳細に描かれたヒップホップを取り巻くドキュメンタリー・コミック。 ネット上のBOING BOINGに連載という形で始まった『ヒップホップ・ファミリー・トゥリー』(ヒップホップ家系図)の舞台は、サウス・ブロンクスの公園や個人宅の居間に始まり、やがてはヒップホップ・シーンが急激な盛り上がりを見せたナイト・クラブ、レコーディング・スタジオ、そしてラジオ局へと移行していく。ラッパー同士のバトルやライバル関係、パフォーマンス技術の発展、勝者と敗者:自称ヒップホップ"おたく"である著者はその全てをしつようなまでの情熱でもって調べ上げ、裏を取り、愛情を持って描いた。 ヒップホップ界の初期のスターであった、クール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュ、カーティス・ブロウ、シュガーヒル・ギャング、ファンキー4+1、後にRUN-DMCとなる3人のキッズのみならず、ラッセル・シモンズ(Def Jamの創始者の一人)、シルビア・ロビンソン(音楽家・シュガーヒル・レコード創始者)、リック・ルービン(音楽プロデューサー・Def Jamの創始者の一人)等同等のカリスマ性を持った重要な裏方達等、それぞれの強烈な個性、歴史的パフォーマンス、人間関係が活き活きとダイナミックに描かれている。そして、グラフィティ界の巨匠ファブ・ファイヴ・フレディがデボラ・ハリー(ブロンディ)、キース・ヘリング(美術家)、ジャン・ミシェル・バスキア(美術家)、グレン・オブライエン(『TVパーティー』)、チャーリー・エーハン(映画監督・『ワイルド・スタイル』など)、 リー・キノーネ(グラフィティ・ライター・美術家)らと出会い化学反応を起こし、彼等の音楽、アート、そして文化がマンハッタンのダウンタウン全体やメインストリーム・シーンに大きく影響するようになる過程を目撃する事が出来る。 その他、ナイスなキャラの脇役達(後にヒップホップ界のスター…)から、1970年代後半の街の様子、愉快な小話等エド・ピスコーならではの世界観が読む人全てを魅了する。 vol.2 ヒップホップ家系図 vol.2(1981~1983) 今回描かれるのは1981〜1983年の期間。当時、ヒップホップはその活躍の場を近所の公園や個人の娯楽部屋からダウンタウンのクラブやレコードへと広げていた。パフォーマー達は観客を魅了し、差別化を図るためにどんどん派手な格好でステージに上がるようになっていた。そんな中、RUN-DMCという若いグループがシーンに登場し、ストリートでのパフォーマンスへと回帰するスタイルを打ち出した! 第2巻が描くのはヒップホップにおける様々な歴史的ヒット作の舞台裏:アフリカ・バンバータの“プラネット・ロック“、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フュリアス・ファイブの"ザ・メッセージ"、そして映画『ワイルド・スタイル』等。また、NWA、ザ・ビースティ・ボーイズ、ダグ・E・フレッシュ、KRS One、ICE T、初期のパブリック・エネミー等のスーパースター達も登場する。Dolemite、LL クールJ、ノトリアス BIG、そしてニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック等のカメオ出演もあり。『ワイルド・スタイル』の監督、チャーリー・エーハーンによる序章も見逃せない。 vol.3 ヒップホップ家系図 vol.2が2015年アイズナー賞-“最優秀実話賞"受賞! ヒップホップ家系図 vol.3(1983~1984) 世界で大旋風を巻き起こしているエド・ピスコーの大人気ヒップ・ホップ・コミックシリーズ、早くも3巻登場! 1983年から84年の期間を追って今回描かれるのは:ラン・DMCの名声への道取り。唯一無二の強烈な存在であるフーディーニ、ザ・ファット・ボーイズ、スリック・リック、ダグ・E・フレッシュ等。ビースティ・ボーイズがラップ・グループとなる様子。リック・ルービンがラッセル・シモンズと出会いデフ・ジャムを立ち上げる過程。かの有名なパイロットテレビ番組、ヒップ・ホップダンス番組『グラフィティ・ロック』、ドキュメンタリー映画『スタイル・ウォーズ』、西海岸のヒップホッップ・ドキュメンタリー『ブレイキン・アンド・エンタリン』等。 今回も綿密な調査に裏付けらたエドのヒップホップへの情熱が詰まった読み応えのある内容となっております! vol.4 全米で、そして世界でベストセラーの快進撃を続けるシリーズ、ヒップホップ家系図! 時代はいよいよ1984-85年に突入。 描かれるのは:デフジャムの台頭! 