スタンダードブックストア
〒543-0056 大阪市天王寺区堀越町8-16
TENNOJI BASE
TEL 06-6796-8933 火曜定休
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ゴーストワールド 日本語版|ダニエル・クロウズ
¥1,650
SOLD OUT
『ゴーストワールド』日本語版 ダニエル・クロウズ 山田祐史+PRESSPOP LAB 訳 260mm × 17mm 80ページ ソフトカバー、本文 2色刷り 全米ティーンエイジャーのバイブル、待望の限定リプリント! アカデミー賞ノミネート映画『ゴーストワールド』原作! イーニド・コールスローとレベッカ・ドッペルメイヤー、親友、ハイティーン、思春期、変化のな い日常、近づいてくる大人の世界、そしてふたりの異なった未来、本当の世界、 彼女たちの世界、遠いところ、ゴーストワールド、ふたりの女の子の物語。 “永遠の名作” -タイム誌 “「ライ麦畑でつかまえて」の現代版” -ヴィレッジ・ボイス紙 “2回目に読む時からがいよいよ面白い、って、これ一体何?” -魚喃キリコ 目次 ゴースト・ワールド ガレージ・セール パンク・デイ ザ・ファースト・タイム フッバ・フッバ ザ・ノーマン・スクエアー スマイル・アンド・リボン オクトーバー
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ペイシェンス|ダニエル・クロウズ
¥2,530
SOLD OUT
『ペイシェンス』 ダニエル・クロウズ 翻訳:高松和史 コミック・グラフィックノベル/翻訳 言語:日本語 ソフトカバー オールカラー サイズ:254mm ×195mm ×14mm 184ページ 数々のアイズナー賞&ハービー賞、PEN賞受賞作家でありアカデミー賞ノミネート脚本家でもあるダニエル・クロウズの和訳本!迫力のオールカラー! ライアン・ジョンソン監督の『ルーパー』やクリストファー・ノーランの『メメント』などを彷彿とさせる映画的な力作! ダニエル・クロウズによる永遠の愛の原始的無限空間を目指す宇宙的な時を超えた死の旅 極めてクロウズ的なサイケデリック・SF・サスペンス・ラブ・ストーリーであり、時空を超えて不条理な運命に翻弄される主人公の姿を通して、激しい破壊的衝動から深い優しさまで、人間という複雑な多面体が内包する実存的な混乱を鋭く描いている。キャリアを積み熟練の域に達した作家がオールカラーで繰り広げるその世界観は圧倒的な迫力と美しさで満ち溢れており、繰り返し読む度に新しい発見と驚きを与えてくれる。 タイムトラベルしながら展開する物語では、持つ者と持たざる者、終末的な希望のない時代に出現する危険なリーダー、出口のない貧困、死、などクロウズ的かつ今日的な題材を取り扱いその恐ろしさと絶望を容赦なく見せつけられるが、ハイセンスで高度な画力と乾いたユーモアがそれを彼独自のポップな世界観へと昇華し、最後にはそれらを超越して行けるという可能性を感じさせてくれる希望に満ちた物語であり、これまでコミック業界一の“人間嫌い”と言われてきた作家の新境地とも言える。
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鉄で造ったベルベッドの手袋のように|ダニエル・クロウズ
¥1,936
SOLD OUT
『鉄で造ったベルベッドの手袋のように』 ダニエル・クロウズ / 伯井真紀 訳 270mm × 180mm 184ページ ひたすら無表情で受け身な主人公であるクレイ・ラウダーミルクが、米国のどこかに存在するであろう不毛かつ不吉な町を、かつて彼の元を去った恋人を探して彷徨う。そこで出会うのは、三つ目の売春婦、サディスティックな警官、突然変異で体が半分魚になってしまったウェイトレス、植毛途中の男、目鼻口の無い犬等、実に奇抜なキャラクターばかり。謎を解明しようと、翻弄されつつひたすら彷徨う彼だが、やがて自分自身が何者かの陰謀にはまって行くことになる、、、 目次 1. SMOKE 2. HARUM SCARUM 3. あの・・・ 4. SALE 5. SHIT HAPPENS WHEN YOU PARTY NAKED 6. 火事はもう手がつけられなくなって 7. おじさんが樽に溜めた雨水でヒゲを剃った訳は 8. キキキキキキキッ 9. SMILE! 10. うるさい、うるさい、うるさい
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カリカチュア|ダニエル・クロウズ
¥2,178
『カリカチュア』 ダニエル・クロウズ / 中沢俊介 訳 265mm × 180mm 104ページ 「カリカチュア」・・・ 似顔絵書きで、都市から都市へと移動しながら毎 日様々な人物の顔を描くマルはある日不安定なヒップスター気取りの少女に出会 う事で自己欺瞞に気付き、空虚感に満たされる。 「ブルー・イタリアン・シット」・・・1970年代後半のニューヨーク市で、社会 不適応者である様々なルームメートに囲まれて終わる事のない日常を漠然と過ご す自意識過剰で孤独な18歳童貞青年の物語。 「ジーニコロジー」・・・ フォーク・シンガーでもある産婦人科を取り巻 く病んで行き場を失った現代に生きる人々の物語。 「グリーン・アイライナー」・・・メディアが作り出す様々なイメージに取り 憑かれた少女、モナ・ビードルの物語。(米国雑誌「エスクワイア」の小説 特集に掲載された初のコミック) その他合計9つの短編物語 目次 CARICATURE BLUE ITALIAN SHIT THE GOLD MOMMY MCMLXVI LIKE A WEED , JOE IMMORTAL, INVISIBLE GREEN EYELINER GYNECOLOGY BLACK NYLON
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ウイルソン|ダニエル・クロウズ
¥1,980
SOLD OUT
『ウイルソン』 ダニエル・クロウズ 中沢俊介 訳 285mm ×210mm、80ページ 米国を代表するコミック作家にしてアカデミー賞ノミネート脚本家であり、2012年には美術館で回顧展も開催され、今や泣く子も黙る勢いの奇才、ダニエル・クロウズによる待望の日本語訳新刊! 名作『ゴーストワールド』『ザ・デス・レイ』を描いた作家による初の描き下ろしコミック! 現代社会に住む一人のとてつもないエゴイストについての魅力的で、複雑で、素晴らしく愉快なポートレート! 『スヌーピー』の作者、チャールズ・シュルツに影響を受けたという1ページ1話完結の形式を取りながらも、表現方法は様々なスタイルを導入し実に多面的で飽きさせない。 恐れを知らない風刺的社会批判、深い感情表現、そして実に魅惑的な恐怖感の演出を内包した名作。 ”消化不良の人生” 今回ダンが描くのはウィルソンという一人の男性。彼は頑固で孤独な中年男で、愛しているのは飼い犬だけ。ずけずけと物を言う割には自分を取り巻く世界について実に盲目的だ。だがそれでも人との繋がりを渇望し、カフェで出会った見知らぬ人や友人を相手に一人よがりで高慢なとりとめのない持論を繰り広げるが、時折散りばめられる痛々しいまでに正直で自己否定的なユーモアが同情を禁じ得ない。 父親が亡くなり、完全に一人となってしまった彼は、別れた妻とよりを戻そうと彼女を探すが、その過程で自分と彼女の間には実は養子に出された娘がいることを知る。ウィルソンは無理やり三人で家族の関係を再構築しようとするが、それは悲劇的な結果に終わる事となる…… 我々は皆クロウズが描いた過去の作品の中にお気に入りのキャラクターを持っているはずだ。ウィルソンはそうしたキャラクター達と肩を並べるに等しいどころか彼らより遥かに抜きん出た強烈な存在だ。 ーニューヨーク・タイムズ クロウズの読者は、描かれた人々の感情を鑑賞するのではない。感情の集積を体験するのだ。それはまさに人生に似ている ーロサンゼルス・タイムズ 実に美しく描かれた胸に突き刺さるような社会論評。 ーパブリッシャーズ・ウィークリー
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アメリカン・ニューシネマの世界
¥1,200
SOLD OUT
『アメリカン・ニューシネマの世界』 特集 バニシングポイント アメリカン・ニューシネマ研究会 210mm × 297mm 64ページ 執筆:石熊勝己 / 長谷川英行 編集:岡村尚人 / 伊藤重樹 / 小瀧萌香 / 坂田貴大 / 岩田由美子 デザイン:桜井雄一郎(南海) もくじ 02 The Films of The New Hollywood 1960s-1970s アメリカン・ミューシネマの世界 セルジオ石熊 16 アメリカン・ミューシネマ年表 20 特集|バニシング・ポイント 22 解説 24 物語 26 キャスト 30 スタッフ 32 アメリカン・ニューシネマからギリシャ神話を経て21世紀シネマへ 映画史のメビウスの輪を激送する『バニシング・ポイント』の無限ループ セルジオ石熊 35 Poster GalleryⅠ 36 『バニシング・ポイント』が1990年代に突如復活した! 小柳帝 39 整合感溢れる『バニシング・ポイント』のサウンド・トラック 伊藤秀世 45 『バニシング・ポイント』ロケ地について 48 『バニシング・ポイント』― G・カブレラ=インファンテの「知られざる」傑作 花方寿行 56 もっと知りたい!『バニシング・ポイント』トリビア集 63 Poster GalleryⅡ 64 クレジット
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ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界
¥6,600
SOLD OUT
『ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界』アート・アンド・サイエンス・オブ・メッセージ タニア・ラポイント / 阿部清美 訳 テッド・チャン 序文 B4変型 286mm × 261mm 176ページ 【限定生産:2,500部】 ※増刷はいたしません。品切れの際はご了承ください。 アカデミー賞受賞、圧巻の6部門! 『DUNE/デューン 砂の惑星』につながる、 新たなSF映画誕生の瞬間――。 SFファンをうならせた ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作 映画『メッセージ』のアート&メイキング本! 序文は原作のテッド・チャン。 題材の新しさゆえに険しかった映像化の過程、 地球外生命体ヘプタポッドの造形の秘密、 ヘプタポッドが使用するロゴグラムの成り立ち、 過去・現在・未来......時間を演出するための独自の撮影方法、 哲学者、言語学者、物理学者の詳細な見解、 そして、2018年急逝した作曲家ヨハン・ヨハンソンの 貴重なコメントをはじめとする映画音楽のこと―― ドゥニ・ヴィルヌーヴのSF映画の原点である映画の創作過程を これまで公開されてこなかった貴重な写真とともに辿る。 CONTENTS 序文 未来はすでにそこに存在する ―― テッド・チャン 始まりと終わり ダーティ・サイエンス・フィクション シェル(殻) ――謎の宇宙船―― エイリアンとコーヒーを 異星言語学 ―ヘプタポッドの言葉― 音響と音楽 一巡 最後に ― ドゥニ・ヴィルヌーヴ 謝辞
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OUT OF SIGHT!!! Vol.2「アジアの映画と、その湿度」
¥2,200
SOLD OUT
