スタンダードブックストア
実店舗は2023年6月に閉店、現在新たな場所を模索中。
予約商品と別の商品を一緒にご購入の場合、
予約商品の入荷後に別の商品も発送されることがありますのでご注意下さい。
-
『傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!』
¥1,540
生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。 心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。 孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち―― 病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。 生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー! 【目次】 上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから 金川晋吾 繊細な私の胃 尾崎大輔 明るくなっただけだった 堀道広 鎖骨の思い出(漫画) 鳥井雄人 血、恐い こだま せっかく病気になったので 星野文月 骨折と婚約 武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ 碇雪恵 1997年8月11日 中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画) 三田三郎 人間的な「悪意」の気配 小原晩 ぬう 玉置周啓 玉置 いとうひでみ 心のゆくえ(漫画) 飯村大樹 おいしそうな怪我 サイズ 165mm × 110mm イラスト・題字 堀道広 装丁 飯村大樹 企画・編集 尾崎大輔 星野文月 発行 BREWBOOKS 印刷・製本 モリモト印刷株式会社
-
吉田篤弘『つむじ風つむじ風食堂の夜』
¥2,200
小さな町の十字路に灯りをともす名なしの食堂。人々の何気ない会話から物語が始まる。「月舟町の物語」シリーズ第1作。多くの読者に愛されてきたロングセラー小説を全面改稿した決定版。著者による詳細な作品解説(40頁)を新規収録。 判型:四六判 ページ数:208ページ
-
クラフト・エヴィング商會『ないもの、あります』
¥990
2025年本屋大賞 超発掘本! 堪忍袋の緒、舌鼓、大風呂敷……よく耳にするが、一度として現物を見たことがない物たちを取り寄せてお届けする。文庫化にあたり新商品を追加。 よく耳にするけれど、一度としてその現物を見たことがない。そういうものがこの世にはあります。たとえば「転ばぬ先の杖」。あるいは「堪忍袋の緒」。こういうものは、どこに行ったら手に入れられるのでしょうか?このような素朴な疑問とニーズにお応えするべく、わたくしどもクラフト・エヴィング商會は、この世のさまざまなる「ないもの」たちを、古今東西より取り寄せて、読者の皆様のお手元にお届けします。文庫化にあたり、新たに3品を加えました。 【目次】 堪忍袋の緒 舌鼓 左うちわ 相槌 口車 先輩風 地獄耳 一本槍 自分を上げる棚 針千本 思う壺 捕らぬ狸の皮ジャンパー 語り草 鬼に金棒 助け舟 無鉄砲 転ばぬ先の杖 金字塔 目から落ちたうろこ おかんむり 一筋縄 冥途の土産 腹時計 他人のふんどし どさくさ 大風呂敷 店主より御挨拶 とりあえずビールでいいのか 赤瀬川原平 文庫版のためのあとがき 判型:文庫判 ページ数:128頁
-
谷川嘉浩、朱喜哲、杉谷和哉『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ——答えを急がず立ち止まる力』
¥1,320
最注目の俊英3名による、令和の必須文献。4万字弱の増補をくわえた決定版。 解説 三宅香帆 変化の激しい現代社会で、どう自分の足場を築くことができるのか。 安易な解決に走らず、問いとともに生きる方法はあるのか。 哲学者と公共政策学者が、陰謀論から生成AIまで議論する。 令和の人文を象徴する鼎談が、約4万字の増補をくわえて文庫化。 【目次】 はじめに 第一の対話――2022/04/04 ▼イントロダクション ナラティヴと陰謀論をめぐって 第1章 「一問一答」的世界観から逃れる方法――陰謀論、対人論証、ファシリテーション 第2章 自分に都合のいいナラティヴを離れる方法――フィクション、言葉遣い、疲労の意味 第二の対話――2022/05/07 ▼イントロダクション 地球を覆い尽くすアテンションエコノミー 第3章 「アイヒマンにならないように自分の頭で考えよう」という言葉に乗れない理由――コンサンプション(消費)、アテンション(注目)、インテンション(意図) 第4章 信頼のためには関係が壊れるリスクを負わねばならない――マーケティング、トラスト、脱常識 第5章 「言葉に乗っ取られない」ために必要なこと――SNS、プライバシー、言葉の複数性 第三の対話――2022/07/16 ▼イントロダクション 徳と観察をめぐって 第6章 自分のナラティヴ/言葉を持つこと――倫理、相対化、ナッジ 第7章 公と私を再接続するコーポラティヴ・ヴェンチャー――関心、実験、中間集団 第8章 イベントとしての日常から、エピソードとしての日常へ――観察、対話、ナラティヴ 第四の対話――2025/08/05 第9章 ネガティヴ・ケイパビリティにとって孤独とは何か――政治、クラフト、オルタナティヴ 第10章 AI時代の言葉を哲学する―― ケア、孤独、熱狂 第11章 言葉はごまかせないもの――メタファー、沈黙、責任 解説 三宅香帆「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」 索引 判型:文庫判 ページ数:432頁
-
【イラスト&サイン本】いしいしんじ『いしいしんじの本』
¥2,090
※ 著者直筆イラスト&サイン本です。表紙等少し傷みがありますので最後の3枚の画像でご確認の上ご注文下さい。 自分にとって大切なものとなる本は、向こうからやってくる──小説、詩、随筆からマンガ、絵本、写真集まで、「私を私の外へひらく」身体経験として読書をめぐるエッセイ集。 判型・ページ数 4-6・272ページ
-
『新百姓』3号「音を楽しむ」
¥3,150
「音を楽しむ」という営みは本来、どこまでも「遊び」だけで成り立つ営みでしょう。 生死に大きく関わるものではないからこそ、本来、明確な美しさの基準や正しさはないはずです。 それでも私たちは、「良い音楽」「悪い響き」「上手な演奏」「下手で音痴」といった考えを、多かれ少なかれ持っています。 これらは、どこから来るのか。本当にあるのか? 「上手・下手」「良い・悪い」「優劣」… いつしか私たちに内面化された価値基軸を剥ぎ取った先にある、 「音を楽しむ」に秘められた創造の余白と喜びに再び出会う一冊です。 ■目次 015 Chapter 01 新百姓的考現学 016 どうすれば私たちは、今の自分に囚われずに未知を楽しめるか? DJ SUMIROCK 028 ハッキンチェア 030 Chapter 02 特集 音を楽しむ 1) 文明と物語の視点から 042 そもそも人間にとって「音を楽しむ」って何? [インタビュー] マイケル・スピッツァーさん 058 人類と「音を楽しむ」のコンテキスト 062 そもそも「音」って? 064 「鳴らす」「聴く」の身体メカニズム 068 音にまつわる各地の神話 070 「音を楽しむ」のセンパイ探究者 小泉文夫 074 「音を楽しむ」で遊ぶ [ 数学の視点から] [寄稿] イノウヱ タクヤさん 2) 文化と価値の視点から 082 「音」にはどんな楽しみ方があるのか? [インタビュー] 野村 誠さん 096 いま、うしなわれつつある風景 | 拝殿踊り 102 糸波の構造 | 八月踊りってなんだ? 110 道の具 | 踊り下駄 114 [寄稿]焚き火の音が壊す、古い秩序 大石将司さん 3) 知恵と技の視点から 120 イマ・ココ・ジブンから音を楽しむには? ① [インタビュー] 笹井 直さん 130 宇宙交響曲 134 イマ・ココ・ジブンから音を楽しむには? ② [インタビュー] 飯干 好美さん・彩有さん親子 146 さまざまな「声」の遊び方 148 さまざまな「聴く」の遊び方 154 3号プロジェクトメンバーおすすめ 私の「音」の楽しみ方 158 一隅から | yato 160 やってみた。| 身のまわりの材料で楽器をつくる 4) 科学と道具の視点から 170 どうすればテクノロジーでもっと音を楽しめるか? [インタビュー] 金箱 淳一さん 182 レベル別「音を楽しむ」の道具 184 ハンドツール | minore 188 「楽譜」という共奏の道具 192 「音を楽しむ」で遊ぶ [ 建築の視点から] [寄稿] 大野 宏さん 206 新百姓的音楽祭へのお誘い 208 23世紀の昔話 | ハーメルンの笛吹き男 210 YABABON [003号参考図書] 214 「音を楽しむ」探究の旅 ツールガイド 226 編集後記 229 Chapter 03 巻末付録 230 『新百姓』99のテーマ 232 写真解説 237 じぶん革命! Revolubon! 238 新百姓、これまでの物語 240 読者からのお便り 243 『新百姓』が遊びながらつくりたいもの 244 『新百姓』取扱店 247 新百姓さざなみ応援団の皆様 ■概要 発酵部数|13,296部限定、初回発酵3,500部。全てに手作業でシリアルナンバー打刻 定 価|3,150円(税込) =いざつくろう!サイコウ! 判 型|B5変形判 頁 数|248P(フルカラー)
-
柴崎友香『よう知らんけど日記』
¥1,870
エルマガbookの人気連載、柴崎友香『よう知らんけど日記』の2011~2012年の約2年分を書籍化。最近読んだ小説やハマッたテレビ番組、興奮したライブや展覧会といった文系ネタから、生まれ育った大阪と現在暮らす東京のカルチャーギャップまで、意外と地味でフツーな小説家の日常を、のんびりした大阪弁で綴ります。漫画家・サライネス氏との対談を追加収録。静謐な小説世界とはまた違った、柴崎友香の新たな魅力が爆発! ●イラスト/権田直博 ●デザイン/池田進吾(67) ●判型/四六判 ●頁数/256頁
-
角田光代、森見登美彦ほか『雨の日の小説家――スランプをめぐる6つの対話』
¥1,650
角田光代、森見登美彦、山内マリコ、朱野帰子、山崎ナオコーラ、芦沢央、第一線の作家6名が、創作の苦悩とスランプを赤裸々に語る対話集(聞き手:海猫沢めろん)。 山崎ナオコーラ:「あきらめる」ことは、敗北ではなく、心に新しい窓を開くこと。 芦沢央: 混迷という名の修行。その果てに辿り着いた、書く理由と現世への帰還。 山内マリコ: 迫りくる締め切りという嵐。逃げ場のない場所で、言葉は研ぎ澄まされる。 森見登美彦:15年間のスランプはもはやスランプではない。苦悩の日々を語る。 朱野帰子: 成功という晴天のなかでも、雨は降る。売れっ子が独白する、終わらない戦い。 角田光代: 筆を置く恐怖を越えて見つけた、新しいやりかた。 巻末座談会:pha×滝本竜彦×佐藤友哉×海猫沢めろん 【目次】 まえがき 山崎ナオコーラ「あきらめる」ちから 朱野帰子「“売れたあと”に、処方箋はない」 山内マリコ「締め切りが一番クリエイティブ」 森見登美彦「もはやこれはスランプではない」 芦沢央「完璧が、迷子をつくる」 角田光代「書かない、という幸福」 編集後記 巻末付録 たのしいスランプ座談会:pha×滝本竜彦×佐藤友哉×海猫沢めろん 前書きなど # まえがき 生きていると思いがけない困難や悲しみが降ってくることがある。 それは、すぐに止むときもあれば、勢いを増してどしゃぶりになるときもある。 雨宿りをする人、雨のなか歩き続ける人。教室、仕事に追われる日々、家庭でふと立ち尽くす瞬間――さまざまな景色で、誰もが自分だけの雨を、静かに耐えている。 それは、日々言葉と向き合う「物語を紡ぐプロ」であっても同じこと。 本書『雨の日の小説家』に収めたのは、そんな「雨の日」を過ごしてきた小説家たちの声です。第一線で書き続ける作家さんたちに、同業者の僕が数年にわたって行ってきたスランプについてのインタビューを一冊にまとめました。 幾多の物語を生み出してきた彼らは、突然降ってきた止まない雨を、一体どうやってやり過ごしてきたのか。いっそ「あきらめる」ことで雨を凌ぐ者。苦しい修行のような沈黙の果てに、ふたたび机へ戻ってきた者。あるいは、締め切りという嵐の中へ自ら飛び込んでいく者。ただひたすらに書くことをやめ、雨宿りのさなかにささやかな幸福を見つけ、やがてまた歩き出す者――。 ここにあるのは、決して華やかな成功譚ではなく、不器用にもがき、立ち止まった「停滞の記録」です。 作家たちの語る言葉のどれかが、雨のなかで立ち止まっているあなたのささやかな傘になればいい。そう願いながら、本書をお届けします。 【版元から一言】 2023年から海猫沢めろんさんが、さまざまな作家にインタビューしていたスランプについての証言をまとめた本です。 作家同士でしか話せない、本質に迫る対話集。スランプになってからの華々しい成功――といったステレオタイプなイメージから離れた、現実の葛藤が生々しく綴られています。 たったいま、人生の停滞を感じている読者の方々の「傘」になるような言葉がちりばめられた一冊です。 四六変形判 150ページ 並製
-
紡ちひろ『海辺のマルゴ』
¥1,200
こんな人へおすすめです ・旅の空気を味わいたい ・優しい話が好き ・海が好き ・おいしいものが好き ・ここではないどこかにいきたい 童話「海辺のマルゴ」 【あらすじ】 美しい入江の上に建つ喫茶店の主人は、太っちょ猫のマルゴ。 豪快な性格ながら、繊細な舌を持つ彼は、食への果てなき探究心を胸に、自らの船に乗って出航する。 行く先は、さまざまな国を結ぶ巨大な内海──ネラドス海。 心配性な相棒・トミーとともに、マルゴは世界各地の美味や珍味を味わい尽くしていく。 大人も子供も楽しめる、旅とグルメの童話です。 ペン画の挿絵を30点収録! 第一話 食の探究猫マルゴ /第二話 初夏のイワシを追いかけて/第三話 マルゴのマーケット 全三話と「マルゴの食べものメモ」収録。 著・画:紡ちひろ ページ数:108 判型:B6右綴じ 【著者プロフィール】 紡ちひろ(著・画) 湘南在住。映像作家として活動するかたわら、童話や物語の創作を行う。 小説・童話・ペン画・映画制作など、物語を軸にした表現を横断し、 心躍る世界観と、温かな余韻の残る物語づくり、手描きの挿絵による表現を大切にしている。 関連書籍
-
【サイン本】中島晴矢『断酒酒場』
¥2,200
※ 著者直筆サイン本です。 これは現代版「芝浜」だ! 絶対にマネしないでください! アルコール依存症で酒を断ったアーティストがノンアルコールで酒場を巡る。 一見矛盾した行為に秘められた覚悟と夫婦愛を描く酒場紀行。 アルコール依存症と診断された著者が、断酒状態で東京近郊の酒場を探訪する。錦糸町、十条、上野、松戸、金町、三軒茶屋、立石、門前仲町......そして落語「芝浜」の舞台でもある芝。依存症治療では、再発のトリガーとなる刺激を減らすため、物理的にも心理的にも依存対象から距離を取るのが定説なのに、なぜリスクを冒してまで前線へ出向くのか!? それは酒場という空間が好きだから。 まずは町屋の居酒屋「大内」を訪れ、酒を飲まない状態での居酒屋体験を試みる。ソフトドリンクのメニューからジンジャーエールを選択。ツマミには大和芋いそべ揚げや刺身を注文し、白ご飯を追加。酒がないことで食事が定食化し、満足感を得る。酒場での食事は新たな楽しみとなり、酒がなくても美味しい体験ができることを実感する。 コロナ禍により酒場から酒が奪われた時期とも重なる、異色の"ノンアルコール酒場紀行"、ここに誕生! 断酒者が愉しむ酒場一覧(各店の名物メニューをカラーで掲載) 町屋「大内」 錦糸町「寿ぶき」 十条「斎藤酒場」 上野「たる松」 水戸「八丁」 松戸「松戸酒場」「上州屋」 金町「山吹」 富津「やま田」 三軒茶屋「うち田」 韓国出張編 立石「二毛作」 野方「きさぶろう」 門前仲町「ますらお」「大衆酒場845」 芝「湯浅」 ほかに「断酒病棟体験記」「断酒と酒場をめぐるブックガイド」を収録。 ▪️四六判並製 ▪️240ページ [著者略歴] 中島晴矢(なかじま はるや) アーティスト。1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。2019年より美学校「現代アートの勝手口」講師、プロジェクトチーム「野ざらし」共同ディレクター。近代文学・サブカルチャー・都市論などを補助線に、現代美術・文筆・ラップといった領域横断的な活動を展開。ユーモアとアイロニーを散りばめたアクチュアルかつ批評的な表現をミクストメディアで実践している。著書に『オイル・オン・タウンスケープ』(論創社/2022)、掲載図録に『TOKYO 2021』(青幻社/2021)、『東京計画2019』(武蔵野美術大学出版局/2020)など。
-
【サイン&スタンプ本】朱喜哲『バラバラな世界で共に生きる 』
¥1,023
※ 著者直筆サイン&オリジナルスタンプ本です。初刷です。 わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! 判型:新書判 ページ数:224ページ 【著者情報】 朱 喜哲 哲学者、大阪大学招聘准教授。1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。著書に『人類の会話のための哲学』(よはく舎)、『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)、『バザールとクラブ』(よはく舎)、『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著、さくら舎)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(共編著、総合法令出版)、『在野研究ビギナーズ』(共著、明石書店)、『信頼を考える』(共著、勁草書房)、共訳書に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(ロバート・ブランダム著、勁草書房)などがある。
-
夏森かぶと『居場所づくりの日々』
¥1,210
2026年2月、札幌で夏森書店という本屋をオープンしました。 仕事をしながらの開業準備の日々はそれはもう大変で、『居場所づくりの日々』はその日々を日記本としてまとめたものです。 社会に出てからどこなく居場所がないように感じる。そんな方に読んでいただけるとうれしいです。 「もう自分で店をやるしかない」 逃げるようにして始めた開店準備。 不安と希望。物件探しとDIY。 もう経験することのないのであろう、膨大なエネルギーを注ぎ込んだ日々の記録。 判型:A6(文庫サイズ) ページ数:106 装丁:ツヅミアカリ(表紙絵)(Instagram:@tsuzumi_akari) 【著者プロフィール】 夏森かぶと 北海道札幌市在住。書店員としての勤務を経て「夏森書店」を開店。 著書(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』『本と抵抗』『仕事と生活のバランス』がある。 Twitter:@kbt0401 Instagram:@natsumori_shoten