映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』へと繋がっていくドクタードレーのレコード・デビュー! ハリウッドのヒップホップへの注目と『ブレイクダンス』、『ブレイクダンス2/ブーガルビートでT.K.O!』、『ビート・ストリート』、『クラッシュ・グルーブ』などの作品! そしてファミリー・ツリーの新たな枝葉として登場するのはウィル・スミス、ソルト・ン・ペパ、ビズ・マーキー、2・ライブ・クルーなど! また、この時期ラッパーたちの元ネタとなった伝説的麻薬王リッキー・ロスやフィラデルフィア警察による過激な黒人コミューンMOVEの虐殺行為についてなど、今号も目からウロコの歴史的背景が満載! ピスコーのパワフルなビジュアルでお届けする最高の教育的エンタテイメント! タイトル:ヒップホップ家系図 作家:ED PISKOR(エド・ピスコー) 翻訳:vol.1・2 綾井亜希子 vol.3・4 高松和史 コミック サイズ:2色版 ・25.7cm x 18.2 cmx 2.7cm
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写真集・隙ある風景|ケイタタ(2-1)
¥6,578
『隙ある風景』 ケイタタ ※お好きな表紙をお選びください。 ※9枚目以降の写真9種類からお選びください。 寸法:タテ約22.7㎝xヨコ約23.1㎝x厚み約2.5㎝ ※手づくりですので表紙の写真含め装丁は1冊1冊違います。 日常他者を全く意識していない状態、全く無防備な『隙』の瞬間をとらえた写真集。コピーライターである著者が写真に添えた一言が秀逸で写真を引き立てる。 段ボールと布テープ製本、手書きタイトルの表紙と手間暇かかったとにかく唯一無二の写真集! ホントに1冊1冊違います! 『ちょっと見るとSNSは「隙ある風景」だらけのように思えるけれど、ではKEITATAの隙は、ほかの隙とどうちがうのか。それは風景を切り取る眼のぬくもりだ。』 編集者都築響一によるあとがきより あとがきは日本語、英語、中国語の3か国語なので海外へのプレゼントにも最適!
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【サイン本】佐々木敦『佐々木敦による保坂和志(仮)』
¥1,100
SOLD OUT
※著者直筆サイン本です。 『佐々木敦による保坂和志(仮)』 文庫版サイズ 226ページ 1000円
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【サイン本】スズキナオ『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』
¥1,760
SOLD OUT
※著者直筆サイン本です。 読者のこころの中のあたたかな記憶を呼び起こす、やさしさ満点エッセイ。 朝まで歌い続けた祖父の声、夢でしか会えない祖母の感触、旅の夜に聞いた息子の本音――。どんなに近くに暮らしていても、いちばん分からない。だから尋ねてみた。「あの時ってさ……」。知れば知るほど、もっと大好きになるから、家族って不思議だ。なにげなくて愛おしい記憶のかけらを拾い集めた、20のエピソード。 【目次】 まえがき 1 いつの間にか引き継いでいたわが家の味 2 いつまで経っても慣れないこと 3 旅に出た日が遠くなっても 4 父のへべれけ“酒道”十ヶ条 5 最初で最後の義父との夜 6 ちょっと遠くに住んでいる兄妹たち 7 今日が最後だと思いながら歩いた道 8 街を歩くすべてのお母さんと握手したい 9 オールナイトライブ祖父 10 祖母のかけらを拾い集める 11 世界に一つだけのかめきち 12 いつかあの劇場の近くで 13 旅の夜のインタビュー 14 つくられた家族、つくる家族 15 知らない時間を生きていく人 16 モモがいなくなってしまったこと 17 生まれた時のこと、おぼえてる? 18 目が覚めた時、横におってな 19 カエルを探して山を眺める 20 ちぐはぐなリズムの寝息 あとがき 大きさ: 191×130×20 224ページ
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松鳥むう『粕汁の本 はじめました』
¥1,650