『OUT OF SIGHT!!! Vol.2』「アジアの映画と、その湿度」 B5判、176ページ 絡みに絡みに絡み合った、その姿の一端を垣間見る 断片的な情報を繋ぎ合わせて、その全貌を想像する 今回の特集テーマである「アジア」も「映画」も僕たち編集部にとっては、まだろくに足を踏み入れていない未開の領域だった。その広大さ、奥深さに手を出すことを躊躇していたのだ。機が熟したなんて、とてもじゃないけど言えない。ただ、いずれにせよ、その最初の一歩となる機会を求めていたのは事実である。そして、苦しいながらもなんとかその全貌の一部でもつかめないかと、もがいた制作期間になったと思う。この一冊は私たちがわずかに切り取ることに成功した「映画をテーマにした、アジアの見取り図」であり、そのおすそ分けとなる。 世の中が知らない物ごとで溢れていることは、小学生でも知っているだろう。しかし、僕たちが彼らと違うのは「あまりに知った気になっているものが多い」ということである。特にアジアはその心理的・物理的距離の近さからなんとなく知った気になっているものの代表格ではないか。そんなことを、パンデミックで目まぐるしく情勢が変化する中で感じていた。 一度、知っている(気になった)フォルダに入れたもののほとんどは、その後の人生で出会ったとしても接点を持つことなく手のひらからするりと抜け落ちていく。僕たちはそのことを日常的に知覚することすらできずに暮らしている。そんな当たり前のことを、観たいアジアの映画が配信サービスに存在せず、中古レンタル屋に走るメンバーを見ては思い出した。確かに、隣に存在するはずの文化だが、一つレイヤーが違えば、少し視点が変われば交わらないことがザラにある。 これが「映画の雑誌」であるかは、今でも正直わからない。ただ、純粋に「アジアや、映画のことをもっと知りたい」と感じたときに、朧げながら頭に浮かべた「あったらいいなと思う入り口の一つ」くらいはつくれたのではないかと思う。ただ、先に謝らなければいけないことは、ここまで散々「アジア」と書いてはいるものの、この雑誌で取り扱っている主な範囲は「東・東南アジア(中国を除く)」に限られるということだ。この旅をさらに奥に進めるのであれば、もう一冊分はボリュームが必要であるとの判断から今回は断念をした。その分、一つのトピックでも複数の視点から切り取るよう試みているつもりだ。 実は、3ヶ月ほど前に僕自身が台北に居を移した。暮らしているからこそわかるが、土着的だとか、ノスタルジーだとか、エネルギッシュだとか、そんな言葉でこの土地の営みをパッケージすることはあまりにも陳腐である。アジアを生きる人々は、どうあっても一言で形容できない猥雑な熱気に満ちていて、また都市はそれをすっぽりそのまま覆うような包容力を持つ。ここには紛れもない生がある。真夏なのにろくにTシャツ一つろくに乾かない湿度に嫌になることがあっても、離れがたいのはきっとそんな魔力のせいだ。 ーOUT OF SIGHT!!! 編集長 堤大樹 目次・仕様 1.ネオン・暗室・ニシキヘビ - In the light that illuminates on Hong Kong Text & Photography: Patrik Wallner 2.2022 アクションの系譜 From Hong Kong To Asia Text: Arito Kawabata Illustration: MONKEY STUDIO. 3.戦後香港の映画にみる、日本イメージ Text: Chunwah Chin Illustration: Yusuke Nagaoka 4.私家版「僕と特撮の10年」 - 断絶していく文脈を再接続する Text: Hyori Takahashi 5.【入門編】湿度を探る、アジア映画ヒストリー 1960〜2010年代の映画の潮流 Text: Kazuyo Inui / Arito Kawabata 6.映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと(前編) - アジアの女性映画の見取り図 Text: Miyuki Natsume 7.アジア映画の勢力図 - ここ10年の映画産業の変化と、第三国の勃興まで Interview & Text: Daiki Tsutsumi 8.ミニシアターのスタッフや、キュレーターに聞いた 本当に面白かったアジアの映画11選 9.地球空洞説 - The story of a road found in Vietnam Text & Photography:Moeko Abe 10.トラン・アン・ユン、アピチャッポンのその先へ - 育て合い、繋がり合う東南アジアの若手映画人たち Interview & Text: Chihiro Bekkuya Illustration: Saiko Shiiki 11.ヤマクニキョウコの「すごいぞ!フィリピン映画!」 Text: Kyoko Yamakuni 12.A flavor of the movie. - 夏の蜜に染まる蝶 Text: Mio Tsuchiya Photography: Eichi Tano 13.モチーフで見る、東南アジア映画 Text: Chihiro Bekkuya / Arito Kawabata 14.アジアンドキュメンタリーズ伴野智に聞く、タブーへの触れ方 Interview & Text: Daiki Tsutsumi 15.私たちは、なにを恐れ生きてきたのか? - 恐怖が写しだすのは、社会の歪みか?それとも、 Text: Arito Kawabata Illustration: Isamu Gakiya 16.釜山の夏、ソウルの夏 - wo waterside citites in Korea where the seasons come and go Text & Photograph:Hwang hyojin Translate: Aya Narikawa 17.韓国映画と男性性、描かれ方とその変遷 Text: Michiyo Nishimori Illustration: Takuya Kawaguchi 18.ポスターは映画をどう表す? - 想像の余白を生む韓国のデザイン会社propagandaの取り組み Interview & Text: Shino Hikawa Interpretation / Translate: Aya Narikawa 19.BTSが開いた知の扉 - 私が声をあげはじめた理由 Text: Emma Maeda Photography:Kasumi Osada, Ryo Mitamura 20.自分の人生を生きることは、自分を癒すこと Text: Shino Hikawa Photography:Minako Irie 21.人の想いが巡る10日間 - 釜山国際映画祭が生み出す映画との身近さ Interview & Text: Shino Hikawa Photography: Ji Sung Jin 22.『山形国際ドキュメンタリー映画祭』にみる - 映画がローカリティに育つまで Interview & Text:Itsumi Okayasu / Shino Hikawa Photography: Itsumi Okayasu 23.現実と非現実の境目 - アニメーションが接続するめくるめく今敏の世界 Text: Hiroyuki Kawai Artwork:Ryo Uchida 24.映画をこの街のインフラにするために - 下北沢最後の1ピース、シモキタ - エキマエ - シネマ〈K2〉 Interview & Text: Daiki Mine Photography: Daisuke Murakami 25.ビジネスとカルチャーの狭間で - 京都の映画撮影所は、なぜ今チャレンジするのか? Interview & Text: Kazuyo Inui Photography: Itsumi Okayasu 26.小さな共同体という灯火 - Individual small endeavors in Japan Text & Photography: Akihito Yoshida 27.Welcome to Taipei Text:Daiki Tsutsumi 28.躍動する島、海を渡った人々 - Smell of the street, tolerant Taiwan Text & Photography: Daisuke Tomizawa 29.台湾在住・栖来ひかりが見る社会 - どうして個人的なことは、政治的なものだと言えるのか? Text: Hikari Sumiki Illustration: Kumiko Mon 30.時間をかけて根付かせる - ロケ地まで巡る映画配給・A PEOPLE流、「その土地の作家」とのお付き合い Interview: Maki Shibata Text: Itsumi Okayasu 31.編集部メンバーが気に入ったアジア映画10作品 32.台北暮色 Text: Junya Kato Illustration: Peko Asano 33.「シネマドリフター」リム・カーワイが映すアジアのアイデンティティ - 交わらなかった人たちが教えてくれた無自覚なわたし Interview & Text: Yoshiko Hashimoto Photography:Itsumi Okayasu 34.映画翻訳家に聞く「言葉」へのはからい Interview & Text: Ayako Koga Illustration: Kyoka Tanno 35.映画に見る昨今の香港アイデンティティ - 変化を続ける都市はどこへ行くのか Text: Daichi Ishii Illustration: Kano Komori 36.映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと(後編) - ユーラシア映画の現在地点~戦争と圧政を描く~ Text: Miyuki Natsume 37.編集後記 38.地図にない街 - Thailand, how to draw the line Text & Photography:Kou Kimura Edit: Chihiro Bekkuya
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ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が
¥2,310
『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』 アフマド=レザー・アフマディー 文 アッバス・キアロスタミ 絵 愛甲恵子 訳 縦240mm × 横240mm、32ページ イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが、ともに30歳のときに共作した幻の絵本、本邦初訳です! 「ぼく」は、兄へ宛てた手紙を書く。季節は夏から秋へと変わり、テラスに置いたままの手紙も色が変わってしまった。「ぼく」は季節のうつろいに驚き、その季節のひとつひとつを部屋へ取り込もう窓を作るが、灰色に塗った窓を春は素通りしていった。夢と現実、永遠と瞬間、色とりどりの風景と喪失の暗い影、さまざまに交錯する「ぼく」の記憶は、やがて迎えた朝に―。 詩的な言葉で少年の心理を幻想的に描写したアフマディーの物語に、作画を担当したキアロスタミは写真のコラージュに彩色を施して、そのイメージを見事に定着させました。ドキュメンタリーのような手法を駆使して、「ここにしかない今」を追求したキアロスタミの「一瞬」への執着を垣間見ることができる貴重な絵本でもあります。 版元から一言 1970年、ともに30歳の映画監督アッバス・キアロスタミと現代詩人アフマド=レザー・アフマディーが共作した幻の絵本の本邦初訳です。詩集『スケッチ』で鮮烈なデビューを飾り、詩壇の新たな潮流をけん引していたアフマディーが物語を書きおろし、同年に初監督作品「パンと裏通り」を発表したキアロスタミが作画を担当しました。イランを代表するふたりの芸術家が、はじめて子どもたちのために製作した絵本デビュー作、それが本書です。 本書刊行後、キアロスタミは、どうしてもサッカーの試合を観たい少年があらゆる手段でお金を集めてスタジアムへ向かう顛末を描いた「トラベラー」(1974年)や、虫歯とその治療の実情をアニメーションも交えてユーモアたっぷりに伝える「歯科衛生学」(1980年)など、子どもを主人公に据えた映画を次々と撮りました。さらに、「友だちのうちはどこ?」(1987年)、「ホームワーク」(1989年)、「そして人生はつづく」(1992年)など、子どもたちをとりまく世界をあたたかくも冷静に描いた名作を生み出していきました。 アフマディーは、第2作『1週間の7日間』(絵:Mohammad Reza Dadgar、1985年)を皮切りに、冬至の夜に見た夢の中で自分に名前がないことに気づいた主人公がそれを探す旅に出る『シャベ・ヤルダー』(絵:Farah Ossouli、1997年)、互いに会うことができないお嫁さんとお婿さんの姿を詩的な情景の中で追っていく『花壇の中にお嫁さんとお婿さんが生えていた』(絵:Marjan Vafaeian、2003年)、旅に出た父さんが置いていった色鉛筆で絵を描き、それが現実を動かしていく様子を描いた『雨と書いたら、雨が降った』(絵:Ali Mafakheri、2005年)など、これまでに60冊の児童書を上梓しました。イランの児童文学界において独自の地位を築き、82歳の現在も物語を書き続けています。 アッバス・キアロスタミ 映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。 アフマド=レザー・アフマディー 詩人・児童文学作家。1940年、イラン南東部ケルマーン生まれ。7歳の時、一家でテヘランに移住する。ダーロルフォヌーンの高校課程修了後、62/3年に詩人としてのデビュー作『スケッチ』を上梓。詩壇の新潮流「新しき波」を生むきっかけとなったこの詩集は、当時の詩人や批評家から大きな注目を浴びた。創作活動の傍ら児童青少年知育協会(カーヌーン)にてオーディオシリーズの制作や書籍の編集に携わる。2010年、国際アンデルセン賞作家賞のファイナリストに選出された。これまでに、7つの小説、10の脚本、50の詩集、60の児童書を著している。 愛甲恵子(アイコウケイコ) ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