-
山若 将也『いそがない冒険』
¥2,640
「いそがない」。 それは、見慣れた日々を冒険的に生きなおすことだった。 「もっと速く、より遠くへ」と、締切に追われ、成功を求め走っていた編集者が、倒れて療養者に。停滞に思えた隠遁の日々は、新しい冒険のはじまりだった……。 仕事、家事、読書、執筆、歩くこと……都市の暮らしをあえて遅くやる、 “いそがない”という作法、その実践と思索の記録。 「遅く生きる方が面白いなんて、誰も教えてくれなかった」 本書では「遅さ」の面白さを発見していく<冒険>と、「遅さ」の実践法を提示する<ガイド>、2つの視点から、見慣れた生活を、「遅さ」によって生きなおす方法を明らかにします。 【目次】 冒険1 速さの喪失 / ガイド1 速さに囚われた社会で 冒険2 遅さの発見 / ガイド2 遅さは獲得である 冒険3 遅い歩行 / ガイド3 飼い慣らされない歩きかた 冒険4 遅い家事 / ガイド4 生活を自治する 冒険5 遅い鑑賞 / ガイド5 「読む」による感性の回復 冒険6 遅い執筆 / ガイド6 「書く」という自己変容の技術 冒険7 遅い習慣 / ガイド7 反復で未来を彫刻する 冒険8 遅い仕事 / ガイド8 遊びと仕事の分割線を解く 冒険9 遅い創作 / ガイド9 上手さの呪いから出る 頁数:288ページ 判型:四六判変形 【著者】 山若 将也(やまわか・まさや) 1985年石川県生まれ。法事の日に暇すぎて源氏物語を読んでいたら、親戚一同に大袈裟に褒められ、小学生ながら「どうやら、本とは、良きものらしい」と知る。大学卒業後、出版社勤務を経て独立。モウタクサンダ・マガジンという、今思うとちょっとアレなタイトルの雑誌を創刊。フリーマガジンTOKYO VOICEの創刊に携わる、出版レーベル1.3hイッテンサンジカンを設立する、など編集執筆業に取り組んだのち2023年に卒倒。脳を負傷。それを機に遅さに目覚める。今さらながら執筆の面白さを知り、毎日書き、驚いている、今日も。2025年、遅さをテーマにした雑誌「Deeelay Manners(ディレイ・マナーズ)」を創刊。
-
和田 萌『祖父のあつめたメキシコ』
¥6,600
「祖父の遺品は、家一軒分の“メキシコ”だった。」 画家・伊藤髙義が、1965年から没する2011年までの約50年にわたり、80回以上通い続けた国、メキシコ。その情熱の果てに遺されたのは、家一軒分にもおよぶ膨大な民芸品だった。 残された家族は、その圧倒的な量と熱量の前に途方に暮れる。 『祖父のあつめたメキシコ』は、孫でありドキュメンタリー監督の和田萌が、この“遺品”と向き合い、整理し、1冊の本に閉じ込めることで、祖父の人生と情熱を再発見していく物語。 一人の人間が何かに取り憑かれるように生きた軌跡と、 それを受け継いだ者が「どう終わらせるのか」を描いた、 極めて私的でありながら、誰にとっても他人事ではない普遍的な“人生のドキュメンタリー”。 装丁:吉田昌平(白い立体) 編集:松本知己(T&M Projects) 写真:高橋宗正 仕様:A5・コデックス装/352頁/図版数240点 【著者プロフィール】 和田 萌 ドキュメンタリー演出家として、テレビおよび映画の分野で多数の作品を手がける。 主な映画作品に『であること』(2021年)、『ROPE』(2023年)、『巡る、カカオ』(2024年)がある。いずれも、人の営みや時間の堆積に静かに寄り添う視線を基調としている。 学生時代より、メキシコを巡る画家であった祖父・伊藤髙義の旅に同行し、その文化や精神性に触れる。祖父の没後もメキシコへの旅を続け、映像表現を通して、継承される時間と個人の視点の交差を探り続けている。
-
今井真美『Is this "jam"or not?』
¥1,430
「アヲハタ まるごと果実」で日々のフルーツフルライフを。 料理家・今井真実さん新提案のジャムレシピ&ライフスタイルフォトブック 人気料理家・今井真実さんの新提案!「アヲハタ まるごと果実」を “ジャム”ではなく、“果物”として使った、フルーツを気軽に楽しむレシピです。 果物を切らなくても、むかなくてもいい。忙しい日にも、整えたい日にも、 今日の気分にひとさじのフルーツを。 手をかけなくても、ちゃんとおいしい。色や香りを足すだけで、気分も変わる。 今井さんのアイデアは少し意外だけど、すぐに真似したくなるものばかり。 レシピは翻訳付きで、英語でも楽しめます。 「CONTENTS」 ・果実の香りで華やかに 白桃香るヨーグルトボウル しめさばとりんご いちごとヨーグルトロール オレンジビア/桃ワインスプリッツァー/ いちごモヒート/あんずティークーラー ブルーベリーの焼きカマンベール 杏仁豆腐とあんず ・果実の甘味と酸味が決め手 マンゴー目玉焼きのソーセージプレート あんずドレッシングのグリーンサラダ 焼きいもクリチーオレンジ ハムチーズとりんごのホットサンド いちごとヨーグルトの大人サラダ ・果実の色を楽しむ オレンジ冷やしトマト 紫キャベツとブルーベリーのマリネ マンゴーキャロットラぺ ブルーベリーとサラダチキンのサラダ いちごとモッツァレラのカプレーゼ 白いフレンチトースト クランベリー 写真 : 田村 昌裕(FREAKS) 文 : 神吉佳奈子 スタイリング : 今田愛 デザイン : 岩間良平(timedesign) サイズ : B6変型判/14X18cm
-
祖父江慎『夜のデザインさん』
¥1,980
15年にわたるデザイン作業の合間のひとりごと デザイナー祖父江慎が15年にわたりTwitter/Xに綴ってきた徒然なるままのひとりごと。「人間にだけじゃなくて、カエルにだって届くデザインがしたい。」——そんな気分のもと、深夜、早朝、そしてデザイン作業の合間に書いたものを集めています。 がんばって制作すれば、極小の「夜のデザインさん」になるふろく付き Format:新書判 Size:173×105mm Pages:192p+巻き三つ折り(32 Pages in 2Color) Binding:ソフトカバー 祖父江慎:ブックデザイナー・アートディレクター。 あらゆるものに対する「うっとり力」「うまくいかないよろこび」を軸とし、多彩なジャンルにわたる多様なブックデザインを行う。また展覧会の空間ディレクション、図録デザイン・グッズデザイン、ロゴデザインも行うなど、幅広く活躍。著書に『祖父江慎+コズフィッシュ』『朝のデザインさん』(パイ インターナショナル刊) 。
-
祖父江慎『朝のデザインさん』
¥1,980
15年にわたるヤングデザイナーさんへのつぶやき ブックデザイナー祖父江慎が15年にわたりTwitter/Xでつぶやいてきた言葉たち。悩めるヤングデザイナーさんたちに向け「デザインってそもそもなんだっけ?」というところから、ブックデザインのおもしろさ、楽しさ、不思議さについて書いてきたものを集めています。 がんばって制作すれば、極小の「朝のデザインさん」になるふろく付き。 内容(章見出し):デザインさんいらっしゃい/イメージと言葉/レイアウトはなっちゃった感/書体と仲良し/文字組みはいつだって新鮮に/色と色校正、関わりと味わい/紙はちょっとややこしい/デザインさんよしなしごと Format:新書判 Size:173×105mm Pages:192p+巻き三つ折り(32 Pages in 2Color) Binding:ソフトカバー 祖父江慎:ブックデザイナー・アートディレクター。 あらゆるものに対する「うっとり力」「うまくいかないよろこび」を軸とし、多彩なジャンルにわたる多様なブックデザインを行う。また展覧会の空間ディレクション、図録デザイン・グッズデザイン、ロゴデザインも行うなど、幅広く活躍。著書に『祖父江慎+コズフィッシュ』『夜のデザインさん』(パイ インターナショナル刊) 。
-
デビッド・マコーレイ『数と図形について知っておきたいすべてのこと』
¥2,420
複雑な仕組みをアイデアたっぷりのイラストでシンプルに解説することで有名な世界的ベストセラー作家・イラストレーター、デビッド・マコーレイによる算数図鑑です。 日常生活でも一生つきまとう算数の基礎知識を、お金の計算や時間の計り方、地図の見方、建物の建て方、乗り物の動き方、表の作り方など60以上のトピックに分け、それぞれマンモスとトガリネズミによる一コマストーリーで解説していきます。 足し算、掛け算、約数、分数、比率、面積、体積、角度、数列、速さ、質量、確率…、言葉や数式だけではなかなか納得できなかった算数の基本概念が、子どもも大人も目からウロコが落ちるようにわかります。 コンテンツ 【数えよう】 正しく数える 印で数える 数字 位取り ゼロ 負の数 無限 【数の使い方】 正しい順に数を並べる おおまかな数を知る 四捨五入 足し算 引き算 合わせて10 掛け算 割り算 約数 等式 分数 いろいろな分数 小数 百分率 比率 拡大・縮小 【不思議なパターンと驚異の数列】 列と数列 素数 平方数 立方数 フィボナッチ数列 不思議な形 パスカルの三角形 暗号 【地図、回転、移動】 角と角度 いろいろな角 対称 変換と移動 地図 地図の縮尺 方位磁石の使い方 巨大な迷路 【すばらしい図形たち】 線 平面図形 三角形 マンモスの大きさを測る 三角形の法則 四角形 円 立体 立体を作る 多面体 不可能図形 【どのくらいたくさん? どのくらい大きい? どのくらい長い?】 長さ 面積 体積 速さ 重量と質量 時計を読む 温度 【データを見つける】 データを集める データのまとめ方 ベン図 代表値 確率 参考 用語集 さくいん 答え ページ数:160 判型:A4変型 著者情報 デビッド・マコーレイ(デビッド マコーレイ) イラストレーター、作家。1946年イギリス・ランカシャー生まれ。1957年にアメリカ・ニュージャージー州に移住し、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで学んだ後、同校の教師を務める。1975年にドイツ児童文学賞、1991年にコルデコット賞受賞。『道具と機械の本―てこからコンピューターまで』(歌崎秀史訳、岩波書店)など全世界で発行されている著書多数。
-
土門蘭『ほんとうのことを書く練習』
¥1,980
「うまく言語化できない」「自分の文章に自信がない」「誰かに読まれるのが怖い」という悩みはすべて、誰かに読まれることを前提に書いているから。誰にも見せない文から始めて自分を深く知り、「わたしの言葉」で誰かとつながる。自己肯定感と文章力が同時に上がる、新しい文章術です。 目次 はじめに 生きていくためには「書くこと」が必要ですから。 序章 私たちはなぜ「ほんとうのこと」が書けないのか 「こわいんです」 素肌の匂い、化粧の匂い 個性は消して、消して、消す 他者の目線を締め出すことから 「読む私」にもご退出願う ひとりになると、自由になれる 「うるせえ!」 書くとは「問う」こと 愛される前に愛せばいい 第1章 「ほんとうのこと」を読む 私の読書を変えた本 「もうひとつ」の読書のよろこび 書けないときは読めばいい 私の好きな「ほんとうのこと」が書かれた文章 読む文章と「読まされる文章」 「書く力」は「読む力」と連動している 「読む私」に「書く私」を鼓舞させよ 第2章 「誰にも読ませない文章」を書く 毎日、言葉の水路を掃除する 苦手なのは「書く」ことか「読まれる」ことか 書かないと、書けなくなる 独り言から「自分との対話」へ 他人をインタビューして気づくこと それっぽい言語化は「ほんとうのこと」ではない ほんとうの語彙 ねっとりした感情、サラサラした感情 自分と信頼関係を築くため 第3章 「ほんとうのこと」を書く練習 ほんとうのことは「上手な文章」を凌駕する 身体が動けば言葉は生まれる 書くとは「生きて考える」こと 書くために不可欠の「書かない」時間 書き手の「変化」が読み手に伝わる なぜ「唯一無二性」が「普遍性」につながるのか 読み手は書き手の「文体」を好きになる 「誰かに読まれる日記」で文体を鍛える 誰に向けて書くべきか 文章の「誠実さ」をチェックする 私たちはなぜ「読まれたい」のか 第4章 「ほんとうのこと」を書く手段 私が専門領域を持たない理由 謙虚になると書けるものが増えていく 手段によって書けるものが変わる 「日記」は常に稼働させておくインフラ 「短歌」は写真 「エッセイ」は外に向けた文章の第一歩 「小説」は自分のまま他者になる手段 「インタビュー記事」は2人で見つけたほんとうのこと 「キャッチコピー」は初心を思い出すほんとうのこと 「企画書」はほんとうのことで書いた未来 「話す」は「書く」とつながっている 人間にしかできない「書く」とは 第5章 書いたものが誰かに読まれるということ 読まれる恐怖をどう乗り越えるか 自分の言葉が暴力になるとき 読者が傷つく3つのパターン 「傷ついた」と言われたときにできること 目指すのは「共感」ではなく「理解」 孤独の先で、誰かとつながりたい 私たちはもっと自由になっていい おわりに 死んでいる場合ではない。 参考資料 判型/造本:46並 頁数:248 【著者】 土門蘭(どもん・らん) 文筆家。1985年広島県生まれ。京都府在住。同志社大学文学部卒。小説、短歌、エッセイなどの文芸作品の創作と、インタビュー記事、ブックライティングなどのクライアントワークの双方を生業とする。これまでインタビューした相手は1500人超。 著書に、第1回「生きる本大賞」を受賞したエッセイ集『死ぬまで生きる日記』(生きのびるブックス)、歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(藤原印刷)、インタビュー集『経営者の孤独。』(ポプラ社)、小説『戦争と五人の女』などがある。
-
【サイン本】小倉ヒラク『僕たちは伝統とどう生きるか』
¥1,056
※ 著者直筆サイン本です。 材料がない、儲からない。 それでも伝統の担い手たちが「つくり続ける」のは、なぜか。 新しさ追うデザイナーから異色の転身、発酵の専門家となった著者が出会ったのは、 土地の〈記憶〉を未来へとつなぎ、自然と隣り合って生きる、 弱い人間の強かな“生存戦略”としての「伝統」だった――。 哲学・文化人類学・民俗学など複数の領域を縦横無尽に行き来する著者が、 ジョージアワインから日本酒、民藝まで、豊かで芳醇なエピソードとともに見せる、 驚くべき「小さな伝統」とものづくりの世界。 「つくるのは私ではない、微生物である」と味噌や酒をつくる醸造家たちは言う。 それは「つくる」を手放すということだ。 ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より 伝統が、ひとりの個人としてこの社会に生きることからの逃避になってはいけない。 今僕たちに必要なのは、すぐとなりの誰かを信じるための足がかりとしての伝統だ。 ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より ▼内容紹介▼ 〇 歌舞伎だけじゃない! 醸造蔵にもある「襲名制度」 〇 共産主義によって「消滅の危機」に瀕していたジョージアの伝統的ワイン 〇 日本人とクジラの「深い関係」浮かび上がる、佐賀県呼子の松浦漬け 〇 美味しいお酒づくりの極意は「『自分』を殺す」こと 〇 「土の声を聞く」ために技術磨く、沖縄の伝統的焼き物やちむん 〇 ヒトラーは化学肥料を嫌っていた……排外主義と有機農業が「結びつく」瞬間 〇 岡本太郎の民藝批判にみる「オンリーワンうんち野郎」の精神 〇 ぎふ長良川鵜飼の「となり合う」伝統 ▼目次▼ プロローグ あなたにとって、伝統とは何ですか? 第1章 大文字の伝統と小文字の伝統 第2章 「歴史」の誕生、さびしさの地平融合 第3章 発酵 見えないものとつむぐ伝統 第4章 民藝 つくることの伝承 第5章 鵜飼 異なる存在と、風土を旅する エピローグ 向かい合うな、となり合え ブックガイド 判型:新書版 240ページ
-
『DIRT magazine vol.1』
¥1,000
職人のスタイルを届ける、ワークカルチャーマガジンです。 「DIRTな職人」こそ、私たちが考えるクールの定義。世の中でよく耳にするキレイごとや予定調和なストーリーは、ここには必要ありません。 誰が決めたのかわからない”常識”というレールから外れて自分らしく生きる人たち。タフな環境でストラグルした証である、汚れた作業着。古いしきたりやルールが残る業界に揉まれながら、負けじとフレッシュを生み出す若手。 そんなDIRTに生きる人たちの背中を押すために、このメディアは始まりました。 ひとつのコミュニティとしてあたらしいカルチャーを作り、「職人が誰よりもリスペクトされる」世の中を作りたいと思っています。 「ワークカルチャーが刺激する」 をテーマに、日本の職人たちのファッションやカルチャーを掘り下げるマガジンです。庭師、塗装屋、鳶、大工、設備屋など、それぞれの現場で培われた美意識やスタイルを通して、“働くこと”が生み出すカルチャーの魅力を紹介します。 ▼雑誌概要 発行部数:2,000部(重版なし) ページ数:全80ページ サイズ:A4変形 印刷形式:フルカラー/無線綴じ製本
-
折小野和広『夏を待つ 』
¥1,980
- でも、本当のことを言うと、ここで夏を待つのを邪魔しないでほしいと思っていた。 - 駅のホームで働き、夏を待っている女性を描く表題作。範囲の狭い雨が降った時に起こった奇妙な話をする「雨とプラットホーム」。洋服店で働く容姿端麗の男性と、全く同じ人物を別の場所で見かける時空SF「つかんでは、はなし」など、日常に潜む人生を変える出来事と、心の動きを描き、静かな余韻が胸に残る第三回京都文学賞(優秀賞)受賞者による全七編。 装丁は大山崎町にデザイン事務所兼イベントのできるフレキシブルスペース(SUNAYA)を運営しているデザイナーのSUNA(長砂 佐紀子)さん。イラストは酒井 凛さんです。 また推薦文を、大阪の島本町にある長谷川書店の長谷川 稔さんに書いていただいています。 その人が その人であろうとする うつくしさ この物語を ずっとみつめています ーー 長谷川 稔(長谷川書店) 小説を書きはじめた2010年頃から2025年の間、イベント時に印刷して配布したり、友人に見せたり、Webで公開したりした作品をまとめたものです。気に入っているもの、初めて書いたもの、思い入れがあるものなど、七編を収録しています。今回、本にするために、それぞれ修正と加筆を行っています。 折小野和広 【目次】 あなたが天使になるころ 雨とプラットホーム 少女のように生きている 可能性の国 ケーブルカー つかんでは、はなし 夏を待つ あとがき ページ数:244 判型:B6判無線綴じ 装丁:長砂 佐紀子 絵:酒井 凛 印刷:イシダ印刷・藤原印刷
-
『人間観察vol.1 サイゼリヤ』
¥1,000