本書「はじめに」にもあるように、大阪人の私は粕汁は冬になれば全国で日常的に食べられるもんだと思い込んでいた。数年前のとあるイベントの際、青森出身東京在住の知人が「粕汁知らない」と言ったのに驚いた。さらに「粕汁はブリやんな?」と私が言うと私より若い世代は「鮭でしょう!」と全員が言った。そんなまだまだ未知のことが多い粕汁というおかずにも酒のアテにもなる万能選手について知ろうではありませんか!いよいよ粕汁本番ですよ!…スタンダードブックストア/中川和彦 はじめての粕汁の本。 日常的に食べている関西はもちろん、日本全国、食べて歩いて書いた、粕汁ルポ。 変幻自在の発酵食、粕汁を、思う存分ご賞味ください。 おいしい粕汁、変わった粕汁、発祥の地と言われる場所の粕汁、居酒屋の粕汁。立ち飲みの粕汁。 酒粕豆知識・灘五郷蔵開きマンガ・伏見の清酒祭りルポを掲載。 【目次】 はじめに What’s 粕汁? 酒粕いろいろ 京阪神の粕汁の主な特徴 粕汁MAP 1杯目 アテな粕汁 カツオ出汁 香る野菜の粕汁 老舗立ち呑み屋のブリと鮭の粕汁 歴史を味わう皮鯨の粕汁 裏メニュー⁉ 鶏団子ときのこの粕汁 漬物店のナス入り粕汁 とにかく松鳥的美味粕汁BEST3 2杯目 食堂の粕汁 THE関西!! 粕汁×粉もん 具と薬味の変化球粕汁 始末の精神 粕汁×かやくごはん 町のお惣菜屋×粕汁 松鳥的BEST薬味 3杯目 酒蔵の粕汁 粕汁愛とカオスが入り乱れる灘五郷の蔵開き ほろ酔いでめぐる伏見の蔵開き 松鳥が粕汁を飲んだ 蔵開きリスト&蔵元併設スポット ■近畿 京都、滋賀、三重 ■全国 秋田、長野、福岡、佐賀 ■蔵元併設スポット 兵庫、東京 4杯目 お寺さん・お宮さんの粕汁 何事もま〜るくおさめる 祝い大根のま~るい粕汁(菩提酛清酒祭) 京都のお寺さんの粕汁参り 歴史を紐解くハマグリ入り粕汁(八日戎) 5杯目 ご当地粕汁&粕汁のようなモノ 春を告げるカジメの粕汁 酒粕好き庄内っ子の孟宗汁 エコな供物 シモツカレ 今や高級料理 あざら 冬も初夏も愛される漬け菜汁&たけのこ汁 レアキャラ 酒粕三平汁 汁は飲まない⁉ お年取りの粕汁 通年食べられる粕汁 はとや食堂の冷やし粕汁 6杯目 おうち粕汁 松鳥のこだわり粕汁 関西のおかんの粕汁 夏の冷やし粕汁 索引 おわりに 松鳥 むう (マツトリ ムウ) (文・絵) イラストエッセイスト。滋賀県出身。 離島、ゲストハウス、粕汁、郷土ごはん、滋賀を中心とした民俗行事を巡る旅がライフワーク。その土地の日常の暮らしにちょこっとおじゃまさせてもらう旅が好き。 物心がついたときから粕汁と焼き板粕が一番好きな食べ物。No KASUJIRU NO LIFE! 『島旅ひとりっぷ』(小学館)『おばあちゃんとわたし』(方丈社)、『あちこち島ごはん』(芳文社)、『日本てくてくゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)、『むう風土記』(A&F)、『トカラ列島秘境さんぽ』(西日本出版社)他著書多数 大きさ:210x150x12mm 164ページ
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『夜の木』 12刷
¥3,960
SOLD OUT
『夜の木』第12刷 シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都 訳 【大きさ】35mm × 23mm、40ページ 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 版ごとに表紙の絵柄が変わります。(今回の第12刷の表紙は、この絵本の冒頭に登場する物語「闇夜に光る木」の場面です。) 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
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ネイティブタンのほとりにて
¥2,200
なんでもありな世の中だからこそ、なにか一つを長く続けていくというのは簡単なことではありません。それは音楽においても同じだと思います。 今回、10年以上にわたりインディペンデントに活動する、5名の音楽家の方にお話を伺いました。ミュージシャン、作曲家、編曲家、ピアノ奏者、ビートメイカーなど、みなさんそれぞれ活動するジャンルやフィールドは違えど、根底に流れる音楽のゆらぎには共通する美しさを感じます。 また、みなさんライブや活動拠点などにおいて東京以外の土地と関係を持っている方々であることも本書の特徴の一つです。 それぞれの土地と関係を持ちながら音楽活動すること、これまでの作品のこと、個人的に聞いてみたかったことを交えた、広告も批評も音楽の専門的な話もない、長く活動を続けてきた音楽家のまなざしに着目したインタビュー集です。 概要 本文:118ページ 編集・miyono 発行・mizochi コデックス装 / B5判 協力:寺田創一、木太聡、浜渦正志、波多野裕文、原摩利彦 本書はコデックス装を採用しています。本がのど元まで開くため手で押さえなくても開いたままの状態を保つことができます。背中を糸で綴じていますので、開きがよくてもバラバラと壊れてしまう心配はございません。馴染みのない方には不思議に映るかもしれませんが、本書が音楽を軸に置いた読みものであるため風通しの良いこちらの製本方法をお願いしました。