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いろたち
¥1,650
『 いろたち』 アッバス・キアロスタミ さく / アイコウケイコ やく 縦188mm × 横188mm 96ページ イランを代表する映画監督アッバス・キアロスタミが、「友だちのうちはどこ?」発表の3年前に絵と文を描きおろした本邦初訳の絵本! イランでは現在も版を重ねている13万部超のロングセラー! みどり、きいろ、だいだいいろ、あか、みずいろ、むらさき、くろ、しろ。さまざまな色の存在を、身近な風景や食べ物、植物や生きもの、道具などの絵を通してやさしく、ときにはユーモアを交えて教えてくれます。子どもたちを見つめて、子どもをとりまく世界を撮り続けた映画監督の視点で描かれたファーストブックは、とてもあたたかな色と形と言葉であふれていました。ぜひ、最終ページのキアロスタミのメッセージを受けとってください。 本書は子どもたちに色の存在を紹介する絵本です。そして、色のないところは自由に塗ることができる、描きこめる「ぬり絵やスケッチブックのような」機能もあります。どうぞ、キアロスタミの絵に自由な色をつけください。 目次 みどり きいろ だいだいいろ あか みずいろ むらさき くろ しろ 版元から一言 イランを代表する世界的な映画監督アッバス・キアロスタミは、1984年に絵と文を描きおろした幼児向け絵本を刊行しました。代表作「友だちのうちはどこ?」発表の3年前のことで、それまでも「トラベラー」(1974年)や「歯科衛生学」(1980年)など、子どもたちを見つめ続け、子どもをとりまく世界を撮り続けていた著者による、あたたかくてユーモアに富んだ色と形と言葉で構成された絵本、それが本書です。 本書『いろたち』は、さまざまな色の存在を紹介するファーストブックでありながら、色のないところやページは自由に塗ってほしい、描きこんでほしいと語る著者のメッセージが込められたユニークな絵本でもあります。このメッセージを忠実に再現するため、色鉛筆やクレヨンなどでの描きこみやすさを検討して用紙を選び、幼児が持ちやすくて開きやすい、それでいて余白の大きさをもっとも取ることができる判型と重さに仕上げました。 キアロスタミの絵に色をつける、そんなたのしみ方もできる96ページの絵本です。 アッバス・キアロスタミ 映画監督。1940年テヘラン生まれ。テヘラン大学美術学部で絵画やグラフィックデザインを専攻したのち広告の世界に入る。70年、児童青少年知育協会(カーヌーン)の映画制作部門よりデビュー作となる短編映画『パンと裏通り』を発表。その後『友だちのうちはどこ?』(87)、『クローズ・アップ』(90)、『そして人生はつづく』(92)などでその名が世界に知られる。『桜桃の味』(97)でカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。2012年には日本が舞台の『ライク・サムワン・イン・ラブ』を発表するも、16年に療養先のパリにて死去。 愛甲恵子(アイコウケイコ) ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10カ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともに「サラーム・サラーム」というユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)など、再話に『ノホディと かいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
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NEPENTHES in print #17
¥550
SOLD OUT
『NEPENTHES in print #17』 304mm × 243mm 56ページ NEPENTHESが発行するバイリンガル誌『NEPENTHES in print』最新号は、「映画の着方 - Dressed in Movies -」と題して一冊まるごと“映画とファッション”を特集。 メインビジュアルは、俳優の滝藤賢一や清野菜名をゲストに迎え、名作映画にオマージュを捧げた撮り下ろしのファッション・ストーリー「REMIX」。 『SERPICO』 starring Kenichi Takitoh / Directed by MASATAKA HATTORI 『NIKITA』 starring Nana Seino / Directed by SATSUKI SHIMOYAMA 『ANNIE HALL』 Directed by KENTA MIYAMOTO 『A RIVER RUNS THROUGH IT』Directed by NAOKI IKEDA 〈NEEDLES〉清水慶三、〈ENGINEERED GARMENTS〉鈴木大器がともに映画をテーマに掲げた2022年秋冬コレクションについて語る巻頭スペシャルインタビューや、コラムニスト・いであつしによる特別寄稿なども掲載。 また、ファッション視点で選んだ思い出の映画について語る「PORTRAYING A MOVIES」には、NEPENTHESがいま注目する10人のクリエイターたちが登場します。 FEATURING : きゃりーぱみゅぱみゅ、矢本悠馬、田我流、iri、こがけん、中島沙希、服部昌孝、シェーン・ゴンザレス、山田陽、須藤由美
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ムービーマヨネーズ3
¥1,800
SOLD OUT
『ムービーマヨネーズ3』 252mm ×182mm 146ページ パンフレット兼映画雑誌という形態を取り、⼀⾵変わった切り⼝で映画を紹介するインディペンデント雑誌、『ムービーマヨネーズ』の3号です。2016 年の創刊号、2019 年の第2号と刊⾏ごとに⼤きな注⽬を集めてきました。その最新号が⾳楽ドキュメンタリー映画『アザー・ミュージック』の公開と合わせて刊行になりました。 第3号のテーマは「お仕事」。2本のロードショー作品の映画評やコラム、監督・キャストインタビューはもちろん、映画に描かれるレコード店やダイナーの特集、労働問題やハラスメントを扱ったページなど、ドキュメンタリーとフィクション映画の垣根なく、様々な角度から「お仕事」にまつわる映画を紹介しています。 豪華執筆陣による多彩な論考に加えて、本秀康⽒による描き下ろし漫画も掲載! ムービーマヨネーズの魅⼒の⼀つは豪華執筆陣による多彩な論考。⾳楽とレコード、そしてニューヨークの⽂化にも造詣の深い⻑⾕川町蔵⽒や佐久間裕美⼦⽒による『アザー・ミュージック』の映画評やコラム、⽥中東⼦⽒や岡⽥育⽒による、⼥性と働くこと、または⼥性と乳⾸に焦点をあてた『サポート・ザ・ガールズ』の論考、アメリカにおけるスポーツバーの存在に着⽬した鈴⽊透⽒のコラムに加え、なんと本秀康⽒による特別描き下ろし漫画「レコスケくん 僕の『アザー・ミュージック』の巻」も収録。また、⼩津安⼆郎監督の原節⼦主演による紀⼦三部作を、クィア、フェミニズム批評の観点から評価する可能性を開いた、映画批評家ロビン・ウッドによる画期的な論⽂を初邦訳(翻訳:早川由真)。さらには澤部渡(スカート)や岡⽥拓郎、トクマル シューゴなど総勢 21 名のミュージシャンによる圧巻のディスクレビューも。そのほか、ココナッツディスクやステレオレコーズなど国内⼈気レコード店や、松永良平⽒(リズム&ペンシル)、#MeToo 以後のハラスメントと映画の関係を捉え返す⻄⼝想⽒によるテキストなど、読みどころ満載の仕上がりとなりました。
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【サイン本】世の中には、素晴らしい音楽があって、…
¥1,320
『世の中には、素晴らしい音楽があって、素晴らしい小説があって、素晴らしい漫画があって、素晴らしい映画があって、素晴らしい俳優がいて、素晴らしいお笑い芸人がいて、素晴らしい喫茶店があって、素晴らしい∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞があって。 この期に及んで自分が何か創ったりする必要など全くないのではないか。 そんな思いになっても一晩ぐうすか眠って起きてみると、歌を書いたりしている。』 世田谷ピンポンズ ※サイン入りです ※サインは写真のものと異なる場合がございます。 ※ポストカードの種類は複数ありますが、お選びいただけません。 B6判、88ページ 東京での日々を綴った前作から、現在暮らす京都での日々、本や映画や昔の記憶について。かつて確かに存在した日々とあったかもしれない未来。 思い出すために書くこと。『都会なんて夢ばかり』の続編。 2022年1月より『ぶんがくとフォーク』というタイトルで書かれたエッセイを加筆・修正しまとめたものに加え、以前、雑誌に寄稿された数編も収録しました。 世田谷ピンポンズ 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、文筆活動も積極的に行う。 様々な方面で活躍する、あたらしいフォークの旗手。 2020年、初のエッセイ集『都会なんて夢ばかり』を岬書店(夏葉社)より刊行。 現在、TV Bros.WEB(テレビブロス)にてエッセイ『感傷は僕の背骨』を好評連載中。 KAGOME「畑生まれのやさしいミルク」CMで吉田拓郎『たどりついたらいつも雨降り』歌唱。 2022年5月最新アルバム『S・N・S・N・S』をデシタルリリース。
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【サイン本】品品喫茶譚
¥1,320
『品品喫茶譚』 世田谷ピンポンズ ※表紙角に少し傷みがあります(画像14,15枚目参照)。 ※サイン入りです ※サインは写真のものと異なる場合がございます。 B6判、84ページ 暇さえあれば喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。初めて訪れた街では喫茶店を探し、住みなれた街に新しい喫茶店を見つけて歓喜する。喫茶店を中心とした日々の生活記録。 2021年後半よりweb上で連載してきた『品品喫茶譚』に加筆・修正し、あとがきを新たに加えたエッセイ集です。 世田谷ピンポンズ 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、文筆活動も積極的に行う。 様々な方面で活躍する、あたらしいフォークの旗手。 2020年、初のエッセイ集『都会なんて夢ばかり』を岬書店(夏葉社)より刊行。 現在、TV Bros.WEB(テレビブロス)にてエッセイ『感傷は僕の背骨』を好評連載中。 KAGOME「畑生まれのやさしいミルク」CMで吉田拓郎『たどりついたらいつも雨降り』歌唱。 2022年5月最新アルバム『S・N・S・N・S』をデシタルリリース。
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【特典付き】雑談・オブ・ザ・デッド|柿内正午 + Ryota
¥1,300
SOLD OUT