雑誌『人間観察』は、毎号ひとつのテーマを掲げ、それに沿って「人間」をさまざまな角度から観察・表現する文芸雑誌です。 小説、エッセイ、詩、評論、漫画──ジャンルは様々。 テーマにさえ沿っていれば何でもありの、まさに“闇鍋”のようなごった煮雑誌を目指しました。 記念すべき創刊号は、みんな大好きなイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の特集です。 低価格ながらコストパフォーマンスは抜群。美味しくて満足度も高い。 そんなサイゼリヤに、日頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか? 本誌では、さまざまな角度や切り口から、サイゼリヤを徹底的に観察していきます。 著者(掲載順): しらい弁当・サカナ文庫・イトウシエリ・no-suke・さじや・ISBbooks イソベスズ・桑名陽・すえだべべ・朝霧サトカ・城主ペネロペ・そのひぐらし商会 RIKO・書肆 海と夕焼 柳沼雄太・宗沢香音・しろくま舎 品場諸友 表紙イラスト: はるやまひろし 目次 ◆MENU◆ 「作ってみた」しらい弁当(エッセイ) 「子供以上、大人未満につき」サカナ文庫(エッセイ) 「サイゼでだべる」イトウシエリ(エッセイ) 「サイゼ・オア・アライブ」no-suke(漫画) 「サイゼに来て、やること。」さじや(エッセイ) 「界」ISBbooks イソベスズ(エッセイ) 「朝日を待つ」桑名陽(漫画) 「57577」すえだべべ(短歌×エッセイ) 「サイゼリヤの君に告ぐ」朝霧サトカ(詩) 「光るし食べる」城主ペネロペ(漫画) 「サイゼリヤに行かない」そのひぐらし商会 RIKO(エッセイ) 「サイゼリヤは書店に成り変わることが可能であるのか?──ファンファーレとシュプレヒコールが響く片隅で」書肆 海と夕焼 柳沼雄太(評論) 「男娼かもしれない」宗沢香音(小説) 「主催によるあとがき」しろくま舎 品場諸友 ページ数 154 判型 B6くるみ製本
-
【サイン本】世田谷ピンポンズ『感傷は僕の背骨』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 些細な思い出を胸に抱えて生きていく。 吉祥寺、下北沢、高円寺、京都、高知… 歌を歌わせてもらった店、ふと訪れた喫茶店や書店。そこで出会った人たちの顔。いつか確かに存在した誰かとの時間。街を思うことは人を思うこと、過去を思うことはいまと向き合うこと。 言葉を大切にするフォークシンガー、待望の随筆集第2弾。 目次 京都 出町柳 飛び石の上の青年 東京 高円寺 住んだことのない街にただいまを言う 東京 銀座 バー・ルパンの隅っこで 東京 台場 ボブ・ディランとお台場の夢 東京 浅草 黒アンヂェラスと白アンヂェラス ピンポン堂書店 海のない街に住んで、海のことばかり考えている 大白小蟹『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(トーチコミックス/リイド社) 東京 渋谷 渋谷公会堂に流れる大地讃頌と隣の空席 東京 御茶ノ水と神保町 重なる道と重ならない青春 東京 吉祥寺 明け方のサンロードと七井橋の真ん中で響く歌 東京 上野 君は自分で家を建てたいと言った 京都 拾得 野村麻紀さんのこと ピンポン堂書店 人は表現を生きるのか 松本大洋『東京ヒゴロ』(ビッグコミックススペシャル/小学館) 横浜 桜木町 全然知らない球団の試合のチケットを買った 栃木 宇都宮 死ぬ気でなんかやらなくていいよ 広島 チンチン電車の走る街で 京都 哲学の道にホタルの飛ぶこと ピンポン堂書店 取り戻せないものはいつだって眩しい 大島弓子『秋日子かく語りき』(KADOKAWA) 高知 大方 クジラがあくびをする街で 前篇 高知 大方 クジラがあくびをする街で 後篇 フィンランド ヘルシンキ カティのワルツ 栃木 鹿沼 あの頃の僕に青春はあったか 前篇 鹿沼から京都 あの頃の僕に青春はあったか 後篇 ピンポン堂書店 それでも僕たちはこの街に憧れて、この街で生きて 又吉直樹『東京百景』(角川文庫) あとがき 感傷を背骨にして ページ数:200 判型:四六判変形
-
【サイン本】世田谷ピンポンズ『都会なんて夢ばかり』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 大学では友達が一人もできなかった。 劇的なことが何ひとつない自分の人生が いつもコンプレックスだった。 波瀾万丈に生きている人がただただ羨ましかった。 言葉を大切にするフォークシンガーの幻の名随筆集、待望の復刊。 目次 もっと文学を 二階の歌 雪の降る街、ギチギチに巻いたマフラーの下 ガガガ、ゴイステ、そして銀杏BOYZ 駒澤大蛇 帰省した僕は 下高井戸たつみ 鈴木さん 仮性フォークと僕 絵描きの女の子 春 青ジャージの男 まちぐるみ リブロ エンドレス・ポスティング 井の頭公園ランデヴー ブッキングライブラブ Fさん 二木 クロスロードのブルース 独りぼっちのジョン・レノン・ミュージアム コーヒーもう一杯 よるのさんぽ あの頃、おばけ少年たちと 続・あの頃、おばけ少年たちと カセットテープのB面 加地等さんのこと 藤子と不二雄 好きなものは好きなのよ 知らない街に歌いに行く 名画座 下北沢のハイブリッド古書店 じいさん 又吉さん ライヴは告白 いつものお店で待ち合わせ ひとりぼっちの二人 フォークシンガー あとがき ページ数:208 判型:四六判変形
-
『本と酒』Vol.1
¥1,870
網干という ローカルな土地から発信する 『群像劇』のようなZINE。創刊。 雑誌『本と酒』 Vol.1 姫路市・網干に「本と酒 鍛冶六」が開業して3年。 人と本と酒をこよなく愛する店主が、 店に集い関わる個性溢れる人たちを巻き込んで、 それぞれの「本と酒」、網干や鍛冶六についてをテーマに 思い思いに書いていただいた。 お客さま、棚子さん、 そして鍛冶六と特別なご縁で繋がったすべての人へ。 網干というローカルな土地から発信する 『群像劇』のようなZINE。 ⚫目次 鍛冶六2013〜2023の記録 A BOOKS(鍛冶六南ホ棚子) 巻頭言 はまだだいき(本と酒 鍛冶六 店主) 特別対談「あの本とあの本のマリアージュを考える会」 濱田大規 ✖ 宰井琢騰 ✖ 島袋祥子(担当編集) 第一特集 よむ お祝いと感謝に変えて 牧田耕一(シェア型書店HONBAKO 代表) 棚子から書店主へ 河田真(たびたび書店 店主) おかげアンチとあさり事変 早乙女ぐりこ(文筆家) 吉田健一とフィッシュマンズ 北尾修一(百万年書房 代表) コラム「著者と編集者の不思議な関係」 はまだだいき 第二特集 かく 碇泊の寄る辺 はと文庫 川野かえ(すずめ道具店 店主) 鍛冶六に出会った日 絵本黒猫(猫愛好家) 酒が飲めない私の職場は酒屋 月火チャン(本と酒 鍛冶六 スタッフ) 読書的初期衝動について 概念文庫(棚子) 語っていい場所 とびらぶんこ・く(鍛冶六 北ロ棚子) 絵葉書の舟 ヲガクズ(会社員) 徐々に見えてくる建物がある風景 空と旅人(ナイアガラ系勉強家) わたしの教会 kiitos books(作業療法士) 鍛冶六と私 風来徒(自由業) やえちゃんのはなし ふくもとさわこ(学習塾経営・教育著者) いきつく場所 アウリン書庫(会社員) 鍛冶六と私 甲冑が繋いだ縁 獺祭魚文庫(日本文化理解教育コーディネーター) コラム「巻頭言のつづき」 はまだだいき 第三特集 のむ 「さけそば」なるもの 雨(本と酒 鍛冶六 本スタッフ) キッチンドランカーの流儀___唐揚げを揚げる ドランカーK 特別インタビュー ひたむきに、ブレない信念。ビールを通じ届ける未来 池内正雄(イーグレブルワリー代表) 聞き手・文 はまだだいき コラム「Beer! Beer!! Beer!!!」 はまだだいき 第四特集 はむ あまかわのほとりで おざきゆういち(あまかわ文庫 店主) 珈琲もう一杯 としやすはるお(一人親方) コラム「思い出の喫茶店」 はまだだいき わたしの推し本 ------------------------------------ 発行者 濱田大規(本と酒 鍛冶六) 編集 島袋祥子 編集協力 北尾修一(百万年書房) ブックデザイン 後藤奈穂(draw.design) 表紙写真 寺下純哉 イラスト やないあすか(コラム) たぶちひろこ(似顔絵) 印刷・製本 ちょ古っ都製本工房
-
【サイン本】北村みなみ『グッバイ・ハロー・ワールド 増補改訂版』
¥1,650
※ 著者直筆サイン本です。 2021年に刊行された北村みなみさんの デビュー作『グッバイ・ハロー・ワールド』は、昨年完売となりました。 このたび、新たな描き下ろしを加えた増補改訂版として発売いたします。 2021年版はB5変形の大型サイズでしたが、 今回の増補改訂版は、 通常の青年コミックに近いB6変型サイズとなります。 本作は、第26回手塚治虫文化賞・新生賞の最終候補作品(2022年)、 文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品(2022年)に 選出されたほか、多数のメディアでも取り上げられた話題作です。 「WIRED」で連載されていたこともあり、 ありえないほど突飛な設定ではなく 、「現在の科学技術がこのまま進んでいくと、未来はどうなるのか」 という視点から描かれた、地に足のついたSF作品です。 北村みなみさんは現在、『コミックビーム』(KADOKAWA)にて 「終末パートナー」を連載中です。 今夏から秋ごろにはコミックスの発売も予定されているようです。 今後ますます活躍される北村みなみさんのデビュー作として、 長く、たくさんの方に読んでいただきたい一冊です。 ―――――――――― 仕様:192ページ/1C/並製 【2021年版からの変更点】 ・コラムなし ・描き下ろし4P追加 ・2Cから1Cへ変更 ※作家自身がすべて色の調整をしていますので、 美しいイラストはそのまま楽しんでいただけます。
-
雑誌『野良』創刊号
¥4,950
※ こちらは第2刷になります。 野良は、 野良は、野良猫野良犬の野良である 周囲に迎合することなく群れずに我が道をゆく 野良は、往々にして孤独である そうかと思えば世間様の人気者も大勢いるがけして擦り寄ったりはしない 野良は、協調性がないわけではない 自分を曲げないだけである 野良は、主張はしても声を荒げることはない 喧嘩をしたいわけではないのだから 野良は、天邪鬼だ そのくせたいがいは無邪気なものである 野良は、疎ましがられることも多々ある だからといって石を投げられたとしても投げ返すなんてことはない 野良は、敵が多いかもしれないただそのかわり味方も多い 野良は、世間の尺度を信じない 自分の尺度を信じているから 野良は、根っから野良だから生まれ変わってもまたきっと「野良」になる 【特集】 顔 赤阪辰太郎、山元彩香、馬場敬一、大類信、POOL、吉見雅秀、美絽、 NORI、上田美江子、yoboon、冨沢ノボル、新井健生、友沢こたお、Ken Ohara、 金巻芳俊、三宅章介、五木田智央、suzuki takayuki、ミハラヤスヒロ 永井誠治、L(エル)、眞木洋茂、堀畑裕之、森永博志、森永邦彦、JOETARO、ナカダリオ、田中秀彦ほか 連載小説 小泉今日子 音楽 jan and naomi、新種のImmigrationsB 表紙題字 五木田智央、飛田正浩 編集責任者 伊島薫 編集 眞田悠作 デザイン 林修三 225x293mm 176p
-
【サイン本】森田三和『泣けない私のサンドイッチ』
¥1,980
※ 著者直筆サイン本です。 “パンはずっと焼きつづけていた。” 奈良で30年以上つづくミアズブレッド。店主がつづる、これまでといま。 ーー自分の考える世界観を形にしたいだけだ。つくづく私は経営には向いていないと思った。 奈良・ならまちで30年以上愛され続けるカフェ&ベーカリー「ミアズブレッド」。観光地のにぎわいの中で生まれ育った著者が、「自分の世界を表現したい」とたどり着いたのは、目にも体にもうれしいサンドイッチ。 昭和・平成・令和と時代を駆け抜けながら、変わらず店に立ち続ける日々。その裏側にある葛藤、決断、そして暮らしの積み重ねを、飾らない言葉で綴った、自伝的エッセイ。 B6判変形/並製・168頁 装丁:いわながさとこ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 森田 三和(もりた・みわ) 1962年、奈良生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒。グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、雑貨店等の仕事を経て高校 生の頃からきまぐれに焼いていたパンに 夢中になる。1997年に「MIA'S BREAD(ミアズブレッド)」をオープン。著書に『ミアズブレッドのサンドイッチのつくり方 』『ミアズブレッ ドのパンに合う「食べるスープ」のつくり方』『ミアズブレッドのとっておきのサンドイッチのつくり方』(すべてマーブルトロン)、『ミアズブレッドのパンづくりとおいしい食べ方』(東京地図出版)、『ミアズブレッドのパンとサンドイッチ』(天然生活ブックス)、『サンドイッチブルース』(ループ舎)など。 www.miasbread.com
-
月日出版部『季刊日記 2号』
¥2,178
SOLD OUT
「創刊号」は発売前に重版がかかり…日記について考えている方や興味を抱いている方がこんなにたくさんいらっしゃるのだと、あらためて強く、実感しています。 そんな『季刊日記』の2号発売。たっぷり日記を読める定番企画「21人の1週間」。そして、今号の特集は「日記のくるしみ」「日記と植物」です。 ぜひともお楽しみに! 概要 【21人の1週間】 多様な執筆者による、同じ1週間の日記 榎本空/大白小蟹/大前粟生/小原晩/小指/齋藤陽道/斎藤真理子/佐藤友子/島田潤一郎/瀬戸夏子/絶対に終電を逃さない女/土門蘭/富田ララフネ/難波優輝/西村佳哲/ひらりさ/藤岡みなみ/藤本和剛/マンスーン/村上慧/山口祐加 【特集1:日記のくるしみ】 読者投稿「日記がつづかない!」 インタビュー:「瀬尾夏美さんにきく」 エッセイ:長島有里枝「読まれたくないものを読みたい症候群」、原田裕規「家族写真と日記」 【特集2:日記と植物】 ロング日記:滝口悠生「朝顔観察日記」 インタビュー:「乗代雄介さんと公園を歩く」 「おかやま旅筆会の守安涼さんにきく」 エッセイ:鈴木純「季節とともに、生きていく」 レビュー:オザキフラワーパーク「初心者におすすめしたい5つの植物」 【その他】 雑誌のすみで「日記屋の取り扱い帳」 判型:A5判 ページ数:240ページ 書籍設計:明津設計 装画:相川風子
-
月日出版部『季刊日記 創刊号』
¥2,178
SOLD OUT
「日記」の専門誌、ついに創刊! あなたは日記をつけたことがありますか? 夏休みの宿題として、友達との交換日記として、業務上の日報として、SNSの日々の投稿として――私たちは、生まれてから死ぬまでの間に、何度も日記に出会います。 日記は、まず日付ではじまります。あとは今日見たもの、感じたこと、考えたことなど、なんでも自由に書いていくことができます。最も自由な形式、といえるかもしれません。 あなたは日記を読んだことがありますか? 日記は、必ずしも自分ひとりのために書かれたものばかりではありません。最近では、商業出版される書籍はもちろん、個人でつくられるZINEやリトルプレスも含めて、日記の本がとても増えています。 SNSでは「見られる」ことが強く意識される一方、生成AIが出力した投稿も見分けがつかないようになりました。日々を生きる人間の「私」に近いことばへの関心が、これまで以上に高まっています。 私たちは、日記を書くこと/読むことの魅力を、さまざまな角度から深めていけるような雑誌をつくりたいと考え、ここに『季刊日記』を創刊することにしました。日本はもちろん、おそらく世界でも類を見ない、日記の専門誌です。 たっぷり日記を読める「25人の1週間」を定番企画として、毎号さまざまな特集を組んでいきます。創刊号の特集は「日記のたのしみ」「日記とホラー」です。 今日から日記がたのしくなる、これまでにない文芸誌の誕生です。 【25人の1週間】 多様な執筆者による、同じ1週間の日記 安達茉莉子/伊藤亜和/猪瀬浩平/小沼理/北尾修一/こうの史代/古賀及子/こだま/桜林直子/図Yカニナ/武田砂鉄/ドミニク・チェン/鳥トマト/蓮沼執太/葉山莉子/ピエール瀧/東直子/浮/藤原辰史/堀合俊博/前田隆弘/牧野伊三夫/松浦弥太郎/柚木麻子/尹雄大 【特集1:日記のたのしみ】 対談:植本一子 × pha「すぐ手元から始める、表現のヒント」 インタビュー:福尾匠 × 荘子it「シットとシッポにきく」 エッセイ:金川晋吾/蟹の親子/ネルノダイスキ/品田遊 レビュー:me and you(竹中万季、野村由芽) 【特集2:日記とホラー】 対談:大森時生 × 山本浩貴(いぬのせなか座)「なぜホラーと日記がブームになったのか」 エッセイ:初見健一/柿内正午 レビュー:林健太郎 【その他】 座談会:株式会社インテージ × 日記屋 月日「日記をつけるプラットフォームを作りたい」 読者投稿 次号予告:「日記のくるしみ/日記と植物」 判型:A5判 ページ数:約352ページ 書籍設計:明津設計(akitsusekkei.com)
-
【サイン・短歌入】岡野大嗣・短歌、 安福望・絵『ユニバーサリー・アニバーサリー』
¥2,420
※ 著者岡野大嗣さんの直筆サインと短歌入です。安福望さんのサインはありません。直筆短歌はお選びいただけません。 人気のSNSアカウント「食器と食パンとペン」から生まれた短歌×イラストの奇跡のコラボレーション、待望の書籍化! 単行本 46判、208ページ 岡野 大嗣 (オカノ ダイジ) 1980年、大阪府生まれ。歌人。歌集に、『サイレンと犀』『たやすみなさい』『音楽』『うれしい近況』。短歌と散文集に、『うたたねの地図 百年の夏休み』『夜なのに夜みたい』。ベスト作品集『時の辞典』。 安福 望 (ヤスフク ノゾミ) 1981年、兵庫県生まれ。イラストレーター。好きな仕事人は知らぬ顔の半兵衛。17歳の犬と暮らしています。
-
萩原広道、杉谷和哉、谷川嘉浩ほか編著『〈京大発〉専門分野の越え方』
¥2,970