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COTACT HIGH ZINE 4th ISSUE
¥15,400
スタイリストの島田辰哉が不定期で発行するインディペンデントマガジン「CONTACT HIGH ZINE」の4号目となる新作「INTO THE PARALLEL」 300部限定 5年ぶりの新作となるINTO THE PARALLELは、タイトルの通り「パラレルワールド」をテーマに、2018年から2020年の2年間、島田の身に起こった体験をもとに制作。写真家の⼭⾕佑介が、島田が過去に住んでいた場所で撮り下ろした写真にYOSHIROTTENの編集を加えた作品をはじめ、編集者の我孫⼦祐⼀が寄稿した2万字に及ぶ同氏の半⽣の記録、写真家のオノツトム、ヘアスタイリストの光崎邦生、メイクアップアーティストのユカハイラック(YUKA HIRAC)によるファッションストーリー「REAL WORLD INTERFACE」などを収録する。そのほか、アーティストの⽚⼭真理のパートナーであるPSYCHOGEMと島田がアナログのドラムマシーンやシンセサイザーでセッションする姿を記録した写真や、草野庸⼦が「キディル(KIDILL)」の2023年春夏コレクションを満開のコキア畑で撮り下ろした作品などを掲載。総ページ数は375ページで、最後は島田の後書きで締めくくる。 大きさ: 225×280×30
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【サイン本】小山田浩子『かえるはかえる パイプの中のかえる2』
¥1,980
「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 twililight web magazineでの2023年4月~9月の連載に、書き下ろし2本をくわえた、芥川賞作家・小山田浩子による第2エッセイ集。 「いまの普通はすぐ普通ではなくなるし私の普通と他の人の普通も全然違うしお互いの普通でなさもものすごく食い違う、でも私たちはそのことをいちいち口に出し確かめ合ったりしないで日々過ごしていて、だからこうして自分の普通や普通でなさを書き留めておく機会は本当にありがたかった。」 目次 まえがき 春 とん蝶 ぴーすくる 歩き話し おはぎ 休日のパーク 1 休日のパーク 2 川を上る マーマレード 東京の印象 喪服 お金 ベランダ ルバーブ 翻訳 変身ドーン 挨拶 1 挨拶 2 当たり前 おしゃべりな整体師 みょうが 誤記憶 わがまま 作文 犬と猫 秋 ページ数 120 判型 四六判変形並製 装丁:横山雄 装画:オカヤイヅミ 著者プロフィール 小山田浩子(著) 1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』が三島由紀夫賞候補となる。同書で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。他の著書に『庭』『小島』、エッセイ集『パイプの中のかえる』がある。山階基『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)
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サイン本・山階基『夜を着こなせたなら』
¥2,200
※著者直筆サイン本です。名久井直子さん装幀、美しい本です。 さりげない生活の風景、関係性の機微――新時代の空気感をあざやかに描き、幾度となく新人賞で注目を集めながら刊行された第一歌集『風にあたる』(2019)は〈短歌ブーム〉前夜の多くの読者の心をつかんだ。生きて暮らすことの手ざわりと明暗をいっそう深く、ときに軽やかに刻む第二歌集。384首を収録。 ・いちどきりピアスは耳を突き抜ける別の星から呼ばれるように ・もう取っておいても仕方ないけれど総入れ替えの春の台割 ・頰に雨あたりはじめる風のなか生きているのに慣れるのはいつ ・尾を垂らし虎はこころにあらわれるあれから痩せも太りもせずに ・くるぶしを波にまかせている夢の浜はあなたと来たことがない 【多方面のクリエイターから絶賛のコメント】 よく聞いてきた言葉が、様々な情景や風、匂いを見せる。