『雑談・オブ・ザ・デッド』 柿内正午 + Ryota ※録り下ろしの特別雑談が聴けるQRコードが入っています。 182mm × 128mm 140ページ ゾンビ映画をめぐる雑談集。 ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」で繰り広げられたゾンビトークを書籍化。 『恐怖城』からロメロの諸作品、そして『セーラーゾンビ』まで。 サブカル的教養主義でもなく、ただ恐怖を消費するのでもなく、ひたすらに作品を読み込んでお 喋りすることで見えてくる、作品と深く向き合う楽しさと喜び。 ■ポイエティークRADIOとは 会社員・柿内正午が「世の中の大したことないも のの総量を増やす」をモットーに掲げ毎週月曜日 に配信しているポッドキャスト。基本的には普段 のおしゃべりをそのままお送りしている。 ■推薦のお言葉 人は何故ゾンビにこうも惹かれるのか?それは彼らの不条理さに尽きるだろう。突然豹変して襲 いかかってくる家族や友人にただ喰われるのか戦うのかという非情な選択。嫌悪し恐れつつもそ の非常事態にスクリーンのこちらでわくわくしている私たち。遠く呪術の一つから始まったゾン ビは今や走りだし喋って恋までするけれど、その本質はただ存分に人の肉を喰らうこと。羊のゾ ンビまで登場して最早何でも有りのゾンビ世界を全六回に渡ってあらゆる視点から語り続けた柿 内正午さんとRyotaさんの熱いトークがついに一冊の本になりました!長い歴史と時代や社会を 残酷に時にド派手に越えてゾンビたちはこの先一体どこへ向かうのか? (武塙麻衣子 『諸般の事情』) 本書は〈清潔〉で〈グロくない〉、「読むゾンビ映画」だ! ゾンビ映画は「社会問題を包摂」しており、「考えさせられる」らしい......わかっちゃいるけど 食指が伸びない。教養のためと言い聞かせて無理に鑑賞しても、内臓、血液、いまにもスクリー ンを超えて漂ってきそうな腐臭に、思わず白目を剥いてえずいてしまう。そんな生理的反ゾンビ 党員たちもひとたび本書を読めば、柿内さんとRyotaさんの優しい語り口で、ゾンビ映画の深淵 へと誘われることになるだろう。貴方も二人の語りに耳を傾け、ゾンビ映画が放つ魅力と生理 的嫌悪感の狭間で引き裂かれよう! (わかしょ文庫 『うろん紀行』(代わりに読む人)) 「雑談・オブ・ザ・デッド」の味わいは、狂言「附子」のそれに似ている。 桶の中身は知らずとも、二人が桶の周りをグルグルまわり、その魅力をワイワイ話すのを聞く内 に、いつのまにか私たちまでゾンビという附子を味わってみたくなっているのだ。 (青木海青子 私立図書館ルチャ・リブロ司書)
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SEXTAGRAM a zine by SOKO
¥1,500
SOLD OUT
『SEXTAGRAM a zine by SOKO』 SOKO 139.7 mm × 215.9 mm 表紙含め 36ページ 2016年 フランスのミュージシャン兼女優、SOKO のインスタグラム上でのファンとのダイレクト・メッセージをピック・アップしたものです。
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ハシゴの上のごちそう about タンポポ
¥800
SOLD OUT
『ハシゴの上のごちそう about タンポポ』 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 182mm×182mm 28ページ(表紙含む) 全ページフルカラー 『タンポポ』は人気ジャンルの一つである「グルメもの」のパイオニア!日本で初めてフードスタイリストが撮影に参加した作品です。観終わったら必ず醤油ラーメンが食べたくなってしまう“元祖飯テロ映画”ですが、本書では劇中に登場する「タンポポ・ラーメン」を家庭で簡単に作れるように再現したアレンジレシピを掲載。合わせて主人公たちが住む町を妄想した「タンポポ地図」や、欧米を中心とする海外での『タンポポ』人気もご紹介。全ページフルカラー、思わずヨダレが出そうになる美味しそうなイラストを配し、初めて『タンポポ』を観る方も、伊丹十三監督作品が大好きな方も、手に取りやすい一冊に仕上げました。 主演・宮本信子さんインタビューや、多彩なゲストによるコラムを掲載! 公開から36年――さまざまな角度から『タンポポ』の魅力について掘り下げるため、本書ではインタビューや多彩なゲストによる寄稿を収録しています。 『タンポポ』をはじめ数々の伊丹映画の主演を務め、伊丹十三監督の妻でもある宮本信子さんのスペシャルインタビューでは、『タンポポ』誕生秘話から撮影の裏話、また結婚生活のエピソードなど、貴重な思い出をお伺いしました。 スペシャルコラムでは、DJや作曲、ラップ、執筆業などマルチな活動を行うやけのはらさんと、「臨死!!江古田ちゃん」でデビュー以降、漫画とエッセイで幅広く活躍する瀧波ユカリさんが登場。伊丹十三監督と社会の関係性や、『タンポポ』とフェミニズムについてなど、独自の視点で伊丹映画を掘り下げる寄稿を寄せていただきました。 内容 ・宮本信子さんスペシャルインタビュー ・やけのはらさんスペシャルコラム「伊丹十三と社会/大人になるということ」 ・瀧波ユカリさんスペシャルコラム「『タンポポ』とフェミニズム」 ・伊丹十三と13のこだわり(伊丹映画のこだわりを13のキーワードで読み解く) ・伊丹映画鑑賞のススメ(『タンポポ』以外の9作品を紹介) ・妄想「タンポポ地図」(登場人物たちが住む町を本編から想像して描き起こしたマップ) ・セリフのあじわい(『タンポポ』に登場する名台詞を紹介) ・タンポポ・ラーメンの再現アレンジレシピ ほか 映画『タンポポ』ストーリー 舞台はとある寂れたラーメン屋。未亡人のタンポポ(宮本信子)が切り盛りする店に、タンクローリー運転手のゴロー(山﨑 努)とガン(渡辺 謙)がふらりと立ち寄る。大のラーメン通である二人の話を聞くうちに、タンポポは“本物”のラーメン屋を目指したいとゴローに弟子入りをする。スープの名人であるセンセイ(加藤 嘉)、麺にうるさい運転手ショーヘイ(桜 金造)、タンポポの幼馴染ピスケン(安岡力也)などの力を借りながら、自分の店を町一番のラーメン屋にするべく、タンポポの究極のラーメン作りが始まる……! 映画パンフは宇宙だ!とは 2018年に設立された、映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的に活動する有志団体です。50名のメンバーとともに、イベントの企画、パンフレットの編集、書籍の出版、SNS配信などを通じてパンフレット文化の魅力を発信しています。初の自主出版書籍であるアリ・アスター短編解説読本『”I HOPE THAT PEOPLE WILL FEEL UNSETTLED.”』は一夜でインターネット販売分が完売。『ミッドサマー』公式Blu-rayのリーフレットでも一部編集を担当。2020年7月には業界初の“映画パンフ専門誌”となる『PATU MOOK』を創刊。グラフィックデザイナーの大島依提亜さんを特集し、こちらも第3版まで増刷されるなど好評を博しました。今後も、日本の映画文化における“豊かさの象徴”ともいえる映画パンフレットの面白さを届けるため活動を続けてまいります。
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ペーパームービー
¥1,386
SOLD OUT
『ペーパームービー』 内田也哉子 新書判、176ページ 樹木希林、内田裕也というハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘との出会い。 人を愛するってどんなこと? くもりない瞳でつづられた傑作エッセイ、待望の復刊! 「この人の言葉をもっと読みたい」「手元に置いておきたい」という声にこたえ、新しいあとがきを加えて新装復刊! 19歳の内田也哉子が描く、友愛、恋愛、家族愛。 人生は、たいせつなシーンがつながりふくらむペーパームービー。 親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。 (「三度目のあとがき」より) 内田也哉子(ウチダヤヤコ) 1976年東京都生まれ。樹木希林、内田裕也の一人娘として生まれ、19歳で本木雅弘と結婚する。三児の母。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか音楽ユニット“sighboat”でも活動。著書に『会見記』、『BROOCH』(ともにリトルモア)、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)、『ママン 世界中の母のきもち』(パイ インターナショナル)などがある。
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【サイン本】ぜんぶ 愛。|安藤桃子
¥1,650
SOLD OUT
『ぜんぶ 愛。』 安藤桃子 ※サイン入りです。 四六判 縦192mm × 横133mm 192ページ 「奥田さん、ここから革命を起こします。 だから高知に移住します」 映画のロケをきっかけに、3秒で移住を決めた高知県。 すべてを包み込む自然と、底抜けに明るい人々に囲まれ、この星と繋がっていると感じられる「地球のへそ」。 家族と映画、そして出合うすべてに愛を注ぐ、珠玉のエッセイ集はここで生まれた。 (カバー装画・題字も安藤桃子作です) 5歳の娘に撮影の特訓を課す父、奥田瑛二。 娘の窮地にどこにでも駆けつける母、安藤和津。 著名な両親のもとに生まれたコンプレックスゆえ、15歳で単身イギリスに留学。 人種差別と金欠に翻弄されながらアート制作に明け暮れる日々。 父の仕事を手伝ううちに、最初は遠ざけていたはずの映画と恋に落ちる。 見習い、助監督と「なりふりかまわず」映画に没頭、やがて自ら脚本を書いた『0.5ミリ』を監督する。 この映画を上映するために高知に特設劇場を、さらには常設映画館を作ってしまう。 誰も真似することなどできない、「七光り八起き」の半生は、生きることの喜びと驚き、そして愛に満ちている。 安藤桃子(あんどうももこ) 映画監督。1982年、東京都生まれ。ロンドン大学芸術学部卒。俳優・映画監督の奥田瑛二とエッセイスト・コメンテーターの安藤和津の長女。妹は女優の安藤サクラ。 高校からイギリスに留学、大学卒業後はニューヨークで映画作りを学び、助監督を経て2010年『カケラ』で監督・脚本デビュー。2011年、初の長編小説『0.5ミリ』(幻冬舎)を上梓。同作を自らの監督・脚本で映画化し、報知映画賞作品賞、毎日映画コンクール脚本賞、上海国際映画祭最優秀監督賞などを受賞。 2014年、高知移住。2018年、「ウタモノガタリ CINEMA FIGHTERS project 『アエイオウ』」を監督・脚本。 高知県のミニシアター「キネマM」の代表を務めるほか、子どもたちが笑顔の未来を描く異業種チーム「わっしょい!」では、農・食・教育・芸術などの体験を通し、全ての命に優しい活動にも力を注いでいる。
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水谷豊論
¥1,980
SOLD OUT
『水谷豊論』テレビドラマ史の相棒 太田省一 四六判、256ページ 不良少年はいかにして教師になり、そして刑事となったのか。 芝居には、それを演じる者の生き様が露呈する。『傷だらけの天使』『熱中時代』から『相棒』にいたるまで、歴代の出演作を跡づけながら、日本のテレビドラマ史の“相棒”の素顔にせまる。孤独と情熱のあいだを揺れる、俳優人生五〇年の全軌跡。
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和田誠展
¥4,400
SOLD OUT
『和田誠展』 和田誠展制作チーム 編 A5並製 縦210mm × 横148mm 520ページ イラストレーター、グラフィック・デザイナーだけでなく、映画監督、エッセイスト、作詞・作曲家とさまざまなジャンルで一級の仕事を残してきた和田誠。 本書は、全国巡回する展覧会「和田誠展」の公式図録です。 和田誠の4歳から83歳までの作品を見渡すことができるビジュアル年表、和田誠を語る上で欠くことのできない30のトピックスとその作品を特集し、さらに語られた和田誠の言葉を選び出し、500ページを超す1冊にまとめました。 ページをめくるたび、知らなかった和田誠と出会える、そんな永久保存版です。
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和田誠 日活名画座ポスター集
¥4,950
SOLD OUT