異分野の人と話すだけで、学際的といえるのか。大学院生が教育活動に取り組む意義とは。若手研究者たちが、直面した問いに迫る! 学際性とは何か? 共同性とは何か? 異分野の人と話すだけで、学際的といえるのか。大学院生が教育活動に取り組む意義とは。「院生が学部生に模擬講義を行う」という活動を通して若手研究者たちが直面した問いに、議論を重ねながら迫る! 専門分野も違う,興味関心もてんでばらばら。そんなメンバーが集い,「大学院生が学部生に模擬講義を行う」という活動をやり始めた。〔その結果、〕私たちは常に「異質な他者と共に何かに取り組むとはどういうことか」という問いにさらされることになった。 本書では,この問いに対して,「学際性」と「共同性」という二つの視点から考察を加えていく。〔この活動に〕中心的に関わってきたメンバーの論考に加えて,第一線で活躍する外部研究者を含めたさまざまな「他者」を巻き込みながら議論が展開される。(「序章」より) 【目次】 はじめに 序章 学際性と共同性について考える(萩原広道) 1 「総人のミカタ」というちょっと変わった活動 2 「ミカタの実践を他大学でも」とは考えていません 3 多様な「他者」を巻き込みながら問いを深める 4 本書の構成 5 「つながり」に支えられて 第1章 「総人のミカタ」とは(須田智晴) 1 イントロダクション 2 「総人のミカタ」の理念・目的 3 模擬講義から検討会までの流れ 4 異分野ディスカッション 5 「総人のミカタ」の運営体制と派生企画 6 今後の課題 第2章 「研究を語る」と総人のミカタ(高橋由典) 1 はじめに 2 「研究を語る」とは何か 3 「研究を語る」から総人のミカタをみる 4 おわりに 第1部 「学際性」を育て合う 第3章 専門分野の底流にあるものとしての〈学際〉(萩原広道) 1 専門と学際 2 学際の理想と現実:言うは易く行うは難し 3 学際の重心をずらす 4 総人のミカタにおける〈学際〉の実践 5 おわりに Commentary01(近藤 望) Response01 Commentary02(ロレダナ・スコルシ) Response02 Commentary03:「学際」を制度化することは可能だろうか?(寺山 慧) Response03 第4章 総人のミカタは専門性の深化に寄与するか(村上絢一) 1 はじめに 2 「総人のミカタ」における「専門性」の追求とは 3 講義における初学者との対話 4 ミカタに集う大学院生との対話 5 むすびに Commentary01(三宅香帆) Response01 Commentary02(三升寛人) Response02 Commentary03(山守瑠奈) Response03 第5章 シンポジウム1:「学際性」を育て合う (磯部洋明・高梨克也・佐野泰之+萩原広道・真鍋公希) 1 テーマと人選の意図 2 登壇者・発表要旨 3 ディスカッション 4 シンポジウムのまとめ・その後の展開 第6章 自然科学者が見た学際的な研究と教育(磯部洋明) 1 はじめに 2 余はいかにして学際研究を始めしか 3 宇宙の学際研究の例 4 学際研究と大学院教育 5 自然科学者にとっての異分野交流の意味 第7章 「他者の関心に関心を持つ」ということ(高梨克也) 1 はじめに:「総人のミカタ」と学際性 2 現代における教養 3 認識と行動をつなぐもの 4 媒介項としての関心 5 相手の気になることが気になる 6 「複数の立場」から「自己の二重性」へ 7 おわりに:二重生活と遊び 第8章 学際性とは何か? 「学際諸島」から抜け出すために(佐野泰之) 1 はじめに:学際諸島にて 2 学際性への統合主義的アプローチ 3 統合とは何の謂か 4 認知的学際性 5 専門分野と学際性 6 単独専門性の克服 7 おわりに:学際諸島から 「総人のミカタ」へのコメント(渡邉浩一) 第2部 「共同性」を育て合う 第9章 学際教育のなかの「地図作成」と,その制度化をめぐって(谷川嘉浩) 1 「内なる場所」の育ち 2 学部生に対する学際教育 3 大学院生に対する学際教育 4 大学教育におけるミカタ:北米や国内の院生能力開発と比較して Commentary01(金澤木綿) Response01 Commentary02(伊縫寛治) Response02 Commentary03(北川裕貴) Response03 第10章 学際的コミュニティの実践と課題 学際による凝集性と制度との関係(杉谷和哉) 1 「総人のミカタ」と制度の関係 2 「総人のミカタ」における「凝集性」 3 限界と課題 4 終わりに:「学際的コミュニティ」のこれからを考える Commentary01(杉山賢子) Response01 Commentary02(近藤真帆) Response02 Commentary03(橋本 悠) Response03 第11章 シンポジウム2:共同性を育て合う (大山牧子・成瀬尚志・朱喜哲+谷川嘉浩・杉谷和哉) 1 テーマと人選の意図 2 登壇者・発表要旨 3 ディスカッション 4 シンポジウムのまとめ・その後の展開 第12章 学者養成機能としての「総人のミカタ」(大山牧子) 1 はじめに 2 学者養成機能としての「総人のミカタ」:SoTL(Scholarship of teaching and learning)の考え方を通して 3 プレFDとしての「総人のミカタ」の活動に期待したいこと 第13章 ソーシャルアクションとしての総人のミカタ(成瀬尚志) 1 ソーシャルアクションとしての「総人のミカタ」 2 「何か面白そう」がなぜ本質的であるのか:ワクワク感とリスクの縮減 3 「総人のミカタ」の魅力 4 火種はどのようにして生まれるのか 5 「人間の条件」としてのソーシャルアクション 第14章 「探求の共同体」を現出させるために: リチャード・ローティのアカデミア論における「関心」概念を検討する(朱喜哲) 1 「探求の共同体」と「関心」 2 リサーチ・プログラム化するアカデミア 3 「何らかの全体論的な見方」から「総人のミカタ」を見る 総人のミカタと私1)(金澤木綿) 総人のミカタと私2)(浪花晋平) 総人のミカタと私3)(萩生翔大) 終章 「総人のミカタ」とは何だったのか(真鍋公希) 1 はじめに 2 「公式の動機」とそれぞれの動機 3 個別の知識を超えること 4 「ものの見方」は細部に宿る 5 「総人のミカタ」は「味方」になれたのか 事項索引 人名索引 【執筆者執筆者紹介】(執筆順,*は編者) 1)現所属,2)執筆時所属 萩原広道*(ハギハラ ヒロミチ) 1)東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 特別研究員/日本学術振興会 特別研究員PD 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻博士後期課程2回生/日本学術振興会 特別研究員DC1 専門分野:発達科学,作業療法学 担当:序章・第3章・第5章 須田智晴*(スダ トモハル) 1)慶應義塾大学理工学部 訪問研究員/日本学術振興会特別研究員PD 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生/日本学術振興会 特別研究員DC1 専門分野:応用数学・力学系 担当:第1章 高橋由典(タカハシ ヨシノリ) 1)京都大学名誉教授 2)京都大学名誉教授 専門分野:社会学 担当:第2章 近藤 望(コンドウ ノゾミ) 1)愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター 特定研究員 2)愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター 特定研究員 専門分野:地球化学・実験岩石学・メルト構造解析 担当:第3章コメンタリー ワナ・ロレダナ・スコルシ(Oana Loredana Scorus) 1)甲南大学マネジメント創造学部 講師/関西大学教育推進部 講師 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 専門分野:造園学 担当:第3章コメンタリー 寺山 慧(テラヤマ ケイ) 1)横浜市立大学大学院生命医科学研究科 准教授 2)理化学研究所 革新知能統合研究センター 特別研究員/理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム 特別研究員/京都大学大学院医学研究科 特定助教 専門分野:未だ定まらず 担当:第3章コメンタリー 村上絢一(ムラカミ ジュンイチ) 1)和泉市教育委員会 生涯学習部文化遺産活用課 主事 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生文明学専攻博士後期課程3回生 専門分野:日本史学 担当:第4章 三宅香帆(ミヤケ カホ) 1)書評家 2)会社員(2019 年3 月 京都大学大学院人間・環境学研究科 共生文明学専攻 博士後期課程中退) 専門分野:国文学(萬葉集) 担当:第4章コメンタリー 三升寛人*(ミマス ヒロト) 1)会社員 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻修士課程2回生 専門分野:分析哲学 担当:第4章コメンタリー 山守瑠奈(ヤマモリ ルナ) 1)京都大学フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所 助教 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻博士後期課程3回生 専門分野:海洋生物学(理学) 担当:第4章コメンタリー 磯部洋明(イソベ ヒロアキ) 1)京都市立芸術大学美術学部 准教授 2)京都市立芸術大学美術学部 准教授 専門分野:宇宙物理学 担当:第5章・第6章 高梨克也(タカナシ カツヤ) 1)滋賀県立大学人間文化学部人間関係学科 教授 2)京都大学大学院情報学研究科 研究員 専門分野:コミュニケーション科学 担当:第5章・第7章 佐野泰之*(サノ ヤスユキ) 1)立命館大学文学部 非常勤講師/日本学術振興会 特別研究員PD 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 特定助教 専門分野:哲学・倫理学 担当:第5章・第8章 真鍋公希*(マナベ コウキ) 1)関西国際大学社会学部 講師 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 専門分野:社会学 担当:第5章・終章 谷川嘉浩*(タニガワ ヨシヒロ) 1)京都市立芸術大学美術学部・大学院美術研究科デザイン科 プロダクト・デザイン専攻 特任講師 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 専門分野:哲学・観光学 担当:第9章・第11章 金澤木綿(カナザワ ユウ) 1)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生文明学専攻博士後期課程2回生 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生文明学専攻修士課程1回生 専門分野:日本中世史 担当:第9章コメンタリー・「総人のミカタ」と私 伊縫寛治(イヌイ カンジ) 1)慶應義塾大学理工学研究科 基礎理工学専攻 研究員 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 専門分野:確率論・力学系・フラクタル 担当:第9章コメンタリー 北川裕貴(キタガワ ユウキ) 1)国立研究開発法人産業技術総合研究所 研究員 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻博士後期課程1回生 専門分野:無機材料化学 担当:第9章コメンタリー 杉谷和哉*(スギタニ カズヤ) 1)岩手県立大学総合政策学部 講師 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻博士後期課程3回生 専門分野:公共政策学 担当:第10章・第11章 杉山賢子(スギヤマ ヨリコ) 1)京都大学フィールド科学教育研究センター 森林生態系部門 助教 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻 博士後期課程1回生 専門分野:菌類生態学 担当:第10章コメンタリー 近藤真帆(コンドウ マホ) 1)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻博士後期課程3回生 専門分野:臨床心理学 担当:第10章コメンタリー 橋本 悠(ハシモト ユウ) 1)京都大学大学院人間・環境学研究科 共生文明学専攻修士課程2回生 2)京都大学総合人間学部 国際文明学専攻4回生 専門分野:戦後日本社会論 担当:第10章コメンタリー 大山牧子(オオヤマ マキコ) 1)神戸大学大学教育推進機構大学教育研究センター 准教授 2)大阪大学全学教育推進機構 助教 専門分野:教育工学・大学教育学 担当:第11章・第12章 成瀬尚志(ナルセ タカシ) 1)大阪成蹊大学経営学部 准教授 2)大阪成蹊大学マネジメント学部 准教授 専門分野:哲学・高等教育 担当:第11章・第13章 朱喜哲(チュ ヒチョル) 1)大阪大学社会技術共創研究センター 招へい教員 2)大阪大学大学院文学研究科 招へい研究員 専門分野:哲学 担当:第11章・第14章 渡邉浩一(ワタナベ コウイチ) 1)福井県立大学学術教養センター 准教授 2)大阪経済法科大学教養部 准教授 専門分野:哲学史 担当:「総人のミカタ」へのコメント 浪花晋平(ナニワ シンペイ) 1)京都大学大学院工学研究科分子工学専攻 助教 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻博士後期課程1回生 専門分野:触媒化学 担当:「総人のミカタ」と私 萩生翔大(ハギオ ショウタ) 1)京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授 2)京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授 専門分野:身体運動制御学 担当:「総人のミカタ」と私 判型・ページ数 A5 ・ 290ページ
-
【特典付】畑中章宏『老いに追われて』
¥2,200
特典:カード型しおり2枚(佐内正史撮影) 「わたしは母をすててきたばかりである」という作家自身の言葉からこの本は始まる。 本書は民俗学者である畑中によるエッセイ要素の強い「生きるための民俗学」。誰もが直面する親の老い、そして自分自身の老いについて、民俗学の視点を交えながら掘り下げていく。 姥捨伝承、昔話、神話、不老長寿、貝原益軒『養生訓』、有吉佐和子『恍惚の人』、カフカ『変身』を横断しながら「老い」と「生い」を紐解く。現代を生きる多くの人が、いつか必ず直面する選択に向き合う一冊。 写真=佐内正史。 解説=町田康 一 母をすてる 二 翁の正体 三 不老長寿の願い 四 『養生訓』を読む 五 隠居はかなえられたか 六 いじわるばあさんの孤独 七 老いらくの恋の顛末 八 恍惚の人びとはどこにいたのか 九 「ポックリ往生」と「ぼけ封じ」 一〇 「養老」と「敬老」という言葉 一一 父を看取る。幸田露伴とその娘 一二 老人と子どもの絆 一三 カフカの『変身』は老人介護を描いているのか 一四 死に急ぐ年寄りたち 一五 臨終の風景 一六 老いの坂、登れば 最終章 老いに追われて 畑中章宏 (ハタナカアキヒロ) (著) 一九六二年、大阪生まれ。民俗学者。災害伝承、民間信仰から流行現象まで、幅広い領域に取り組む。著書に『天災と日本人』『廃仏毀釈』(以上、ちくま新書)、『災害と妖怪』(亜紀書房)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(ともに春秋社)、『宮本常一』(講談社現代新書)、『新・大阪学』(SB新書)、『小泉八雲 「見えない日本」を見た人』(光文社新書)、『『忘れられた日本人』をひらく』(若林恵との共著。黒鳥社)など多数。最新刊は『オルタナティブ民俗学』(島村恭則との共著。誠光社)。
-
藤原印刷『クラフトプレスアーカイブ vol.0』
¥1,650
藤原印刷の初めてのクラフトプレスが出来ました! 作り手のこだわりが詰まった''クラフトプレス''を提案する私たちが、クラフトプレスを作るなら?と考えた時、まっさきに思い浮かんだのは、「お客様の本をもっと知ってもらえる本を作りたい!」という事でした。 一冊につき見開き2ページを使い、紙面で紹介されているのは「藤原印刷で本を作った」ということだけが共通点の107冊。 どんな紙が使われていて、どんな色で刷ったり製本したのかなどの仕様と、どんな思いで本をつくり、本をつくる前と後でどんな変化が起きたかなど作り手の方々に伺った本づくりにまつわる様々なエピソードを収録しています。 新しい本との出会いにはもちろん、本を作ってみたいと思っている方へ手に取って頂きたい一冊に仕上がりました。あなたの日常がすこし開けるきっかけになれれば嬉しく思います。 サイズ:A4縦変形(297㎜×160㎜) 頁数:224 製本:並製/無線綴じ(PUR) 表紙:コンパッソF-35 790×1090mmT目<22㎏> (刷色:オフセットUV印刷 白モリモリ+TOKA VIVA DX350 2回刷り) 本文:b7バルキー 菊判Y目<50.5kg> (刷色:オフセット印刷4色) デザイン 竹内宏和(藤原印刷) 製本 ダンクセキ
-
『(un)cured 01』
¥2,860
SOLD OUT
自分の心身に振り回されている人のための、 カルチャー・健康マガジン『(un)cured』 創刊号特集:Where is My "Healthy" ?(わたしの「健康」はどこにある?) 自己管理ができること、そして常に心身ともに健康であることが、社会に居場所を確保するための「義務」や「前提」のようになりつつあるいま。 「生きてるだけでえらい」という言葉が、ときに空しく響いてしまう。かといって、社会が求める「健康」を義務感だけで追いかけるのもしんどい。 本冊子『(un)cured)』は、外側から押し付けられるものとしての「正しい健康」ではなく、「自分が自分のために健康であろうとすること」を肯定し、カルチャーを入り口に、健康について主体的かつ自由なムードで考えられる状態をつくることを目指します。 ▼収録コンテンツ 【インタビュー・対談】 ・成長以外も生である──『ナミビアの砂漠』監督インタビュー 山中瑶子 西森路代 ・身体と和解したい会議 田島ハルコ × 河井冬穂 ・命だけでは生きられない──医師と元・スペースシャワーTV運営代表が語る「不要不急」のカルチャーについて 近藤正司 徳田嘉仁 ・Which 健康(ヘルシー) do you like? 健康(ヘルシー) by ホリヒロカズ ・「ただ居る」ことの難しさ──(un)cured創刊に寄せて 徳田嘉仁 河井冬穂 【読書特集】 ・健康と病をめぐる読書処方箋──「病んでいる」のは誰のせい? 宇野常寛 高島 鈴 【映画特集】 ・わたしという宇宙でもがいて生きる、uncured な映画たち ゆっきゅん 【論考】 ・ポップミュージックが歌う「健康」のイデオロギー つやちゃん ・読書とキュア──因習村ミステリーに見る「癒やし」の構造 速水健朗 ・唯ぼんやりした不調──自律神経を批評する 福尾 匠 【エッセイ】 ・「自然」でいるより「自分」でいたい 土門 蘭 ・人生の夜の過ごし方 vol.1 tofubeats 【リサーチ】 ・今日からはじめる読書セラピー 寺田真理子 ・わたしの回復手順 絶対に終電を逃さない女 横道誠 他 <発行の背景> このたび、くわくわ企画では、一人一人が自分主体の「健康」のあり方について、カルチャーを入り口に考え直す冊子『(un)cured』の発行を企画しています。 企画の原点には、くわくわ企画代表であり、総合診療医でもある徳田が日々の現場で感じてきた違和感があります。 それは、病院が効率化・画一化された「健康」を一方的に押し付けるのではなく、一人一人の価値観や人生観を尊重し、その人らしい「健やかさ」を支える存在でありたいというものです。 『(un)cured』が目指すのは、社会の要請に従った健康管理ではなく、「こんな自分でいたい」「こんな状態で日々を過ごしたい」といった、自分の心や身体が心地よい状態を主体的に選び取れるような新しい空気や価値観を社会全体に広げていくことです。 部屋や服を選ぶように、音楽を楽しむように──。カルチャーを入り口に、医療や健康、生命について、自然に心地よく向き合える時間をつくれることを願っています。 冊子名である“(un)cured”には、「治しきれていない」「未硬化の」といった意味があります。この言葉を軸に、医療者も非医療者も、健康や生命について横並びで語り合える場をつくっていければと考えています。 発行人:徳田嘉仁(くわくわ企画代表) A5版・144ページ