大切な殺気がここにあり、美しく尖ったものに出会うことはそうそうないことを知ることとなる。(山崎ゆかり ミュージシャン) よく、写真は一瞬を切り取ると言ったりします。山階さんの短歌を読んでいると、写真よりも短い一瞬を感じます。短ければ短いほど、なんだか、懐かしく、寂しく、感じるのかもしれません。そんな言葉たちは、とても綺麗です。そしてちょっとだけ、怖いです。(糸井幸之介 劇作家・演出家・音楽家/FUKAIPRODUCE羽衣) 生活の不器用と歌う器用をゆきかうステップに乗せて、つむがれる普段の世界がゆっくりとやさしくきらめく。現代のこころと暮らしを千年先まで伝承する歌集です。山階さんの才気にむせました。(古賀及子 ライター・エッセイスト) イメージから空間に飛ぶジャンプ力が半端じゃない。言葉が自信を湛えていて、誰もいないスタジアムにパンチラインを置いてくるJAY-Zみたいだと思った。俺もかましていくしかない。(没 AkA NGS ラッパー・プロデューサー/Dos Monos) 【著者プロフィール】 山階 基(やましな・もとい) 1991年広島生まれ。 早稲田短歌会、未来短歌会「陸から海へ」出身。 2016年、第59回短歌研究新人賞次席。 2017年、未来賞(2016年度)受賞。 2018年、第64回角川短歌賞次席、第6回現代短歌社賞次席。 2019年、第一歌集『風にあたる』(短歌研究社)上梓。 2019年より東京・西日暮里「屋上」と共同で短歌に親しむイベント「屋上と短歌」を開催。 麻川針(あさかわ・しん)名義で組版・デザインを手がける。 造本・体裁:四六判変形・上製・カバーなし 装幀:名久井直子 装画:高山燦基 総ページ数:152
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LOCKET 第6号 SKI ISSUE 地図の銀白部
¥2,200
独立系旅雑誌『LOCKET』第6号は旅人のためのスキー特集です。 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか豪華面々に協力いただきました。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による美しい「心刷」です。さらに一部ページは石川県金沢市の石引パブリックで自らリソグラフ印刷。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンから、新たな視点を問いかけます。 ●『LOCKET』 第6号 SKI ISSUE ●「地図の銀白部」イラン・トルコ・ノルウェー・韓国・台湾 ●本文160ページ・B5変型(h237 × w182mm) ●2,500部 ●編集発行人 内田洋介(編集・文・写真) ●デザイナー 大谷友之祐(Yunosuke) ●発行元 EDIT BY BODY 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ)
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USO 5
¥1,760
年に一度の文芸誌「USO5」発売! シリーズ最多19名の方が参加し、 最厚356ページ(2.5センチ)となりました! (キラキラ特典シールがつきます) 文庫判 縦148mm × 横105mm
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【サイン本】柿内正午『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論
¥1,200
※著者直筆サイン本です。サインは選べません。 映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。『会社員の哲学』の精神的続編 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉われもしない。ただ「自分にはこう見えた」というひとつの視点をそのままに差し出すこと。画面上から読み取れることだけを記述しているはずなのに、なぜか生じる盲目と明晰の差異が際立つ。 自分の立場からものを考えるとはどういうことか。それは単純に「弱さ」の側にも「強さ」の側にも居直れない、複数の論理や構造の上での自身の中途半端な現在地をなるべく手放さないという絶え間ない持続である。わかりやすいポジションなど、個人にはとれはしない。 何度も何度も同じ映画を繰り返し見て、自分が何を見逃し、どんなありもしないものを幻視してしまっているのかを確認する。そうして自分の現在地を測る。「親」を引き受けることにいまだ躊躇う大したことない個人のありよう。 誰もが「子供」の立場から立ち去りたがらず、ありもしない「親」をでっちあげては怒り、悲しみ、疲弊していく状況がある。自らの夾雑物やずるさや構造的優位や鈍感さを誤魔化さず、それでもなおよりマシな未来のために個人が「親」的な立場を引き受けるための準備運動。それが『『ベイブ論』です。 新書版 173×105×5.8mm 88ページ