『和田誠 日活名画座ポスター集 』 B5判、カラー上製本 208ページ 表紙はシルクスクリーン印刷 デザイン 大島依提亜 / 勝部浩代 これまで全貌が明らかでなかった、和田誠が22歳から30歳の頃の9年間、無償で制作していた日活名画座の映画ポスターを185点収録。 みずみずしい感性がほとばしるスタイリッシュな映画ポスター 新宿、現在の丸井の場所に、かつて日活名画座という映画館があった。格安で名画がみられることから人気が高かった。その映画館のポスターを無償で9年の間、制作していたのが22から30歳の和田誠だ。 日活名画座のポスターは和田誠の初期の活動を紹介するうえで、欠かせない重要な作品だ。当時グラフィックデザイナーに活用されていたシルクスクリーンの工房サイトウプロセスからの依頼によって、月に2枚程度制作されていた。 これまで和田の展覧会や作品集では一部の展示(掲載)や、イラストレーション部分のみをまとめており、全貌は明らかではなかった。 本書は和田誠事務所に保管されていた185点のポスターをまとめたもの。シルクスクリーンのヴィヴィッドな色合い、大胆な構図は今なお、今だからこそ新鮮でスタイリッシュだ。 和田誠のファンはもとより、映画ファン、またグラフィッデザイナーを志す人たちにとっても刺激になる一冊に違いない。 ブックデザインは映画界で注目される大島依提亜。当時の気分を再現するために、表紙はシルクスクリーン印刷にした。 和田誠(1936~2019) 多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)卒業。1959年デザイン会社ライトパブリシティ入社。68年よりフリーのイラストレーター、デザイナーとして活躍。たばこ 「ハイライト」のデザイン、雑誌「週刊文春」の表紙イラストレーション、また星新一や丸谷才一、村上春樹など、2000冊以上の装丁を手がける。著書は200冊以上。 映画に関する著書も多く『お楽しみはこれからだ』、『たかが映画じゃないか』(山田宏一との共著)、『シネマッド・ティーパーティ』、『これもまた別の話』(三谷幸喜との共著)など。 映画監督として『麻雀放浪記』『快盗ルビイ』『怖がる人々』『真夜中まで』などの作品がある。
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和田誠ポストカードブック 猫
¥2,200
SOLD OUT
『和田誠ポストカードブック 猫』 和田誠 文庫判、48ページ 可愛い猫を眺めたり、送ったり、飾ったり……。 和田誠さんが描いてきた「週刊文春」の表紙絵の中から可愛い猫の絵を24枚厳選してポストカードブックに。 切手面には、和田誠さんによるその絵に関する短いエッセイも掲載し、読み物としても楽しめます。 表紙の裏には、自身も猫と暮らしていた和田誠さんの猫インタビューも収録。 猫好きの方への贈り物にもぴったりな一冊です。
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「パターソン」マーヴィンTシャツ(A)
¥5,000
SOLD OUT
「パターソン」マーヴィンTシャツ(A) JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、「パターソン」マーヴィンTシャツ(2種)が作られました。 こちらは(A)タイプです。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 プリント:シルクスクリーン *昨年発売したマーヴィンTシャツとは印刷の仕様が異なります。 デザイン:大島依提亜
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「パターソン」マーヴィンTシャツ(B)
¥5,000
SOLD OUT
「パターソン」マーヴィンTシャツ(B) JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、「パターソン」マーヴィンTシャツ(2種)が作られました。 こちらは(B)タイプです。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 プリント:シルクスクリーン *昨年発売したマーヴィンTシャツとは印刷の仕様が異なります。 デザイン:大島依提亜
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ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス
¥4,950
SOLD OUT
『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』 アダム・ネイマン / 井原慶一郎 訳 B5変型判、288ページ 世界三大映画祭を制した若き巨匠P・T・アンダーソンのすべてが一冊に。 日本劇場未公開の監督デビュー作『ハードエイト』から、ポルノ映画産業の内幕を描き、その名を一躍スター監督の座に押し上げたヒット作『ブギーナイツ』、“21世紀の『市民ケーン』”とも称される『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、トマス・ピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』、そして名優ダニエル・デイ=ルイスを再び主演に迎えた最新作『ファントム・スレッド』まで完全網羅。 卓抜のショットで観客を魅了する映画作家ポール・トーマス・アンダーソンの傑作(マスターワークス)を読み解く。 ■名場面スチール/描き下ろしイラスト/映画ポスターなど豊富なビジュアル300点&PTAの共同制作者たちのインタビューも収めた豪華決定版。 「カメラがプールに入る瞬間にカットしていると思われているが、そうではないんだ。私たち――グリップのジョーイ・ディアンダと私――は水中マウントを取り付けたカメラを持って、実際にプールに飛び込んでいるんだよ。少し経ってから水面ぎりぎりのところにカメラを出して、ショットを続けるようにしてね」 ――ロバート・エルスウィット(撮影監督)、『ブギーナイツ』のプールの場面について 「その場面についてあとでポールに尋ねたとき、私は「あなたは知っていたはずだけど、この場面には終わりがないと感じたわ」と言いました。彼は「君の言うとおり。こうしたことが起こるのを期待していたから、明確な終わりはあえて書かなかったんだ」と答えました。こういうところがポールの天才的なところだと思います」 ――ヴィッキー・クリープス(俳優)、『ファントム・スレッド』でのアドリブについて ■序文は、米インディペンデント映画界で大注目のジョシュ&ベニー・サフディ(『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』ほか)。 「私は10代の若者で、フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる件の場面(「僕は大バカ(fuckin' idiot)だ!」)を繰り返し見たのを覚えている。私はビデオでその場面を見て――その場面だけを何度も繰り返して見て――その意味を「理解」しようとしていた。そこには、「ハリウッド・スタイル」で語られた映画のなかに、普遍的な人間性の表現があった。それは深い人生経験を感じさせる表現だった。とても26歳の若者が作った映画とは思えなかった」 ――ジョシュ&ベニー・サフディ ■コラム「PTAのムービー・コレクション」では、ロバート・アルトマン、マーティン・スコセッシなど、P・T・アンダーソンに影響を与えた過去作品との関係をひも解く。 ■レディオヘッドやハイムほか、PTAが監督したミュージック・ビデオも紹介。 《目次》 序文(文=ジョシュ&ベニー・サフディ) イントロダクション 第1章『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 第2章『ザ・マスター』 第3章『インヒアレント・ヴァイス』 第4章『ブギーナイツ』 第5章『ハードエイト』 第6章『マグノリア』 第7章『パンチドランク・ラブ』 第8章『ファントム・スレッド』 『JUNUN(ジュヌン)』&ミュージック・ビデオ インタビュー ジョアン・セラー(プロデューサー) ディラン・ティチェナー(編集技師) ロバート・エルスウィット(撮影監督) ジョニー・グリーンウッド(音楽) ジャック・フィスク(美術監督) マーク・ブリッジス(衣装デザイナー) ヴィッキー・クリープス(俳優) アダム・ネイマン 批評家、著述家、講師。トロント大学でシネマ・スタディーズを教え、シネマ・スコープ誌の寄稿編集者を務める。ザ・リンガー(ウェブサイト)、サイト・アンド・サウンド誌、リトル・ホワイト・ライズ誌に映画評を寄稿。著書にIt Doesn't Suck: Showgirls (ECW Press, 2014)、The Coen Brothers: This Book Really Ties the Films Together (Abrams, 2018)などがある。妻ターニャと娘リーアとともにトロント在住。 井原慶一郎(イハラケイイチロウ) 鹿児島大学教授。専門は英文学、表象文化論。著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)、トッド・マガウアン『クリストファー・ノーランの嘘/思想で読む映画論』(フィルムアート社、2017年)、チャールズ・ディケンズ『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』(幻戯書房、2019年)などがある。
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蜥蜴の尻っぽ
¥1,100
SOLD OUT
『蜥蜴の尻っぽ』とっておき映画の話 野上照代 文庫判、296ページ 文学少女だった著者は伊丹万作と文通を重ね、終戦後、出版社で女性編集者となる。 井伏鱒二、太宰治、内田百閒などの名だたる文豪と交流し、やがて伊丹の縁で京都に渡り、 大映京都撮影所で記録見習いに。監督・黒澤明と出会う。 新米として『羅生門』の撮影現場に入り、最後の作品となった『まあだだよ』まで19本の黒澤映画に参加する。 数々の傑作を生み出した巨匠たちの素顔や交流を忘れられないエピソードとともに振り返る。 希望と混沌に満ち溢れた日本映画の黄金期を、山田洋次監督『母べえ』原作となった 自身の生い立ちとともに、懐かしく語り尽くす。 <目次より> 第Ⅰ部 インタビュー さらば、黄金の日々よ 第一章 焼け野原の青春 第二章 映画黄金期にすべりこむ 第三章 忍び寄る不協和音 第四章 不死鳥は飛ぶ 第五章 映画『母べえ』の原風景 第Ⅱ部 エッセイ集 落葉の掃き寄せ 三鷹町下連雀 「下戸の酒」 井伏先生とスニーカー 『赤ひげ』後のクロサワとミフネ 『静かな生活』垣間見録 『たそがれ清兵衛』の撮影現場を訪ねて 『明日へのチケット』のためにキアロスタミの家を訪ねた 文庫版付録 クロサワの素顔と撮影現場──NHK BS2番組より (対談:紅谷愃一/出目昌伸/加藤武/仲代達矢/小泉堯史) 野上照代(ノガミテルヨ) 1927年、東京生まれ。黒澤明監督映画のスクリプター、のちに制作助手。戦後、出版社勤務ののち、伊丹万作監督の遺児(後の伊丹十三)の世話を頼まれ、京都へ。1949年、大映京都撮影所に記録見習いとして就職。1950年、黒澤明監督『羅生門』に初参加する。以後、東宝に移り、『生きる』以降の黒澤作品すべてに参加(他監督作品も多数)。またエッセイストとしても有名で、1984年、「父へのレクイエム」で第5回読売・女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞優秀賞を受賞。同作は2008年に山田洋次監督『母べえ』として映画化された。著書に、『完本 天気待ち』(草思社文庫)、『母べえ』(中央公論新社)、『黒澤明 樹海の迷宮―映画「デルス・ウザーラ」全記録1971-1975』(共著・小学館)、ほか多数の黒澤関係の出版物に編者としてかかわっている。現在、黒澤映画の「語り部」として様々なメディアで活躍中。
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スタジオジブリの想像力
¥2,750
SOLD OUT