-
【サイン本】勅使川原真衣『組織の違和感』
¥1,870
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 わかりやすいものしか問題として認定しないなんて、わかりやすくなるまで悪化を待つこと他ならない。「あれ、なんかいま変だったな」という違和感を、組織を前に進める鍵にするという新鮮なアプローチの一冊。自分と相手のタイプを知り、組み合わせる。その上でのコミュニケーションの打ち手を、気鋭の著者が初公開します! 目次 はじめに 第1章 違和感とは何か? 「決めつけ」が横行する現場で ■ 観察の達人!? コナンくん なぜ、意見を言ってはいけないと「思わされて」いるのか? ■ 仕事に本音はいらない 「静かなチーム」の落とし穴 素朴な「気づき」を封印する職場 ■「なんか変な感じ……」の正体 「なんか変」は大事なサイン なくならないどころか雪だるま式に膨らむ「違和感」 ■ 人はみな「違う色のメガネ」をかけている 解釈のクセの違い みんな自分なりに「ちゃんと」やってる ■「職場のすれ違い」は決めつけから生まれる どちらの言い分が「正しい」? 本当の問題は何か? 正解をください、の限界 ■ とにかくみんな疲れている 話し合いで決まったことが守られないのはなぜ? ■ すべてのコミュニケーションの基本となる「観察」の3ステップ 観察と真意 ■ 違和感は悪ではなくヒント 第2章 違和感に気づくと「自分」がわかる まず、「自分を知る」 ■ 自分の本音がわからない 「自分のことがわからない」? 「本音」と「建前」のギャップを見つける ■ 変えられない性質は確かにある 「ドーナツ」な私 人を変えるより、環境をいじる ■ 手がかりは「どうしてもとりつくろえない瞬間」 同じ言葉をかけられてもこんなに違う2人 ■「わかってほしかった」は「解釈のクセ」が生み出している 違和感を無視する訓練としての社会性 自分自身の「解釈のクセ」を知る動機診断 動機(持ち味)がない人はいない ■「自分が知らない自分」はスマホが教えてくれる 自分の「パターン」がわかるデータ 第3章 人間関係の違和感から「相性」を知る 次に、「相手を知る」 ■「伝える」の前に「見る」がある 「言わなくてもわかるでしょ」はマネジメントの怠慢 ■ 相手の何を「見る」のか? ─ ソーシャルスタイルの4類型 はまる・はまらないは相手のどういう言動パターンからくるのか? ソーシャルスタイル診断でわかる持ち味 ■「他者の合理性」を知るヒント 右上(ドライバー)×周りとのあるある(相性) 右下(エクスプレッシブ)×周りとのあるある(相性) 左下(エミアブル)×周りとのあるある(相性) 左上(アナリティカル)×周りとのあるある(相性) ■「人それぞれ」では話が進まない 環境調整のために「分けて」考える マッピングすると、人が辞めなくなった 第4章 違和感を役立て最高の組織をつくる そのうえで、「組み合わせる」 ■「今いるメンバー」で最高のチームをつくる 万能(スーパーマン)幻想 異なる相手との機能設計 ■「好き嫌い」より「相性」を考える ■ それは「評価」ではなく「評判」です 「イエスマン」も持ち味のひとつ 直接尋ねるほうが親切 ■「自分でやったほうが早い病」への処方せん ■「似た者同士」がうまくいくとは限らない 職場は「ドレッシング状態」にならなくていい 個人と組織のサンドイッチ作戦 第5章 違和感を乗り越えるための話し方・振る舞い方 ■ 思い込みを超える「自問自答」 察しすぎない・決めつけないのバランス 受け入れるのではなく「受け止める」 ■ 役割の実行を後押しする「面談」「相談」「雑談」「対話」 ■ 人それぞれの「やる気」スイッチ その言葉の真意は? ■「大丈夫です」の複雑さ ■「よかれと思って」が残念なワケ 自分がされてうれしいことでも、相手はうれしくないかもしれない ■ 待ちの姿勢ばかりの部下に「自走してほしい」と伝えたい ■ スタンドプレーが多い部下に「チームで仕事をしよう」と伝えたい ■ コミュ力が高い人の「真の使命」は相手に合った手段を選ぶこと 持ち味の違いは補完のサイン 「正しい」フィードバックは相性の数だけある いきなり「アウト」宣言は誰の利益にもならない ■ 危うい場面で役に立つ「否定しない技術」 ズレの交通整理こそがリーダーの職務 ■ 会議時間を短縮すれば「生産性」が高まるのか? 「葛藤」こそ話す 「とりあえず雑談しよう」で空回り ■「困っている人」は「決めつけていない人」 第6章 「いてくれてありがとね」から始める組織改革 ■「いい人材がいない」と嘆く人は組織の価値を見落としている 愚痴で未来は変わらない ■「重すぎない信頼関係」のススメ ■「健全に疑う」のススメ 「裸の王様」にならないために ■ 100点を取ってきた子どもに「偉いね」と言ってはいけない理由 とにかく「会話をつづける」こと ■ 100%わかり合うことは無理、それでも「訂正」し合うことはできる 感謝は減らない ■「自分のまま働く」ために おわりに 参考文献 解説 坂井風太 四六判並 288ページ 【著者】 勅使川原真衣(てしがわら・まい) 組織開発コンサルタント 1982年、横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ヘイグループ(現コーン・フェリー・ジャパン)での外資系コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。個人の能力でなく「関係性」という切り口から、組織をより良くする提案を行う。二児の母。2020年から乳がん闘病中。 初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で新書大賞2025で第5位に入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。2025年10月、『AERA』の「現代の肖像」に掲載。「武田砂鉄ラジオマガジン」の水曜レギュラーとして出演するほか、Voicyでも発信中。近著に『「働く」を問い直す』(日経BP)、『人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと』(KADOKAWA)がある。
-
【サイン本】勅使川原真衣『「働く」を問い直す』
¥1,870
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 人の働きは能力よりも周囲との関係次第。 当たり前だけど見落としがちなことを教えてくれる一冊だ。 ――篠田真貴子さん推薦!! 現代社会にまん延する「能力主義」の呪いを解く本 ――山口周さん(日経BOOKプラス「世界最速書評」より) ・理解されない若手 ・ヘロヘロになる管理職 ・板挟みの人事担当者 ・孤独すぎる経営者 みんな頑張っているのに、 みんな大変。なぜ? 「なんで自分ばっかり……」 「どいつもこいつも使えない」 こんな声が蔓延り、ギスギスする。 常に追われているように慌ただしい。 大量のタスクが積み重なり、 窒息しそうな重い雰囲気が漂う――。 やってもやっても報われず、 募るのは徒労感と疲労感ばかり。 なぜこうなってしまったのか? どうすれば職場を良くできるのか? 「働く」という大問題に切り込む! [目次] パート1 ギスギス職場はもう限界 第1章 「優秀な人」を採ろうとするから失敗する 第2章 仕事で本音を言う必要なんてあるのか 第3章 中間管理職はもうヘロヘロ 第4章 経営者だって傷ついている 第5章 人事担当者の憂鬱 パート2 組織を生まれ変わらせる四つのツール 第6章 「働かないおじさん」の涙――チームビルディング・ワークショップ 第7章 「持ち味」を組み合わせる 第8章 「新入社員は使えない」をなくす――新卒・中途のオンボーディング 第9章 「モード」を選ぶ上司になる 第10章 大企業こそ「脱・能力主義」 四六判 232ページ
-
【サイン本】勅使川原真衣『「頭がいい」とは何か』
¥1,045
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 「頭がいい」とは、いったい何を指す言葉なのか。 成績がいいこと? 仕事ができること? 地頭がいいこと? 空気が読めること? 主体性があること? 私たちは学校から職場、さらには私生活に至るまで、無意識のうちに「頭がいい/悪い」という尺度で人を測り、また自分自身も測られてきました。 いまや、書店には「頭がいい人の○○術」のように、「頭がいい」をタイトルに冠する本が氾濫しています。 この曖昧で便利な言葉が広く使われるようになった背景には、〈能力主義〉の存在があります。 能力主義とは、「能力」を個人の資質や努力の結果とみなし、優れた者が多くを得ることを正当化する考え方です。しかし現実には、運や環境、偶然といった要素までもが「能力」に回収され、「評価に晒され続けること」が当たり前になった社会は、多くの人に生きづらさをもたらしています。 外資系コンサルティングファーム勤務を経て独立した著者は、「頭がいい」という言葉の曖昧さを手がかりに、能力主義が生む生きづらさの構造を解きほぐしていきます。 ■「頭がいい」子に育てたい、という親の願いは正義なのか。 ■「私、頭が悪いので」という前置きに込められた意味とは。 ■「頭がいい」は、本当に〈良い〉ことなのか。 評価に振り回されずに生きるための、ポスト能力主義の思考を提示します。 【目次(抜粋)】 第1章 「頭がいい」本ブームの正体 第2章 曖昧すぎる「頭がいい」の定義 第3章 「頭がいい」論の罠――「能力」信奉が招いた生きづらさ 第4章 「頭がいい」の呪縛をほどく――ポスト能力主義へ 競争から共創へ、「頭がいい」を再定義する おわりに 判型/頁:新書判 /224頁
-
【サイン本】松山K三蔵『バリ山行』
¥1,760
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。 「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋) 会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。 四六判 168ページ
-
【サイン本】柴崎友香『寝ても覚めても 増補新版』
¥814
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 消えた恋人に生き写しの男に出会い恋に落ちた朝子だが……運命の恋を描く野間文芸新人賞受賞作。芥川賞作家の代表長篇が濱口竜介監督・東出昌大主演で映画化。書き下ろし番外篇を増補。 話題の映画原作、待望の増補新版! 濱口竜介監督 東出昌大主演 第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品 2018年9月1日全国公開 運命の人は二人いた…… 芥川賞作家の代表長篇に加え、 森泉岳土のマンガとコラボした魅惑の書き下ろし小説を収録。 謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う……そっくりだから好きになったのか? 好きになったから、そっくりに見えるのか? 運命の恋を描く野間文芸新人賞受賞作。 文庫判 344ページ
-
【サイン本】柴崎友香『きょうのできごと、十年後』
¥748
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 十年前、引っ越しパーティーに居合わせた男女。いま三〇代になった彼らが、今夜再会する……行定勲監督がいち早く、紙上映画化した書き下ろし小説「鴨川晴れ待ち」収録。芥川賞作家の感動作! 文庫判 216ページ
-
【サイン本】柴崎友香『きょうのできごと 増補新版』
¥682
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 京都で開かれた引っ越し飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜。芥川賞作家の名作・増補新版。行定勲監督で映画化された本篇に、番外篇を加えた魅惑の一冊! 解説:保坂和志 文庫判 224ページ
-
【サイン本】柴崎友香『ビリジアン』
¥748
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 突然空が黄色くなった十一歳の日、爆竹を鳴らし続ける十四歳の日……十歳から十九歳の日々を、自由に時を往き来しながら描く、不思議な魅力に満ちた、芥川賞作家の代表作。有栖川有栖氏、柴田元幸氏絶賛! 文庫判 208ページ
-
【サイン本】岸政彦・柴崎友香『大阪』
¥924
大阪へ来た人、大阪を出た人──かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。文庫化にあたって書き下ろし収録。 単行本に著者それぞれの文庫書きおろし2編を追加。 西加奈子による解説も素晴らしい。 著者 岸 政彦 (キシ マサヒコ) 1967年生まれ。社会学者。著書に『同化と他者化』『断片的なものの社会学』『街の人生』、編著に『東京の生活史』『大阪の小説史』、小説に『ビニール傘』『図書室』『リリアン』などがある。 柴崎 友香 (シバサキ トモカ) 1973年、大阪府生まれ。『きょうのできごと』で作家デビュー。『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、『春の庭』で芥川賞など受賞歴多数。著書に『その街の今は』『千の扉』『続きと始まり』等がある。 文庫判 312ページ
-
【サイン本】柴崎友香『わたしがいなかった街で』
¥649
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 離婚して1年、夫と暮らしていたマンションから引っ越した36歳の砂羽。昼は契約社員として働く砂羽は、夜毎、戦争や紛争のドキュメンタリーを見続ける。凄惨な映像の中で、怯え、逃げ惑う人々。何故そこにいるのが、わたしではなくて彼らなのか。サラエヴォで、大阪、広島、東京で、わたしは誰かが生きた場所を生きている――。生の確かさと不可思議さを描き、世界の希望に到達する傑作。 文庫判 336ページ
-
【サイン本】柴崎友香『その街の今は』
¥539
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 ここが昔どんなんやったか、知りたいねん――。28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。初めて参加したのに最低最悪だった合コンの帰り道、年下の良太郎と出くわした。二人は時々会って、大阪の古い写真を一緒に見たりするようになり――。過ぎ去った時間やささやかな日常を包みこみ、姿を変えていく大阪の街。今を生きる若者の日々を描く、温かな物語。 文庫判 160ページ
-
【サイン本】柴崎友香『春の庭』
¥726
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 日常風景の中にこそ、「世界の秘密」は潜んでいる! 第151回芥川賞受賞作。 行定勲監督によって映画化された『きょうのできごと』をはじめ、なにげない日常生活の中に、同時代の気分をあざやかに切り取ってきた、実力派・柴崎友香がさらにその手法を深化させた最新作。 離婚したばかりの元美容師・太郎は、世田谷にある取り壊し寸前の古いアパートに引っ越してきた。あるとき、同じアパートに住む女が、塀を乗り越え、隣の家の敷地に侵入しようとしているのを目撃する。注意しようと呼び止めたところ、太郎は女から意外な動機を聞かされる…… 「街、路地、そして人々の暮らしが匂いをもって立体的に浮かび上がってくる」(宮本輝氏)など、選考委員の絶賛を浴びたみずみずしい感覚をお楽しみください。 文庫判 247ページ
-
【サイン本】柴崎友香『続きと始まり』
¥1,980
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 【第74回芸術選奨文部科学大臣賞受賞】 【第60回谷崎潤一郎賞受賞】 あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから? 日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、長編小説。 四六判 343ページ
-
『Better Food vol.4』
¥2,420