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木ノ戸昌幸『まともがゆれる』
¥1,716
SOLD OUT
「できない」ままで生きてもいい! 自分の欠点ではなく「世の中が押し付けてくるまともな生きかた」と戦う術。 親の年金でキャバクラに通い、そのたび落ち込んで引きこもっていた増田さん。 何をやっても自信が持てない、一応「健常」な施設スタッフ沼田君。 毎夕、意味不明なワン切りを必ずしてくるひーちゃん。 「足が腐った」とか「定期をトイレに流した」とか、まばゆいばかりの屁理屈で仕事をサボろうとするQさん……。 障害福祉NPO法人「スウィング」に集う、障害を持つ人・持たない人たちの「できないこと」にこだわらないエピソードと、心の栓を抜く、脱力しきった詩の数々。 誰かが決めた「まとも」を見つめ直し、ゆらしたりずらしたりすることで、それぞれの生きづらさを緩めるヒントとなる一冊。 稲垣えみ子さんの寄稿が素晴らしい。 木ノ戸昌幸(きのと・まさゆき) 1977 年生まれ、愛媛県出身。スウィング理事長。 演劇、祇園のスナック、遺跡発掘などを経て2006年にNPO 法人スウィングを立ち上げ、 「障害福祉」の枠を超えた創造的な取り組みを行う。 大きさ: 12.8×18.8×1.7cm 223ページ
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あまから手帖2023年1月号〜2023年6月号セット
¥5,280
SOLD OUT
2023年1月号〜2023年6月号各1冊、計6冊セットです。 1月号:大阪案内、2月号:珈琲コーヒーcoffeeコーヒ、3月号:中華の町へ、4月号:日本酒の味、5月号:京都の迷い方、6月号:カレー(仮) 大きさ: 275mm × 210mm
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関口竜平『Books(tore) witness you. vol.1』
¥900
SOLD OUT
本屋lighthouseの日記ZINEシリーズ、創刊します。 vol.1は2023年3月〜2023年9月の日記を中心に、各種媒体に載せたエッセイや書評などを詰め込みました。 〈あとがきより抜粋〉 お店の売上とマリーンズのことばかり書いていたような気がしましたが、思ったよりもいろいろなことを考えていたようです。当然、考えていたことをすべて書き残せたはずもなく、考えるそばから忘れていくものたちばかり。忘れていったものたちはどこかに集っているのだろうか。集っていたらいいなと思うけど、喧嘩ばかりしている気もする。みんな違うことを言ってるから。 〈目次〉 4 2023年3月〜 16 私はなぜ書くのか 2023/03/11 22 2023年4月〜 42 私たちは常に誰かに救われているし同時に誰かを救っているらしい、ということ 映画『そばかす』感想文 2023/01/25 54 2023年5月〜 72 書評 『埋没した世界 トランスジェンダーふたりの往復書簡』 74 2023年6月〜 92 すべての野蛮人を根絶やしにせよ!(Exterminate all the brutes!) 98 2023年7月〜 110 宿題が終わらない人生について 映画『わたしは最悪。』 2022/08/30 120 2023年8月〜 138 Books(tore) witness you. 144 2023年9月〜 166 書評 『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』 ----------------------------------------------- 書誌情報 本文172p A6サイズ(文庫版) 表紙カラー/本文モノクロ 表紙用紙:上質紙135 本文用紙:上質紙70 著者:関口竜平(本屋lighthouse) 発行所:本屋lighthouse