『スタジオジブリの想像力』地平線とは何か 三浦雅士 四六変型判、386ページ ……アニメーションの魅力を全面的に開花させたのが、高畑勲さん、宮崎駿さん(以下敬称略)といった人々によって担われたスタジオジブリの作品群であったと、私は考えています。高畑や宮崎といった作り手の仕事の素晴らしさについて私はこれからお話ししたいと思っているわけですが、そのためにはまずアニメーションそのものの魅力について語る必要があります。 (中略) ルネサンス絵画の本質はアニメだということです。 ボッティチェリの『春』でも『ヴィーナスの誕生』でもいい。たくさんあるラファエロの聖母子像でも『アテネの学堂』でもいい。登場人物はすべて動き出そうとしている。静止画でさえ、いまにも瞬きしようとしている。これはもう、ルネサンス絵画の本質というよりは西洋絵画の本質で、ボッティチェリだろうがラファエロだろうが、レオナルドだろうがミケランジェロだろうが、さらには時代下ってカラヴァッジョだろうが、あるいはレンブラントだろうがフェルメールだろうが、すべてそうです。 ということは、彼らの絵をもとにしてアニメが作れるように出来ているということです。原画もキャラクターも台本も全部そろっている。ボッティチェリ作画、高畑勲監督『春』なんてことがありえたということです。それこそが、イタリア・ルネサンスの魅力の核心であると考えたほうが、よほど分かりが早い。実際、コマーシャル・フィルムなどで、そういうことを試みている例ーーたとえば優しくウィンクする『モナ・リザ』ーーが少なくないわけですが、コンピュータ・グラフィクスの驚異的な発展がこれからどんなことを可能にするか、空恐ろしいほどです。ルネサンス絵画のすべてが動き出すことになるかもしれないわけですから。 (中略) ……その眼で眺め直してみると、ゴンブリッチが援用したジェームズ・J・ギブソンの知覚論や、ルドルフ・アルンハイムの視覚論、エルンスト・クリスのカリカチュア論を含む精神分析的美術論などが、アニメーション探究に役立たないはずがありません。漫画論ーーとりわけ少女漫画論、劇画論ーーについてはもちろんのことです。 西洋ルネサンスとアニメ・ルネサンスを雁行する視覚芸術史上の事件として眺めるというこの考え方は、さらにいろいろ興味深い示唆を含みます。たとえば前者においてはキリスト教が占めた位置を後者においてはエコロジー(生態学)信仰が占めています。終末論として似ているのです。 高畑の作品も宮崎の作品も、大略、このような視点から眺められなければならないと私は思っていますが、しかしそれだけではもちろんありません。 (第一章「絵より先にアニメがあった」より抜萃) 目次 第一章 絵より先にアニメがあった 第二章 なぜ宮崎アニメでは空を飛ぶのか 第三章 飛翔する力がジブリを創った 第四章 地平線という主人公ーーギブソンと宮崎駿 第五章 恋愛の地平線ーー「天空の城ラピュタ」 第六章 地平線と火の接吻の物語ーー「ハウルの動く城」 第七章 内面空間としての地平線ーー「千と千尋の神隠し」 第八章 地平線の比較文学ーーフォード・黒澤・宮崎駿 三浦雅士(ミウラマサシ) 1946年生まれ。1970年代、「ユリイカ」「現代思想」編集長として活動。1980年代に評論家に転じ、文学、芸術を中心に執筆活動を展開。その間、舞踊への関心を深め、1990年代には「ダンスマガジン」編集長となり、94年からは別冊として思想誌「大航海」を創刊。2010年、紫綬褒章を受章。12年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。著書に、『私という現象』、『主体の変容』、『メランコリーの水脈』(サントリー学芸賞受賞)、『寺山修司ーー鏡のなかの言葉』、『小説という植民地』(藤村記念歴程賞受賞)、『身体の零度』(読売文学賞受賞)、『バレエの現代』、『考える身体』、『批評という鬱』、『青春の終焉』(伊藤整文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』、『出生の秘密』、『漱石 母に愛されなかった子』、『人生という作品』、『孤独の発明 または言語の政治学』『石坂洋次郎の逆襲』など多数。
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相米慎二という未来
¥2,970
SOLD OUT
『相米慎二という未来』 金原由佳・小林淳一 編 B5判、280ページ 「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」「台風クラブ」「ションベン・ライダー」などで知られる、映画監督の相米慎二。2021年(9月9日)は氏の没後20年にあたります。2021年2月6日~19日に渋谷ユーロスペースで開催された「没後20年 作家主義 相米慎二」(全監督作品13本を上映)には、コロナ禍にも拘わらず連日多くの観客が映画館を訪れました。相米慎二の回顧上映は過去2回(11、13年)行われていますが、今回の特長は若い観客の増加、とりわけ若い女性が数多く来場したことです。上映期間中にTwitterなどには、「こんなすごい映画が存在したのか」「いまでは不可能と思える演出の数々に心うたれた」など、これまで相米映画に触れたことのない若年層からの好意的な意見が多数寄せられました。 本書では没後20年たっても色あせない相米映画の魅力を、キャストや制作スタッフへのインタビューを通じて描いていきます。 【本書の構成】 (邂逅) 相米映画をリアルタイムで見ていない若年層に、今回初めて相米映画に触れて感じたことを聞きます。 また、かつてリアルタイムで見た世代に改めて相米ワールド全作品に触れてもらい、いま感じたことを語ってもらいます。 ⇒インタビュー:唐田えりか、板垣瑞生、村上淳、土井裕泰、松居大悟 (巡礼) 相米映画の舞台となった数々のロケ地を巡礼します。 ⇒「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」「東京上空いらっしゃいませ」ほか (回想) 相米作品に出演したキャストらが作品を振り返ります。それは単なる回想に留まらず、「いまに繋げるため」「映像の未来を生きるため」に相米作品をとらえ直します。 ⇒インタビュー:三浦友和、大西結花、河合美智子、斉藤由貴、牧瀬里穂、佐藤浩市、浅野忠信、小泉今日子 (証言) 生前の相米慎二自身を、彼を支えたスタッフが振り返ります。 ⇒インタビュー:佐々木史朗(プロデューサー)、今村治子(記録)、榎戸耕史(助監督)、小川久美子(衣裳)、小川富美夫(美術)、大友良英(音楽)ほか 金原由佳(キンバラユカ) 映画ジャーナリスト/兵庫県神戸市出身。関西学院大学卒業後、金融業界を経て映画業界に。約30年で1000人以上の映画監督や映画俳優のインタビューを実施。現在、「キネマ旬報」ほかの映画誌、劇場パンフレット、朝日新聞、「母の友」(福音館書店)などで映画評を執筆。著書に「ブロークン・ガール 美しくこわすガールたち」(フィルムアート社)、共著に「伝説の映画美術監督たち×種田陽平」(スペースシャワーネットワーク)。相米慎二没後20周年特集のトークイベントなど講演・司会も多数。 小林淳一(コバヤシジュンイチ) 編集者/東京都出身。立教大学卒業後、ぴあ株式会社に入社。「TVぴあ」、「Weeklyぴあ」を経て、「Invitation」編集長に。ぴあ退社後、「東京カレンダー」編集長を務める。担当した書籍に「踊る大捜査線THE MAGAZINE」「ケイゾク/雑誌」「雲のむこう、約束の場所 新海誠2002―2004」など。「女優美学」シリーズ編集長を務める。共著書に「SMAPとは何だったのか」がある。2021年2月に行われた特集上映「作家主義 相米慎二」を企画。現在、フリーで活動しつつ、カルチャーサイト「A PEOPLE」編集長を担当している。
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Zoetrope:All-Story |Jim Jarmusch
¥1,650
『Zoetrope:All-Story』Summer 2021 Vol.25 No.2 ゲスト・デザイナー Jim Jarmusch 238mm × 162mm 80ページ Zoetrope:All-Story は、1997年に映画監督のフランシス・フォード・コッポラが創刊した短編小説や一幕物(一幕で構成された戯曲、劇)を紹介する季刊誌です。 毎号雑誌のデザインにゲストデザイナーを招いておりこの号は Jim Jarmusch (ジム・ジャームッシュ) がゲストデザイナーを務めています。ラストページは、工藤夕貴さんです。 目次 6 Two Beautiful Anachronisms Jim Jarmusch 10 Little Eye Thomas Pierce 24 Poplars Kristina Gorcheva-Newberry 36 The Stomp Ben Stroud 56 Introduvtion to “You Are Not I” Sara Driver ジャームッシュ夫人です 60 You Are Not I Paul Bowles 70 Contributors
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JIM JARMUSCH Retrospective 2021 劇場用パンフレット
¥1,200
SOLD OUT
『JIM JARMUSCH Retrospective 2021 劇場用パンフレット』 A4判、52ページ(表紙込み) 豪華執筆陣によるレトロスペクティブで上映された各作品への寄稿、ジム・ジャームッシュ監督からのメッセージ、写真集のようなスチルページもたっぷりの、充実の内容です。 寄稿者(敬称略・順不同) 永瀬正敏(俳優)、北村道子(スタイリスト)、今泉力哉(映画監督)、渡辺大知(ミュージシャン・俳優)、角田光代(作家)、尾崎世界観(ミュージシャン)、オダギリ ジョー(俳優・映画監督)、細野晴臣(音楽家)、荘子it(Dos Monos トラックメイカー/ラッパー)、山本千織(chioben主宰)、ヒグチユウコ(画家)、文月悠光(詩人)、志磨遼平(ドレスコーズ)、山下敦弘(映画監督)、鋤田正義(写真家) デザイン:大島依提亜
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「パターソン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
SOLD OUT
「パターソン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「ゴースト・ドッグ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
SOLD OUT
「ゴースト・ドッグ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「ナイト・オン・ザ・プラネット」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
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「ナイト・オン・ザ・プラネット」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「コーヒー&シガレッツ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
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「コーヒー&シガレッツ」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「デッドマン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
SOLD OUT
「デッドマン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「ミステリー・トレイン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
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「ミステリー・トレイン」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「ダウン・バイ・ロー」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