ベターフードとは? Better Food(ベターフード)は、食と農の分野でサステナブルな実践に取り組む国内外の人々のストーリーを届ける不定期刊行誌です。美しい写真とロングインタビューとともに、より良い「食の未来」を描きます。2023年に刊行し、Vol.1〜4まで累計4,350部発行。全国の独立系書店約60店舗、並びにAmazonにて販売。 編集方針 Better Foodの編集方針は、サステナビリティに関する本質的な情報やストーリーをわかりやすく伝えることです。また、可能な限り外部に委託することなく、自社で取材を行っております。サステナビリティと聞くと「企業の宣伝」や「綺麗事」ばかりが目につく昨今ですが、課題や矛盾も含めたサステナビリティ実践におけるリアルを深掘りするロングインタビューを多数掲載していることも本誌の特徴です。 特集|コーヒーの未来を探して 私たちの日常に欠かせないコーヒー。しかし〈2050年問題〉とも言われるように、気候変動の影響によって、コーヒーの栽培適地が大きく減少する可能性が指摘されています。このまま気候変動が進めば、数十年後には今のようにコーヒーを楽しむことができなくなる未来が訪れるかもしれません。コーヒー産業が直面する問題に立ち向かい、より良いコーヒーの未来を創ろうとする人々に取材を行いました。 目次 ⚪︎ 美味しいだけでは足りない(maau) よりクリアで繊細な味わい。より高いカップ・クオリティの追求。スペシャルティコーヒー業界はこの10〜20年で美味しさの解像度を大幅にアップデートしてきた。しかし、その先 にコーヒーの未来はあるのだろうか? 元Overview Coffee Japan代表を務め、地元・静岡にmaauをオープンした増田啓輔による寄稿記事。 ⚪︎ コーヒーと気候変動 ここ数年のコーヒー豆価格高騰の裏には、ブラジルやベトナムといった主要生産国における異常気象がある。過去最高を更新し続ける価格の裏で何が起きているのか。2050年問題とは何なのか。気候変動がコーヒー業界にもたらす影響を紐解く。 ⚪︎ より美味しく。より気候変動に強く。|美味しさを妥協しない、気候変動耐性コーヒー品種開発への挑戦(World Coffee Research) 気候変動によって、世界中のコーヒー農家は厳しい状況に追い込まれている。そんな中、気候変動にも耐え、病害虫にも強く、かつ優れた風味特性を持つ品種を開発しようとしているのが、米国の非営利団体ワールドコーヒーリサーチだ。同団体が進める品種開発プロジェクトに迫る。 ⚪︎ アラビカを超えて|ブルーボトルコーヒーが切り開く、非アラビカ種のポテンシャル(Blue Bottle Coffee) スペシャルティコーヒー業界で最も一般的に使われるアラビカ種。しかし、冷涼な気候を好むアラビカ種を栽培できる土地は、気候変動の影響で減少しつつある。そんな中、これまで見過ごされてきた「非アラビカ種」に、ブルーボトルコーヒーはコーヒーの未来を見出そうとしている。 ⚪︎ リベリカプロジェクト|気候変動時代における、リベリカ種の持つ可能性(96B Coffee Company) ベトナム産コーヒー豆のポテンシャルを世界へ発信する96B。彼らが着目したのは、農園の端で放置され野生化したリベリカ種だった。高い樹高、不揃いなチェリー、そして業界の固定観念。多くの課題がありつつも、リベリカ種は気候変動に対して非常に強靭であることが明らかになってきた。 ⚪︎ コーヒーと森林伐採 近年、世界的に「森林伐採リスクの高い農作物」として認識されつつあるコーヒー。本来コーヒーは木陰で育つことを好み、アグロフォレストリーとも相性が良い作物である。コーヒーは森を伐採するのではなく、森を育てることができるはずだ。コーヒーと森林の、より良い関係性とは何か。 ⚪︎ 森と共に生き続けるために(AKHA AMA COFFEE) タイ北部、標高1,300メートルほどの山岳地帯に暮らすアカ族。アグロフォレストリーを実践し、無農薬・無化学肥料でコーヒー栽培を行うアカアマコーヒーが目指す「自立した村の姿」について、アカアマコーヒージャパン代表・山下夏沙による寄稿記事。 ⚪︎ なぜ、オーガニックコーヒーは少ないのか?|オーガニックコーヒーの現在地と、リジェネラティブへの期待(Royal Coffee) 取り扱う生豆の50%以上でオーガニック認証を取得し、2024年からはリジェネラティブ・オーガニック認証のコーヒー豆の取り扱いも始めたロイヤルコーヒー。オーガニックコーヒーの現在地と課題、そしてリジェネラティブコーヒーへの期待について聞いた。 ⚪︎ コーヒーの未来が、リジェネラティブ農業にある理由|〈Biofilia〉ラロ・ペレスとの対話(Tim Wendelboe) 元ワールド・バリスタ・チャンピオンであり、スペシャルティコーヒー黎明期から業界を牽引してきたティム・ウェンデルボー。コロンビアに農園を購入した彼は今、リジェネラティブなコーヒー栽培を自ら実践しようとしている。ティム・ウェンデルボーと、リジェネラティブ農業の専門家ラロ・ペレスとの対談。 ⚪︎ 女性生産者100%|英国・サマセットのロースタリーが淹れる、公平で優しい一杯(Girls Who Grind Coffee) イギリス・サマセットに位置するロースタリー〈Girls Who Grind Coffee〉。ここで取り扱うコーヒー豆は、すべて女性生産者が栽培したものだという。これまでコーヒー業界の中で見えない存在だった人々に光を当てるための挑戦だ。IDEAS FOR GOOD・伊藤恵による寄稿記事。 ⚪︎ 美しい未来へ(SAMAA_) 東京・三軒茶屋のカフェ〈SAMAA_〉は「Make A_New World」を掲げ、オープン当初から持続可能性の限界を押し広げようとしている。創業者・村上雄一と、サステナビリティプログラムマネジャー・篠田芳子に話を聞いた。一杯のコーヒーから始まる、美しい未来とは何か。 ⚪︎ カップの中身だけがコーヒーじゃない|530が進める、ゴミを出さない社会に向けての対話と実践(530) 使い捨てカップやストローなど、コーヒーを提供する上で避けては通れないゴミ問題。コーヒー業界向けの意識啓発イベントや、コンポスト可能な循環するコーヒー豆バッグ開発を手がける一般社団法人530代表・中村元気に、コーヒー業界の現状について聞いた。 ⚪︎ なぜ、私たちはコーヒーを飲むのか?|ジェフ・ワッツとの対話(Geoff Watts) インテリジェンシアの元共同オーナーであり、ダイレクトトレードの普及に大きく貢献してきたジェフ・ワッツ。より公平な生豆調達ガイダンスの開発、産地で進む労働者不足への対応、サステナビリティの伝え方、インパクトの生み出し方、そして私たちがコーヒーを飲む理由について。 頁数:116ページ 判型:H260mm × W200mm 綴じ:無線綴じ・左開
-
IN/SECTS vol.19「私たちの時間」
¥2,200
今号のインセクツは「時間」がテーマです。 効率的、生産性などの言葉が叫ばれる中、私たちは無駄話から始めるという非生産、非効率な作り方を19号に至るまで続けてきました。 生産的な会議、決めるべきことが決められる会議への憧れを抱きつつも 何かしっくりこない、そんな思いも同時に感じた2025年末。 そこで今号は、時間をテーマに様々な職種、立場の人たちと共に 好きな時間、嫌いな時間、使い方に加え、ときには時間そのものの概念についてお話ししています。 自分の思いや行動とは関係なく、 リニアに勝手に進んでいくと信じていた時間でしたが、 そうではない”時間”というものがあると感じられたように思います。 それは、林業に携わる人にとっての時間、庭師の時間、盆栽研究家にとっての時間、時間を疑う音楽家にとっての時間、夢をテーマに小説を書く作家の時間、友情を育んだ時間、縄文時代の道具から見えてくる時間、寺の住職が考える贅沢な時間、インドネシアの公園を見つめる時間、タイミーで過ごす時間などなど数多くの”自分時間”が存在しました。 効率化、生産性などでは語れない時間がここにはあります。 そんな「私たちの時間」をぜひ感じてください。 そしてどうぞ、自分の時間を楽しんでください。 <Contents> ●植物と時間 盆栽研究家 川﨑仁美 庭づくり集団 GREEN SPACE 森林施業プランナー 高島市森林組合所属 高柳美里 ●寺尾紗穂 インタビュー 時間にまつわるエトセトラ ●小説家・朝吹真理子インタビュー 小説と夢と折り重なる時間 ●磯部鉄平 × 西尾孔志 映画の時間 ーつくる側の視点からー ●僧侶・加賀俊裕に聞く お茶と時間 ●恋愛と友情どっちが強い!? ファミレス勝手なふたりの女子トーク ●IN/SECTS AIに聞いてみよう 時間にまつわるあれこれを教えて ●教えて!カワムラ先生 カレーは煮込むほど美味しくなるって本当? ●[竹中大工道具館]館長に聞く 道具と宮大工と時間 ●蓮沼執太インタビュー 時間を疑う ●アトリエひこ滞在記「満足するまでやる」 ●勘で過ごそう!時計を見ずに体内時計で1日をやってみた ●勝手に!お仕事体験記!! 僕のタイミー7DAYS ●より速くではなく、より深く keiokairai visionary 120分の空間体験 ●時間を考える音楽 10 ●3323分! 時をかける映画 30 ●ハロー!ワーク! ●漫画 あおむろ ひろゆき 時間の4コマ漫画 ●NESHINA ROOM コラム 「私の〇〇タイム」 土井政司/竹内 厚/後藤景太郎/惠 愛由/吉川尚哉/野村由芽/谷川嘉浩 ●漫画 The Park Ula Z. ●時のまち 明石におじゃま! ●Cover Interview 岡田将充 ●スペシャルスキマ企画! 編集者 41名に聞く!あなたのスキマ時間って?(順不同) 北尾修一/野口理恵/森本未希/国本真治/早坂大輔/丹治史彦/堀江昌史 柳原一德/大神 崇/須波由貴子/村井光男/竹重みゆき/山本佳奈子 杉田龍彦/阿久根聡子/加藤直徳/田尻彩子/江部拓弥/影山裕樹/川口 瞬 藤枝 大/宮川真紀/宮本裕人/石田光枝/上野勇治/内田洋介/嶋田翔伍 面髙 悠/安東嵩史/又吉重太/金 承福/尾崎 明/光川貴浩/黒田義隆 服部みれい/多田智美/徳谷柿次郎/鼈宮谷千尋/松下貴弘 髙松夕佳/井上麻那巳 版型B6 P132
-
Yunosuke『UNCOMMON SHOPS』
¥3,630
※ 第2版です。 ヌーディストが闊歩するスモークショップに、窓が欠けた怪しげなホテル。ゴールキーパーがドリンクを売れば、若者がレコード店に吸い込まれていきます。 『FAR COAST』につづくYunosukeの2nd作品集として、『UNCOMMON SHOPS』を放ちます。2025年の秋にアメリカ西海岸で得たインスピレーションを、新鮮な記憶のままハードカバーに綴じ込めました。 風変わり(uncommon)な空間は、ワン&オンリーな旅の記憶そのものです。 ◉B5変型(上製本) ◉初版400部、第2版400部(エディション入り) ◉著者・デザイン Yunosuke ◉編集 内田洋介(EDIT BY BODY) ◉印刷 藤原印刷 Yunosuke 1993年生まれ。広島県出身。イラストレーター/グラフィックデザイナー。サッカー選手を志して上京後、大学時代にサッカー部の寮でイラストを描きはじめ、グラフィックデザイン事務所勤務を経て独立。広告をはじめ、幅広いジャンルのアートワークを手がける。初作品集『FAR COAST』は重版も完売し、日販グループの台湾法人から台湾版が商業出版された。
-
『京大マガジン 0号「失敗」』
¥1,650
SOLD OUT
京都大学、発。 独創性ある異種交流の「実験室」が、ここに誕生。 歴史学者・藤原辰史が編集長を務める雑誌、いざ創刊! 大学内外の執筆陣による、本気の原稿が集うこの場が、 学生、研究者、読者がともに知の探求をすすめる拠点となることを目指してーー。 ノーベル化学賞・北川進氏への特別インタビューや、 サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞の師田史子氏と本誌編集長・藤原辰史による対談、 三宅香帆×三島邦弘×藤原辰史による『京大マガジン』構想のための特別鼎談ほか、 京都大学発の読みもの、続々。 「未来をまったく保証されていない雑誌を、 私たちは『失敗』という不吉極まる言葉から 始めてみたいと思う。」(本誌編集長 藤原辰史) ※初版2000部限定(増刷予定なし) ※Amazon・楽天ブックスでの販売はいたしません 判型:A5判並製 頁数:124 ページ
-
『TRANSIT 71号 何度でも、ベトナム』
¥2,200
いつ、どこに行っても楽しめる国、ベトナム。熱気に溢れる街を歩いて、香り豊かな料理をお腹いっぱい食べるうちに、自然と元気をもらえる場所です。一方、政治や歴史を紐解けば、社会主義国としての制度や、大国の狭間でたくましく生き抜いた過去も見えてきます。現在は多くのベトナム人が日本で暮らしており、身近な存在になりました。変わりゆくところと、変わらないところ。今のベトナムがもっと知りたくて、日本から片道約6時間、編集部がハノイとホーチミン市の2拠点にお引越し。都市だけではなく、田園、離島、古都へ足を延ばしました。初めての人も、通っているという人も。何度でも、ベトナムを旅しませんか? <取材企画> ・メコンデルタ、米とともに生きる。/ロンスエン、カントー 写真=木本日菜乃 文=川原田喜子(TRANSIT) ・夢のフーコック島と香り立つヌクマム/フーコック島 写真=林 将平 文=鈴木 駿(TRANSIT) ・農園からつなぐ未来/ドンナイ、クアンチ 写真=後藤武浩 文=小野 遥(TRANSIT) ・静けさのなかの美を探して/フエ、ホイアン 写真=後藤武浩 文=小野 遥(TRANSIT) ・波間のサイゴン 若者たちの瞳の奥/ホーチミン市 写真=NGUYEN HAI 文=松本美卯(TRANSIT) ・ハノイ路上観測/ハノイ 写真=林 将平 文=津賀真希(TRANSIT) ・黒モンの手しごと、祈りの冬/ラオチャイ 写真・文=表 萌々花 <特集企画> ・タテナガ国家を徹底解剖! ・もっと知ろう もっと食べよう ベトナム料理…ベトナム料理の基礎知識/ベトナムふるさとの味MAP/香草大図鑑/ベトナム料理メニュー帳/米の七変化/ベトナム、わたしのひと皿。/テーマで巡るレストランガイド/キッチン道具スナップ ・ベトナム統一までの道のり ・思惑渦巻くベトナム近現代史 ・国家の「余白」メコンデルタ史 ・ベトナム戦争再考察…いまの社会を知るためのベトナム戦争/ベトナム戦争がメディアに残したもの/海を渡ったその先で ベトナム系難民の現在地/周辺国の犠牲と対価 アメリカの戦争を支えた地図/歴史に埋もれた家族の小さな声を聞く ・ベトナム風景探訪 ・アオザイファッション史 ・旅の記憶に残る建築 ・愛しいベトナム工芸帖 ・Quoc Trungが語るV-POPの今とこれから ・オルタナティブスペースのつくり手たち 〈目次〉 ・TRANSIT編集部inホーチミン市&ハノイ お引越し記録…ホーチミンMAP/ホーチミンでしたい10のこと/ホーチミン市日誌/ホーチミンから小旅行/食い倒れ対決! /お買い物対決!/カルチャースポット対決!/ハノイから小旅行/ハノイ日誌/ハノイでしたい10のこと/ハノイMAP ・となりのベトナム人 神戸、大阪 写真=岩本順平 文=室橋裕和 ・外国人技能実習制度ってなんだ? ・現代ベトナム社会…変容するベトナム社会/ベトナム経済躍進中!/東アジアを生き抜く外交術/ベトナム、6つのタブー/建物からみる信仰・宗教 判型:A4変型 ページ数:208ページ
-
greenz.jp『リジェネラティブデザイン』
¥2,970
いま、世界はサステナブルからリジェネラティブへ ▶「衣」の次は「食と農」。認証制度までつくって地球を救う事業を回すパタゴニア ▶海の問題のために海底を耕し、森づくりを始めた漁師たち ▶「半径2km圏での栄養循環」を誰でも実現できるバッグ型コンポスト 19年、人と社会と自然の関係を描きつづけてきたgreenz.jpが22事例を徹底取材。深い実践の数々から見えてきた、人と社会と環境に「すこやかさ」を取り戻すための7つのデザインコードを解き明かす。 【目次】 はじめに 2050年の未来を生きる、私たちへ 序章 なぜ今「リジェネラティブデザイン」なのか #01 見えないものに目を向ける 一般社団法人 地球守・有機土木協会 高田宏臣さん/島根大学客員教授 金子信博さん/株式会社tono、菌築家 小野司さん #02 多様な関係性をつくる モスガイドクラブ・モスオーシャンハウス 今村祐樹さん/かすかべ農園、一般社団法人 Ecological Memes 小林泰紘さん/ROOTS 曽緋蘭さん、中山慶さん #03 すでにある資源をいかす 有限会社仁井田本家 仁井田穏彦さん、真樹さん/株式会社やまとわ 奥田悠史さん/合同会社森に還す 増村江利子さん、植松和恵さん #04 続くための仕組みをつくる はちいち農園 衣川晃さん、木綿さん/株式会社paramita 林篤志さん/兵庫漁業協同組合 糸谷謙一さん #05 徹底的に責任をもつ パタゴニア日本支社 近藤勝宏さん/SHO Farm 仲野晶子さん、翔さん/Overview Coffee Japan 増田啓輔さん #06 循環の中に位置づける ローカルフードサイクリング株式会社 たいら由以子さん/at FOREST株式会社 小池友紀さん、正木雄太さん/兵庫県漁業協同組合連合会 樋口和宏さん #07 すこやかさでつなげる 天籟株式会社 桐村里紗さん/株式会社シーベジタブル 友廣裕一さん/ハッピーマウンテン 幸山明良さん 終章 内なる自然をもつ 環境NGO虔十の会 坂田昌子さん 頁数:460頁 判型・製本:A5判 並製 著者 【編著者】 greenz.jp(グリーンズ) 2006年7月からウェブマガジン「greenz.jp」を運営し、環境問題・社会課題を解決する国内外の事例やアイデアを発信。これまで累計7,000本の記事を配信し、年間PV数234万。メルマガ登録者1万、Twitterフォロワー数3万、Facebookページファン数4.7万人など、ローカル・ソーシャル・サステナブルのテーマに関心がある読者を多く抱えるウェブマガジンとして一定の人気を誇る。寄付読者650名に支えられる。 NPOとしてのグリーンズは、「人と地球にいい仕事」に特化した採用&キャリア支援事業「グリーンズジョブ」、ローカル・ソーシャル・サステナブル領域についての学びを提供する社会人向けスクール「グリーンズの学校」など多彩な事業を展開している。
-
野瀬泰申『決定版 天ぷらにソースをかけますか?』
¥968
食に関する常識をくつがえす、愉快な1冊。天ぷらにソースをかけないのは、納豆に砂糖を入れないのは――あなただけかもしれない。解説 小宮山雄飛 地域によって大きく異なる食の「常識」。和歌山、沖縄、高知、福井では7割以上の人が天ぷらにソースをかけ、新潟、北海道では2割以上の人が納豆に砂糖を入れ、岐阜、愛知では8割以上の人が冷やし中華にマヨネーズをつける…。そんな47都道府県人の食の嗜好を徹底調査した名著『天ぷらにソースをかけますか?』と『納豆に砂糖を入れますか?』を、増補して1冊に。 【目次】 ソースで天ぷら ぜんざいVS.お汁粉 中華まんを考える たこ焼き・お好み鉄板系 牛対豚の「肉」談戦 お豆について 冷やし中華にマヨネーズ 日本の甘味処 味噌と味噌汁 漬物をどうぞ カレーライスと生卵 納豆に砂糖 鮭とブリ 東海道における食文化の境界 糸魚川?静岡構造線を行く 判型:文庫判 ページ数:464頁 野瀬泰申( のせ・やすのぶ ) 日本経済新聞社特任編集委員、「B-1グランプリ」主催団体顧問。著書に『食品サンプルの誕生』 (ちくま文庫)、『食は「県民性」では語れない』(角川新書)、『文学ご馳走帖』(幻冬舎新書)、『ちゃぶニチュード!――日本全国マズイ店列伝』(幻冬舎文庫)、『秘伝「たこ焼きの踊り食い」』(三五館)などがある。
-
杉江由次・大森皓太往復書簡『本をひらく』
¥1,540
明日も本を作れるように、 明後日も本を売れるように── 本の雑誌社の杉江由次そんとUNITÉ/鴨葱書店の大森皓太さんが交わした12通の往復書簡です。 「街の本屋/独立系書店」の話題から、今求められている本の現在地、そして本や言葉の役割まで、互いの人生と経験から言葉を交わしました。 一般論では見えてこない希望が、現場にはたくさんあります。 <目次> はじめに 第1便 「街の本屋になりたいですか」 第2便 何から「独立」しているのか 第3便 いま求められている本とは 第4便 「教養」の変化 第5便 心が晴れる場所 第6便 「良い本」と「売れる本」 第7便 読むや読まざるや 第8便 言葉の苦しみ、言葉の恵み 第9便 文学フリマで何冊売っても満たされない心 第10便 まだ言葉が見つからなくても 第11便 人生をかける 第12便 希望をひらく あとがき <はじめに> 「四六判ってダサいですよね」 東京の三鷹にオープンしたばかりの本屋さんでカウンターに佇む青年が言い放ちました。あわててその顔を見つめると爽やかな微笑みを浮かべつつも眼鏡の奥で目がきらりと光っておりました。 その瞬間、私はこの人は信頼ができると思ったのです。 四六判とは本の中で最もポピュラーな判型(かたち)で、それまで誰ひとりとしてその黄金比に疑いをもつ人はいなかった、少なくとも私の前で疑いを口にする人はおりませんでした。 しかし私はその頃、というのはその三鷹の本屋・UNITÉがオープンした2022年の秋です、四六判になんとなく違和感を覚えており、主に独立系書店で見かける左右を少し小さくしたり、天地を短くした本に手が伸びる機会が増えておりました。 その違和感の正体に関してはこの往復書簡の中で具体的に語られているのですが、こういうことをはっきり口にできる人、それ以前にそう感じている人に私は全幅の信頼を寄せたのでした。 だからと言っていきなり親交を深めたり、脚繁くUNITÉに通ったわけではありませんでした。微笑みを浮かべた若い店主が神保町を訪れたときに私が勤める本の雑誌社を訪れ、会話を交わす程度の付き合いが続きました。 そんな淡い関係に変化が訪れたのは、2024年の秋のことでした。その前年から私は出版業界の親友である大阪の出版社140Bの青木雅幸さんに誘われ、京都府立京都学・歴彩館で行われる下鴨中通ブックフェアというイベントに出店しておりました。 2度目の出店のため京都を訪れた際、私はその年の5月に京都の八条口にオープンしていた鴨葱書店を訪れたのでした。 そのカウンターに佇んでいたのは、三鷹のUNITÉで、「四六判ってダサいですよね」と言った青年です。青年の名前は大森皓太さんといいます。 大森さんは京都に来た私に驚きつつ、新しくオープンさせた鴨葱書店のことを案内してくれました。そしてその翌日、下鴨中通ブックフェアの会場にも顔を出され、その晩、140Bの青木さん、同じく下鴨中通ブックフェアの会場にやってきていた一冊!取引所の渡辺佑一さんとともに酒を酌み交わすことになりました。 その晩のことがまた忘れられません。散々ぱら出版業界の話をし、取次への対応か書店への本の送り方を夢中で話している私に向かって大森さんが、「奴隷根性が染み付いてますよ」と指摘したのでした。その瞬間、私は藤子不二雄Ⓐの『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造に「ドーン!!」と撃ち抜かれたような衝撃を受けました。 その後知ることになるのですが、私と大森さんは24歳、干支でちょうど二回り年齢が離れているのでした。もちろん私が年上です。もしかすると普通の年上ならば大森さんの発言を受けて怒り出すかもしれませんが、私は思わず笑い出してしまいました。あまりに痛快で腹を抱えて笑い、その笑いはしばらくおさまりませんでした。 なぜそんなに笑ったのか? それは私自身も奴隷根性が染み付いていると薄々感じていたからです。そんな私を見抜き、面と向かって指摘できる青年を信頼しないなんてあり得ません。その晩飲んだお店から名前をとり、「赤まるの会」というLINEグループが発足され、四人で情報交換をするようになりました。 それからちょうど一年が過ぎた2025年10月13日の夜、今度は京都の学生御用達の居酒屋「串八」におりました。目の前にはまた140Bの青木さんがいて、その隣に一冊!取引所の渡辺さんがおり、そして私の右隣に鴨葱書店の大森さんが座っていました。3回目の下鴨中通ブックフェアの出店を終え、打ち上げをしていたのです。 なぜかコロッケの味のする名物「たこ八ボール」を食べていると、なんの話からか隣に座る大森さんから、「僕と往復書簡をしませんか?」と誘われました。 他の人ならば「何?」と聞き返したでしょうが、「四六判ってダサいですよね」と指摘した大森さんであり、「奴隷根性が染み付いてますよ」と私の本心を見抜いた大森さんです。二つ返事で「やりましょう」と承諾し、翌日、東京に帰る新幹線の中で書き出したのが、この往復書簡の第1便となります。 私は本の雑誌社という社員5人の小さな出版社で営業をしたり、編集をしたりしています。スタッフみんな本が好きで、和気藹々とした良い会社だと思いますが、私以外は基本内勤で、外の空気を知りません。だから私ひとり他の会社の本や様々な取り組みを見て、興奮したり思い悩んだりしていました。また同業他社や取引先の中に「四六判ってダサいですよね」と指摘できる人は大森さん以外いませんでした。 そんな大森さんに私は訊ねたいことがたくさんありました。既存の書店と独立系書店の違いについて。取引条件について。そしてなぜエッセイや日記が今人気があるのか。シンプルな装丁や帯が求められる理由などなど。 もしかすると大森さんは単なる生活雑記としての往復書簡を想定していたのかもしれませんが、この書簡のほとんどすべてが、私が日々仕事をしながら感じている本や本屋さんや出版に対しての疑問や悩みであり、大森さんによる理知的な回答となります。 書簡を交わした10月14日から12月16日までの約2ヶ月、私はあの晩撃ち抜かれたように痛快で、そしてとても楽しく、たくさん勉強になりました。そしてなにより手紙を待つという幸せな時間を堪能いたしました。幸福というのはこういう時間を指し示すのだと思いました。 今回幸福のお裾分けとして本を作ってみました。もし私と大森さんの個人的なやりとりが、誰かの、何かの、きっかけとなるならそれは望外の喜びです。(杉江由次) 四六判変型並製 144ページ
-
畠山丑雄『叫び』
¥1,870
第174回 芥川龍之介賞受賞作 早野ひかるは「先生」に打ちのめされ、銅鐸と土地の来歴を学び始める。ここではかつて罌粟栽培と阿片製造が盛んで、満州に渡って「陛下への花束」を編み、紀元2600年記念万博を楽しみにしていた青年がいた。いつしか昭和と令和はつながり、封印されていた声が溢れ出す。大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説。 装幀:須永有「逆光の中の人」2016/装画、新潮社装幀室/装幀 判型:四六判変型 頁数:144ページ 畠山丑雄 ハタケヤマ・ウシオ 1992年大阪生まれ。京都大学文学部卒。2015年「地の底の記憶」で文藝賞を受賞し、2025年『改元』が三島由紀夫賞候補となった。著書に『地の底の記憶』(河出書房新社)と『改元』(石原書房)がある。
-
草森紳一『本に狂う』
¥1,210
本は繁殖する。どんどん増える。 元祖サブカル評論家としても先駆的存在の、多ジャンルの文章を味わう初のベスト・エッセイ集。元連載担当編集者で、雑文家を継ぐ編者による決定版。 本が崩れる! のをものともせず、多様かつ膨大な本を集めて読みこなし、ものを書く歓びに一生を捧げた稀代の雑文家=随筆家、草森紳一。筆と思考、想念の赴くままに綴った本にまつわる話を中心に、オーバージャンルな文章を選りすぐった、本好きにはこたえられない初のベスト・エッセイ集。氏の元連載担当編集者で、雑文家を継ぐ編者による、「雑」の世界観、醍醐味につらぬかれた決定版。読書、漫画、雑誌、写真、中国文学…稀代の“書痴”の随筆を堪能する一冊。 「本というものは、どうしようもないもので、ほっておくと、どんどん増えて、歩く場所もなくなるほどの繁殖力をもっている」 「一日に一回は、本屋さんを覗かなければ気持ちが悪い」 「「めくるだけ」の喜びだけは、一冊残らず、どの本からも味わっている」 「中国の古典詩を読むのは、私にとって常食に近い」(本文より) 【目次】 I 読書の不良 書痴の醍醐味――古本屋 読書の不良 重い旅行鞄 白い書庫――顕と虚 本「は」物――装幀と著者との関係 墓場の書斎に閉じこもる II 本の世界は雑、雑誌の世界は雑 世界は、雑――随筆・雑文・エッセイについて ケ・セラ・セラ、あるいは没法子――1960年代のデザイン III 漫画も読む、音楽も読む、写真も読む、デザインも読む 手塚治虫の功罪 焼き飯とビール――植草甚一 地上に落下したレノン 青空はあった――勢揃いした若い写真家たち 青蠅のような情動――森山大道『にっぽん劇場写真帖』 生き神様の住む国のグラフィズム―天皇と対外宣伝雑誌『フロント』 IV 読書の偏食、読書の雑食 仲尼の羽飾り――金子光晴の放胆文について 「とは、知らなかった」――私と『新青年』 時間の復讐・風景の悪意――死をめぐる日影丈吉の乾いた文体 文学の中の麻雀――山田風太郎、中井英夫 V オリジナリティなんか認めない ナンセンスと幼児帰り イラストレーション刺青説 意志薄弱のフル・ストップ――現代句読点論 Ⅵ 東洋的思考、中国的思考 「急がば、回れ」か――抽斗し人間と倉庫人間 辞書に相い性あり――塩谷温編『新字鑑』 きみ死してわれ活くるともさらに休むことなし――『金瓶梅』の実況精神 漢詩賞遊――陶淵明、李白、王安石、高啓、施閏章、李賀 編者解説 「文章体験は、旅に似ている」 平山周吉 草森紳一 略年譜・著作リスト 初出・出典一覧 判型:文庫判 ページ数:400頁 【著作者プロフィール】 草森 紳一(くさもり・しんいち):1938年、北海道生まれ。評論家。慶應義塾大学中国文学科卒。文筆家として中国文学、写真、マンガ、宣伝、デザイン、ファッション、建築、美術、書道、散歩など多岐にわたるジャンルを博捜・横断する。1973年、『江戸のデザイン』で毎日出版文化賞受賞。2008年逝去。著書は『ナンセンスの練習』『ナチス・プロパガンダ 絶対の宣伝1-4』『荷風の永代橋』『随筆 本が崩れる』『本の読み方』など多数。 平山 周吉(ひらやま・しゅうきち):1952年、東京都生まれ。雑文家。著書に『昭和天皇「よもの海」の謎』『戦争画リターンズ──藤田嗣治とアッツ島の花々』、『江藤淳は甦える』(小林秀雄賞)、『満洲国グランドホテル』(司馬遼太郎賞)、『小津安二郎』(大佛次郎賞)、『昭和史百冊』『天皇機関説タイフーン』。
-
宮崎智之 編『精選日本随筆選集 歓喜』
¥1,100
随筆は芸術である 自然の美しさ、食の歓び、趣味や嗜好――文豪たちの豊かな感性で一瞬の風景を切り取った名随筆たち。「歓喜」をテーマにした随筆アンソロジー。 薄田泣菫 志賀直哉 岡本かの子 林芙美子 から 富士正晴 向田邦子 武田百合子 開高健 まで 学生時代の古書店巡りで出会った美しい装幀の随筆集をきっかけに、〈誰かの日常や思考を辿る〉ことができる随筆に魅了された編者が、「歓喜」をテーマに編む日本の名随筆アンソロジー。人それぞれ、飛び上がるようなうれしさの歓喜もあれば、静かに噛み締める歓喜もある。一人として同じ人間はいないのだから当たり前のことだが、それを教えてくれるのが一人称の散文芸術「随筆」なのである。 【目次】 藪塚ヘビセンター 武田百合子 食べものの話、又 吉田健一 メロン 向田邦子 酒と歌 若山牧水 新茶のかおり 田山花袋 ダンシチューと中村遊廓 檀一雄 ちょっと一服 開高健 雪景色の上の新月 佐多稲子 月の宴 佐多稲子 或る田舎町の魅力 吉田健一 下駄で歩いた巴里 林芙美子 鮠(はや)つり 井伏鱒二 大川の水 芥川龍之介 浪費主義 福原麟太郎 梅雨晴 永井荷風 本をもつことの楽しみ 富士正晴 リズム 志賀直哉 テクッて三年 古今亭志ん生 ほう、ぽんぽん 北原白秋 秋の小天使 薄田泣菫 ぼんつく蓼 薄田泣菫 多羅葉樹 薄田泣菫 柿 薄田泣菫 椎の実 橋本多佳子 祇園の枝垂桜 九鬼周造 朝顔 志賀直哉 あさがお 鏑木清方 材のいのち 幸田文 ある眼 竹久夢二 或教授の退職の辞 西田幾多郎 偶然の産んだ駄洒落 九鬼周造 至福 清彰子 巴里のむす子へ 岡本かの子 子猫 寺田寅彦 自転車日記 夏目漱石 飛ぶ夢 岡部伊都子 半袖ものがたり 谷崎潤一郎 弱いから、好き 長沢節 編者解説 宮崎智之 判型:文庫判 ページ数:336頁 カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー装画 霜田あゆ美 【著作者プロフィール】 宮崎 智之(みやざき・ともゆき):1982年、東京都出身。文芸評論家、エッセイスト。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)、『モヤモヤの日々』(晶文社)など。編書に『精選日本随筆選集 孤独』(ちくま文庫)、共著に『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(アプレミディ)など。
-
【サイン・短歌入】岡野大嗣『夜なのに夜みたい』
¥1,870
※ 著者直筆サインと直筆短歌入です。たんかはお選びいただけません。 アディショナルタイム あなたが雑踏に紛れて粗い画素になるまで 頭に描いたものと、目で見たもの。 記憶しているものと、今ここにあるもの。 それらの間にはきっと時間的、空間的、詩的な差分が存在している。 「差分」がはらむエモーションを、移ろいゆく一瞬の光景と感情を、 短歌と散文、ふたつの言葉で集めてみたい。 歳月・音源・景観・速度・手動・Magic・往来・真偽・Floor・温度・通信・余白・Transit・反射・輪郭 15の窓から切り取った鮮やかなスケッチ。 大人気歌人による、待望の短歌×散文集! 四六判変型/128ページ 【著者略歴】 岡野大嗣(おかの・だいじ) 1980年大阪生まれ。2014年に第1歌集『サイレンと犀』、19年に第2歌集『たやすみなさい』(ともに書肆侃侃房)、21年に第3歌集『音楽』(ナナロク社)、23年に第4歌集『うれしい近況』(太田出版)、24年に『うたたねの地図』(実業之日本社)、25年に佐内正史との共著『あなたに犬がそばにいた夏』(ナナロク社)を刊行。その他、著書多数。NHK短歌の選者や講師としても幅広く活躍する。
-
カール・マルクス 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』
¥1,100
訳: 丘沢 静也 本書は、ジャーナリストとしてのカール・マルクス(1818-83年)が執筆した代表作、待望の新訳です。書名にあるルイ・ボナパルト(1808-73年)は、よく知られているとおり、ナポレオン1世の甥にあたります。1836年に武装蜂起を起こしたものの失敗して国外追放処分を受けたルイは、4年後にもクーデタを試みて失敗、終身禁固の刑を宣告されました。6年後の1846年に脱獄してイギリスに亡命しましたが、そこに勃発したのがヨーロッパ全土を巻き込む1848年の革命でした。 急遽フランスに帰国したルイは、同年9月には憲法制定議会の議員に選出され、貧困層のあいだに根強く残るナポレオン崇拝を利用して、12月には大統領選挙で勝利します。そうして、3年後の1851年12月2日にはクーデタを起こし、反対派の議員を逮捕して議会を解散、国民投票で圧倒的な支持を得ると、ついに翌1852年12月には皇帝に即位し、ナポレオン3世(在位1852-70年)として第二帝政を開始することになるのです。 本書は、この過程をジャーナリストとしてつぶさに見ていたマルクスが、1848年の革命から1851年のクーデタに至る歴史を追いながら、何が起きたのか、なぜナポレオンは次々にみずからの野望を実現することができたのかを分析したもので、ルイが皇帝になった1852年に雑誌で発表されました。ここに見られるのは、巧みに民意を利用して選挙に大勝し、政治と憲法をほしいままにしていくプロセスにほかなりません。同じ光景は、それから150年以上を経た今日、さまざまな国で再現されているものだと言えるでしょう。 ――こうした背景を踏まえつつ、数多くの巧みな翻訳を送り出してきた訳者が「慣れない畑」にもかかわらず育て上げた豊かな果実が、この新しい翻訳です。底本は、1869年にハンブルクで単行本として出版された改訂第2版を用いました。 本書の日本語訳としては岩波文庫(1954年)と平凡社ライブラリー(2008年)のものが広く親しまれてきましたが、第2版の翻訳である前者はいかんせん古いと言わざるをえず、後者は新しいものの第1版の翻訳で、必ずしも一般的とは言えません。そのような状況が長らく続いてきた中、練達の訳者による第2版の新訳、たくさんの人たちのニーズに応える、まさに待望の1冊になることでしょう。 [本書の内容] 政治党派一覧 関連年表 はじめに ルイ・ボナパルトのブリュメール18日 訳者あとがき 判型:A6 ページ数:192ページ
-
【サイン本】青木真兵・海青子『山學ノオト4(二〇二二)』
¥2,200
※ 青木真兵さん直筆サイン本です。【特典:オリジナル栞(イラスト・青木海青子)】 毎年刊行しております日記帳『山學ノオト』。四年目の分が出来上がりました。 いつになく本年は、労働と社会を取り巻く価値観が画一的になっている歪さ、を受け止める真兵さん。 「サバイバーがサバイブしたその後」に目を向け、生き延びる形を探る海青子さん。 どことなくより一層、お二人の活動や視点もリンクしてきているように感じられる2022年。 ……とまぁ、日常はいつもそんなに切迫しているわけでは、当然ありませんが、一年を一冊にして見てみるとその思考の変化が、自分のことのように迫ってまいります。 1巻から変わらず、装丁は同じ東吉野村に住むアーティスト、武田晋一さん。シリーズ共通の佇まいの中で、各巻少しづつ変化をつけています。 今回はメインは白い紙ですが、うっすらとした色味や手触りが伝わってくるようなセレクト。表紙にはパール箔という透明でうっすら光を反射して輝く白を押しています。 「社会との約束の下、寝て食べて動く。しかし、いつ約束したのだか判然としない。」 奈良県東吉野村。人口一五〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。 人の動きが少しづつ戻ってくる中で、あらためて見えてきた他者や社会とその「外側」にあるもの。内と外を行ったり来たり。ぐるぐる回りながら考えた、二〇二二年の記録。 装丁:武田晋一 四六判変形、256頁、並製本、表紙一部箔押し(パール)
-
茨木のり子『倚りかからず』(単行本)
¥1,980
書き下ろし12篇を含む珠玉の15篇。静かに激しく紡ぐ七年ぶりの最新詩集。 (刊行日:1999/10/07) 【目次】 木は旅が好き 鶴 あのひとの棲む国 鄙ぶりの唄 疎開児童も お休みどころ 店の名 時代おくれ 倚りかからず 笑う能力 ピカソのぎょろ目 苦しみの日々哀しみの日々 マザー・テレサの瞳 水の星 ある一行 判型:A5判 ページ数:88頁 【著作者プロフィール】 茨木のり子( いばらぎ・のりこ ) (1926~2006)大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊。詩集に『見えない配達夫』『鎮魂歌』『自分の感受性くらい』『寸志』『倚りかからず』、エッセイ集に『詩のこころを読む』『一本の茎の上に』などがある。
-
茨木のり子『茨木のり子の献立帖』
¥1,760