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「ダウン・バイ・ロー」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「ストレンジャー・ザン・パラダイス」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
SOLD OUT
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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「パーマネント・バケーション」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021
¥4,000
SOLD OUT
「パーマネント・バケーション」ロゴTシャツ / JJレトロスペクティブ2021 ジム・ジャームッシュ監督作品の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」を記念して、各作品のロゴTシャツを数量限定販売いたします。 デザイン:大島依提亜 ※写真:デザイン画となります。実際の商品と多少の差異がある場合がございます。 素材:綿100% サイズ:S 身丈65×身幅49×肩幅42×袖丈19 M 身丈69×身幅52×肩幅46×袖丈20 L 身丈73×身幅55×肩幅50×袖丈22 ボディ:ホワイトとブラックの2色
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ” 劇場用パンフレット
¥880
SOLD OUT
『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ” 劇場用パンフレット』 B5判 257mm × 182mm 32ページ ・イントロ ・マルタン・マルジェラ年表 ・キャスト紹介 ・監督:ライナー・ホルツェマー インタビュー ・マルジェラが確立した新たな価値体系 深井晃子(服飾研究家) ・革新性と挑戦の源泉:マルタン・マルジェラの「愛」と「勇気」 栗野宏文(ユナイテッド・アローズ 上級顧問 / クリエイティブディレクション担当) ・『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』コメント 浅田彰|批評家 / 片山正通|インテリアデザイナー Wonderwall代表、武蔵野美術大学 教授 / 北村道子|スタイリスト / 坂口恭平|作家、画家、音楽家 / 島津由行|スタイリスト・ファッション・ディレクター / 祐真朋樹|ファッションディレクター / 鈴木親|写真家 / ナカアキラ AKIRANAKA|CREATIVE DIRECTOR / 平野啓一郎|小説家 / 平山景子|ファッションディレクター / 古田泰子|TOGAデザイナー / 渡辺三津子|VOGUE JAPAN編集長 ・マルタン・マルジェラ発言採録
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あの日の物語を奏でる about タレンタイム〜優しい歌
¥800
SOLD OUT
『あの日の物語を奏でる about タレンタイム〜優しい歌』 182mm×182mm 28ページ(表紙含む) 発行・著作:映画パンフは宇宙だ!(PATU) 『タレンタイム〜優しい歌』ストーリー ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム” (マレーシア英語=学生の芸能コンテストのこと)が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転校生ハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。マヘシュの叔父に起きる悲劇、ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母、闘病を続けるハフィズの母……。マレー系、インド系、中国系……民族や宗教の違いによる葛藤も抱えながら、彼らはいよいよコンクール当日を迎える……。 本書は、『タレンタイム〜優しい歌』を愛する多彩なゲストによる豪華対談やインタビュー、寄稿を収録しています。 「マイ・ベストシーン・オブ・タレンタイム」ではライター・翻訳者の野中モモさん、俳優・高良健吾さんと、映画パンフは宇宙だ!のメンバーが選んだ名シーンを紹介。移動映画館「キノ・イグルー」を展開する有坂塁さんと、本作の大ファンと公言する、元 SKE48・タレント、映画コメンテーターの加藤るみさんによる対談企画や、本作を配給した映画会社ムヴィオラ 代表・武井みゆきさんへのインタビュー、小説家・温 又柔さんによる寄稿など、『タレンタイム〜優しい歌』に魅了されたゲストによる熱い想いを紹介。 魅力的で愛おしい登場人物たちをクローズアップするページでは、ファンから寄せられた「推し」ポイントを一挙紹介します!これを読めば新たな「推し」が見つかるかも! さらに『タレンタイム〜優しい歌』の次回作となる予定だった、『ワスレナグサ』という未完の作品をたどる旅や、マレーシアの歴史ガイド、ファッション紹介、おすすめマレーシア映画紹介も掲載。 全ページフルカラー、温もりあるイラストを配し、初めてマレーシア映画に触れる方も手に取りやすい一冊に仕上げました。 内容 ・マイ・ベストシーン・オブ・タレンタイム 野中モモさん、高良健吾さんコメント ・キノ・イグルー 有坂塁さん×加藤るみさん 対談 ・映画会社ムヴィオラ 代表・武井みゆきさんインタビュー ・小説家・温 又柔さんによる寄稿 ・『ワスレナグサ』の足跡をたどる旅 ・登場人物たちのファッション紹介や、間取り紹介、マレーシア映画紹介など 映画パンフは宇宙だ!とは 2018年に設立された、映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的に活動する有志団体です。50名のメンバーとともに、イベントの企画、パンフレットの編集、書籍の出版、SNS配信などを通じてパンフレット文化の魅力を発信しています。初の自主出版書籍であるアリ・アスター短編解説読本『”I HOPE THAT PEOPLE WILL FEEL UNSETTLED.”』は一夜でインターネット販売分が完売。『ミッドサマー』公式Blu-rayのリーフレットでも一部編集を担当。2020年7月には業界初の“映画パンフ専門誌”となる『PATU MOOK』を創刊。グラフィックデザイナーの大島依提亜さんを特集し、こちらも第3版まで増刷されるなど好評を博しました。今後も、日本の映画文化における“豊かさの象徴”ともいえる映画パンフレットの面白さを届けるため活動を続けてまいります。 公式ホームページ:https://pamphlet-uchuda.com
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ウディ・アレン追放
¥1,760
SOLD OUT
『ウディ・アレン追放』 猿渡由紀 四六判、232ページ 突然降ってわいたように起こったスキャンダルは、まるでギリシャ神話のような家族の悲劇だった――。 かつては「ウディの映画に出演すればオスカーを獲れる」とまで言われ、ニューヨークを象徴する文化人のアイコンとして名声をほしいままにしたウディ・アレン。ハーベイ・ワインスタインのセクハラ暴露をきっかけに世界中に広がる#MeToo運動で、またもやハリウッドを干されている。 四半世紀前に勃発した、元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待のスキャンダルは、法廷闘争にまで発展し、いまもなおミア側との間で泥沼の様相を呈している。ミア・ファローや養女のディラン、ウデイの実の息子であるローナン・ファロー、当時のベビーシッター、ミアの養女でウディの現在の妻スンニたちの証言や記録をもとに、在米30年、ハリウッドを見続けた著者が公正な視点で虐待があったのかどうかその謎に迫る。 永遠に本人にしか分からない謎に、当時の記録をもとに公正に迫る。
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ユリイカ2021年8月号 特集=台湾映画の現在
¥1,760
SOLD OUT
『ユリイカ2021年8月号 特集=台湾映画の現在』 222mm × 144mm 286ページ 日本の夏によく馴染む、湿った暑さの質感漂う台湾映画――80年代に華々しく幕を開けた台湾ニューシネマの作家たち(エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェン…)がよく知られるが、日本統治・国民党による戒厳令の時代には厳しい統制のもとでしか制作されることのなかった台湾映画は、試行錯誤しながら自らのアイデンティティを獲得してきた。台湾ニューシネマの異端児と呼ばれたチェン・ユーシュンの最新作『1秒先の彼女』の6月25日公開を皮切りに、白色テロ時代を描く台湾大ヒットホラー作『返校 言葉が消えた日』、ドキュメンタリー『日常対話』ほか多種多彩な公開作が続く今夏。その連綿と続く歴史を見つめなおし、台湾映画の現在地を描きだす。 【目次】 特集*台湾映画の現在 ❖インタビュー〈1〉 『返校 言葉が消えた日』と白色テロの記憶を巡って / 徐 漢強 聞き手=編集部 ❖『返校 言葉が消えた日』の背後 台湾映画の歩み / 稲見公仁子 「白色テロ」記憶の耐えられない曖昧さ——『返校 言葉が消えた日』(二〇一九年)から窺えるもの / 丸川哲史 台湾ホラー映画一瞥 / 晏 妮 ❖響き合う記憶 私の記憶を呼び起こす台湾映画 / 一青 妙 星明かりの映画祭 / 李 琴峰 台湾映画礼讃 / 垂水千恵 ❖イラスト 映画館で待ち合わせ / 高 妍 ❖台湾映画の軌跡 ニューシネマ以前の台湾における映画状況——植民地期から戒厳時期まで / 三澤真美恵 台湾映画と言語のヘゲモニー / 四方田犬彦 ❖インタビュー〈2〉 台湾映画と出会うために / 田村志津枝 聞き手=温 又柔 スクリーンの向うに見る私の「台湾」——田村志津枝さんのお話をうかがって / 温 又柔 ❖台湾ニューシネマと香港 台湾文学と台湾ニューシネマ / 明田川聡士 中央で生まれた台湾の新しい波 / 暉峻創三 台湾武俠映画論——キン・フーから『黒衣の刺客』まで / 雑賀広海 ❖インタビュー〈3〉 『1秒先の彼女』の映し出すもの——『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』から四半世紀、映画への愛を胸に / 陳 玉勲 聞き手・構成=栖来ひかり ❖コロナ禍の台湾映画界 『1秒先の彼女』と二〇二〇年金馬奨の原点回帰とは / 栖来ひかり 新型コロナウイルス感染症下の台湾映画マーケット状況 / 西本有里 ❖台湾と中国と私たち 二〇〇〇年代以降の台湾映画における中台市場への眼差し——金馬奨、文創、新型コロナを巡って / 阿部範之 自己省察の系譜——『私たちの青春、台湾』をめぐる偶然と必然 / 吉川龍生 私たちの青春、その続きに導かれること / ナルコ ❖『幸福路のチー』から遡る 水の視線、光の映画 / 池澤春菜 台湾アニメーション映画六〇年史 / 叶 精二 ❖インタビュー〈4〉 母と私の『日常対話』——ドキュメンタリーのその先へ / 黄 惠偵 聞き手=児玉美月 ❖自己と他者 台湾“クィア映画”——『青春神話』から『君の心に刻んだ名前』へ / 児玉美月 恋のエチュード——台湾映画の少年少女たち / 野崎 歓 ❖言語と民族 台湾映画の言語リアリズム——『童年往事』から『セデック・バレ』へ / 新井一二三 台湾映画における日本表象——植民地時代から現代まで / 曾 文莉 魏徳聖における日本統治時代のエンタメ化 / 坂川直也 ❖資料 台湾映画作品ガイド——二〇〇〇年から二〇二一年まで / 江口洋子 ❖連載 私の平成史 18 / 中村 稔 ❖物語を食べる*7 猿の惑星からの伝言 / 赤坂憲雄 ❖詩 海にいた男 他二篇 / 清中愛子 ❖今月の作品 相内あみ・かるべまさひろ・鎌田尚美・勝部信雄・中村ニミ / 選=和合亮一 ❖われ発見せり プロレスをめぐる闘い / 犬飼彩乃 表紙・目次・扉=北岡誠吾 表紙図版=『返校 言葉が消えた日』2021年7月30日(金)TOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー 配給:ツイン R-15 ©︎1 PRODUCTION FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.