詩人・茨木のり子が残した膨大な日記や料理のスクラップブックから、茨木家の食卓メニューを再現。愛用の台所道具や器も紹介。役立つレシピ付き。 [目次] ◆茨木のり子の献立 みどり式カレー/ポテトキャセロール/鶏の水炊き/ちぢみ/中華風サラダ/茶碗蒸し/めいたがれいのフライ、赤貝の酢の物、カブぬか漬け/ガスパチョ/ローストビーフ/水正果、ちりめんじゃこ とうがらしまぶし/チキンライス、ほうれん草のおひたし/栗ぜんざい/コンビーフサラダ、納豆、わかめ汁/やきとり/雑菜/たこ コリアン風、浦項 かれい細切り、ナムル(3種)/チーズケーキ/ヤンソンさんの誘惑/茹で豚/胡麻豆腐/つけ汁/パエリア/プリン/ハヤシライス/ブイヤベース アイオリソース/きすマリネ/サワークラウト/薬食/わかめスープ/オマール海老のリゾット コーラルソース/マカロニナポリタン/朝鮮風ひやむぎ/粽子/ベークドポテト/ひらめ刺し、柳かれい、熱燗/栗ご飯、なめこ汁、鶏立田揚げ/鶏とびわの甘酢あんかけ/リゾット/野菜スープ/ビフテキ、グリーンピースごはん、玉子焼き ◆茨木のり子の日記抄 1949-1974 ◆エッセイ:宮崎治 「東京の伯母さんちの夕食の世界」 ◆実測:茨木のり子の台所 ◆茨木のり子 略年譜 判型・ページ数:B5変 144ページ
-
リトルスターレストラン、山本高樹『リトルスターレストランのつくりかた。』
¥1,650
SOLD OUT
飲食店未経験ながらも、おいしい料理と心のこもった温かい接客が評判を呼び、開店わずか5年で地元の有名店に成長。元プランナー、デザイナーという経験を生かし、お店のプラニングやデザイン、新聞の発行、オリジナルグッズの製作なども自分たちでこなしている。オーナーの2人は1日15時間以上働いても、その時給はどのアルバイトスタッフより安い。仕事はきつくて儲からないけれど、それでも幸せといえる生き方を選んだ夫妻の物語。やりたい仕事ができずに悶々とした日々を過ごしている人、やりがいのある仕事をしたいと思っている人たちに、ぜひ読んでほしい一冊。 <目次> 第一章 お店ができるまで お店を始めたきっかけ/人を笑顔にする仕事/ふだん着のごちそう/物件との出会い 壁は自分たちで塗る!/客席とつながるキッチン/思い描いたイメージを目指して メニューと業者さんを決める/途方に暮れたプレオープン 第二章 お店ができてから お客様が来なかった日々/私は、私というお客様をもてなしたい/「お客様」ではなく「誰それさん」 料理長の引退、そして新体制へ/お店は「いいお客様」によってつくられる ちょっぴり特別な日のごちそう/三月珈琲工房/月と太陽/でも儲からない! きつい! 新しいメニューを考える時/キッチンスタッフの計算/答えはお客様の中にしかない 「感じがいい」ということ/人と働くことの面白さ/新聞やブログで伝わるもの 第三章:お店のこれから つながっていく日々/リトルスター・レストランという生き方 ※リトスタ定番メニューレシピ ※リトスタオールスターズ全員集合(歴代スタッフ紹介) 造本・体裁:四六判 並製 ページ数:224 【著者について】 リトルスターレストラン/広告プランナーだったミヤザキと、デザイナーokayanが2004年、東京・三鷹にオープンしたごはん屋さん。手間をかけて作ったおいしい料理と、気持ちのいい、行き届いた接客が評判を呼び、固定ファンも多い。自分たちでお店のプラニングやデザイン、新聞の発行、オリジナルグッズの製作も行っている。 リトルスターレストランHP8http://www.little-star.ws/home/)
-
税所篤快『大地との遭遇』
¥2,200
読めば、分かる。――スタジオジブリ 鈴木敏夫 世界の教育現場で“最高の教育”を追い求めてきた著者が、 “子育ての理想郷”で学んだこと。 東京での子育てに煮詰まっていた著者は、縁あって長野の小布施に移住、そこで幼稚園「大地」と出会う。雪山をソリで疾走し、星空のもとでキャンプをし、たき火を囲み本気のお話会をする。親子で飛び込んだ圧巻の2年間の日々と、主宰する「あおちゃん」夫妻の軌跡、卒園生たちのその後。 子どもと一緒に豊かに生きる。なぜかそれが難しい時代に奮闘する、すべての人へ。 園舎も遊具も自作、無農薬で作物を育てて食べ、できるだけ電気や化石燃料を使わない。「生活をつくる力」が満ちる、オーガニックエッセイ。 【目次】 プロローグ 大地との遭遇 第一章 大地の春夏秋冬 第二章 大地ができるまで 第三章 大地の深みへ 第四章 お父さんお母さん、大地に学ぶ 第五章 大地にまかれた種 エピローグ 大地の子、小学生に 装丁:漆原悠一(tento) 判型:四六判並製 頁数:192 ページ 【著者情報】 税所篤快(さいしょあつよし) 19歳のとき、失恋と1冊の本をきっかけにバングラデシュへ。同国初の映像授業プログラムe-Educationを立ち上げ、最貧の村ハムチャーから国内最高峰ダッカ大学への合格者を輩出する。その後、中東のパレスチナ難民キャンプ、アフリカのソマリランドなどでプロジェクトを展開。2021年、長野県小布施町へ引っ越し幼稚園「大地」に出会う。現在はドイツ・ザールラント在住。ドイツの風力発電企業VENSYSにて、世界各地の風車プロジェクトに取り組んでいる。著書に、『前へ!前へ!前へ!』『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』『未来の学校のつくりかた』『僕、育休いただきたいっす!』などがある。3児の父。
-
【サイン本】青木真兵 『資本主義を半分捨てる』
¥990
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 心地いい、自分だけの生き方をみつけよう 生きづらさに満ちた社会で、資本主義の価値観に縛られず多様なありかたを模索する。都市と山村を行き来して考えた、自分が心地よく生きるための方法とは。 お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか? 資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく──。他人の評価や市場のものさしにとらわれず、自分だけの生き方をみつけよう。私たちが抱える「生きづらさ」から抜け出してちょうどよく生きるためにどうすればいいのか。現代を生きる私たちがどうすれば人間らしく暮らせるのか、自分に合った答えを見つけるためのヒントがここにある。 【目次】 はじめに 「ちょうどよく生きる」とは/「生きづらさ」はどこからくるのか/テクノロジーの発展は悪くない/「自己ニーズ」を大事にできるかどうか 第一章 僕たちが山村に越して分かったこと──二つの原理を行ったり来たり 東吉野村へ移住/なぜ過疎地を選んだのか/合理性と効率性を第一とする社会で/資本の原理に支配される危うさ/あらゆるものを商品とみなす社会/消費社会は快適/生きるとは労働力を商品化すること/数値化することで失われてゆくもの/二つの原理を行き来する柔軟さが必要 第二章 社会全体を学びの場としてとらえる──脱学校、脱病院の思想 都市と山村では自然とのつき合い方が違う/近代と前近代/学校は子どもたちを序列化する制度/学びを学校に限定しない/本来の学びとは何か/社会的価値という物差しから離れる/障がいは社会との関係性の中で生じる/障がいにおける「医学モデル」と「社会モデル」/医学的、社会的評価に委ねすぎてはいけない/数値ではなく自分にとってのちょうどよさを基準にする 第三章 働くとはなにか──ルチャ・リブロとヴァナキュラー なぜ図書館活動をするのか/市場原理に縛られない場所をつくる/「おすそ分け」が活動の原点/生きづらさと向き合いプロセスを「ひらく」試み/労働=賃金なのか?/ヴァナキュラーな営みとは/自然のリズムを無視しない働き方/人間の精神や文化の持続のために大切なものはなにか 第四章 数値化できないものについて語る──「オムライスラヂオ」 互いに関わり合い、支え合う関係/全体を整える││流動的知性/テクノロジーは大事だが支配されてはいけない/人間らしく生きるために生活を手づくりする/自己ニーズを認め合う関係は互いの尊厳を認め合う関係/素朴な疑問について語り合う雑談の場としてのラジオ/余白の時間と空間をとり戻す/生き物としての感受性を回復する 第五章 尊厳を認め合いながら生きるには──『ジェンダー』 自己ニーズはとても繊細なもの/男性は社会的に優位な側に属している/平等な社会を目指すには/近代社会が理想とした「単一の性」の不自然さ/「他者ニーズ」と「自己ニーズ」を往復しながら生きる/前近代的共同体に潜む抑圧/マイノリティを孤立させない/自ら作った制度や装置に支配されずに生きる 判型:新書判 ページ数:176頁 【著作者プロフィール】 青木 真兵(あおき・しんぺい):1983年埼玉県生まれ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。思想家。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開きつつ、就労支援や若者支援、企業の組織文化づくりなどに携わっている。著書に『手づくりのアジール──「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)、『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、共著に『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、『つくる人になるためにーー若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)など。
-
中村季節『大工日記』
¥1,980
SOLD OUT
36歳女性、異国で夢破れ、家業である大工の世界に飛びこんだ―― ハードモードな“現場”の日々を、体当たりの知性とユーモアで疾走する驚きのデビュー作! 自主制作版『大工日記』(2024年)を大幅改稿。 「なんでもいいから今年は大工をやれ。やろう。そうしよう。いくぞ。そうして始めた私の大工見習いの日々の記録です」 (本文より) ブレイディみかこさん推薦 『私はわたしの精神を殺さない』と著者は書いている。 いけいけ、キリストも大工やった、と拳をにぎりながらこのレアな日記を読み終えた。 判型:B6判変型 製本:ソフトカバー 頁数:240頁 装丁:名久井直子 装画・イラスト:著者 【書店関係のみなさまからのコメント】 ZINE版の『大工日記』をなんとなくイベントで手にして読み始め、「はじめに」を読んだところですぐに発注した。 これはとんでもねえ文章だと思った。 頭も心もぐらぐらして、たまに置いていかれそうになりつつも読み進めると、そういえばわたしもそう思ってた、なかったことにしていたけれど、という感情がぼろぼろ出てきた。 図書館で書きものをしているその女の人が大工さんだったら?さっきまで空調服ふくらませて床に敷いた段ボールで寝ていたとしたら? その人が書く「わたしのマキタのインパクト」って……こんなかっこいい言葉がありますか…… 中村さんが書くなら私はずっと読みたい。 とにかくたくさんの人のところに届いて欲しい。あとがきで静かに泣きました。 ――すずめ(神奈川) 倉持美紀奈さん 『大工日記』。読んだ後、なぜこんなにも体が芯からあったまるのかと思った。 キツイ、暑い、遠い、のタワマン工事現場。いつつぶれてもおかしくない、いつ爆発するかもわからない、そんな自分を「書く」ことでなんとかその輪郭をたしかめていこうとする日々。 自他への観察力がこんなにも鋭いのに暖かいのはおそらく「孤独からの表現」しか他人に届かないと著者が心底覚悟しているからにちがいない。 ――本屋UNLEARN(広島) 田中典晶さん 大工日記、拝読しました。面白かったです。 他人の日記は大抵面白くもなんともないもので、例外は『富士日記』と『断腸亭日乗』と『八本脚の蝶』くらいだと思っていたのですが、久しぶりに私の中で強く響いた一冊でした。 行き先も決めずとにかく飛び込むように生きてきたその歩みの果てでご両親と同じ大工という道に立っている。 その事実の意外性。そして何より惹かれたのは、ご自身の見た風景を言葉として立ち上がらせる力です。 心の中で形にならない感情を、丁寧に言語化し自然な文章に変えていく。 その語り口にユーモアと確かな芯が感じられました。 芯のある人が綴る日々は、どんな題材でも不思議と面白くなるものだと、あらためて思わせてくれる一冊でした。 ――株式会社図書館流通センター 松村幹彦さん 男性社会の日本で女性がありのまま生きるのはしんどいが、時にユーモラスに時に感情をバーストさせながら生き抜く逞しさに涙。 弱くてもいい社会になったのかもしれないが、強いことも美しいと思わせてくれた。 ――NutsBookStand 平沢二拍さん 大工と文学。 わたしにとってはじめて見る組み合わせのそれがこんなにも肌に馴染むとは思いませんでした。 どんなに疲れていても書くことを手放さない姿勢に、その矜持に胸を打たれました。 いつまでも読んでいたかったです。 ――紀伊國屋書店 小田急町田店 田中沙季さん 【著者プロフィール】 中村 季節(なかむら きせつ) 1987年北海道札幌市生まれ、神奈川県在住。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)中退。国内外での映像制作、シェフなどを経て現在大工見習い。2024年より『大工日記』『愛の練習』『ベトナム1/汗』などを自主制作。
-
【サイン本】谷川俊太郎 × 木下龍也 『これより先には入れません』
¥1,760
※ 著者・木下龍也さん直筆サイン本です。サインには数種類ありますが、ランダムにお送りいたします。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、 ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。 本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。 巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。 詩人・谷川俊太郎と歌人・木下龍也の「幻の同人誌」が、 原稿を新たに加え、待望の流通版として刊行! 【木下龍也さん コメント】 僕にとって『これより先には入れません』は一対一の戦いでした。 どの場面にも技術+勘+運+奇跡が必要でした。 圧倒的な才能+経験値を前にして何ができたのか、できなかったのか。ぜひ本書でご覧ください。 装丁:名久井直子 仕様:B6変形、特殊上製、152頁 【著者プロフィール】 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。『二十億光年の孤独』刊行以来、『バウムクーヘン』『あたしとあなた』『幸せについて』ほか、著書多数。 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口生まれ。歌人。谷川俊太郎と岡野大嗣との共著に『今日は誰にも愛されたかった』。『天才による凡人のための短歌教室』、『あなたのための短歌集』、『オールアラウンドユー』ほか、著書多数。
-
【栞付】やべみつのり『光子ノート』
¥3,850
SOLD OUT
※ 矢部太郎作の栞付。 小さい頃、絵本や新聞をつくって父と遊んでいました。 いつも発行元はたろう社でした。 そのたろう社をつくってみました。実際に。 最初の一冊は父の絵日記ノート38冊を厳選して一冊に。それでも992ページという、あまり見たことのない、ぶあつくて、かわいい本になりました。 装丁は名久井直子さん、 印刷は八紘美術 岡本亮治さんです。 どうぞよろしくお願いいたします。 矢部太郎 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 父が、誰に見せるつもりもなく描き続けた 子育ての日記を、一冊の本にしました。 すべての光子ちゃんへ。 1970年代の東京で、 ひとりの父が、娘と息子の日々を ただ黙々と描き続けていました。 それは出版を前提としない、 38冊の個人的なノートでした。 息子である僕が、 時間をかけて編集し、 いま、本にしました。 このノートは、 父が、誰かに評価されるためではなく、 子どもと過ごした時間を 忘れないために描いていたものです。 同じように誰かとの時間を 大切にしている人のもとへ 届けばと思い出版しました。 矢部太郎 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ひとり娘の光子ちゃん、外へ働きに出るお母さん、家にいるお父さん。 その日常を手書きの絵と少しの文章で、来る日も来る日も描き続けたお父さん。 「おとうさんはまいにちなにをしてるの」(本文 光子ちゃんからお父さんへの手紙より) 1970年代はじめ、高度成長期の東京、娘を見つめ、自分をもういちど生き直す父の記録。 「どんづまりだった」父は、娘が世界と出会うその過程のすべてを記録しようとするかのようにノートを描き続けます。 お友達と遊んだり、保育園に行ったり、 はじめて字を書いたり、動物園に行ったり、 お誕生日が来たり、お風呂屋さんに行ったり、 プールに行ったり、お友達と遊んだり、お誕生日が来たり……。 そんな一瞬一瞬を誰かに読んでもらうためでもなく、ただ描かれ続けたノート。 父はやがて絵本作家になり、お母さんは赤ちゃんが産まれると光子ちゃんに伝えます。 生きている、それが続いていく、そのかけがえのなさを。 マンガ『ぼくのお父さん』矢部太郎(新潮社)のもとになったノートが 倉敷市立美術館の「やべみつのりと矢部太郎 ぼくのお父さん』のふるさと・倉敷」 開催を記念して初出版。 B6版 オールカラー 992ページ 著者 やべみつのり 装丁 名久井直子 書き下ろし解説マンガ 矢部太郎 印刷 八紘美術 編集 矢部太郎 発行・たろう社
-
【サイン本】山川直人『はなうた日記』
¥550
SOLD OUT
※ 著者直筆サイン本です。 4コマ漫画と掌編1本で 本文32ページの文字通り薄い本です。 ~「あとがき」より~ 2021年5月に単行本『はなうたレコード』(平凡社)が出ました。原画展をやりたいなあと思っているうちに、同年末から新型コロナウィルスの流行と、それによる自粛ムードがはじまってしまい、できませんでした。 そんなとき、憂鬱な時期を少しでも楽しくとSNSでいろいろな企画投稿が流行りました。それで私も本の宣伝を兼ねてと描きはじめたのが「はなうた日記」です。2021年末から2023年の春頃までブログやSNSに発表しました。 主人公は『はなうたレコード』と同じ、きな子と豆太です。描きはじめてみるとアイデアも絵も大変でした。もっと頻繁に長く続けるつもりが、本書に収録したもので全部になってしまいました。でもそのままにしとくのはもったいないので本にまとめることにしたのが本書です。 『シアワセ行進曲』は平成に描いたのに昭和の匂いがする、『はなうたレコード』は令和に描いたのに平成の匂いがする、そんな感想をもらったりしました。そんな漫画です。 「2543歩の日」は同人誌『サイコロ』の創刊号に描いたものです。そのあと本に収録する機会がなかったので、今回いっしょにまとめました。 A5判/本文32頁