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映画監督 三隅研次
¥3,960
SOLD OUT
『映画監督 三隅研次』密やかな革新 吉田広明 四六判、432ページ 市川雷蔵の「眠狂四郎」、勝新太郎の「座頭市」、若山富三郎の「子連れ狼」を演出した大映時代劇の名匠・三隅研次。 スタジオシステムに鍛えられた確かな演出力を持つ職人でありつつ、進取の気性に富んだ映画作家。 その全体像を初めて明らかにする、画期的書き下ろし長編評論! 詳細なフィルモグラフィー付。 三隅が単なる職人にとどまらないこと、つまり確かに「映画作家」でもあることを本書は明らかにしようとするものだ。しかも、三隅が映画作家であることは、作品内で語られる「思想」以上に、その「表現」に表れている。三隅が細心の注意を払った編集、そして構図、人物造形やその配置といった表現は、職人的な技量の卓越を示すばかりではない。そこには、映画という表現の条件そのものへの問いがある。映画だからこそできるその可能性、映画だからこそできないその制限。三隅はフィルムで撮られる映画というものの持つ条件に意識的であり、その条件の限界を際立たせることで、あるいはその限界をこそ可能性として生かすことで、映画そのものについて思考したのであり、その意味で作家と呼んでしかるべき存在だと本書は考える。(「まえがき」より) 目次 まえがき 第一章 三隅研次の位置と処女作 初期三隅その一 戦前の日活入社/大映、助監督時代/当時の時代劇/丹下左膳/『丹下左膳 こけ猿の壺』 第二章 三隅が三隅になるまで 初期三隅その二 『七つの顔の銀次』/『浅太郎鴉』/『花の兄弟』/『編笠権八』 第三章 自己確立と自己拡張の時期 中期三隅その一 『桃太郎侍』/『怪猫呪いの壁』、『四谷怪談』、『銭形平次捕物控 美人鮫』/『執念の蛇』/『水戸黄門漫遊記』、『かげろう笠』/『千羽鶴秘帖』、『町奉行日記 鉄火牡丹』/『千姫御殿』、『白子屋駒子』 第四章 決定的な年、六二年 中期三隅その二 『大菩薩峠』、『大菩薩峠 竜神の巻』/『釈迦』/『婦系図』/『座頭市物語』/『斬る』/『青葉城の鬼』 第五章 剣三部作まで 盛期三隅その一 『新選組始末記』、『舞妓と暗殺者』/『女系家族』/『眠狂四郎勝負』/『剣』/『無宿者』、『座頭市血笑旅』/『眠狂四郎炎情剣』/『鼠小僧次郎吉』/『無法松の一生』/『剣鬼』 第六章 大映倒産まで 盛期三隅その二 『座頭市地獄旅』/『処女が見た』、『雪の喪章』/『眠狂四郎無頼剣』/『古都憂愁 姉いもうと』、『なみだ川』/『座頭市血煙り街道』/『とむらい師たち』/『二匹の用心棒』、『尻啖え孫市』/『座頭市喧嘩太鼓』、『鬼の棲む館』、『座頭市あばれ火祭り』/『兇状流れドス』、『新女賭博師 壺ぐれ肌』/『狐のくれた赤ん坊』 第七章 孤と分身 三隅研次における人物像 孤であること/分身/この世ならざる場所/モンタージュ/分身=対峙の回避/分身と孤/つながり損ね/作品同士の分身関係/作品同士の分身関係(「剣三部作」の場合)/分身、リメイク、シリーズ 第八章 三隅的「外」 三隅研次における空間 森、水辺/三隅的「外」/音声とイメージの分離/在と不在/構図/平面性/編集/感情表現のモンタージュ/モンタージュ、任意なるもの/三隅的「外」──映画的条件 第九章 受動から能動へ 反時代=普遍としての三隅映画 三隅的主人公の「正しさ」/反=反権力/受動性から能動性へ 第十章 新たな表現へ向かって 大映以後 『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』/『子連れ狼 三途の川の乳母車』/『子連れ狼 死に風に向う乳母車』/『御用牙』/『桜の代紋』/『子連れ狼 冥府魔道』/『狼よ落日を斬れ 風雲/激情/怒濤篇』/TV作品解説/大映以後の三隅 三隅研次フィルモグラフィー あとがき 吉田広明(ヨシダヒロアキ) 1964年生まれ。映画評論家。著書に、『西部劇論──その誕生から終焉まで』、『亡命者たちのハリウッド──歴史と映画史の結節点』、『B 級ノワール論──ハリウッド転換期の巨匠たち』(以上作品社)、『ジム・ジャームッシュ』、『ヴィム・ヴェンダース』、『サム・ペキンパー』、『ジャン・ユスターシュ』、『映画監督の未映像化プロジェクト』(以上共著、エスクァイア マガジン ジャパン)、ジム・トンプスン、黒原敏行訳『犯罪者』(解説、文遊社)など。
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ISSUE 和田誠のたね
¥1,760
SOLD OUT
『ISSUE 和田誠のたね』 和田誠 B5変型判、160ページ スイッチ・パブリッシングより、カルチャーマガジン「SWITCH」の前身となる「ISSUE」が35年の時を経て新創刊! 表現者の創造の歴史、秘密を徹底的に紐解くシリーズとして、35年の時を経て再出発します。第1弾は2019年に亡くなったイラストレーター、デザイナーの和田誠を特集。「週刊文春」のカバーイラストレーション、たばこ「ハイライト」のパッケージデザインの他、数え切れないほどの書籍の装丁を手がけ、さらに映画制作や執筆も手がけるなど多彩に活躍した和田誠。本書では生前の証言を軸に、0歳〜18歳までの和田誠の作品群にフォーカスを当て、創作の原点に迫ります。 私の中では和田誠が永遠の現在形として生きている。——谷川俊太郎(本書収録「終始一貫和田誠」より) 和田誠、5万字を超える生前のロングインタビュー初公開! 『もしもし、和田だけど』。事の始まりは和田誠さんからの一本の電話だった——。 和田誠は、1人の編集者に、創作の生成をテーマとしたインタビューを願った。2人はかけがえのない時間の中で、幼少期のこと、家族のこと、恩師のこと、そして仕事のこと、さまざまに語り合っていった。 和田誠の膨大な仕事の原点を探る。「これ、何のたね?」 名作絵本『ぬすまれた月』の原点は、小学生の頃につけていた月の観察日記にあった!? 小学生の和田が詠んだ俳句、高校時代の映画ノート、修学旅行に持っていったスケッチブック……和田誠の後年の仕事の原点=“たね”となるような貴重な資料が満載。 はじまりの一冊「三ツの漫画」を徹底解剖! 小学3年生の和田誠が疎開先で描いた「三ツの漫画」。3篇のオリジナルストーリーをまとめたこの一冊のノートブックは、その後数多の本の装丁を手がけることとなる和田誠が、初めて「本の形」を意識して描いたものだった。コマ割り、イラストレーション、セリフ、そして奥付に至るまで、その工夫を徹底的に紐解く。
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オイスター・ボーイの憂鬱な死
¥3,190
SOLD OUT
『オイスター・ボーイの憂鬱な死』 ティム・バートン B6変型、127ページ 箱入り 奇才ティム・バートン監督による大人の絵本 フリーキーな子供たちが次々と登場、 悲しく残酷なストーリーでありながら、キュートさとユーモアを感じさせる バートン独特の世界が結実。 絶版になっておりますが、新品で入荷です!